HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCの実機レビュー|CPU性能が圧倒的なビジネス向けオールインワンPC

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ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCのレビューです。

本機の魅力は、強力なCPU性能、HDMI出力による拡張性、sRGB 99%の高色域ディスプレイ、そして500万画素Webカメラの搭載と、多くの要素が実用性に直結している点です。実際に使ってみても扱いやすく、オールインワンPCとして非常に完成度の高いモデルでした。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 5 235、DDR5 16GB、SSD PCIe 5.0 256GBになります。

ここ最近特にメモリなどのPCパーツの価格が急上昇しており、PC価格も影響を受けています。また納期が延びているモデルもあるため、購入を検討されている方は早めのチェックをおすすめします。

 

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ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCのスペック・特徴のまとめ

CPU Core Ultra 5 235
Core Ultra 7 265
メモリ DDR5 16/32GB(最大64GB)
ストレージ SSD 1TB(最大2枚)
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(23.8型) FHD IPS液晶、250ニット sRGB 99%
OS Windows 11 Home/Pro
LAN RJ45、Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
Webカメラ 500万画素+IRカメラ
寸法(幅×奥行×高さ) 539.6 × 210.7 × 381.9-511.9mm
重さ 7.85㎏
電源 280W 80PLUS Platinum
ポート HDMI(入力/出力)
RJ45
USB Type-C 10Gbps×2つ
USB Type-A 10Gbps×2つ
USB Type-A 5Gbps×2つ
マイク/ヘッドフォンジャック
標準保証 1年間
価格 28.4万円~

 

本機のCPUには最新のCore Ultraシリーズが採用されており、14コア14スレッドのCore Ultra 5 235、または20コア20スレッドのCore Ultra 7 265を選択できます。どちらのモデルもNPU性能は13 TOPSで、AI処理をハードウェア側でサポートします。

多コア多スレッドなので、例えばChromeで多くのタブを開く、いくつものアプリを同時に起動するなどのマルチタスクを行ってももたつきが減るし、書き出し時間が短くなり、プログラミングや開発環境も有利に進めることができます。

ただし、グラフィックスはXeコアは3基または4基で、そこまで高い性能ではありません。

メモリはDDR5で16GBか32GBが搭載ですが、最大64GBと大容量にできます。ストレージはSSD PCIe 4.0で最大1TB。ストレージ用のM.2スロットはもう1つあり、CPU-Zを確認したところ、マザーボードはPCIe 5.0まで対応しているので、増設にPCIe 5.0を使うことも可能のようです。

ディスプレイはチルト、高さ調整、スイベルに対応しており、ディスプレイ1つで使うときはもちろん、ディスプレイ2枚で使うときにも角度などを調整しやすいです。

画面アスペクト比が16:9の23.8インチのFHD解像度で、IPS液晶、広色域のsRGB 99%と色鮮やか。ただし輝度は250ニットと一般的な室内では十分ですが、太陽光が当たるような明るい場所では、若干暗く見えることがあります。

電源は280Wとかなり大きく、80PLUS Platinumと高品質です。これだけ大きな電源なので、高負荷時でも電力不足による性能低下が起きにくく、CPUやGPUのパフォーマンスをしっかり発揮できました。

その他のスペックはWindows 11 HomeかProを選べ、LANはWi-Fi 6Eとギガビットイーサネット、ポップアップ式のWebカメラは超高画質500万画素、そして顔認証にも対応です。

インターフェイスは十分な数と品質で、

HDMI(入力/出力)
RJ45
USB Type-C 10Gbps×2つ
USB Type-A 10Gbps×2つ
USB Type-A 5Gbps×2つ
マイク/ヘッドフォンジャック

になります。

 

 

公式サイト

 

HP Wolf Security for business

HP Wolf Security

セキュリティはHP Wolf Security for Businessが搭載可能で、包括的なセキュリティになっています。デフォルトでは「なし」になっているので、購入時に追加する必要があります。

  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
  • HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
  • ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる

「世界で一番安全なビジネスPC」と言っているだけありセキュリティは万全で、次項で紹介する東京生産ということもあり、安心して使えます。

 

 

東京生産

HPビジネス 東京生産へのこだわり HP 東京生産

日本HPの東京生産は、1999年から東京都日野市で行われている高品質なPC製造体制です。顧客に近い場所で生産・物流を一体化し、最短5営業日でカスタマイズ製品を納品。輸送距離が短いため初期不良も減少し、細かなカスタマイズにも柔軟に対応しています。

