KTCのゲーミングモニター25M2 Proをいただいたのでレビューをします。
2024年にコスパと性能が高いモニターを携えて日本市場に参入し、これ以降、KTCという名前を見ることが多かったですが、筆者は今回初めてKTCのモニターをレビューします。
25M2 Proは誰におすすめのモニターか?
本機は「fpsが勝敗を分ける」タイトルをガチでプレイしている人向けのモニターで、プロやセミプロ、プロ志望のゲーマーが購入するだろうスペックです。
ただし、前回出ていたクーポンを使うと約3.2万円まで割引されており、この価格だとプロじゃなくても「1つランクが上のモニターでやってみたいな」というカジュアルユーザーにも手が出やすい価格です。
予算を抑えつつ、高リフレッシュレートが欲しい!というユーザーは検討の価値があります。
また、それなりに広い色域があるのでゲームだけじゃなくクリエイティブワークもできますが、色にそこまでこだわらないでよいのであれば、ある程度使いやすいと思います。
24.5インチでFHD解像度は、本格的なクリエイティブワークには足りないので、趣味やSNS向けの編集をしているクリエイターなら使えると思います。
9/30日までAmazonとKTC公式サイトで使える10%オフクーポンを頂いたので、是非ご利用ください。
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KTC 25M2 Proのスペックと特徴
| サイズ | 24.5インチ |
|---|---|
| 解像度 | FHD(1920×1080) |
| パネル | Fast IPS、ノングレア |
| リフレッシュレート | 360Hz(OC時400Hz) |
| 応答時間 | 0.5ms |
| 色域(実測) | DCI-P3カバー率90.6%、DCI-P3比96.7% sRGBカバー率100%、sRGB比で125% |
| 色精度 | ΔE <2 |
| 輝度 | 400ニト |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| HDR | HDR10 |
| その他 | フリッカーフリー、ローブルーライト、対応(AMD FreeSync/NVIDIA G-SYNC Compatible |
| スタンド | 高さ、スイベル、チルト、ピボット |
| 寸法(高さ×幅×奥行き) | 582 × 518 × 245mm |
| 重量 | 8.7㎏ |
| 保証 | 3年間 |
| 交換 | 12か月 |
| 参考価格 | 44,980円 |
本機の特徴は、標準360Hz、オーバークロック時は400Hzと競技勢・ガチ勢向けの高速リフレッシュレートで、しかも価格は4万円前後と手が出しやすい価格に抑えられていることです。
通常、ここまでのリフレッシュレートのモニターはガチ勢にしか手が出しにくい価格が多いですが、ホビーユーザーの自分でも「この価格でこのリフレッシュレートなら買おっかな」と思いました。
リフレッシュレートが高いと、単純に滑らかな映像でプレイしやすいし、敵を逃しにくい、エイムの精度も上がるし、今までの自分よりも上手くプレイできる点にあります。
また、色域もそこそこ広く、実測でDCI-P3カバー率90.6%、sRGBカバー率100%、sRGB比で125%あり、ΔE <2の色精度があるので、比較的正確な色を見ながら画像・動画編集ができる点です。
24.5インチのFHDモニターでゲーム業界標準スペックになっており、応答速度が速く、色再現性が高い、そして高リフレッシュレートに対応したFast IPS液晶を採用しています。
そして、価格は安いですが3年保証と12か月の交換保証が付いているので、安心感がありますね。
開封の儀
これ、箱がめちゃくちゃかっこいいんですよね。武士が赤い満月を背にして座禅を組んでいる絵が描かれています。
外箱にはどこから箱を開けるというガイド付きです。丁寧ですね、ここまで説明するなんて。
びくともしないように梱包されており、配送時の揺れなども影響しにくいと思います。
中身はスタンド、遮光フード、専用コントローラー、DPケーブル、電源ケーブルになります。
組み立て
組み立て方法はすごく簡単です。モニターを寝かせてスタンドをはめていくだけです。
モニター背面に差し込む穴があるので、ここにはめます。
ここも穴にはまるように入れ、後は指でねじを締めたら完成です。
組み立てはすごく簡単で、各パーツを箱や袋から出す方が組み立てにかかる時間よりも長いです(笑)。
標準360Hz・最大400HzのリフレッシュレートのFast IPS液晶
標準で360Hzのリフレッシュレートで、オーバークロックをすると400Hzまであがります。通常、165Hz~180Hzのモニターを使っている人が多いと思いますが、倍近いリフレッシュレートなので、すごくぬるぬる快適にプレイできます。
ちょうど味方が撃たれた瞬間を撮影できたので、この場面で残像感のチェックをします。シャッタースピードは1/1000秒です。
撃たれて、後ろに吹っ飛ぶところですが、肉眼では残像など何も見えません。
ズームしてみても一切の残像がないですね。
人間の目に残像として残る時間を短縮する測定値のMPRT(動体ボケ低減)は0.5msと短く、残像感を大幅に減らします。
シャッタースピード1/1000で撮影したUFO TESTですが、本機はほぼ残像もなくしっかりと見えています。
もちろん、ティアリングやスタッタリングを防止するAdaptive Syncに対応し、プレイしやすいです。ローブルーライト+DCフリッカーもあり、目が疲れにくい仕様です。
本機はRGB(赤・緑・青)とCMY(シアン・マゼンタ・イエロー)の6色を個別で細かく調整でき、敵プレイヤーのスキンの色だけ彩度を上げて目立たせたりと、ゲームの視認性を高める機能もあります。
