HP OmniBook Ultra 14-kdのレビューです。
性能・機能・外観・実用性のどこを見てもハイエンドで、惚れ惚れするような機種でした。
クリエイター、重たい作業をする社会人、一目で他のPCとは格が違うとわかるPCが欲しい人など、本物を求める人に使ってほしいPCです。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra X9 388H、LPDDR5X 64GB、SSD PCIe 5.0 2TBになります。
OmniBook X Flip 14-kc(AMD)のスペックと特徴
| CPU | Core Ultra 7 356H Core Ultra X9 388H |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5X 最大64GB |
| ストレージ | SSD PCIe 5.0 2TB |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ(14型) | 3K OLED タッチ 500ニト |
| OS | Windows 11 Home |
| 無線 | Wi-Fi 7 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| WEBカメラ | 500万画素AIカメラ+IRカメラ |
| オーディオ | Poly Studioクアッドスピーカー |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 311 × 215 × 7.3-10.7mm |
| 重さ(実測) | 1283g |
| バッテリー(公称値) 実測 |
最大30時間 7時間8分 |
| 標準保証 | 1年間 |
| 価格 | 37.4万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはワークステーションに搭載されるようなハイエンドで、16コア16スレッドのCore Ultra 7 356Hか、同じく16コア16スレッドのCore Ultra X9 388Hになります。
この2つはほぼ同じ仕様で、基本的な違いはクロック数になり、コアとスレッド構成やiGPUコア、NPUは同じです。
メモリには、高速なLPDDR5X-8533で最大64GBを搭載、オンボード仕様のため後からの増設はできませんが、この帯域幅と容量があれば、メモリを大量に消費するAI処理や、多くのタブを開くようなマルチタスクも余裕を持って運用できます。
ストレージは最新規格のPCIe 5.0対応で最大2TBで、転送速度は爆速でした。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで3K(2880×1800ドット)解像度のOLEDディスプレイを採用、高色域のDCI-P3 100%にリフレッシュレートは120Hzとクリエイター向けディスプレイです。
最大輝度は500ニトと高く屋外でも比較的見やすく、タッチディスプレイでスマホの様に操作もできます。
その他のスペックはWindows 11 Homeを搭載し、無線は最新のWi-Fi 7に対応、Webカメラは500万画素のAIカメラで、顔認証のIRカメラ付きです。
そして、実測1283gと14インチではとても軽く、バッテリー駆動時間は30時間(公称値)、当サイト計測で7時間8分と長めなので、持ち運びに向いています。
筐体は最薄部7.3ミリと非常に薄いためインターフェイスは割り切りタイプで、Thunderbolt 4が3つとヘッドホン/マイクジャックのみになります。
USB-Cしか使わないユーザーはこのインターフェイスでもよいかもしれませんが、がっつり仕事で使おうと思う人はUSBハブなどを持ち歩かないと不便な場面もあるかもしれません。
また、本機はCopilot+ PCに準拠しており、搭載された50 TOPSのNPUを活用した最新のAI機能を余すことなく体験できます。
FAQ:よくある質問と回答
ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことが下記にない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 納期が変わりました。こういうことは良くありますか? | 時期によりますが、大きなセールがある12月、1月、そして新年度に向けての買い替え需要が高い3月4月、サマーセールがある7~8月は納期がずれることがあるようです |
| 出荷からどのくらいで届きますか? | 経験からみると、出荷から通常2~3日以内に届くと思います(購入日からじゃなく出荷されてから) |
| 画像・動画編集に使えますか? | グラフィック性能は非常に高く、クリエイティブワークもできます |
| ファンはうるさいですか? | ベンチマーク計測時は平均46dBと音はちょっとしますが、この性能のPCとしては標準的な騒音値です。重たい作業時以外は静かです |
| PD充電できますか? | Thunderbolt 4があるので可能です |
| PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? | Thunderbolt 4があるので可能です |
| オンラインレッスンに合いますか? | カメラの解像度は500万画素と高く、オンラインレッスンやミーティングにも合います |
| メモリ/ストレージの増設はできますか? | いいえ、できません |
| 持ち運びに向いていますか? | 14インチで1283gと軽いので向いています |
| ディスプレイは明るいですか? | 最大500ニトと明るいです |
| Officeの使い心地は? | 快適に使えます |
| ディスプレイの色域の違いは何ですか? | 色域が広いとより正確な色を描写できます。広さはAdobe RGB(これはほとんどない) >DCI-P3 > sRGB > NTSC 45%になり、本機はDCI-P3 100%になります |
以下にて本機の特徴をご紹介します。
Copilot+PCとは?