品質管理はバーコード管理などデジタル化され、安定した高品質と迅速な供給を実現。Made in TOKYOのロゴが品質の証です。

 

 

日本でのサポート

HP Probook サポート

HPのサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金9:00-21:00、土9:00-17:00になります。一番うれしいのは、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長5年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。

 

 

高い堅牢性

HPビジネスPC耐久性テスト

本機は2万時間の品質テストと12万時間のHP独自のテストを実施し、を米軍の物資調達企画であるMIL-STD 810Hの13ものテストを実施した堅牢性の高い機種です。

持ち運びやオフィスでの使用にも、安心して使えます。

 

 

メモリとSSDの増設可能だが・・・

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCの仕様書。メモリスロット2基、SSD M.2スロット2基が確認できる

本機はメモリスロットが2つあり、最大64GBまで増設できます。また、ストレージ用のM.2スロットも2基搭載しており、SSD(Type‑2280)の追加が可能です。

メモリは最大64GBに対応しているため、将来的にスペック不足を感じた場合や、より高負荷な作業を行う際にも増設で柔軟に対応できます。

ただし、サービスパネルのようなものがなく、モニターパネル全てを外すタイプのようなので、増設は簡単にはできないと思います。

Amazonや楽天でも増設用パーツを購入できますが、購入の際は販売者情報をしっかり確認してから選ぶようにしてください。

 

 

オールインワンでデスクもすっきり

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC 正面からの画像。ディスプレイとスタンドが見える

見てすぐに気づきましたが、ベゼルがほとんどありません。左右と上は約6mmと非常に細く、下部も15.6mmと控えめです。

さらに、本機はHDMI出力に対応しているため、もう1台モニターを並べてデュアル環境を構築できます。このベゼル幅なら、2台を横に並べても境目が気になりにくく、画面間の視線移動もスムーズです。

23.8インチのモニターなので、机の奥行きは50~60センチほどあると見やすい距離に置けます。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCと付属のマウスとキーボード

本機にはマウスとキーボードが付属しており、購入時に「付属無し」も選べますが、価格は変わりません。

キーボードはキーピッチが18.4×18.3mm、キーストロークは1.5mmと、付属品としては十分使いやすい仕上がりです。Copilotキーも搭載されているので、ちょっとした操作がスムーズになります。

マウスは標準的な使い心地で、クセもなく扱いやすい印象です。

どちらも有線接続のためケーブルは増えやすいものの、特にこだわりがなければそのまま快適に使える品質です。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCと別売りの専用オプティカルドライブ

オプションでDVD‑ROMドライブまたはDVDライターを追加購入でき、取り付けた場合はスタンド下部にすっきりと収まります。設置スペースを取らず、見た目もまるで本体の一部のようにまとまるのが良いポイントです。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCのオプティカルドライブ

ドライブ本体です。USB接続なので、どのPCに繋いでも使えます。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCの背面画像。背面インターフェイスが見える

背面にはケーブルガイドがあり、電源ケーブルや映像ケーブルをまとめて背面へ流せるため、デスク周りをすっきりと整理できます。スタンドの中央を通す構造なので、見た目もスマートで配線が目立ちにくいのが魅力です。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCのケーブルガイド<ケーブルガイドズーム>

 

高さ・スイベル、チルトに対応

高さは最大130ミリまで調整可能です。

チルト角度は前方5度、後方23度まで対応しており、姿勢や視線に合わせて細かく調整できます。

 

スイベルは左右それぞれ最大45度まで回転できるため、作業環境に合わせて柔軟に向きを変えられます。

 

 

ディスプレイは価格に見合わない

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCのディスプレイ

ディスプレイは23.8インチのFHD(1920×1080)解像度で、視野角の広いIPSパネルを採用しています。非光沢(ノングレア)仕様のため、照明や外光の映り込みが少なく、長時間の作業でも見やすいのが特徴です。

 

本機は sRGB 99%の広色域に対応しており、発色が非常に鮮やかです。一般的なノートPCのディスプレイと比べると色の再現性が明らかに高く、写真や動画の色味がしっかりと表現されます。画像編集や動画編集など、クリエイティブ用途にも十分対応できるディスプレイです。

 

