HP OmniBook 7 14-fs/fr 実機レビュー|デュアルファン搭載の上位冷却と長時間バッテリーが魅力

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HP OmniBook 7 14-fs/frのレビューです。

本機はミドルクラスの14インチノートで、日常用途から少し重めの作業まで幅広くこなせるバランスの良い性能が特徴です。デュアルファンと2本のヒートパイプを備えた上位クラスの排熱機構により、高負荷時でも熱がこもりにくく、外出先で長時間作業するユーザーにも向いています。

バッテリー駆動時間も長く、携帯性と実用性の両立が図られています。インターフェイスはThunderbolt4を含む必要十分な構成で、ポートが左側に集中している点は好みが分かれるものの、使い勝手は良好です。筐体は高級感のある仕上がりで、所有満足度の高い1台です。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 225U、LPDDR5x-7467 16GB、SSD PCIe 4.0 1TBになります。

ここ最近特にメモリなどのPCパーツの価格が急上昇しており、PC価格も影響を受けています。また納期が延びているモデルもあるため、購入を検討されている方は早めのチェックをおすすめします。

 

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OmniBook 7 14-fs/frのスペック・特徴のまとめ

CPU Core Ultra 5 210H
Core Ultra 5 225U
Core Ultra 7 255U
Core Ultra 5 225H
Core Ultra 7 255H
メモリ LPDDR5 16/32GB
ストレージ SSD 512GB/1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS液晶、タッチ
2.2K IPS
OS Windows 11 Home
LAN Wi-Fi 7
生体認証 顔認証
Webカメラ 5MP+IRカメラ
寸法(幅×奥行×高さ) 314 × 226 × 11.1-18.9㎜
重さ 実測1489g
バッテリー(JEITA 3.0) 最大20時間
ポート HDMI 2.1
Thunderbolt 4
USB Type-C 10Gbps
USB Type-A 10Gbps
USB Type-A 5Gbps
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
標準保証 1年間(引き取り修理・海外保証)
カラー メテオシルバー、SAKURA、グレイシャーシルバー
価格 15.4万円~

 

パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultraシリーズを搭載し、12 TOPSのNPUがあり、WindowsスタジオエフェクトなどNPUが必要な機能が使えます。

メモリはLPDDR5で16GBか32GB、ストレージはSSD PCIe 4.0で最大1TBになります。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い14インチで、画面比16:9の15インチ並みの情報量があります。解像度はWUXGA(1920×1200ドット)か2.2K(2240×1400ドット)でIPS液晶を採用、そして300ニットと室内用途では十分な明るさがあります。

その他のスペックはWindows 11 Homeが搭載、LANは最新のWi-Fi 7、Webカメラは超高画質500万画素、そして顔認証のIRカメラもあります。

重さは1.41㎏からで、レビュー機は実測1489gと、14インチにしては重たいです。バッテリー駆動時間は最大約20時間とかなり長く、1日外出するような人に合います。

インターフェイスは必要十分で、Thunderbolt 4、USB Type-C 10GbpsとUSB-A 10Gbpsが1つずつ、5Gbpsが1つ、そしてHDMIと3.5mmジャックがあります。

 

公式サイト

 

 

手厚いサポート

HP 保証とサポート

1年間無料のサポートがあり、LINEサポートやLIVEサポート(コールセンター)、メールで対応しているので、設定や故障など何かあれば 安心して尋ねることができます。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。

 

 

安心して持ち歩ける強固なボディ

HP Omnibook 26,000 時間を超えるHP独自テストを実施

本機は累計 26,000時間以上のテストをクリアし、さらに **米軍物資調達規格「MIL‑STD‑810H」**の11項目にも合格した、高い耐久性を備えています。

もちろん乱暴な扱いは推奨されないものの、日常的な持ち運びで気を遣いすぎる必要がない 堅牢な設計は大きな安心材料です。

 

 

3つのカラーバリエーションがある筐体

HP OmniBook 7 14-fs・fr 3つのカラー

本機はスタイリッシュで落ち着きのあるメテオシルバー、清潔感のあるグレイシャーシルバー、そして上品で和テイスト漂うSAKURAの3つのカラーバリエーションがあります。

 

「HP OmniBook 7 14-fs/fr を正面から撮影した全体写真

今回のレビュー機は SAKURA です。ピンク系の筐体はHP以外ではほとんど見かけず、HPでもラインアップが多いわけではないため、かなり個性が際立つカラー といえます。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr の背面デザイン。SAKURAカラーの筐体

SAKURAはシャンパンピンクと言いましょうか、淡いピンク色でした。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr を左斜め前から撮影した写真。3Dメタル仕上げの質感が分かる

