高性能のRyzen 5000シリーズ搭載で、さらに性能が高いRyzen 7 5800Uも搭載可能です。光学ドライブ搭載機種は全体的に低めのスペックが多いのですが、本機種はがっつりと高負荷な作業ができますね。
15.6型の大画面なので作業がしやすく、メモリも最大32GB、ストレージは最大3TBと大容量なので、ヘビーユーザーやビジネス用途でも快適に使えると思います。
光学ドライブ付きなので大きく重たいため、基本的に据え置き用として事務所や自宅で使う用途に合います。
<追記 2021年10月6日>
Windows 11が発表され「2021年秋冬モデル」としてバージョンアップをしたので、記事内容をアップデートしています。旧モデルは「2020年夏モデル」でした。
また、特別にLavieから当サイト専用クーポンを作っていただきました。通常クーポンよりも割引率が高く最大26%オフなので、ぜひご活用ください。コードは NAK-355-267-XVJC で、12月12日まで有効です。
Contents
Lavie Direct N15(R) 2021年秋冬モデルのスペックレビュー
APU | AMD Ryzen 7 4700U AMD Ryzen 5 4500U AMD Ryzen 3 5300U(追加) AMD Ryzen 5 5500U(追加) AMD Ryzen 7 5700U/5800U(追加) |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大3TB(SSD 2TB+HDD 1TB) |
グラフィックス | Radeonグラフィックス |
ディスプレイ(15.6型) | FHD LED TN液晶 FHD LED IPS液晶 |
OS | Windows 11 Home, Pro |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5.0 |
有線 | RJ45あり |
カラー | パールホワイト、パールブラック、カームレッド、ネイビーブルー |
オーディオ | インテルHD、ヤマハ製AudioEngine搭載 Extreme Editionのみヤマハ製スピーカー |
生体認証 | 顔認証(IPS液晶選択時) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ ブルーレイドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き) |
MSOffice | Office Home &Business 2019、Personal 2019搭載可能 |
セキュリティ | TPM |
寸法 | 362.4 x 253.8 x 22.7㎜ |
重さ | 2.2㎏ |
バッテリー | 最大6.3時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 13万9480円~ |
パソコンの頭脳であるプロセッサーはRyzen 4000シリーズとRyzen 5000シリーズが搭載でき、最新のZen 3アーキテクチャのRyzen 7 5800Uもあります。
多くのRyzen 4000シリーズはマルチスレッディングに非対応でしたが、Ryzen 5000は対応なので使い勝手が格段に上がっています。
グラフィック性能はRyzen 7で約10%、Ryzen 5が約30%も上がっているので、動画編集もしやすくなっていますね。
メモリは多くの人には十分な8GBから、ヘビーユーザー向けに16GBと32GBもあるので、まずメモリが足りないということは無いと思います。
ストレージも大容量で、SSD+HDDで最大3TBも搭載できます。多くのデータを保存する人には嬉しいですね。
ディスプレイは高解像度のFHDですが、TN液晶とIPS液晶の2種類があり、Ryzen 7 5800Uのみ高品質のIPS液晶になっています。最低価格が約14万円の機種でTN液晶はきついですね・・・。それでもスーパーシャインビューという光沢ありの液晶なので、そこまで悪くないですが。
光学ドライブは一般的なDVDスーパーマルチドライブか、ブルーレイ用のドライブが選択できます。ブルーレイ用はDVDスーパーマルチドライブ機能も付いているので、一石二鳥ですね。
持ち運びを想定した機種ではないのでバッテリー駆動時間は6.3時間と短めですが、WiFi6にも対応しているし、有線接続もできるので使い勝手は高いと思います。
旧モデルとの比較
元々本機は2020年に販売開始したのですが、Windows 11リリースに合わせて2021年秋冬モデルとしてバージョンアップしました。
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Ryzen 7 4700U Ryzen 5 4500U Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U/5800U |
Ryzen 5 4500U Ryzen 7 4700U Ryzen 7 Extreme Edition |
メモリ | 最大32GB | |
ストレージ | SSD 最大2TB+HDD 最大1TB | SSD 最大1TB+HDD 最大1TB |
OS | Windows 11 | Windows 10 |
ディスプレイ | FHD TN/IPS | |
無線 | WiFi6 | |
バッテリー | 6.3時間 | |
重量 | 2.2㎏ | 2.2㎏ |
価格 | 13.9万円~ | 14.3万円~ |
旧モデルと本機種の違いは、以下になります。
- Windows 10がWindows 11になった
- プロセッサーにRyzen 5000シリーズが追加
- Ryzen 7 Extreme Editionが非搭載
- 最大2TBのSSDが搭載できるようになった