黒の再現性を比較用の画像と見比べると、本機はIPSパネルの特性上、やや明るめに表示されていることが分かります。最大輝度が250ニットと控えめであるにもかかわらず、IPSパネルの中でも黒の締まりが弱い部類で、暗部がやや浮いて見える傾向があります。IPS特有の特性ではありますが、本機はその中でも明るめに表示される印象です。

 

どの角度から見ても色変化や暗部のつぶれが少なく、安定した視認性があります。

輝度は250ニトで、こちらは輝度の目安です。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 明るくない室内向け。
300ニト 明るい室内でも見やすい。屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっと暗い
500ニト 屋外向でも見やすい
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

モニター背面にはOSDボタンが配置されており、明るさや色設定、入力切替など各種調整を簡単に行えます。

 

まとめとして、発売時価格の28.4万円という水準を考えると、ディスプレイは価格に見合ったクオリティとは言い難い部分があります。ただし、一般的なIPSパネルとしての品質は確保されており、ビジネス用途や軽めの画像編集であれば問題なくこなせる性能です。

 

インターフェイス・HDMI出力対応でマルチディスプレイ環境を簡単に構築できる

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCの背面インターフェイス

インターフェイスは十分な数で、

HDMI(入力/出力)
USB Type-C 10Gbps
RJ45
USB Type-A 10Gbps
USB Type-A 5Gbps×2つ

になります。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCの前面インターフェイスが見える
前面下部には

USB Type-C 10Gbps(公式サイトではUSB Type-C 10Gbpsになっていますが、実機を確認するとUSB Type-C 20Gbpsとなっていました。)
マイク/ヘッドフォンジャック
USB Type-A 10Gbps

になります。

ただし、すべてのUSB Type-Cは映像出力に非対応です。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCにもう1台のモニターを接続

上の写真は、本機からモバイルモニターへ映像出力している様子です。HDMI経由で簡単にデュアルディスプレイ環境を構築できます。

 

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC ノートパソコンから映像出力

こちらはノートPCから本機へ映像入力している例です。本機は将来的にスペックが不足しても、外部ディスプレイとして活用できるため、長く使い続けられる点も魅力です。

 

プルアップ式500万画素Webカメラ

本機は超高画質の500万画素Webカメラを搭載しており、プルアップ式のため、使用しないときはカメラを収納して隠せます。物理的にシャットアウトできるので、セキュリティ面でも安心です。さらに、顔認証に対応したIRカメラも備えており、サインインはゼロタッチで完了します。

 

本機のWebカメラで撮影した画像と、比較用のFHDカメラで撮影した画像を並べています。本機は発色が実物に近く、解像感も高いため、ズームしても毛並みまでしっかり確認できます。500万画素らしい精細さがあり、オンライン会議や撮影用途でも十分に通用する画質です。

また、AIあ週意向を感知して明るさとホワイトバランスを自動補正し、自然な明るさで相手に伝える印象をアップさせます。

 

Windows スタジオエフェクト

本機にはNPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

スピーカーは2W×2基を搭載しており、音質はややこもり気味で、低音が強く出る傾向があります。オンライン会議が多い場合は、イコライザーで中高音を調整すると聞き取りやすくなるでしょう。

 

 

Wi-Fi 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

Wi‑Fi 6Eに対応しており、理論値ではWi‑Fi 5より最大通信速度が約40%向上しています。実際の速度は環境によって変わりますが、6GHz帯を利用できるため、混雑の少ない安定した通信が期待できます。

また、ギガビットイーサネットを搭載しているので、無線でも有線でも接続できます。

 

 

ベンチマーク検証

搭載可能CPUはこちらで、レビュー機にはCore Ultra 7 255Hが搭載しています。

・Core Ultra 5 235(14コア14スレッド)
・Core Ultra 7 265(20コア20スレッド)

 

最大13 TOPS(1秒間に13兆回の演算処理が可能)のNPU性能があり、AI処理が高速かつ省電力で実行できます。動画の背景ぼかしやノイズ除去、軽量画像生成などの負荷が高い処理もスムーズに動作し、バッテリー消費を抑えながら快適に作業できます。

*TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できる数値。

 

ベンチマーク結果を先にまとめると、総合性能はバランスが良く、幅広い用途に対応できる実力を備えています。CPU Mark 38826 と Cinebench 2024 マルチ1150は高い処理能力を示し、日常作業から重めのタスクまで安定してこなせます。