再生アルミニウムや再生プラスチックなど、環境にやさしい素材を随所に使用しており、1枚のアルミ板から作られ、高級感がある3Dメタル仕上げです。手触りも良く、滑らかなボディです。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr の実測重量を計測している写真(1489g)

実測1489グラムで、公称値の1.41kgグラムよりも重くなりました。14インチではちょっと重たい方ですが、このくらいであれば持ち運びもしやすいです。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr を横から撮影した写真。薄さと側面ポートの配置が分かる

最薄部が11.1ミリと非常に薄く、最厚部は18.9ミリで、スリムな筐体です。カバンに入れて持ち運びしても場所をあまりとらないですね。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr を上から撮影した写真。天面デザインと筐体サイズの全体像が分かる

寸法は幅314ミリ、奥行き226ミリで、コンパクトな14インチです。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr のディスプレイを最大角度まで開いた状態を撮影した写真

ディスプレイは約135度まで開くので、膝上での作業も快適です。ちなみに、ディスプレイを片手で開けることはできませんでした。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr 最大20時間のバッテリー駆動時間

JEITA 3.0測定(FHD動画を輝度200ニットで再生)のバッテリー駆動時間は、最大約20時間長く、急速充電に対応しており30分で最大50%の充電が可能です。

丸1日持ち歩く場合でも、これだけ長いバッテリー駆動時間があると安心です。

 

 

インターフェイス

インターフェイスは必要十分で、Thunderbolt 4、USB Type-C 10Gbps、USB-A 10Gbps、5Gbpsが1つ、そしてHDMIと3.5mmジャックがあります。

ただし、、ほぼすべてのポートが右側に集中しているため、使用する環境によってはケーブルの取り回しがしにくい場合があります。

HP OmniBook 7 14-fs/fr を左側面から撮影した写真。側面ポートの配置が分かる

HP OmniBook 7 14-fs/fr を横から撮影した写真。薄さと側面ポートの配置が分かる

 

 

ディスプレイを検証

HP OmniBook 7 14-fs/fr を正面から撮影した写真。ディスプレイが見える

ディスプレイは14インチのWUXGA(1920×1200)解像度で、視野角の広いIPS液晶を採用しています。2.2Kディスプレイもありますが、レビュー機はWUXGAでした。

 

本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16:9のディスプレイよりも縦方向の表示領域が広く、多くの情報を表示できます。このおかげでスクロール回数も減るし、一目でより多くの情報を見て取れるので作業効率もアップします。

 

レビュー機はsRGB 60%ほどで、一般的なディスプレイ(NTSC 45%)よりも若干色彩が豊かですが、動画・画像編集に向いているsRGB 100%よりも色が薄く、そして暗いですね。

 

黒の再現性を比較すると、本機はやや明るく表示され、締まりのない感じです。色域も広くないので正確な色の描写には不向きです。

 

どの角度から見ても色変化や暗部のつぶれが少なく、安定した視認性があります。

輝度は300ニトで、こちらは輝度の目安です。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっと暗い
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

ディスプレイは低価格モデル以上ハイエンド以下の品質で、普段使い用としては問題ないスペックだと思います。

 

 

バックライト付きキーボード

HP OmniBook 7 14-fs/fr のキーボードを上から撮影した写真。キーの配置が良くわかる

キーボードバックライトCopilotキーもあるキーボードです。

主要キーは同じサイズでタイプミスしにくいですが、一番下のキー列や半角/全角キー、そしてカーソルキーが小さいので、慣れが必要な人もいるかもしれません。

良い点としては、Copilotキーがあるので調べ物や疑問があるときもワンタッチで呼び出せるので、とても便利です。

タッチパッドは実測125.7ミリ×80.6ミリと大きく、スクロールやジェスチャー操作も安定しており、クリック感も十分でした。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr のキーボードを拡大して撮影した写真。キー配列と質感が分かる

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は実測18.4×18.5㎜とフルサイズ並みの幅があり、気持ちよく使えます。

キーストローク(キーを押し込む距離)は1.3ミリで軽い打鍵感なので、軽いタイピングをする人に向いています。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr 公式サイトにある を抜粋

公式サイトのレビュー欄に「キーボードのタッチ音がプラスチック? でカタカタ音が気になる」と言うものがありましたが、レビュー機ではタッタッタッと音はしましたが、カチャカチャやカタカタという音はなく、特段気になることはありませんでした。

先ほども言いましたが、打鍵感が軽いのであまり強くタイプせずに、軽めのタイピングが合うと思います。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr のキーボードバックライトを点灯させた状態を撮影した写真

