12.5型の小型軽量モデルで、重さはたったの951g(最大955g)と持ち運びが便利な機種です。
小型と言っても、高性能11世代CPUを搭載しているのでがっつりと高負荷な作業もしやすく、自宅や会社で使う場合はHDMI経由で外付けモニターを使えば大画面で作業ができます。
また、こんなに小さいのにキーボードのキーピッチは14型、15型並みなので、手が大きな人でも安心して使えます。
LTEは無いですがWiFi6もあるので、外出先でも高速で安定した通信が可能です。
外出が多いビジネスパーソンや、パソコンを毎日持ち運ぶ学生に特におすすめの機種です。
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Contents
Lavie N12 2021年春モデルのスペックレビュー
CPU | Intel core i3-1110G4 Intel core i5-1130G7 Intel core i7-1160G7 |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | UHDグラフィックス Iris Xe |
ディスプレイ(12.5型) | FHD IPS液晶 ノングレア |
OS | Windows 10 Home、Pro |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5.0 |
カラー | パールホワイト、パールブラック、ネイビーブルー、メタリックピンク |
オーディオ | インテルHD、ヤマハ製AudioEngine搭載 |
生体認証 | 顔認証、指紋センサ―(オプション) |
MSOffice | Office Home &Business 2019、Personal 2019搭載可能 |
セキュリティ | TPM |
寸法 | 289 x 192 x 18㎜ |
重さ | 951g |
バッテリー | 最大11.2時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 13万9480円~ |
パソコンの頭脳であるCPUは省電力モデルの11世代CPUが搭載で、負荷の高いこともサクサク快適に使えます。省電力と言えど通常版と性能差もほとんどなく、「11世代CPU」を堪能できる性能です。
メモリはオンボードでデュアルチャンネルに対応。最大16GB、Core i5かi7を選んだ場合は内蔵グラフィックスがIris Xeになります。Iris Xeは最高峰の内蔵グラフィックスで、外部グラフィックボードのMX350並みの性能があるので、動画編集や画像編集などのクリエイティブワークやOfficeワークなど多くの面で作業効率が上がります。
ストレージは高速起動が可能で、Web閲覧なども快適にできるSSD PCIeが搭載なので速いです!
ディスプレイは標準的なもので、FHD IPS液晶になります。ただし画面が小さい分、より解像度が高く見えますね。
機動性は抜群で、たったの951gで最大バッテリー駆動時間が11.2時間と比較的長く、持ち運びがかなりしやすいですね。WiFi6にも対応しているので、カフェなどの多くの人が使うネットワークでも安定した高速回線で通信ができます。
小型で持ち運びがしやすいだけでなく、キーピッチ(1つのキーから次のキーの距離)が18.7㎜とゆとりがあるので、手が大きな人でも普通にタイピングできるサイズです。また、顔認証が標準搭載で指紋センサーはオプションで搭載できるので、マスクをつけることが多いこの時期は役に立ちますね。(マスク付きだと顔認証が使えないため)
全体的な品質が高く、パソコンを毎日持ち運ぶビジネスパーソンや学生には特に使いやすい機種です。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Lavie Note Mobile >
12.5型の旧モデルであるLavie Note Mobileとの比較です。筐体の寸法や外観は全く同じなので、同じ筐体を使っていると思います。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Lavie Note Mobile 2020年春モデル | |
CPU | Core i3-1110G4 Core i5-1130G7 Core i7-1160G7 |
Celeron 3965Y Core i5-10210Y Core i7-10510Y |
メモリ | 16GB(LPDDR4X) | 8GB(LPDDR3) |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 1TB |
ディスプレイ | FHD IPS | FHD IPS |
無線 | WiFi6 | WiFi5 |
バッテリー | 11.2時間 | 11.4時間 |
重量 | 951g~ | 923g~ |
価格 | 13.9万円~ | 11.5万円~ |
まずはCPUの性能を表すPassmarkスコアのベンチマークです。
[visualizer id=”18533″ lazy=”no” class=””]旧モデルも本機種も省電力モデルのCPUですが、性能が全然違いますね。旧モデルのCore i7でさえ、本機種搭載Core i5の半分くらいの性能になっています。