AI性能もGeekbench AIでQuantized 9277を記録しており、軽〜中程度のAI処理に十分対応可能です。PCMark10総合8036はビジネス用途での快適さを裏付け、マルチタスクやOffice作業でも余裕があります。グラフィック性能はと控えめながら、内蔵GPUとしては標準的で、軽い3D処理やカジュアルゲームなら動作します。

総じて、日常・ビジネス・軽いクリエイティブ作業まで幅広くこなせる万能型の性能です。

 

 

CPU Mark計測結果

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC CPU Mark計測結果, スコア 38826

CPU性能を測るCPU Markではスコア38826を記録しており、非常に高いパフォーマンスです。これはゲーミングPCやワークステーション級のスコアに匹敵し、重い処理でも余裕を持ってこなせるレベルです。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・普段使いならストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ビジネス用途でもがっつり使える
  • 18000~・ゲーミングPCなどのハイスペックPCに搭載される
  • 20000~・専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他

Core Ultra 5 235  38826
Core Ultra 9 285H  38228
Ryzen AI 9 HX 370  38025
Core Ultra 7 255H  37969
Ryzen AI 9 HX 370  36217
Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Ryzen AI 5 340  21701
Ryzen AI 7 350  21143
Core Ultra 7 258V  21026
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 5 226V  20148
Core Ultra 5 125H  20071
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140
Ryzen 5 7535U  15855
Ryzen 5 7535HS  13797

 

 

 

Cinebench 2024を検証

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC Cinebench 2024計測結果。マルチコア 1150、シングルコア 117

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。結果はマルチコア1150、シングルコア117といずれも高いスコアを記録しました。この性能なら、日常作業はもちろん、写真編集や軽い動画編集、AI処理などの負荷が高めの作業も快適にこなせます。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Ryzen AI 9 HX 370  1237
Core Ultra 5 235  1150
Core Ultra 7 255H  1055
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Ryzen AI 7 350  806
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen AI 7 PRO 350  660
Core Ultra 5 125H  631
Core Ultra 7 258V  629
Ryzen AI 7 350  624
Ryzen 7 250  582
Ryzen 5 8640HS  557
Ryzen 5 8640U  548
Core i5-13420H  543
Apple M1  509
Ryzen 5 7535U  481
Core Ultra 5 228V  458
Ryzen 5 7535HS  446
Core i7-1280P  433
Core Ultra 7 255U  405

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Core Ultra 7 255H  128
Core Ultra 7 258V  123
Core Ultra 5 228V  122
Core Ultra 5 235  117
Ryzen AI 9 HX 370  117
Ryzen AI 7 350  115
Ryzen AI 7 350  115
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Ryzen AI 7 PRO 350  111
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Core Ultra 7 255U  101
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 7 250  96
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83
Core i7-1280P  74

 

Geekbench AIでAI性能をチェック

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC Geekbench AI計測結果。単精度5053、半精度2115、量子化スコア9277

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。

Single Precision(単精度)は5053、Half Precision(半精度)は2115、Quantized(量子化スコア)は9277と非常に高いAI性能でした。デスクトップPCとしても十分に高い水準で、軽め〜中程度のAI処理であれば快適にこなせる性能です。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  5053
Core Ultra 7 255H  4892
Ryzen AI 9 HX 370  3624
Ryzen AI 7 PRO 350  3426
Ryzen 7 250  3268
Ryzen AI 7 350  3224
Core Ultra 7 155H  2891
Core Ultra 5 125H  2758
Core i5-13420H  2687
Core Ultra 5 125U  2458
Core Ultra 7 258V  2434
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 7 255U  2389
Core Ultra 5 228V  2310
Ryzen 5 8640HS  2204
Snapdragon X Elite X1E-78-100  2115
Ryzen 5 7535HS  2079
Ryzen 5 7535U  1647
Ryzen 3 7335U  1133