バックライトは十分明るく、暗所での作業でも視認性が高いです。

 

 

プライバシーシャッター付き500万画素Webカメラ

高画質の500万画素Webカメラを搭載しており、プライバシーシャッター(画像右が使用時)も備えているため、使用しないときは物理的にカメラを閉じておけます。顔認証のIRカメラも搭載しているので、サインインはゼロタッチで完了します。

 

本機のWebカメラで撮影した画像と、比較のFHDカメラで撮影した画像です。本機は500万画素なので毛並みまで見え、Webカメラとしては明るい写真になりました。

 

HP OmniBook 7 14-fs/fr のスピーカー位置を示した写真(底面前方の左右に配置)

スピーカーはPoly Studioのスピーカーを搭載し、底面前方の左右に配置しています。ここにスピーカーがあると音が机の天板に反射して前方向に広がり、反射によって音量が増したように聞こえるんです。

音はちょっと高音が強いので、デフォルト設定では会話向きですが、音楽を聞く時は高音を少し下げると聞きやすいと思います。

 

Windows スタジオエフェクト

また、本機にはNPUを搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。

 

 

Wi-Fi 7に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

 

 

ベンチマークでOmnibook 7 14-fr/fsの実力を検証

搭載可能CPUはこちらで、レビュー機にはCore Ultra 7 225Uが搭載しています。

・Core Ultra 5 210H(8コア12スレッド)
・Core Ultra 5 225U(12コア14スレッド)
Core Ultra 7 255U(12コア14スレッド・レビュー機)
・Core Ultra 5 225H(10コア14スレッド)
・Core Ultra 7 255H(16コア22スレッド)

末尾にUとHがありますが、Uは省電力モデルでバッテリー駆動時間が長くなる代わりに性能は控えめです。Hは高性能モデルで処理能力が高い一方、消費電力が増えるためバッテリーの持ちは短くなります。

最大13 TOPS(1秒間に13兆回の演算処理が可能)のNPU性能があり、AI処理が高速かつ省電力で実行でき、たとえば背景ぼかしやノイズ除去などのビデオ会議機能もNPUで処理されるため、CPU負荷を抑えつつ安定した画質を維持できます。

*TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できる数値。

 

ベンチマークの結果を先に言うと、全体的に平均的なスコアで、特別に高い部分や極端に低い部分もなく、バランスの良いオールマイティな性能です

 

 

CPU Mark計測結果

HP OmniBook 7 14-fs/fr の CPU Mark スコアを示す画面。総合スコアは約2万

CPU の性能を測る CPU Mark のスコアは20,058と高く、一般的なビジネス用途はもちろん、画像編集など負荷の高い作業もこなせる性能です。日常作業では、動作の重さを感じにくいレベルです。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・普段使いならストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ビジネス用途でもがっつり使える
  • 18000~・ゲーミングPCなどのハイスペックPCに搭載される
  • 20000~・専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ/本機 青/その他

Core Ultra 9 285H  38228
Ryzen AI 9 HX 370  38025
Ryzen AI 9 HX 370  36217
Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Snapdragon X Elite X1E-78-100  28668
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Ryzen AI 5 340  21701
Ryzen AI 7 350  21143
Core Ultra 7 258V  21026
Core i5-13420H  20492
Core Ultra 5 226V  20148
Core Ultra 5 125H  20071
Core Ultra 7 255U  20058
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140
Ryzen 5 7535U  15855
Ryzen 5 7535HS  13797

 

 

 

Cinebench 2024を検証

HP OmniBook 7 14-fs/fr のCinebench 2024のスコアを示す画面。マルチコア568、シングルコア108

Cinebench 2024のスコアでは、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftを利用してCPUとGPUの処理能力を測定します。

マルチコアは568と中程度のスコアで、一般的なノートPC向けCPUとして妥当な結果です。一方、シングルコアは108と比較的高く、日常作業や軽いクリエイティブ用途ではキビキビと動作する性能が確認できました。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Ryzen AI 9 HX 370  1237
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Ryzen AI 7 350  806
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen AI 7 PRO 350  660
Core Ultra 5 125H  631
Core Ultra 7 258V  629
Ryzen AI 7 350  624
Ryzen 7 250  582
Core Ultra 7 255U  568
Ryzen 5 8640HS  557
Ryzen 5 8640U  548
Core i5-13420H  543
Apple M1  509
Ryzen 5 7535U  481
Core Ultra 5 228V  458
Ryzen 5 7535HS  446
Core i7-1280P  433
Core Ultra 7 255U  405

