Lavieの新モデルでNEXTREME Carbonのレビューです。Lavie最高峰のスペックに画面縦横比は16:10と縦に長く、最軽量モデルは860gとなっています。通常、13インチで1㎏を切ると「超軽量モデル」ですが、本機は14インチでディスプレイも大きな16:10でこの軽さを実現しています。
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Contents
Lavie NEXTREME Carbonのスペックレビュー
CPU | Core i5-1155G7 Core i7-1195G7 |
---|---|
メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 2TB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ(14型) | WUXGA IPS液晶 ノングレア |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5、5G LTEあり |
オーディオ | インテルハイディフィニションオーディオ、ヤマハ製AudioEngine |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
Microsoft Office | Office Home &Business 2021搭載可能 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 313×218×17.5㎜ |
重さ | 870g~ |
バッテリー | 最大約24時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 20.7万円~ |
<性能評価>
<動作評価>
パソコンの頭脳であるCPUには、11世代CPU上位モデルのCore i5-1155G7かCore i7-1195G7が搭載で、どちらもPassmarkスコア1万越えのハイエンドCPUになっています。かなり性能が高いので、困ることもないと思います。
例えばビデオ会議をしながらWordやエクセルを使い、デュアルモニターにして資料を表示したりと、マルチタスクもサクサクです。
メモリはLPDDR4Xが搭載で、8GBと16GBモデルになります。ここがちょっと癖のある個所ですが、8GBモデルは
・Thunderbolt 4とバックライトキーボードなし
・標準バッテリー搭載だと最大15時間のバッテリー駆動時間
になります。まぁ、このクラスのパソコンなので、今後を見据えて16GBが良いですが、8GBモデルを購入する方はこの点にご注意を。
ストレージは、最新で最高速度のSSD PCIe 4.0×4が搭載です。最高シーケンシャル速度が7000MB/秒ほどあるので、今までの機種と比べ、データ移動もパソコンの起動も激速です。
ディスプレイはFHD解像度ですが、画面縦横比が16:10と縦に長く、より多くの情報が表示できるようになっています。しかも、画面が大きくなったのに、14型で最軽量モデル870gと軽量で、一番重たいモデルでも953gと軽いです。
これだけ軽く高性能ですが、耐久性も高く、米軍の物資調達規格であるMILスペックに準拠した8つの耐久テストをクリアしており、76㎝からの落下試験もパスしている優れものです。
総合的に見て、今後のモバイルノートの指標になるようなスペックだと思います。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Pro Mobile>
本機は新しいモデルなので旧モデルはありませんが、一番近いLavie Pro Mobile 2021(13.3インチ)と比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Pro Mobile | |
CPU | Core i5-1155G7 Core i7-1195G7 |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | SSD 2TB | SSD 1TB |
ディスプレイ 画面縦横比率 |
14型 WUXGA IPS 16:10 |
13.3型 FHD IPS 16:9 |
無線 | WiFi6、5G LTE | WiFi6、5G LTEあり |
バッテリー | 24時間 | 20時間 |
重量 | 870g~ | 842g~ |
重量 | 313×218×17.5㎜ | 307.2 × 216 × 16.9㎜ |
価格 | 20.7万円~ | 20.9万円~ |
一番大きな特徴は、本機は14型で画面縦横比率が大きいのに、13.3インチのPro Mobileと大きさがほとんど変わらない点です。
Lavieって伝統的(?)に上下のベゼル(画面の黒い枠)が太かったのですが、NEXTREME Carbonは4辺が狭いので、13インチなみのサイズです。13.3型のPro Mobileより幅+5.8㎜、奥行き+2㎜、厚さ+0.6㎜です。
もちろん、CPUも上位モデルが搭載で、性能も上がっています。
こちらは、プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1195G7 | |
---|---|
Core i5-1155G7 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
本機搭載のCPUは上位モデルなので、通常版よりも若干高い性能ですね。
Lavie NEXTREME Carbonの特徴
ちょこっと先述しましたが、Lavieってベゼル(画面の黒い枠)が結構太かったのですが、NEXTREMEになり上下左右4辺のベゼルが細くなったので、洗練された外観になっています。