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon X Elite X1E-78-100  3471
Core Ultra 5 235  2115
Core Ultra 7 255H  1967
Ryzen AI 7 PRO 350  1788
Ryzen AI 7 350  1647
Ryzen AI 9 HX 370  1537
Ryzen 7 250  1509
Core i5-13420H  1290
Core Ultra 7 258V  1276
Core Ultra 5 125H  1208
Core Ultra 5 228V  1205
Core Ultra 7 155H  1129
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Core Ultra 7 255U  989
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535HS  976
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  9277
Core Ultra 7 255H  8835
Ryzen AI 7 350  7966
Ryzen AI 7 PRO 350  7162
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6881
Ryzen AI 9 HX 370  6827
Ryzen 7 250  6065
Core Ultra 7 155H  5382
Core i5-13420H  5051
Core Ultra 7 258V  4822
Core Ultra 7 255U  4555
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 228V  4381
Core Ultra 5 125U  3972
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 5 7535HS  3379
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

PCMark10でビジネス用途でも快適に使えるかを検証

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC PCMark10計測結果、総合8036

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は8036→ハイスペック
  • Essentialは11116→通常用途やビデオ会議などは非常に快適にでできる
  • Productivityは14918→非常に快適に使える
  • Digital content creationは8494→高い性能

本機のPCMark 10スコアは総合8036と高く、日常作業からビジネス用途まで幅広く快適にこなせる性能です。Essentialでは11116を記録しており、Webブラウジングやビデオ会議、メール処理といった一般的な作業は非常にスムーズに動作します。

Productivityのスコアは14918と特に高く、オフィスソフトを使った文書作成や表計算、複数アプリを同時に扱うマルチタスクでも余裕があります。ブラウザで多くのタブを開いた状態でも動作は安定しており、ビジネス用途でストレスを感じる場面はほとんどありません。

Digital Content Creationでは8494とほかのスコアに比べるとやや物足りないですが、写真編集や軽めの動画編集といったクリエイティブ作業にも十分対応できます。

総合的に見て、日常用途・ビジネス用途・軽めのクリエイティブ用途まで幅広く対応できる1台です。

EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  11116
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen AI 7 PRO 350  10884
Core Ultra 7 255H  10707
Ryzen 5 8640HS  10622
Core i5-13420H  10601
Ryzen 5 7535U  10196
Ryzen AI 7 350  9845
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Ryzen 5 7535HS  9594
Core Ultra 7 258V  9547
Ryzen 7 250  9471
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 155H  9359
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Core Ultra 7 255U  8891

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  14918
Core Ultra 7 255H  14217
Ryzen AI 7 350  12493
Ryzen AI 9 HX 370  10550
Core Ultra 7 155H  9804
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Ryzen AI 7 PRO 350  8956
Ryzen 7 250  8680
Core Ultra 7 258V  8606
Ryzen 5 7535HS  8317
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 5 7535U  8176
Core Ultra 5 125H  7892
Core Ultra 5 228V  7786
Ryzen 3 7335U  7499
Core Ultra 7 255U  6643

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 255H  11909
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9789
Core Ultra 5 228V  9161
Core Ultra 7 155H  8978
Ryzen AI 7 PRO 350  8517
Core Ultra 5 235  8494
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 250  7447
Core Ultra 7 255U  7402
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Ryzen AI 7 350  7138
Core Ultra 7 155U  7079
Ryzen 5 7535HS  6423
Ryzen 5 7535U  5851

 

4K動画エンコード時間を計測

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC 4K動画エンコード時間計測結果。3回の平均は4分32秒

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでエンコードにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。

3回計測した平均は4分32秒となり、想定よりもエンコード時間は長めでした。これは、Core Ultra 5 235がPコアを2基しか持たず、残りはEコア/LP-Eコアで構成されているためです。動画エンコードのような重い処理ではPコア性能が支配的になるため、この結果はアーキテクチャ上、妥当な挙動といえます。

とはいえ、高負荷のエンコードを3回連続で実行しても処理時間がほぼ一定で、性能の落ち込みが見られませんでした。これは本機の排熱設計が優れており、長時間の高負荷でも安定して動作できることを示しています

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Core Ultra 7 255U  5分3秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 235  4分32秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Ryzen 5 7535HS  4分10秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Ryzen 7 250  3分55秒
Core i5-13420H  3分47秒
Core Ultra 5 228V  3分44秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100  3分28秒
Core Ultra 7 155H  3分14秒
Core Ultra 7 258V  3分7秒
Core Ultra 7 255H  2分56秒
Ryzen AI 7 350  2分55秒
Ryzen AI 7 PRO 350  2分38秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒
Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060  1分38秒

 

 