また、メモリは倍増し、規格も最新のLPDDR4xに、WiFiは次世代通信規格のWiFi6に変わりました。バッテリー駆動時間は若干下がり、重さも28g微増していますが、ほぼ影響ないくらいですね。
たった1年でここまでスペックが上がったのはすごいです!(旧モデルのスペックが低すぎるという点もありますが・・・)
ライバル機種
<左から本機種・Lenovo ThinkPad X1 Carbon・Thinkbook 14 Gen 2>
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
本機種 | ThinkPad X1 Nano | Lavie PM 2021年春モデル | |
CPU | Core i3-1110G4 Core i5-1130G7 Core i7-1160G7 |
Core i5-1130G7 Core i7-1160G7 |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 1TB | SSD 1TB |
グラフィックス | UHD、Iris Xe | Iris Xe | Iris Xe |
ディスプレイ | 12.5型 FHD IPS 画面比率16:9 |
13.3型 2K IPS 画面比率16:10 |
13.3型 FHD IPS 画面比率16:9 |
無線 | WiFi6 | WiFi6、LTE 4G/5G | WiFi6、LTE 4G/5G |
バッテリー | 11.2時間 | 22.9時間 | 20時間 |
重量 | 951g~ | 907g~ | 842g~ |
Thunderbolt | x | 〇 | x |
価格 Core i5モデル |
13.9万円~ 15.8万円~ |
18万円~ | 20.9万円~ |
本機種のみ12型で、比較機種は13型になります。12型って意外に珍しい機種なんですよね。タブレットとしては大きく、パソコンとしては小さい微妙なサイズです。持ち運びが多く、機動性を重視する人向けの機種ですね。
筐体のサイズは本機種が一番小さいですが、一番重いです。単純に小さいから軽い、というわけでもないですね。
本機種と比較機種の最大の違いは、LTEがあるかどうかだと思います。こういった小型PCを購入する人は、据え置き用としてじゃなく「外出用」として購入することがほとんどだと思います。外出用=LTEがあればいつでもどこでもインターネットに接続できるので、使い勝手が高いですよね。
こちらは、各機種搭載のCPUの性能を表すPassmarkスコアです。
[visualizer id=”18539″ lazy=”no” class=””]Core i3-1110G4のデータが今は無いですが、おそらくCore i3-1115G4と同じくらいになると思うので、ビジネス用途でも使えるくらい高い性能です。
購入のポイント
- 本機種・・・LTEを必要としない人で、生産性よりも機動性を重視する人向け
- Thinkapd・・・LTEが必要で生産性も重視する人
- Lavie PM・・・軽さを追求し、ある程度がっつりした作業を外出先でもする人
メリット・デメリット
良い点
・WiFi6対応!
・インテル11世代CPU搭載でサクサク快適
・バッテリー駆動時間がそこそこ長い
・超小型
・日本生産
残念な点
・Core i3モデルはメモリがたったの4GB
・LTEが無い
・小型筐体だが最軽量と言うわけじゃない
Lavie N14 2021年春モデルの特徴
外観はすっきりした印象で、ベゼル(画面の黒い枠)もそこそこ細くおしゃれですね。Lavieは衝撃テストなどのテストをクリアした機種なので、耐久性を上げるためほんのすこ~し他社に比べ筐体やベゼルが大きいんですね。
筐体は12型なので小さく、寸法は幅289㎜、奥行きは192㎜、高さ18㎜です。
・幅は千円札2枚分(300㎜)以下
・奥行きは500mlペットボトルの高さ(205㎜)以下
・厚さは一円玉(直径20㎜)以下
になります。一般的な書類の大きさであるA4(297㎜x210㎜)よりも小さいので、お使いのカバンに余裕で入ると思います。
高さは18㎜と若干ありますが、重さは951gとかなり軽いので、子供でも難なく持ち運びできます。筐体もちょっと丸みを帯びているので、優しい印象を与えますね。
天板にはLavieのロゴが入っており、シンプルですね。
インターフェースは背面にあり、12型にしては豊富なので据え置き用として使う時は、外付けモニターに繋いで大画面で作業もできますね。
カラーはネイビーブルー、メタリックピンク、パールホワイトそしてパールブラックになります。NECはカラーが豊富なので選びやすいですね。
キーボード
NECのキーボードは全体的に質が高く、本機種はキーストローク(キーを押し込む距離)が1.4㎜、12.5型と小型なのにキーピッチ(1つのキーから次のキーへの距離)は18.7㎜と余裕があるので、手が大きな人でも普通に使えるサイズです。
キーピッチは浅めなので、軽いタッチでタイピングした方が使いやすいと思います。右端のEnterキーが大きいので、押し間違えもしにくいです。
指紋センサーを追加した場合は、電源ボタンにセンサーが統合されるので、電源を付けたらサインインも完了です!