今の技術じゃベゼルを細くすることはそんなに難しいはずじゃないんですけど、おそらく戦略上の選択で今まで細くしなかったと思います。本機種は、今までうっぷんを抱えていた顧客に受け入れられる仕様ですね。
ベゼル上部は左右下に比べ若干太いですが、上部にはWebカメラと顔認証用のIRカメラ、そして物理シャッターのプライバシーシャッターがあるのでこうなっています。
ベゼルが細くなったので14型と言えどコンパクトで、
・幅313㎜(1万円札2枚分/320㎜)
・奥行き218㎜(1,000円札1.5枚分/225㎜)
・高さ17.5㎜(1円玉の直径/20㎜)
となっています。A4サイズ(297㎜×210㎜)よりほんのちょっと大きいだけです。また、先ほど比較したように、13.3インチモデルのLavie Pro Mobileより幅+5.8㎜、奥行き+2㎜、厚さ+0.6㎜となっているので、ほぼ13インチクラスの寸法になっています。
厚さも17.5㎜とほどほどに薄く、重さはモデルによって変わりますが、一番重たいものでも953gと1㎏を切る重量です。
・Core i5モデル(Thunderbolt 4・バックライト無し/標準バッテリー)870g
・Core i5モデル(Thunderbolt 4・バックライト無し/大容量バッテリー)923g
・Core i7モデル(Thunderbolt 4・バックライトあり)931g
・Core i7モデル(Thunderbolt 4・バックライトあり・5G LTEモデル)953g
注)5G LTEモデル以外は3G・4G選択可能
これだけ軽いと、持ち運びが苦痛じゃないですね。
なぜこれだけ軽いかと言うと、天板と底面に人工衛星やF1に使用されるカーボン素材を使用しているんです。また、天板には東レが開発した新構成カーボンを使用しており、剛性や熱伝導性が高く、丈夫で放熱しやすいという特徴があります。
また、米軍の物資調達規格であるMIL-STD 810Hに準拠する8つのテストをクリアしており、面加圧150kgfと76㎝からの落下試験もクリアした耐久性があります。
生産管理もこだわりがあり、国内の自社工場で開発・生産、そして設計品質検査に出荷検査など多くのチェック体制が整っています。
丈夫で軽量、そして日本生産と、安心して使うことができます。
天板にはシンプルにLavieのロゴがあるだけです。シンプルイズベスト派としては、嬉しいです。
カラーは2種類あり、ベールゴールドとメテオグレーになります。電源ボタンには指紋センサーが統合されており、顔認証カメラもあるので、マスクをしていてもサインインが簡単にできます。
ビジネスモデルなのでカメラや音響にもこだわっており、カメラは1080p FHD解像度(ほぼすべてのノートパソコンは720p HD解像度)と高品質、そして音量を均一にしたりスピーカー(2W×2)から聞こえる範囲を変更できる「ミーティング機能」も搭載しています。
Evoプラットフォーム認証
Evoプラットフォームは以前Engineered For Mobile Performance(エンジニアのためのモバイルパフォーマンス)という認証だったのですが、インテル第11世代CPUから名称が変わりました。
11世代CPUを搭載していたらEvo認証を得るわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
- Iris Xeグラフィックス搭載の第11世代CPU搭載機種
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- AI推論も高速で使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- 9時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1秒以内でスリープから復帰
- 30分の充電で4時間駆動
- WiFi6対応
- Thunderbolt 4搭載
- ノートパソコンであること
本機では公式サイトには「XC950/DAG、XC750/DAシリーズ」がEvoプラットフォーム認証だと記載されているのですが、これって量販店モデルなんですよね。と言うことで、サポートに問い合わせてみました。
サポート曰く、「XC950/DAG、XC750/DAシリーズと同じ構成にしたらEvoである」と言うことなので、「Core i7、メモリ16GB、Thunderbolt 4搭載」モデルを選ぶとEvo認証付きになります。
また、Evoプラットフォーム認証の機種は、Microsoft Officeのパフォーマンスが最大52%向上、ビデオ会議中のOfficeの生産性が41%アップ、Adobe CCによる動画編集が最大2.5倍高速化などと、今までとは一味も二味も違う機種になっています。
キーボード
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は19㎜と、余裕をもってタイピングできる幅があります。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と浅すぎず深すぎずですが、キートップが湾曲したシリンドリカル形状に、キーボードに傾斜が付くリフトアップヒンジを採用しているので、タイピングがしやすい仕様になっています。
また、キーボードは静音設計になっており、静かにタイピングできます。
Fキー列には音量調節やマイクオフなどの機能があるので、ビジネス用途でより使いやすいと思います。
モデルによってはバックライトキーボードが無いものもあるので、暗がりで作業をする人はご注意を。
Mirametrix搭載
Glance by Mirametrixというセキュリティ機能が付いており、のぞき見検知や目の動きだけでマウスポインタ―の移動をしたりと、「あったらいいな」の機能が付いています。
上のスクショはプライバシーアラートの画面ですが、左の画面には右上に人のマークがあり、これは「右後ろから誰かがのぞいていますよ」と言うサインです。この場合、画面にぼかしが入ります。
