HP OmniBook X Flip 14-kc(AMD)のレビューです。
全体的にミドルハイクラスの性能の2 in 1 PCで、目を引くおしゃれなディープエスプレッソカラーを採用し、大人のPCといった落ち着いたかっこよさがありました。
また、約1.4㎏の軽さで場所を選ばずに使いやすいのも魅力で、バッテリー駆動時間も中負荷作業時で8時間20分と比較的長いので、丸1日外出するような人にも合います。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはRyzen AI 7 450、LPDDR5X 32GB、SSD PCIe 4.0 1TBになります。
Contents
OmniBook X Flip 14-kc(AMD)のスペックと特徴
| SoC | Ryzen AI 5 435 Ryzen AI 7 450 |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5X 最大32GB |
| ストレージ | SSD PCIe 4.0 1TB |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ(14型) | 2K OLED タッチ 300ニト 3K OLED タッチ 500ニト |
| OS | Windows 11 Home |
| 無線 | Wi-Fi 7 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| WEBカメラ | 500万画素AIカメラ+IRカメラ |
| オーディオ | Poly Studio |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 313 × 218 × 14.4mm |
| 重さ(実測) | 1432g |
| バッテリー ACアダプタ |
最大24時間 65W |
| 標準保証 | 1年間 |
| 価格 | 21.4万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはRyzen AI 7 450を搭載し、50 TOPSのNPUを備えています。8コア16スレッドで最大クロックは5.1GHzと高く、高性能コア(Zen 5)が4つ、高効率コア(Zen 5c)が4つという仕様で、がっつり性能を出して動けるパワーを備えながら、状況に応じてバッテリーの消耗を抑え、効率よく動くCPUです。
性能とバッテリー駆動時間はトレードオフの関係にあるので、超高性能+長時間駆動じゃなく、高性能+長時間駆動というコンセプトで設計されていると思います。
メモリには、高速なLPDDR5X-8533で最大32GB(16GBメモリはLPDDR5X-8000)を搭載、オンボード仕様のため後からの増設はできませんが、この帯域幅と容量があれば、メモリを大量に消費するAI処理や、多くのタブを開くようなマルチタスクも余裕を持って運用できます。
ストレージは最新規格のPCIe 4.0対応の1TBで、転送速度は高速でした。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで2Kと3Kがあり、レビュー機は3K解像度でした。
最大輝度は500ニトと高く屋外でも見やすく、広色域のDCI-P3 100%(2KモデルはDCI-P3 95%)で色鮮やかな表示が可能、そして最大120Hzのリフレッシュレートで滑らかな動きです。OLEDディスプレイを採用しており、深い色を描写でき、すごくきれいです。
ちなみに、公式サイトで2Kや3Kと記載されているので同じ表記をしていますが、実際はWUXGA(1920×1200)と2.8K(2880×1800)です。
その他のスペックはWindows 11 Homeを搭載し、無線は最新のWi-Fi 7に対応、Webカメラは500万画素のAIカメラで、顔認証のIRカメラ付きです。
そして、実測1432gと14インチの2 in 1 PCとしては若干軽い方で、バッテリー駆動時間は24時間(公称値)、当サイト計測で8時間20分と長めなので、持ち運びに向いています。
筐体は14.4ミリと薄いのにインターフェイスは必要十分揃えており、USB Type-C 40Gbpsが左右に1つずつ、USB-A 10Gbpsも左右に1つずつ、そしてHDMI、コンボジャックとなっています。
左右にUSB-CもAもあるのは、非常に使いやすいです。ポートのせいで机のレイアウトを変える必要もないし、カフェなどの狭い机で作業をするときも、どちらからでもデバイスを繋ぐことができるので、非常に便利です。
また、本機はCopilot+ PCに準拠しており、搭載された50 TOPSのNPUを活用した最新のAI機能を余すことなく体験できます。
FAQ:よくある質問と回答
ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことが下記にない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 納期が変わりました。こういうことは良くありますか? | 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月は納期がずれることがあるようです |