国内生産
国内で管理・生産を行っているLavieはいくつもの品質テストやチェックをしており、購入後も安心して使えます。
国内生産のメリットとして、高い品質、配送が速い、輸送時にダメージが受けにくいということが挙げられます。多くの外資ブランドは中国などで生産しており、国内輸送よりも長時間・長距離移動になることを考えると、安心感が違いますね。
CPU
Core i7-1160G7 | Core i5-1130G7 | Core i3-1110G4 | |
製造プロセス | 10nm SuperFin |
10nm SuperFin |
10nm SuperFin |
---|---|---|---|
コア/スレッド | 4/8 | 4/8 | 2/4 |
キャッシュ | 12MB | 8MB | 6MB |
グラフィックス | Iris Xe | Iris Xe | UHDグラフィックス |
基本クロック | 1.2GHz | 1.1GHz | 1.8GHz |
ブーストクロック | 4.4GHz | 4.0GHz | 3.9GHz |
パソコンの頭脳であるCPUには最新のインテル11世代CPUが搭載で、省電力モデルになります。一般的に省電力モデルは通常版に比べ性能が劣るのですが、11世代CPUはあまり変わらない性能になっているようです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり 使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
↓グラフをタップすると数値が表示されます↓
[visualizer id=”18565″ lazy=”no” class=””]普段使い用であればスコア5000くらいあれば比較的快適に使え、ビジネス用途なら7000以上を目安になりますが、どのCPUを選んでもほぼほぼ大丈夫そうな性能になっていますね。
グラフィックス
グラフィックスはCore i3を選んだ場合はインテルUHDグラフィックスで、Core i5とi7はIris Xeという超高性能内蔵グラフィックスになります。
[visualizer id=”18570″ lazy=”no” class=””]通常版よりも劣りますが、内蔵グラフィックスとしてはかなり高い性能です。画像編集などのクリエイティブワークやOfficeワーク、デュアルディスプレイでも作業がしやすいですね。
ディスプレイ
ディスプレイはFHD IPS液晶で、ノングレア(光沢なし)になります。
FHD | フル・ハイディフィニションで1920×1080の解像度 |
---|---|
光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい |
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い |
TN液晶 | 青みがかった色でコントラスト比も低く視野角も狭い(こちらは非搭載) |
先ほど紹介した指紋センサーはオプションですが、本機種はIRカメラが搭載しているので、顔認証が標準搭載です。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
本機種搭載のメモリはLPDDR4Xが搭載で、Core i3を選ぶと4GB、Core i5が8B、Core i7が16GBとなっています。メモリはオンボードなので増設不可、公式サイトでもメモリの増減はできません。
となると、Core i3を選んだ場合はメモリがたったの4GBなので、多くのタブやソフト、アプリを開いて作業をする人には向いていません。外出先でメールの返信や資料を見るなどの低負荷な事向けです。
ストレージ
SSD(PCIe) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大16Gbps~32Gbps | 最大6Gbps(SATA) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分 |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
本機種には高速タイプのPCIe SSDが搭載で、パソコンの起動も速く、Web閲覧なども高速です。
セキュリティ
本機種にはTPMという独立して機能するチップが搭載しており、パスワードなどの重要情報を格納できます。
また、Windows Defenderと言うWindows標準のセキュリティも付いており、マルウェアやフィッシングなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
WiFi6
次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間は最大11.2時間と長く、使い方によっては丸一日外出しても大丈夫そうですね。また、2.6時間で満タンに充電できるので、万が一な場合もサクッと充電して出かけることができますね。
インターフェイス
インターフェースはは全て背面で、左から
- 盗難防止用ロック
- ヘッドフォン・マイクジャック
- SDカードリーダー
- HDMI
- USB-A 3.0x2
- USB-C 3.1(電源と共有)
です。USBのデータ転送速度は、最大5Gbpsになります。
小型モデルにしては豊富なインターフェースですね。
サポート・保証
標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)
最長5年まで延長できるので、安心ですね。
また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。
サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポートがあります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。
まとめ
高い性能に高い品質で、1㎏を切る軽量モデルなので、外出が多く出先でもがっつりと作業をしたい人に合う機種ですね。
ただし、Core i3モデルはメモリが4GBと小さいのであまりお勧めしませんが、低負荷な事しかしない人や2台目の機種としてはいいかもしれません。