同じく右画面には左上にアラートが出ていますが、これは左後ろから覗かれていますよと言うサインです。
カフェや人が多いところで使う際に、役に立ちますね。
上位モデルのCPU搭載
Core i7-1195G7 | Core i5-1155G7 | |
製造プロセス | 10nm SuperFin |
10nm SuperFin |
---|---|---|
コア/スレッド | 4/8 | 4/8 |
キャッシュ | 12MB | 8MB |
グラフィックス | Iris Xe | Iris Xe |
基本クロック | 2.9GHz | 2.5GHz |
ターボブーストクロック | 5.0GHz | 4.5GHz |
最大TDP | 28W | 28W |
パソコンの頭脳であるCPUは、通常版よりも性能が高い上位モデルが搭載です。
通常、Core i7は1165G7が一般的ですが、この上にCore i7-1185G7があり、次に本機搭載のCore i7-1195G7になります(Core i5は1135G7→1145G7→1155G7)。
こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1195G7 | |
---|---|
Core i7-1185G7 | |
Core i5-1155G7 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i7-1065G7 | |
Core i5-1035G1 |
スコアが7000あればビジネス用途でも快適に使えますが、本機は1万オーバーのハイスコアなので困ることは無いと思います。LightroomやPhotoshopも使えるし、Officeアプリを使用しながらZoomを使ったり・・・、気にせずにいろんな作業ができます。
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。スコアがまだ判明していないですが、Core i7であればi7-1165G7より、Core i5であればi5-1135G7よりも高い性能になると思われます。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
MX450 | |
---|---|
Core i7-1195G7 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1155G7 | |
Core i5-1135G7 | |
MX250 | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 5400U | |
Ryzen 3 4300U |
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 |
WUXGA | なし | IPS |
WUXGA(1920×1200) | フルHD解像度とほぼ同じだが、縦が長い分ドット数が多い |
---|---|
FHD | フル・ハイディフィニション、一般的な画質で解像度は1920×1080ドット |
光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい |
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い |
何度か言及していますが、通常のノートパソコンの画面縦横比は16:9ですが、本機は縦に長く16:10となっています。
縦に長いので、より多くの情報が一度に表示され、例えばExcelを使っているときに「上に下に」とスクロールしてデータを確認する作業も減ります。
ちなみにLavieでは初の「16:10」となっています。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR4で8GBと16GBモデルがあります。先述しましたが、8GBモデルはThunderbolt 4がなくキーボードにバックライトもないです。今後長く快適に使うには、16GBがおすすめです。
最速ストレージ・PCIe 4.0搭載
PCIe 4.0 | PCIe 3.0 | |
シーケンシャル速度 | 最大約7000MB/秒 | 最大約4000MB/秒 |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | |
温度 | 熱くなりにくい |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
本機には最新のPCIe 4.0が搭載で、4.0は3.0の2倍の速さで設計されているのでかなり速いんです。PCIe 3.0×4は最大32Gbpsで、4.0×4は最大64Gbpsです。
夢のような速さです。
高速WiFi6対応
周波数 | 通信速度 | |
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps |
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps |
IEEE802.11n | 2.4/5GHz | 300Mbps |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWiFi6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
5G対応LTE
本機はnanoSIMもしくはeSIMで通信ができ、全てのモデルにLTE対応モデルがあります。
5G/LTE/3G | LTE/3G | |
5Gバンド | n77, n78, n79 | ― |
LTE | 1, 3, 8, 18, 19, 26, 28, 41,42 | |
3G | 1, 6, 8, 19 |
4Gの重要バンドです。
- docomo・・・1,3,19,
- au・・・1,18、26、41