- 価格が若干下がった
こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Ryzen 7 5800U | |
---|---|
Ryzen 7 Extreme Edition | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 5300U |
兄弟モデルとの比較
<本機種とインテルモデルは同じ筐体を使用>
兄弟モデルはLavie Direct N15 2021年秋冬モデルで、本機種と同じ筐体を使用しており、外観や寸法は全て同じです(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
Lavie N15(2021年秋冬モデル) | 本機種 | |
CPU | Celeron 6305 Pentium Gold 7505 Core i3-1115G4 Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
Ryzen 5 4500U Ryzen 7 4700U Ryzen 3 5300U Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U/5800U |
メモリ | 最大32GB | |
ストレージ | SSD 最大2TB+HDD 最大1TB | |
ディスプレイ | FHD IPS | FHD TN/IPS |
無線 | WiFi6 | |
バッテリー | 5時間 | 6.3時間 |
重量 | 2.2㎏ | |
価格 | 12.4万円~ | 13.9万円~ |
まずはプロセッサーの性能を測る、Passmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800U | |
---|---|
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 3 5300U | |
Core i3-1115G4 | |
Pentium Gold 7505 | |
Celeron 6305 |
AMD Ryzenはインテルに比べ総合性能が高いですね。ただし、動画編集や画像編集などをする人は、3Dグラフィック性能が高いインテルモデルの方が使いやすいと思います。
こちらは3Dグラフィック性能を測る、Video Card Benchmarksです。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1165G7 | |
---|---|
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 5 4500U |
本機種のグラフィック性能も悪くないのですが(というか良い方です)、インテルモデルの方が格段に高いグラフィック性能になっています。
編集などのクリエイティブワークが少ない人は本機種・Ryzenモデルが、編集を頻繁にする人はインテルモデルが使いやすいです。
Lavie Direct N15(R)の特徴
15.6型なので画面は大きいですが、ベゼル(画面の黒い枠)が比較的細いのでより大きく見えますね。OSは最新のWindows 11が搭載で、UIもカッコよく、個人的に使いやすいと思います。
寸法は幅362.4㎜、奥行きは253.8㎜、高さ22.7㎜で、
・幅はB4サイズの長辺(364㎜)
・奥行きは一万円札1.5枚分(240㎜)
・厚さは五円玉(直径22㎜)
とほぼ同じサイズです。
光学ドライブがあるので22㎜と厚めで、2.2㎏と重たいですね。据え置き用として使いやすいサイズです。
カラーは4種類あり、パールブラック、パールホワイト、カームレッドそしてネイビーブルーが選べます。カラーが多いので、自分好みのパソコンを選びやすいですね。
天板にはシンプルなLavieのロゴが入っています。黒は特にビジネスモデルと言う感じですね。
IRカメラ(顔認証システム)搭載で、開けたらすぐに使い始めることができます。パスワードを打つ必要もないし、楽ですね。
また、ヤマハ製のステレオスピーカー搭載で、音量を均一にしたりスピーカーから聞こえる範囲を調整できる「ミーティング機能」も搭載しています。ビデオ会議やオンライン授業も、クリアな音声で行えます。
国内生産
国内で管理・生産を行っているLavieはいくつもの品質テストやチェックをしており、購入後も安心して使えます。
国内生産のメリットとして、高い品質、配送が速い、輸送時にダメージが受けにくいということが挙げられます。多くの外資ブランドは中国などで生産しており、国内輸送よりも長時間・長距離移動になることを考えると、安心感が違いますね。
キーボード
NECのキーボードは全体的に質が高く、本機種はキーストローク(キーを押し込む距離)が1.7㎜と比較的深いので打感が良く、サクサクタイピングができます。キーピッチ(1つのキーから次のキーへの距離)は19㎜と余裕があるので、手が大きな人でも窮屈じゃないと思います。
また、テンキー(数字のキー)付きなので、エクセルなどで数字を使うことが多い人は特に使いやすいですね。
ディスプレイを開けるとキーボードが少し浮かび上がる「リフトアップヒンジ」構造で、キーの中央が少し湾曲(シリンドリカル形状)しているのでよりタイピングがしやすい仕様になっています。
電源ボタンの左にある「ワンタッチスタートボタン」でよく使うアプリなどを登録できるので、毎回使うようなものがあれば登録しておくと時間短縮になります。
光学ドライブ
本機種はDVDスーパーマルチドライブかブルーレイドライブが搭載可能で、ブルーレイドライブを選んだ場合は、DVDスーパーマルチドライブ機能付きになります。
読み込み、書き込み | DVDスーパーマルチドライブ | ブルーレイドライブ |
---|---|---|