Copilot+PC(コパイロットプラスピーシー)と言うのは、Microsoftが「Microsoft Build 2024」で発表した新しいカテゴリのPCで、AI技術を活用するための機種と位置付けられています。
主な機能です。
・RecallでPCで見たものを簡単に検索
・CocreatorでほぼリアルタイムにAI画像の生成及び調整
・イメージクリエイターで画像生成
・Live Captionで40以上の言語の音声を英語に翻訳
すごく簡単に言うと、AIがいろいろなサポートをしてくれて作業効率が上がる(便利になる)、と考えていたら問題ないです。
左右にあるUSB Type-Cポートが非常に使いやすいがUSBハブが必須
本機は左右にThunderbolt 4が配置されており、非常に使いやすいです。
USBポートの位置のせいで、机のレイアウトやPCの置き場所を考えないといけないことが多いですが、これであればモニターのポートが左右どちらにあっても関係ないし、ACアダプタの位置が左右どちらでも問題ありません。
ただし、極薄ボディのためインターフェイスは非常にワリキリタイプで、USB-AもなければHDMIもありません。USBハブがあった方が使いやすいです。
外観・一目見ただけで分かる高級感
本機はシルクサンドというカラーを採用し、「シルク」という名前からも分かるように手触りがサラサラととても良く、パッと見ただけでも高級感があります。
アルマイト加工のアルミニウムを鍛造プレス製法された筐体で、とても軽くこんな持ち方をしても筐体はたわまないです。離着席が多い人や歩きながらパソコンを使う人にも使いやすい機種です。
各インチの平均はこれくらいで、本機は14インチで1283gと非常に軽量です。
・13.3インチ・・・1.2㎏~
・14インチ・・・1.4㎏
・16インチ・・・1.7㎏~1.8㎏
軽いだけじゃなく、20項目のMIL規格をクリアした堅牢性があり、安心してどこにでも連れていくことができます。
筐体内部を確認すると、冷却機構はファン2基とヒートシンク、その下にヒートパイプがありました。モバイルPCでは軽量化のためにファンを減らしたりすることがありますが、本機はハイエンド仕様です。
ベゼルは非常に細く、左右4.0ミリ、上8.6ミリ、下10ミリでした。
14インチで寸法は幅311mm、奥行き215mm、厚さ7.3-10.7mmと非常にコンパクトにまとまっています。しかも、ヒンジ部分は鏡のように反射して、デスクの木目が映っていますね。
本機は側面やヒンジ部分の加工が素晴らしく、とても高級感があります。また、上位モデルならではのロゴもあり、プレミアム感を演出していますね。
側面はヘアライン加工が施されおり、高級感の演出+汚れが目立ちにくい仕様です。
横から見ると薄さが際立って見えます。
パームレストにもきらりと輝くロゴがあります。
軽量PCですが絶妙な調整をされているようで、ディスプレイを片手で開くことができました。片手にドリンクや書類などを持っていても、サッと開けて使い始めることができます。
折りたたみプラグ型の65W USB Type‑C GaN ウォールマウント ACアダプター が付属しており、スマホのアダプタよりちょっと大きなサイズです。ポケットにも入れれるサイズだし、168.5gととても軽いので、持ち運びも便利です。
詳しい質感などは動画をどうぞ。
長時間バッテリー駆動
これだけ軽い機種ですが70Whの大容量バッテリーを搭載し、通常、一般的に消費電力が大きいとされるOLEDディスプレイを採用しながらも、CPUの高い電力効率により30時間(公称値)のバッテリー駆動時間を実現しています。
また、急速充電にも対応しており、30分で50%も充電できます。充電忘れでも、サッと充電して出かけることが可能です。
当サイトも独自にバッテリー駆動時間を検証し、計測方法は画面輝度50%、音量50%でWi-Fiに繋いでGoogle Meetで画面共有閲覧をしながら1時間Webミーティングを行った時のバッテリー減少率から計算しました。
この計測内容は、中負荷、もしくはやや高めの負荷に分類されます。
無線をOFFにし、画面輝度を極端に下げたり、低負荷な動画視聴時間など実利用にそぐわない計測方法が多くみられますが、当サイトは実利用に沿った設定なので、概ね正しい時間になると思います。
バッテリーは1時間で14%減少し、推定バッテリー駆動時間は7時間8分でした。
高性能CPUを搭載し、実使用環境で7時間オーバーなので、1日外出する様な人にも合います。
当サイト計測バッテリー駆動時間
オレンジ/本機 青/その他
| HP EliteBook X G2i 14/Intel | |
|---|---|
| HP OmniBook 3 16-bz/Snapdragn | |
| ASUS Zebook S14/Intel | |
| ASUS Vivobook S14/Intel | |
| ASUS Vivobook S16/Intel | |
| HP OmniBook X Flip 14-kc/AMD | |
| Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 14/Intel | |
| HP OmniBook Ultra 14-kd/Intel | |
| Lenovo ThinkPad T14s Gen 7/Intel | |
| HP EliteBook X G2a 14 AI PC /AMD | |
| Lenovo IdeaPad Slim 5a Gen 11 /AMD | |
| Lenovo IdeaPad 5i 2-in-1 Gen 11 /Intel | |
| Lenovo ThinkPad E14 Gen 7 ILL(14)/Intel | |
| HP OmniBook 3 14-hyhw/AMD |
OLEDディスプレイで色鮮やか
14インチの2880×1800ドット OLEDディスプレイで、画面比は縦に長い16:10と一般的な16:9の画面よりも多くの情報を表示できます。その分スクロール回数が減り、一目で把握できる情報量が増えるため、作業効率の向上にもつながります。
輝度は高めの500ニト、DCI-P3 100%、リフレッシュレート120Hz、Eye ease(ブルーライト低減)になり、タッチディスプレイになります。光沢のあるディスプレイで反射しやすく、特に明るい場所では反射で見にくいことがあるかもしれません。
左は本機で、右はsRGB 100%のディスプレイです。本機はDCI-P3 100%で非常に色鮮やかで、きれいです。画像編集をする場合は、特に作業がしやすいと思います。