Fire Strike計測結果

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC Fire Strike計測結果。3809

Fire Strike のスコアは3809で、2026年時点では控えめな数値ですが、内蔵GPUとしては標準的な性能です。軽めの3D処理やカジュアルゲームであれば問題なく動作するレベルといえます。

ただし、レビュー機はメモリが1枚だったので、メモリ2枚のデュアルチャンネルメモリにすると、グラフィック性能は大きく上がるはずです。

 

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8654
Core Ultra 7 255H  8479
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 228V  7994
Core Ultra 5 125H  7904
Core Ultra 7 155H  7274
GTX 1650 Max-Q  6861
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen AI 7 350  5582
Ryzen 7 250  5405
Ryzen AI 7 PRO 350  5315
Core Ultra 7 255U  4877
Ryzen 7 7735U  4645
Ryzen 5 7535HS  4588
Core Ultra 5 235  3809
Core i5-13420H  3412

 

次は2Dゲームのベンチマークで、軽めのゲームであるドラゴンクエスト10は10273で「すごく快適」、ちょっと重ためのFFXIV黄金のレガシーは「3468」で設定変更を推奨でした。(画質はFHD)

 

 

Memory Mark計測結果

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC Memory Mark計測結果。スコア2832

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-5600の16GBです。Memory Markで性能を計測したところスコアは3245で、当サイトで計測しているDDR5メモリの平均値とほぼ同等でした。最大容量は64GBと十分に余裕があり、複数のアプリを同時に起動するようなマルチタスクでも快適に動作します。メモリ帯域も広いため、処理性能は非常に高く、重めの作業でも安定して使える構成です。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3288
本機DDR5  2832
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

ストレージ性能・シーケンシャル速度を計測

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PC シーケンシャル速度計測結果。リード6344MB/秒、ライト3420MB/秒

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0の1TBで、シーケンシャル速度を計測したらリード(読み込み速度)は6344MB/秒でPCIe 4.0の上限値に近い速度、ライト(書き込み速度)は3420MB/秒で、こちらも良い速度でした。

 

起動時間は5回計測した平均で14秒と高速で、毎回ほぼ同じ結果が得られました。安定して短時間で立ち上がることから、ストレージ性能だけでなくシステム全体の最適化がしっかり行われていることが分かります。

1回目 14秒
2回目 14秒
3回目 14秒
4回目 14秒
5回目 14秒
平均 14秒

 

 

排熱性能を検証|PC温度と騒音値を計測

CPUを100%使い切るCinebench 2024を実行時に本体温度を計測したところ、表面温度は40.7度でした。触れるとやや温かさを感じる程度で、高負荷時としては比較的落ち着いた温度です。

騒音値は30dBと静かで、仮に高負荷作業をリビングで行っても、ご家族に不快感を与えることはないです。

 

 

手厚いサポート

HP 保証とサポート

1年間無料のサポートがあり、LINEサポートやLIVEサポート(コールセンター)、メールで対応しているので、設定や故障など何かあれば 安心して尋ねることができます。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。

 

 

まとめ

良い点

・CPU性能が非常に高い
・高色域sRGB 99%で色鮮やか
・顔認証対応でサインインも楽
・プルアップ式500万画素Webカメラ
・HP Wolf Security対応
・Tokyo生産
・高さ、スイベル、チルトに対応で調整しやすい
・HDMI出力があり、マルチディスプレイ環境を構築しやすい

 

残念な点

・メモリとSSDの増設ができるが、パネルを開けるのは簡単じゃない
・価格に見合ったディスプレイではない
・USB Type-Cはすべて映像出力非対応

 

総合評価

HP ProStudio 4 All-in-One G1i 23.8 inch Desktop AI PCの価格

本機の魅力は、強力なCPU性能、HDMI出力による拡張性、sRGB 99%の高色域ディスプレイ、そして500万画素Webカメラの搭載と、多くの要素が実用性に直結している点です。実際に使ってみても扱いやすく、オールインワンPCとして非常に完成度の高いモデルでした。

「Pro」の名にふさわしく、高負荷な作業を行うビジネスユーザーでも十分に活用できる性能を備えています。
一方で、現在の価格は28.4万円からと高めで、クリエイター向けPCも視野に入るレンジです。この価格帯としては、ディスプレイがやや平凡に感じられる点は否めません。

とはいえ、発売直後で価格が高いだけで、今後セール対象になれば手の届きやすい価格帯に下がる可能性は十分あります。

 

 

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