HP OMEN 35L(AMD)の実機レビュー かっこ良い筐体で静穏性と排熱性能が高い

当サイトは広告、アフィリエイトを含みます

めちゃくちゃかっこ良いOMEN 35L AMDのレビューです。

公式サイトを見てもわかる通り、めちゃくちゃかっこ良いゲーミングPCです。

しかもかっこいいだけじゃなく、静穏性も高く排熱性能も高いので、集中してゲームを長時間プレイできます。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはRyzen 5 8500G、メモリ32GB(16GB×2)、RTX 4060 Ti、SSD 1TBになり、電源は600Wです。

特別にHP様より本サイト専用の割引クーポンを作っていただき、「税込み13.2万円以上の個人向けモデル」を購入した場合は、割引価格からさらに7%OFFになります。

 

こちらの割引クーポンもどうぞ。[広告]【提供:株式会社日本HP】

 

・3/14 12:59まで最大40%オフの新生活大祭り第1弾が開催中!!

・金土日月開催の週末セールはこちらをどうぞ。

パソコンガイド専用割引クーポン

HP パソコンガイド専用割引クーポン HP様に当サイト向けの割引クーポンをご提供いただきました。下記リンクより本機を探して購入したら、割引が適用されます。ただし、ワークステーションなど一部の機種は非対象です。

・個人向けモデル13.2万円(税込)以上の機種を購入で7%OFF

・法人向けモデル7.7万円(税込)以上の機種を購入で4%OFF

個人向けPC割引クーポン

法人向けPC割引クーポン

[広告]【提供:株式会社日本HP】

OMEN 35L(AMD)のスペック

CPU Ryzen 5 8500G
Ryzen 7 8700G
Ryzen 7 8700F
メモリ DDR5-5200 最大128GB
ストレージ SSD 1TB(M.2スロット×3)、2.5/3.5インチベイ×1
グラフィックス RTX 4060 Ti
RTX 4070 Super
RTX 4070 Ti Super
OS Windows 11 Home
LAN Wi-Fi 7、ギガビットイーサネット
冷却 空冷クーラー
寸法(幅×奥行×高さ) 210 × 408 × 410ミリ
重さ 14.5㎏
電源 600W/850W
標準保証 1年間
価格 19.9万円~

<性能評価>

 

CPUはRyzen 8000シリーズで、内蔵グラフィック付きのGシリーズと内蔵グラフィック無しのFシリーズがあります。GでもFでもCPU性能に差はありません。

CPU MarkスコアはRyzen 7 8700Gでも3万ちょっと、レビュー機のRyzen 5 8500Gは2.1万と驚くほどの性能ではありませんでした。

ただしグラフィックスは、ミドルクラスのRTX 4060 TiにミドルハイエンドのRTX 4070 Super、そしてハイエンドのRTX 4070 Ti Superと予算ややりたいゲームに合わせて選べます。

メモリはDDR5-5200が搭載で、メモリスロットが4つあり最大128GBと大きくできます。

ストレージはSSD PCIe 4.0 1TBが搭載で、M.2スロットが合計3つ(空き1つ)に2.5/3.5インチ兼用ベイが1つと、増設もできます。

LANは最新のWi-Fi 7に対応し、1ギガビットイーサネットを搭載で高速安定通信が可能です。

電源はRTX 4060 Tiが600Wで、その他は850Wと十分な大きさです。

本機は全体的なスペックも高いですが、何といってもあのおしゃれな外観が最大の特徴かなと思います、

 

 

公式サイト

 

めちゃくちゃかっこいい外観

HP OMEN 35L AMD おしゃれな筐体

OMEN 35LはゲーミングPCとしてはそこまで高くないCPUを搭載していますが、グラボは最大でRTX 4070 Ti Superとハイエンドを搭載しています。

でも、なぜOMEN 35Lがこんなに人気が高いかと言うと、この外観だと思います。めちゃくちゃかっこいいですよね。自作PC作ろうかと思ってたところ、結局OMEN買ったってよく聞きますしね。

 