| 出荷からどのくらいで届きますか? | 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから) |
| 画像・動画編集に使えますか? | Canvaなどでの画像編集や、簡単な切り貼りテロップ入れの動画編集ならできますが、多くのエフェクトを使うと重くなると思います。また、がっつり作業するならメモリ32GBがおすすめ |
| ファンはうるさいですか? | ベンチマーク計測時は平均38dBと音はしますが、静かです |
| PD充電できますか? | PD対応USB-Cがあるので可能です |
| PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? | PDとDP対応USB-Cがあるので可能です |
| オンラインレッスンに合いますか? | カメラの解像度は500万画素と高く、オンラインレッスンやミーティングにも合います |
| メモリ/ストレージの増設はできますか? | いいえ、できません |
| 持ち運びに向いていますか? | 14インチで1432gなので向いています |
| ディスプレイは明るいですか? | 最大500ニトと明るいです |
| Officeの使い心地は? | 快適に使えます |
| ディスプレイの色域の違いは何ですか? | 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機は最高でDCI-P3 100%になります(2KモデルはDCI-P3 95%) |
以下にて本機の特徴をご紹介します。
Copilot+PCとは?

Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。
主な機能です。
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・イメージクリエイターで画像生成
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。
こちらにCopilot+PCでできることを紹介しているので、あわせてどうぞ。
左右にあるUSBポートが非常に使いやすい
本機は左右にUSB-AもUSB-Cも1つずつ配置されており、非常に使いやすいです。
USBポートの位置のせいで、机のレイアウトやPCの置き場所を考えないといけないことが多いですが、これであればモニターのポートが左右どちらにあっても関係ないし、ACアダプタの位置が左右どちらでも問題ありません。
また、USB-CはThunderbolt 4なのでデータ転送速度も速く、Thunderbolt 4対応ドックなども使えます。
使い勝手が高い2 in 1 PC
コンバーチブルPC(2 in 1 PC)はヒンジが360°回転する仕様で、いろいろなモードに変形できるので、いろんな状況で使いやすいです。
左上の写真から時計回りに、
・ノートブックモード
・スタンドモード
・タブレットモード
・テントモード
です。
テントモードはベッドに寝転んで使ったりするときに、底面にある吸気口を塞がないので筐体が熱くなりにくいです。
スタンドモードは画面を近づけたいときや、ペンや指で操作するときに使いやすいです。私は新幹線や飛行機に乗るときに、このモードを使うことが多いです。
タブレットモード時はタブレットのようにして使えるので、ペンでメモを取ったり、イラストを描いたりしやすいです。
筐体をチェック・ディープエスプレッソカラーで大人のPCを演出
本機はディープエスプレッソというカラーで茶色っぽいのですが、黒に近く、角度によってはグレーっぽい色でもありました。
念のため調べたら、ディープエスプレッソというカラーはこげ茶色ということでした。
こういった色のPCはほとんどないので、すごく個性的で、大人のPCといった洗練されたカラーです。
メタル筐体で軽めの機種なので、こんな持ち方をしても筐体はたわまないです。離着席が多い人にも使いやすい機種ですね。
14インチとしては平均的な重さ・1432gですが、重たくなりがちな2 in 1 PCとしては軽い方です。
比較的軽量コンパクトなので、サッと持って移動ができます。もちろんMIL-STDにも準拠しているので、安心してどこにでも連れていくことができます。
筐体内部を確認すると、冷却機構はヒートパイプ2本とファン1機でした。モバイルPCでは軽量化のためにヒートパイプ1本というものが多いですが、本機は高性能CPUを搭載していることもあり、しっかりとした冷却周りになっています。
プレミアムモデルの本機はオールメタルボディで質感も良く、高級感があります。ベゼルは細く、左右4.5ミリ、上9.5ミリ、下11ミリでした。
14インチで寸法は幅313mm、奥行き218mm、厚さ14.4mmとコンパクトにまとまっています。
普通のクラムシェルでも14.4ミリは非常に薄いですが、2 in 1 PCでこの薄さはすごいです。PCを掴むと薄さがすぐにわかります。
HPのプレミアムモデルはヒンジにロゴを刻印しており、プリントじゃなくて刻印にすることで、プレミアムモデルらしい上品さが出ますね。
パームレストにもきらりと輝くロゴがあります。
2 in 1 PCでは画面角度固定のために強めのヒンジが多いですが、絶妙な調整をされているようで、ディスプレイを片手で開くことができました。
片手にドリンクや書類などを持っていても、サッと開けて使い始めることができます。