シングルコア性能

オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種

Core Ultra 7 258V  123
Core Ultra 5 228V  122
Ryzen AI 9 HX 370  117
Ryzen AI 7 350  115
Ryzen AI 7 350  115
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Ryzen AI 7 PRO 350  111
Core Ultra 7 255U  108
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Core Ultra 7 155H  105
Core i5-13420H  103
Core Ultra 7 255U  101
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 7 250  96
Ryzen 5 8640U  96
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  87
Ryzen 5 7535HS  83
Core i7-1280P  74

 

Geekbench AIでAI性能をチェック

HP OmniBook 7 14-fs/frのGeekbench AIのスコアを示す画面。単精度2519、半精度1105、量子化スコア5117

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルなどのAI処理の性能を評価します。

Single Precision(単精度)は2519、Half Precision(半精度)は1105、Quantized(量子化スコア)は5117と、省電力のUシリーズとしては比較的高いAI性能でした。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  3624
Ryzen AI 7 PRO 350  3426
Ryzen 7 250  3268
Ryzen AI 7 350  3224
Core Ultra 7 155H  2891
Core Ultra 5 125H  2758
Core i5-13420H  2687
Core Ultra 7 255U  2519
Core Ultra 5 125U  2458
Core Ultra 7 258V  2434
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 7 255U  2389
Core Ultra 5 228V  2310
Ryzen 5 8640HS  2204
Snapdragon X Elite X1E-78-100  2115
Ryzen 5 7535HS  2079
Ryzen 5 7535U  1647
Ryzen 3 7335U  1133

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon X Elite X1E-78-100  3471
Ryzen AI 7 PRO 350  1788
Ryzen AI 7 350  1647
Ryzen AI 9 HX 370  1537
Ryzen 7 250  1509
Core i5-13420H  1290
Core Ultra 7 258V  1276
Core Ultra 5 125H  1208
Core Ultra 5 228V  1205
Core Ultra 7 155H  1129
Core Ultra 7 255U  1105
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Core Ultra 7 255U  989
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535HS  976
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 7 350  7966
Ryzen AI 7 PRO 350  7162
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6881
Ryzen AI 9 HX 370  6827
Ryzen 7 250  6065
Core Ultra 7 155H  5382
Core Ultra 7 255U  5117
Core i5-13420H  5051
Core Ultra 7 258V  4822
Core Ultra 7 255U  4555
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 228V  4381
Core Ultra 5 125U  3972
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 5 7535HS  3379
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

PCMark10でビジネス用途でも快適に使えるかを検証

HP OmniBook 7 14-fs/frのPCMark10のスコアを示す画面。計測エラーがあったがProductivity 8857、Digital content creation 7375

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成性能(画像・動画編集など)」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアは、Essentialがエラーで計測できなかったため総合性能は不明ですが、Productivityは8857で快適に使える性能、Digital Content Creationは7375で良好な結果でした。

  • 総合性能は不明
  • Essentialは不明
  • Productivityは8857→快適に使える
  • Digital content creationは7375→良い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen AI 7 PRO 350  10884
Ryzen 5 8640HS  10622
Core i5-13420H  10601
Ryzen 5 7535U  10196
Ryzen AI 7 350  9845
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Ryzen 5 7535HS  9594
Core Ultra 7 258V  9547
Ryzen 7 250  9471
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 155H  9359
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Core Ultra 7 255U  8891
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 7 350  12493
Ryzen AI 9 HX 370  10550
Core Ultra 7 155H  9804
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Ryzen AI 7 PRO 350  8956
Core Ultra 7 255U  8857
Ryzen 7 250  8680
Core Ultra 7 258V  8606
Ryzen 5 7535HS  8317
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Core Ultra 5 228V  7786
Ryzen 3 7335U  7499
Core i5-13420H  6979
Core Ultra 7 255U  6643
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9789
Core Ultra 5 228V  9161
Core Ultra 7 155H  8978
Ryzen AI 7 PRO 350  8517
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 250  7447
Core Ultra 7 255U  7402
Core Ultra 7 255U  7375
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Ryzen AI 7 350  7138
Core Ultra 7 155U  7079
Ryzen 5 7535HS  6423
Core i7-1260P  6406
Core i5-13420H  6051
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636
Ryzen 5 5625U  5372
Ryzen 7 5700U  5282
Ryzen 3 7335U  4872
Core i5-1235U  4716
Ryzen 3 5425U  4240

 

4K動画エンコード時間を計測

HP OmniBook 7 14-fs/frの4K動画エンコード時間の計測のスコアを示す画面。3回の平均は3分33秒

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでエンコードにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。