CD-R,CD-RW | 〇 | 〇 |
DVD-R,DVD-R+,DVD-RW,DVD-RW+ | 〇 | 〇 |
DVD-RAM | 〇 | 〇 |
BD-ROM,BD-R,BD-RE, BD-REX | ― | 〇 |
嬉しいのは、ブルーレイドライブもDVDスーパーマルチドライブを使えるので、一石二鳥になります。
CPU
Ryzen 7 5700U/5800U | Ryzen 5 5500U | Ryzen 3 5300U | |
コア/スレッド | 8/16 | 6/12 | 4/8 |
---|---|---|---|
キャッシュ | 8MB | 8MB | 4MB |
GPUコア | 8 | 7 | 6 |
基本クロック | 1.8/1.9GHz | 2.1GHz | 2.6GHz |
ブーストクロック | 4.3/4.4GHz | 4.0GHz | 3.8GHz |
TDP | 15W |
Ryzen 7 4700U | Ryzen 5 4500U | |
コア/スレッド | 8/8 | 6/6 |
---|---|---|
キャッシュ | 12MB | 11MB |
GPUコア | 7 | 6 |
基本クロック | 2.4GHz | 2.3GHz |
ブーストクロック | 4.1GHz | 4.0GHz |
TDP | 15W |
プロセッサーはRyzen 4000と5000シリーズどちらも選べ、Ryzen 7 5800U以外は同じZen 2アーキテクチャになります。
価格を見てみると以下のようになっており、個人的にコスパが高いのはRyzen 5 4500Uだと思います。
- Ryzen 5 4500U/Ryzen 3 5300U 13万9480円~
- Ryzen 7 4700U 14万4980円~
- Ryzen 5 5500u 15万3780円~
また、Ryzen 7 5800UはZen 3アーキテクチャで、この様な特徴があります。
- コアからアクセスできるL3キャッシュが倍増(パフォーマンス向上)
- IPCが19%向上し、電力当たりのパフォーマンスが最大24%UP
- シングルスレッドの性能が最大23%UP
- マルチスレッドの性能が最大108%UP
- バッテリー効率が上がった
ちなみに本機種はRyzen 7 5800UのみIPS液晶なので、ディスプレイの質も高くなっています。
それでは、パソコンの頭脳であるCPUの性能を表すPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 9 5900HX | |
---|---|
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 3 5300U | |
Core i3-1115G4 | |
Athlon Silver 3050U | |
AMD 3020e |
ビジネス用途で快適に使いたい場合はスコア7000くらいが目安ですが、全てのCPUは1万以上の高性能になっていますね。
また、Ryzen 5000シリーズのみマルチスレッディングになっており、多くのアプリやソフトを同時に使うことが多い人は、より使いやすくなっています。
コアとスレッド数が多いと、同時により多くのデータを処理できるようになるので、使い勝手が上がります。
こちらはCinebench R23のスコアで、マルチコア性能は総合性能ですが、シングルコア性能が高いとゲームやクリエイティブワークもしやすくなります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-11900H | |
---|---|
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-11500H | |
Core i5-11400H | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 7 4700U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i7-1065G7 | |
Core i5-1035G1 | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1185G7 | |
---|---|
Core i7-1165G7 | |
Core i7-11800H | |
Core i5-11500H | |
Core i5-11400H | |
Core i5-11300H | |
Ryzen 5 5600H | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 5 5700U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-10750H | |
Core i7-1065G7 | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i5-1035G1 |
Ryzenはマルチコア性能が高いのでレンダリングやエンコードが得意ですが、シングルコア性能はインテル製が高いですね。
グラフィックス
グラフィックス性能は、内蔵グラフィックとしては比較的性能が高いです。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
MX450 | |
---|---|
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
MX250 | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 7 4700U | |
Iris Plus | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 4300U | |