長時間バッテリー駆動
68Whの大容量バッテリーを搭載し、通常、一般的に消費電力が大きいとされるOLEDディスプレイを採用しながらも、CPUの高い電力効率により24時間(公称値)のバッテリー駆動時間を実現しています。
また、急速充電にも対応しており、30分で50%も充電できます。充電忘れでも、サッと充電して出かけることが可能です。
当サイトも独自にバッテリー駆動時間を検証し、計測方法は画面輝度50%、音量50%でWi-Fiに繋いで
Google Meetで画面共有閲覧をしながら1時間Webミーティングを行った時のバッテリー減少率から計算しました。
この計測内容は、中負荷、もしくはやや高めの負荷に分類されます。
無線をOFFにし、画面輝度を極端に下げたり、低負荷な動画視聴時間など実利用にそぐわない計測方法が多くみられますが、当サイトは実利用に沿った設定なので、概ね正しい時間になると思います。
バッテリーは1時間で12%減少し、推定バッテリー駆動時間は8時間20分でした。
実使用環境で8時間オーバーなので、1日外出する様な人にも合います。
当サイト計測バッテリー駆動時間
オレンジ/本機 青/その他
| HP EliteBook X G2i 14/Intel | |
|---|---|
| HP OmniBook X Flip 14-kc/AMD | |
| Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14/Intel | |
| Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11 /AMD |
OLEDディスプレイで色鮮やか
14インチのWUXGA OLEDディスプレイで、画面比は縦に長い16:10と一般的な16:9の画面よりも多くの情報を表示できます。
Ryzen AI 5モデルは2K(1920×1200ドット)、300ニト、DCI-P3 95%、Ryzen AI 7は3K(2880×1800ドット)、500ニト、DCI-P3 100%、リフレッシュレート120Hz、Rye ease(ブルーライト低減)になり、どちらもタッチディスプレイになります。
光沢のあるディスプレイで反射しやすく、特に明るい場所では反射で見にくいことがあるかもしれません。
大きな特徴はこちらです。
本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、一般的な16:9の15インチ並みの情報を表示できます。その分スクロール回数が減り、一目で把握できる情報量が増えるため、作業効率の向上にもつながります。
左は本機で、右はsRGB 100%のディスプレイです。本機は非常に色鮮やかで、きれいです。
左側が本機、右側が一般的なDCI-P3 100%のディスプレイです。本機は色が鮮やかで、白い煙もより白いです。また、黒の再現性が高く、質が高いディスプレイだと思います。
視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。
輝度はピーク時500ニトと高く、屋外でも比較的見やすいです。(Ryzen AI 5モデルは300ニト)
| 220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
|---|---|
| 250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
| 300ニト | 屋外の日陰ならなんとか見える |
| 400ニト | 屋外の日陰なら使える |
| 500ニト | 屋外向け |
| 600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
| 1000ニト | 直射日光下でも実用的 |
500万画素WebカメラとIRカメラ
500万画素と高画質のAI Webカメラを搭載で、顔認証に対応したIRカメラも付いています。さらに物理タイプのプライバシーシャッターも備えており、Web会議の休憩中などオフにしていればプライバシーも守られます。
こちらの画像は、本機のウェブカメラと一般的なビジネスPC(FHD対応)で、同じ人形を撮影して比較したものです。本機は明るく毛並みもしっかりと撮影されており、品質が高いカメラです。
PCのWebカメラは部屋の電気くらいじゃ暗く映るものが多いですが、本機ライトなしでも見やすい明るさで撮れています。
Poly Studioのデュアルスピーカーを搭載しており、低音は弱いですがとてもきれいな音です。

NPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使え、カメラ映りを向上させ、設定自体も簡単に行えるので時間の節約になります。
キーボードを検証
キーボードは日本語のバックライト付きで、すべての主要キーが同じ大きさです。HPでは珍しく左右カーソルキーも大きいので、押し間違いしにくいです。表面の手触りはし取りしており、手触りは良いです。
ただし、右上のDeleteキーのすぐ右に電源ボタンがあり、最初は間違って押してしまうことがあったので、ご注意を。
また、個人的によく使うCopilotキーを搭載しているので、調べ物や疑問が出たときにワンタッチで呼び出せてとても快適です。