- softbank・・・1,3、8
5Gの重要バンドです。
- docomo・・・77、78、79
- au・・・77、78
- softbank・・・77、78
大手3社の重要バンドをカバーしているので、安心して使えます。ちなみに、LTE用の格安SIM・eSIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。
最長約24時間のバッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はかなり長く、これだけ軽量なのにすごいです。
・Core i5モデル(Thunderbolt 4・バックライト無し/標準バッテリー)約15時間
・Core i5モデル(Thunderbolt 4・バックライト無し/大容量バッテリー)約24時間
・Core i7モデル(Thunderbolt 4・バックライトあり)約24時間
・Core i7モデル(Thunderbolt 4・バックライトあり・5G LTEモデル)約24時間
標準バッテリー搭載モデルでも約15時間と長めですが、それ以外のモデルは全て最大約24時間になっています。
インターフェイス
右側面インターフェースはヘッドフォン/マイクジャック、USB-A 3.2 Gen 2、そしてHDMIです。
左側面インターフェースはセキュリティスロット、Thunderbolt 4が2つ、microSDカードリーダーです。
Thunderbolt 4非搭載モデルはUSB-C 3.2 Gen 2が搭載で、Display Port出力機能付きです。
ビジネスモデルで有線LANが無く、SDカードリーダーが無いのはデメリットになりかねないですが、Thunderbolt 4経由で有線LANアダプターを使えば使用可能です。
Thunderbolt 4の特徴です。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き(充電可能)
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
- USB4.0規格に準拠
- 100Wの電力供給
サポート・保証
標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)
最長5年まで延長できるので、安心ですね。
また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。
サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポートがあります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。
ライバル機種
<左から本機種・ThinkPad X1 Carbon Gen 9・ThinkPad T14s Gen 2>
本機種と似たような機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
本機種 | ThinkPad X1 Carbon Gen 9 | ThinkPad T14s Gen 2 | |
CPU | Core i5-1155G7 Core i7-1195G7 |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | SSD 2TB | SSD 2TB | SSD 2TB |
グラフィックス | Iris Xe | ||
ディスプレイ | FHD相当 画面比16:10 |
FHD、UHD相当 画面比16:10 |
FHD、UHD 画面比16:9 |
無線 | Wi-Fi 6、5G LTE | ||
バッテリー | 24時間 | 26時間 | 23.6時間 |
重量 | 870g~ | 1.13㎏ | 1.28㎏ |
価格 | 20.7万円~ | 17.2万円~ | 13.1万円~ |
全てビジネスノートで、ThinkPad T14s以外はカーボン素材になります。見ての通りカーボン素材だとかなり軽量ですが、価格もそれなりに上がります。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1195G7 | |
---|---|
Core i5-1155G7 | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
CPU性能は似たり寄ったりですが、本機搭載CPUは上位モデルなのでより高い性能になっています。
各機種の特徴
・本機種・・・上位CPU搭載で超軽量モデル。持ち運びが多く今のノートパソコンの重さに不満がある人にぴったり
・Lenovo ThinkPad X1 Carbon・・・同じくカーボン素材で軽量だが、Lavieより2~300gほど重い。全てのモデルにThunderbolt 4搭載なのでLavieの様に上位スペックを選ばなくても良し
・Lenovo ThinkPad T14s Gen 2・・・カーボン素材じゃないが14型で1.28㎏と軽量。スペック的には他のモデルとそん色ないが、低価格
まとめ
<性能評価>
良い点
・超小型軽量で持ち運びがしやすい
・カーボン素材でおしゃれ・傷もつきにくく耐久性も高い
・Webカメラが1080p FHD画質
・Wi-Fi 6に5G LTEもあり
・ディスプレイの画面縦横比が16:10と縦に長い
・ストレージがPCIe 4.0
残念な点
・有線LANがない
・SDカードリーダーがない
総合評価
現行ほぼ最高のスペックで、最軽量モデルが870gと信じられないほどの重量。それでいてMILスペックに準拠しているほどの耐久性があり、安心して持ち運びができます。
また、最大バッテリー駆動時間が24時間とロングランで、安心して高負荷な作業も外出先でできます。
約20万円からと安い機種ではないですが、このスペックで20万円ならば妥当な価格だと思います。