黒の再現性を確認する画像で、本機はOLEDなのでしっかりと真っ黒を描写できています。コントラスト比も高く、メリハリのある描写ができています。
視野角は非常に広く、上下左右どの方向から見ても暗くなる部分がなく、表示内容をはっきり確認できます。
輝度はピーク時500ニトと高く、屋外でも比較的見やすいです。
| 220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
|---|---|
| 250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
| 300ニト | 屋外の日陰ならなんとか見える |
| 400ニト | 屋外の日陰なら使える |
| 500ニト | 屋外向けの日陰ならそこそこ見やすい |
| 600ニト | 明るい屋外でも比較的見える |
| 1000ニト | 直射日光下でも実用的 |
500万画素WebカメラとIRカメラ
500万画素と高画質のAI Webカメラを搭載で、顔認証に対応したIRカメラも付いています。さらに物理タイプのプライバシーシャッターも備えており、Web会議の休憩中などオフにしていればプライバシーも守られます。
こちらの画像は、本機のウェブカメラと一般的なビジネスPC(FHD対応)で、同じ人形を撮影して比較したものです。本機は解像度が高いため毛並みもしっかりと撮影されていますが、ちょっと暗いです。明るい場所で使うか、撮影ライトがあると良いと思います。
Poly Studioのクアッドスピーカーを搭載しており、とてもきれいな音で高音もはっきりと聞こえます。

NPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使え、カメラ映りを向上させ、設定自体も簡単に行えるので時間の節約になります。
キーボードを検証
キーボードは日本語のバックライト付きで、すべての主要キーが同じ大きさです。HPでは珍しく左右カーソルキーも大きいので、押し間違いしにくいです。
キーとキーの間に格子がないラティスレス設計でキートップが大きく、打ちやすい設計でした。そして表面の手触りはしっとりしており、手触りは良いです。
ただし、右上のDeleteキーのすぐ右に電源ボタンがあり、最初は間違って押してしまうことがあったので、ご注意を。
タッチパッドは138.5ミリ×88.1ミリと大きく、触覚タッチパッド(ハプティクス)ですが、言われないと分からないレベルの使い心地でした。クリックしたときに疑似的な振動が来て、本当にタッチパッドが下に沈んだ感じがします。
また、ウォーターフォールタッチパッドといって、パームレストから手前側の側面にかけて滝(Waterfall)のように自然になだらかな曲面でつながっているデザイン構造です。
キーピッチは実測18.9×18.1mmで、フルサイズに近く窮屈ではないです。キーストロークは実測約1.4mmと比較的深いストロークでタイピングしやすいです。
また、打鍵音は少ししますが、とても静かで、打鍵感が良いです。
バックライトは十分明るく、キーの輪郭がくっきりと浮かび上がるため、夜間の作業でも使いやすいです。
ベンチマーク計測結果
パソコンの頭脳であるCPUはワークステーションに搭載されるようなハイエンドで、16コア16スレッドのCore Ultra 7 356Hか、同じく16コア16スレッドのCore Ultra X9 388Hになります。
この2つはほぼ同じ仕様で、基本的な違いはクロック数になり、コアとスレッド構成やiGPUコア、NPUは同じです。
先に結果を言うと、こんなに薄い筐体に超高性能CPUを搭載している割にサーマルスロットリングを起こした形跡がなく、しっかりと排熱されており、しっかりとした性能を発揮しているようでした、
CPU Mark計測結果
CPU Markを計測すると、30540とハイエンド性能でした。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 15,000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 20,000~・ハイエンドPCに搭載される
- 25,000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ/本機 青/その他
| Core Ultra 7 255HX | |
|---|---|
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 185H | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Core Ultra X9 388H | |
| Ryzen 7 8845H | |
| Core Ultra 7 165H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 7 8840HS | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Ryzen 5 230 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core i5-1335U | |
| Core Ultra 5 135U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 165U | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
Cinebench 2024計測結果
Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftをベースに、CPUとGPUの能力を計測します。
結果はマルチコア788でミドルハイクラス、シングルコア129とハイエンド性能でした。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra X9 388H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 5 230 | |
| Apple M1 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Snapdragon X2 Elite Extreme X2E-94-100 | |