タッチパッドは125.4ミリ×80.4ミリで14インチとしてはやや大きい方です。画面輝度と音量をコントロールできるジェスチャータッチパッドなので、わざわざFキーまで行って調整しなくても良いです。
キーピッチは実測18.9×18.3mmで、フルサイズに近く窮屈ではないです。キーストロークは実測約1.0mmでちょっと浅いので、軽いタイピングの人には合うと思います。
また、打鍵音は少ししますが、静かです。Intelモデルはカチャカチャ言っていたので本機もそうかと思いましたが、全然別モノでした。
バックライトは十分あかるく、キーの輪郭がくっきりと浮かび上がるため、夜間の作業でも使いやすいです。
ベンチマーク計測結果

ベンチマークの総評を先に言うと、マルチコア・シングルコアの両性能は比較的高く、グラフィック性能もiGPUとしては高めでした。
4K動画のレンダリングを3回連続でやっても性能が落ちず、高負荷な作業もできる性能です。
AI性能を測るベンチマークは不具合で正確に計測できませんでしたが、50 TOPSのNPU性能があるので、全体の「快適さ」を底上げしてくれると思います。
本記事では主なベンチマークを紹介していますが、詳細は「Ryzen AI 7 450の実機ベンチマーク」をどうぞ。
CPU Mark計測結果

CPU Markを計測すると、26233とミドルハイクラスの性能でした。
普段使いやビジネス用途には十分な性能です。
スコアの目安
- 7,000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 15,000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 20,000~・ハイエンドPCに搭載される
- 25,000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他
| Core Ultra 7 255HX | |
|---|---|
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 185H | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Ryzen 7 8845H | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Core Ultra 7 165H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 7 450 | |
| Ryzen 7 8840HS | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core i5-1335U | |
| Core Ultra 5 135U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 165U | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。
計測結果はマルチコア721と高く、シングルコアも115と高めの性能でした。
マルチコア性能はRedshiftのような高負荷なレンダリングエンジンにおいて大きな差が出る部分で、本機721は上位クラスの性能で、全コアをフルに使うクリエイティブワークでも実用的な速度で作業ができます。
シングルコアは115で、ブラウジングやOfficeアプリの起動、写真のレタッチといった日常動作ではキビキビとしたレスポンスを維持しています。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Ryzen AI 7 450 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core i5-13420H | |
| Apple M1 | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 356H/LOQ 15IHP | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Ryzen AI 7 450 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Apple M1 | |
| Core Ultra 7 356H/OmniBook | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen AI 7 445 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
3D Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いと、Officeを使った資料作成や複数ウィンドウを並べた作業がスムーズになるほか、画像編集や動画編集といったクリエイティブ用途でも快適に扱えます。
本機の3Dグラフィックス性能を測る3D Graphics Markのスコアは、5763とミドルハイに近い性能でした。