UHD |
Windowsに標準搭載のビデオエディターなどのグラフィックボードが必要ないソフトであれば、動画編集は難なく使えるほどです。
ディスプレイ
ディスプレイは以下の2種類になり、Ryzen 7 5800UのみIPS液晶になります。
- FHD ワイドスーパーシャインビューLED TN液晶
- FHD ワイドスーパーシャインビューLED IPS液晶
スーパーシャインビューとは「光沢あり液晶」で、タブレットやスマホと同じ仕様です。
FHD | フル・ハイディフィニションで1920×1080の解像度 |
---|---|
光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい |
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い |
TN液晶 | 青みがかった色で、IPS液晶に比べコントラスト比も低く視野角も狭い |
本格的な画像・動画編集をする人はIPS液晶を選んだ方が良いですが、そこまで色合いにこだわりがなく、動画にタイトルやテキストを追加するくらいの編集をする人であれば、TN液晶でもそこまで問題ないと思います。
ただし、TN液晶は青みがかった色をしており、IPS液晶よりもコントラスト比も低く、メリハリのある描写感は少ないです。ただし、光沢ありなので、気になるほど色彩が薄かったりするわけではありません。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
旧モデルのメモリはPC4 21300(DDR4-2666MHz)が搭載で、新モデルのメモリはおそらくDDR4-3200MHzになると思います。メモリは2枚1組のデュアルチャンネルメモリーなので、例えば8GB1枚のメモリよりも本機種の8GB(4GB+4GB)の方が快適に使えます。
ストレージ
SSD(PCIe NVMe) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大16Gbps~32Gbps | 最大6Gbps(SATA) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分 |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
本機種には高速タイプのPCIe SSDと、HDD SATA接続になり、旧モデルではSSD最大1TBでしたが、本機は最大2TBと大きくなっています。
Ryzen 4000シリーズを選んだ場合は、初期構成がHDD搭載でSSDはカスタマイズ画面から追加しなくてはいけませんが、Ryzen 5000シリーズを選んだ場合は、初期構成がSSD 256GBで、必要に応じてHDDを使い出来るようになっています。
Ryzen 4000を選ぶ人は間違ってもHDDのみの搭載にしないようにお気を付けください。
セキュリティ
本機種にはTPMという独立して機能するチップが搭載しており、パスワードなどの重要情報を格納できます。
また、Windows標準搭載のWindows Defenderと言うセキュリテ
ィ機能があり、マルウェアやフィッシングなどのウイルスからパソコンを守ってくれます。
WiFi6
次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
バッテリー駆動時間
持ち運びを想定していない機種だと思うので、バッテリー駆動時間は短めの最大6.3時間になります。外出する場合は、充電アダプターの持ち運びが必要なケースがほとんどだと思います。
また、約2.7時間の充電で満タンになります。
インターフェース
右側面インターフェイスには光学ドライブと、盗難防止用のワイヤーを設置できるロックがあります。
左側面インターフェイスは電源コネクタ、RJ45、HDMI、USB-C 3.1、USB-A 3.0が2つ、そしてヘッドフォン・マイクジャックがあります。
HDMIもあるしUSB-Cもあるので、使いやすいと思います。ただし、USB-Cは映像出力機能はありません。USB 3.1の最大データ転送速度は10Gbpsで、3.0は5Gbpsになります。
また、USB-Cは「またはUSB 3.0 Type Cコネクタ」と記載していますが、搭載は3.1のみになります。
サポート・保証
標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)
最長5年まで延長できるので、安心ですね。
また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。
サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポートがあります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。
まとめ
良い点
・Windows 11搭載
・ブルーレイドライブも搭載可能
・WiFi6対応!
・高性能Ryzen 5000シリーズ搭載
残念な点
・この価格でTN液晶は・・・
・USB-Cに映像出力機能があれば、より使いやすかった
総合評価
ここ最近、光学ドライブ搭載モデルが少なく、あっても性能が低いものが多いので本機種は重宝する機種だと思います。カラーも4種類あるので、自分好みの色もあると思います。
ただし、この価格の機種にTN液晶を使っている点はマイナスポイントですね。明るくて質は良いですが、TN液晶は若干青っぽく映るので気になる人は気になると思います。(でも、IPS液晶と見比べないと分かりません)
全体的に見ても光学ドライブ付きの機種としては最高峰のスペックだし、国内生産なので品質も高く、安心して使える機種ですね。