3回計測し平均は3分33秒と、外部グラフィックス無しでは実用的な速度でした。また、これだけ重い作業を3回行っても速度が落ちていないのは、排熱性能が高いことも示しています。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Core Ultra 7 255U  5分3秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Ryzen 5 7535HS  4分10秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Ryzen 7 250  3分55秒
Core i5-13420H  3分47秒
Core Ultra 5 228V  3分44秒
Core Ultra 7 255U  3分33秒
Snapdragon X Elite X1E-78-100  3分28秒
Core Ultra 7 155H  3分14秒
Core Ultra 7 258V  3分7秒
Ryzen AI 7 350  2分55秒
Ryzen AI 7 PRO 350  2分38秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒
Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060  1分38秒

 

 

Fire Strike計測結果

HP OmniBook 7 14-fs/frのFire Strikeのスコアを示す画面。スコアは5038

FireStrikeは5038で、ノートPC向けGPUとしてはミドルクラスのスコアです。一般的な作業や軽い3D処理なら問題なくこなせる性能です。

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8654
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 228V  7994
Core Ultra 5 125H  7904
Core Ultra 7 155H  7274
GTX 1650 Max-Q  6861
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen AI 7 350  5582
Ryzen 7 250  5405
Ryzen AI 7 PRO 350  5315
Core Ultra 7 255U  5038
Core Ultra 7 255U  4877
Ryzen 7 7735U  4645
Ryzen 5 7535HS  4588
Core i5-13420H  3412

 

次は2Dゲームのベンチマークで、軽めのゲームであるドラゴンクエスト10は9054で「とても快適」、ちょっと重ためのFFXIV黄金のレガシーは「5097」で「普通」でした。(画質はFHD)

 

 

メモリ性能

HP OmniBook 7 14-fs/frのMemory Markスコアを示す画面。スコアは2659

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはLPDDR5X-7467の16GBで、Memory Markで性能を計測したら2659と、当サイト計測のLPDDR5Xの平均よりも遅かったです。ただし、使っていて特に違和感や遅さは感じませんでした。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3288
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
本機LPDDR5X  2659
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

ストレージ性能・シーケンシャル速度がすごく速い

HP OmniBook 7 14-fs/frのシーケンシャル速度を示す画面。スコアはリード7078MB秒 ライト5312MB秒

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0の1TBで、シーケンシャル速度を計測したらリード(読み込み速度)は7078MB/秒と非常に速く、ライト(書き込み速度)は5312MB/秒とこちらも非常に速いです。ハイエンドビジネスPC並みの速度で、頻繁に大きなデータ移動をする人にも合います。

起動時間を5回計測した平均は14秒で、ノートPCとしては十分に速い部類です。電源を入れてすぐに作業を始められる快適さがあります。

1回目 15秒
2回目 14秒
3回目 13秒
4回目 14秒
5回目 14秒
平均 14秒

 

 

排熱性能を検証|PC温度と騒音値を計測

HP OmniBook 7 14-fs/frの底面カバーの画像。通気口が見える

通気口は細長く確保されており、メッシュ構造でホコリが入りにくい設計です。

 

HP OmniBook 7 14-fs/frの筐体内部の画像。ヒートパイプと2つのファンがある

内部にはファン2基と2本のヒートパイプがあり、ノートPCとしては上位クラスの排熱機構です。高負荷時でも熱がこもりにくい構成になっています。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。

この時のPC表面温度は33.7度と低く、底面温度は32.0度と低めで、膝の上に置いて使っていても熱が少し伝わってくるくらいでした。

騒音値は平均52dBとちょっと大きめ、扇風機の「中」くらいの音でした。

 

 

まとめ

良い点

・高級感のある筐体
・顔認証対応でサインインも楽
・画面比16:10と縦に長く、情報量が多い
・バッテリー駆動時間が長い
・500万画素Webカメラ搭載
・最新のWi-Fi 7対応
・排熱性能が高い

 

残念な点

・USBなどのポートが偏っている
・高負荷時のファンの音がちょっと大きめ
・14インチではちょっと重たい

 

総合評価

全体的にミドルクラスの14インチで、卒なくいろいろな作業を一定のレベルでこなせるスペックでした。
また、排熱性能が高く、バッテリー駆動時間の長さも考えると、外出先で長時間作業するユーザーにも向いています。

筐体は高級感があり、14インチとしてはやや重ためですが、持ち運びには十分実用的な重さで、所有満足度の高い仕上がりです。

価格と性能、携帯性のバランスが良く、日常用途から少し重めの作業まで幅広く対応できる使いやすい1台です。

 

 

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