軽めの動画編集や写真加工や複数画面での作業は比較的しやすく、日常用途に対応できるパフォーマンスです。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra X7 358H | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 7 450 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen AI 7 445 | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Core i5-1335U | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Core i5-13420H |
Memory Mark計測結果
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR5X-8533MHzの32GBで、Memory Markの計測結果は2839と悪くないスコアでしたが、当サイト計測の平均スコアよりも低かったです。とはいえ、これだけのスコアなのでメモリが原因の遅延は起きにくく、サクサク使えると思います。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| LPDDR5X平均 | |
|---|---|
| 本機種LPDDR5X | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
爆速ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはPCIe 5.0接続の1TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が7,054MB/秒、ライト(書き込み)が5,399MB/秒とPCIe 4.0の上限に近い数値でした。
この速度であれば大容量ファイルのコピーや移動も、一瞬で完了するほどの速度です。
起動時間を5回計測した平均は14.4秒で、非常に速い立ち上がりでした。毎朝の起動がストレスフリーになりますね。
| 1回目 | 16秒 |
|---|---|
| 2回目 | 14秒 |
| 3回目 | 14秒 |
| 4回目 | 14秒 |
| 5回目 | 14秒 |
| 平均 | 14.4秒 |
排熱性能と騒音値の計測
底面にある通気口はメッシュで埃やゴミが入りにくくなっています。また、幅も筐体いっぱい取っており、幅広いですね。
内部は1つのファンと2本のヒートパイプで排熱されており、標準的な冷却機構です。
CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。
この時のPC表面温度は41.6度とちょっと高め、底面温度も46.3度と高めで、膝の上に置いて使っているとすごく熱くなりました。膝上で使う場合は、PCの吸気を考えながら使った方が良いです。
騒音値は平均約38dBと音は聞こえますが、うるさいほどではありませんでした。扇風機の「弱」くらいです。
ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。
手厚いサポート
1年間無料のサポートがあり、LINEサポートやLIVEサポート(コールセンター)、メールで対応しているので、設定や故障など何かあれば 安心して尋ねることができます。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。
HP PCを比較して選びたい方へ
他のHP PCと比較して検討されたい方は、こちらの全機種比較レビュー記事をどうぞ。
まとめ
良い点
・ディープエスプレッソカラーがユニークで落ち着いたかっこよさがある
・USB-AとCが左右に配置されていて便利
・比較的軽い2 in 1 PCで、取り回しが良い
・Copilot+PC
・バッテリー駆動は実用的な長さ
・ディスプレイが高品質
・ジェスチャーパッドで輝度と音量をコントロールできる
・Webカメラが高品質
・メタルボディで高級感がある
残念な点
・高負荷時にPCが結構熱くなった
総合評価
省電力性に長けたPCで、それでいて高負荷時には大きなパワーを発揮する機種でした。
マルチコア・シングルコアの両性能は比較的高く、グラフィック性能もiGPUとしては高めで、一般的なビジネス用途であれば十分に活用できる性能です。
2 in 1 PCで取り回しが良く、バッテリー駆動時間も中負荷作業時でも8時間以上と長いので、1日外出する人や場所を移動することが多い人に使いやすいと思います。
また、ディスプレイがすごく高品質で、クリエイター向けの品質です。画像などしっかりとした色を見ながら編集できます。
膝上で使っていると結構熱くなったので、こういったことをする人は換気を考えながらやった方がいいですが、これ以外に特に不便な点がなかったので、完成度が高めのPCでした。
イメージ的に、CPU性能:8、バッテリー:8、重さ:7といったバランスのPCです。
— パソコンガイド編集部
購入先
Author

・パソコンガイドメインライターの本田。PCやタブレット、その他ガジェットが好きで、年間2~30台ほどのPCとモニターや周辺機器を購入するマニア
・元ミュージシャン
・暖かいところが好きで、よくタイに旅行に行く
・既婚(妻と子供2人)
・最近の趣味はオーディブルを聞きながらぼけ~っとすること
・はまってることは、裸足で1日10分歩く健康法
・若く見られがちだが40代