|---|---|
| Core Ultra X9 388H | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Apple M1 Max | |
| Apple M1 | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen AI 7 445 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 230 | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS |
PCMark10計測結果
こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス
総合性能は10443??10443?
めちゃくちゃ高ーいスコアです!
外部GPUなしのPCでこんなスコア見たことないような気がします。いや、外部GPUアリでもここまで高いのも珍しいと思います。
Essentialは11748と過去最高スコアで、起動・ブラウジング・アプリの立ち上げといった日常動作はどれも快適です。
Productivityは20286と異次元のスコアで、Office作業や資料作成、複数アプリを並行して使うワークフロー快適以外の何物でもないです。
Digital Content Creationは12965と過去最高に迫るスコアでした。
Essential
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra X9 388H | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-1240P | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 230 | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Ryzen AI 5 435 |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra X9 388H | |
|---|---|
| Core Ultra 9 386H | |
| Core Ultra X7 358H | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Ryzen 5 230 | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 3 7335U |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra X7 358H | |
|---|---|
| Core Ultra X9 388H | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra 9 386H+RTX 5060 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Ryzen 5 230 | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Ryzen AI 7 445/Yoga | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core i5-13420H |
Fire Strike計測結果
次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。
Fire Strikeのスコアは9864と非常に高く、RTX 3050 Laptopに迫る勢いでした。軽いゲームや動画編集などグラフィックパワーを必要とする作業に向いています。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| RTX 3060 | |
|---|---|
| Core Ultra X7 358H | |
| RTX 3050 | |
| Core Ultra 9 285H | |
| Core Ultra X9 388H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| GTX 1650 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| GTX 1650 Max-Q | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 9 465 | |
| Arc A350M | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 355 | |
| Core Ultra 7 356H/ThinkPad T14s | |
| Core Ultra 7 356H/Omnibook | |
| Core Ultra 5 325 | |
| Ryzen AI 7 445 | |
| Ryzen AI 7 445/Zenbook | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen AI 5 435 | |
| Ryzen 5 230 |
Memory Mark計測結果
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはLPDDR5X-8533MHzの64GBで、Memory Markの計測結果は4234と非常に高かったです。これだけのスコアなので、メモリが原因の遅延は起きにくく、サクサク使えると思います。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| 本機種LPDDR5X | |
|---|---|
| LPDDR5X平均 | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
爆速ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはPCIe 5.0接続の2TB SSDで、シーケンシャル速度を計測したところ、リード(読み込み)が9198MB/秒、ライト(書き込み)が8947MB/秒とめちゃくちゃ速いです!