これがオリジナルの色で、各色を最大にしてみました。
まぁ、それとなく色が強調されているので使える場面もあると思いますが、いつでも指定した単色だけ劇的に鮮やかに、というわけではありません。目立たせたい色を上げるだけじゃなく、背景色も一緒に下げるとより顕著に目立ちやすいです。
モニターの性能チェック
メリハリのある色で没入感が高いと思います。
FHD解像度ですが24.5インチなので粗さはなく、暗部強調機能もあるので暗い部分を暗くも明るくもできます。
左は暗部を暗く、右は暗部を明るくした画像です。暗部強調機能を使うと、今まで暗闇に紛れて見えなかった敵も見つけやすくなります。
デフォルトで黒は黒く、IPSパネルとしてはとても優秀な黒の再現力があります。一般的にFast IPS液晶はコントラスト比が低いため黒の表現力が弱いとされていますが、これだけ黒を再現できると映像も引き締まって見えます。
次の項で詳しく紹介していますが、色域を計測するとDCI-P3カバー率が90.6%、sRGBカバー率は100%でした。右は私がいつも使っている2.8K OLED DCI-P3 100%のディスプレイですが、左の本機はプロ向けとまではいいませんが、厳密な色を求めない人にとっては十分に業務で使える色域です。
ただし、ズームをして作業をすると一目瞭然ですが、本機は24.5インチのFHD解像度なので細かな部分はぼやけやすいです。
本機はゲーミング+ある程度の品質での画像編集もできるといった認識が良いと思います。
モニターの輝度は公称値400ニトですが、実測426ニトと高かったです。400ニト以上あるので、ゲーム以外にも使いやすいです。
色域チェック
i1 Display Proを使い、色域をチェックしました。
紫がDCI-P3で、黄色がsRGB、そして真ん中の黒が本機の色域の広さです。
ICCプロファイル内のXYZデータからxy色度座標を算出し、2D面積比にて色域を計算すると、本機はDCI-P3カバー率が90.6%、DCI-P3比は約90%、sRGBカバー率は100%、sRGB比で約125%でした。
グラフを見ると、RGB3本の線に目視ではっきりとわかるズレがあり、元の画面は青みがかった色合いになっています。ただし、線はほぼ直線に伸びているので、暗部から明部まで(0〜255階調)の階調追従性自体は素直で、トーンジャンプを起こしにくいモニターです。
修正しやすい程度のずれなので、キャリブレーションによって正確な色表示が可能になります。ただし、通常、ゲーミングモニターはゲーム向きのチューニングがされており、本モニターも「ゲーム画面が見やすく映えること」を優先した結果、こういったチューニングになっていると思うので、写真・動画編集をしない人はこのまま使った方が良いと思いますす。
モニターの特徴
チルトは-5°から+35°と大きく動かせます。
高さは約150ミリ調整可能で、片手で上げ下げできます。スタンドもアームも中身が空っぽな音がするプラスチックで、あまり強度が高そうじゃありません。また、アームを触るとモニターが結構ぐらつきます。
ただし、スタンド自体は重たくしっかりとしており、安定しています。
スイベルは±60°です。
スイベルの時、下にメモリが付いているのでどこが正面かわかりやすいです。これ、小さなことですがすごく便利です。ただし、スタンドを回すとカチカチと音が鳴るのがちょっとうるさいです。
ピボットもできますが、どうもドンピシャの角度で止まらないので若干ズレてましたが、個体差によるものかもしれません。
背面部分はすごくかっこ良く、ここが見えないのが残念だと思うほどです。
背面にヘッドフォンを書けることができるホルダーがあり、デスク上が散らからないので助かります。
こちら側には電源ボタンとOSDボタンがあります。でも、どのモニターでもOSDって扱いにくいですよね。
本モニターには専用コントローラーが付属しており、劇的に操作しやすくなっています。ただし、なぜだかOSDの操作って直感でやるのと違う設定なので、慣れが必要です。
例えばスティックをクリックするとメニューが開く。これは直感で分かりますが、設定時にクリックすると設定画面が消えるなど、「アレ?決定じゃないの?」って戸惑うかもしれません。どこのモニターでもそうなのですが、不思議ですね。
遮光フードも付属しており、光がモニターに当たって見にくいときに大活躍です!ただし、フードはカチッとはまるわけじゃないので、入ったかどうかわかりにくく、最初は何度も落としてしました(すぐにコツを掴みます)。
まとめ
筆者はガチゲーマーというわけじゃなく、カジュアルゲーマー兼クリエイターで、ゲームよりも画像・動画編集をしている時間が長いですが、本機を使ってみると「滑らかさが段違いでぬるぬる動く」のを体験できました。
主にやっているゲームはゼンレスゾーンゼロや原神、BeamNG.driveで、今回のモニターを使ってゼンゼロとBeamNGもプレイしてみましたが、GPU性能が高くないと(RTX 5080以上いるかな・・・)高リフレッシュレートを活かせないので残念でしたが、Valorantはかなりぬるぬるでした。
初心者にとっても快適に立ち回れますね。
本機はガチガチのesportsアスリートだけでなく、私のように「普段はクリエイター作業がメインだけど、ゲームも高フレームレートで滑らかに楽しみたい」というカジュアル層にも刺さる一台でした。
参考価格は44,980円ですが、執筆時現在Amazonのタイムセールで35,980円となっており、この価格で最大400Hzを楽しめる数少ないモニターです。
また、9/30日までAmazonとKTC公式サイトで使える10%オフクーポンを頂いたので、是非ご利用ください。
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