この速度であれば大容量ファイルのコピーや移動も、一瞬で完了するほどの速度です。
起動時間を5回計測した平均は16.2秒と平均的な速度でした。が、これだけ巨大なメモリを搭載してこの速度はすごく速いです。
| 1回目 | 17秒 |
|---|---|
| 2回目 | 16秒 |
| 3回目 | 15秒 |
| 4回目 | 17秒 |
| 5回目 | 16秒 |
| 平均 | 16.2秒 |
排熱性能と騒音値の計測
底面にある通気口はとても細かいメッシュで、埃やゴミが入りにくくなっています。また、幅も筐体いっぱい取っており、幅広いですね。
内部は2つのファンとヒートシンク、そしてその下にヒートパイプがあります。上位モデルの冷却機構で、ベンチマークのところでも言いましたが、しっかりと排熱できているようです。
CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。
この時のPC表面温度は35.5度ととても低く、底面温度は40.1度と標準の範囲、膝の上に置いて使っていても、温かいくらいでした。夏場でこれはすごいです。
騒音値は平均約46dBとちょっと音は大きく、扇風機の「弱」くらいかなというくらいです。一応、アプリでは「静かなオフィスの騒音値」となっています。
薄型PCで、ハイエンドCPUを搭載した機種が、これほど温度と騒音を抑えられているのはとてもすごいです。普通じゃないですよ、コレ。
ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。
手厚いサポート
1年間無料のサポートがあり、LINEサポートやLIVEサポート(コールセンター)、メールで対応しているので、設定や故障など何かあれば 安心して尋ねることができます。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。
HP PCを比較して選びたい方へ
他のHP PCと比較して検討されたい方は、こちらの全機種比較レビュー記事をどうぞ。
まとめ
良い点
・超高性能CPU+メモリ+SSD搭載
・とても高級感が高く薄く、そしてかっこいい筐体
・Thunderbolt 4が左右に配置されていて便利
・軽量PCで持ち運びに便利
・Copilot+PC
・バッテリー駆動は実用的な長さ
・ディスプレイが高品質
・静かで打鍵感も良いキーボード
・Webカメラが高品質
・スピーカーの音質が良い
・排熱性能がとても高い
・ディスプレイを片手で開けることができる
・小さなGaNアダプタで持ち運びに便利
残念な点
・Webカメラが若干暗い
・Thunderbolt 4しかないので、ほとんどの人はUSBハブが必須になる
・残念というわけじゃないが、販売価格が40万円からと手が出にくい
総合評価
ほぼ完璧!個人的に、インターフェイス以外は文句なしのPCです。性能が高いのも嬉しいですが、高級感があり、所有欲も満たしてくれるので、見た目だけじゃなくハードな作業も軽々こなしてくれる実用性の高いPCです。
いや~、とても良いですね。レビューをしてて笑みがこぼれるほど刺さったPCでした。
専門的なことを言う必要がないほど、純粋に「良い機種」でした。
問題は価格ですね。Core Ultra 7 356Hモデルが402,600円、Core Ultra X9 388Hが652,300円となっています。割引前の価格なので、セールでどこまで下がるかがポイントです。
— パソコンガイド編集部
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Author

・パソコンガイドメインライターの本田。PCやタブレット、その他ガジェットが好きで、年間2~30台ほどのPCとモニターや周辺機器を購入するマニア
・元ミュージシャン
・暖かいところが好きで、よくタイに旅行に行く
・既婚(妻と子供2人)
・最近の趣味はオーディブルを聞きながらぼけ~っとすること
・はまってることは、裸足で1日10分歩く健康法
・若く見られがちだが40代