HP OMEN 35L AMD 正面

フロントパネルはガラスじゃない素材で(アクリルかな?)、指紋も付きにくいです。

 

HP OMEN 35L AMD 左斜め前から

フロントには140ミリと大きな2つのファンがあり、切れ込みがある部分から吸気します。

 

HP OMEN 35L AMD 筐体内部

左側面のパネルを開けると、こんな感じです。裏配線なのでこちら側はきれいにまとまっており、匠の技って感じですね。

 

HP OMEN 35L AMD 筐体内部 CPUクーラー

サイドフロー型の120ミリCPUクーラーを搭載し、リアファンも同じく120ミリです。4つすべてのファンはARGB対応なので、がっつり光らせることができます。

 

OMEN 35L AMD 右斜め前から

右側面にはOMENのロゴがあります。

 

OMEN 35L AMD 左側面

左側面です。ライティング無しでもかっこいいですね。

 

HP OMEN 35L AMD 筐体内部 右

右側面パネルを開けた筐体内部です。ケーブルもそこそこきれいにまとめられていますね。ほとんどのケーブルがこっちにあるので、パーツが入っている左側がすっきりしていて、エアフローも良くなります。

 

Omen 35L AMD 天面のインターフェイス

天面のインターフェイスは3.5ミリジャックにUSB Type-C(10Gbps)、USB(5Gbps)、そして電源ボタンです。

OMENを自分の右設置し、これらのUSBポートを使っているとすごく電源が押しにくかったです。ただでさえ小さな電源ボタンで押しにくいのに・・・。

 

OMEN 35L AMD 背面インターフェイス

背面はUSB Type-C(10Gbps)、USB(5Gbps)が2つ、USB 2.0が4つ、イーサネット、そしてライン出力、ライン入力、マイク入力が各一つずつです。

実はCMOSクリアボタンがありますね。これはパソコンが起動できなくなったときに、BIOSの設定を工場出荷時の状態に戻し、不具合を解決するときに使います。

映像出力ポートはグラボにあり、HDMIが1つ、DisplayPortが3つあります。

 

 

抜群の排熱性能

Omen 35L AMD 空気の流れイメージ図

これはエアフローのイメージ図で、140ミリと大きなフロントファン2つからフレッシュエアーが吸い込まれ、メッシュ状の天面から排気。そして120ミリのCPUクーラーと同じく120ミリのリアファンによって背面から排気されます。

もちろん、電源ユニットがある個所(画像の左下部分)からも排気されています。

 

メッシュ状の天面で、排熱性能が高い。

 

Omen 35L AMD 背面

背面です。いっぱい穴が開いててがっつり排気します。

 

Fire Strikeを計測時のPC温度は24.5度と低く、騒音値は平均約37dBとファンの音は聞こえますが、めちゃくちゃ静かでした。

こんなに静かで温度も低いゲーミングPCは、初めてかもしれません。そのくらい排熱性能が高いです。

ただし、今回のレビュー機はRyzen 5 8500G+RTX 4060 Tiモデルで、電源ユニットは600Wです。上位モデルは850Wの電源なので、本機よりも温度と騒音値は上がると思います。

 

 

拡張性あり

Omen 35L AMD パネルを開けるネジ

筐体内部にアクセスするには、赤枠の大きなネジを外してパネルを外します。このネジは手で外せる大きさですが、かなり固く閉まっていたので、初回はドライバーを使いました。

 

Omen 35L AMD メモリスロット

搭載メモリはKingston FURY 32GB (16GB×2) DDR5-5200MHzで、メモリスロットが4つあり、最大128GBまで増設できます。また、メモリもRGBライティングに対応しています。

 

Omen 35L AMD SSD

ストレージはSSD PCIe 4.0で1TBが搭載です。空きM.2スロットが1つあるのですが、グラボの後ろにあるので取り付けが面倒です。

 

OMEN 35L AMD 2.5インチと3.5インチ兼用ベイ

これは2.5/3.5インチ兼用ドライブベイです。HDDの増設が可能です。

 

 

CPU性能

搭載できるCPUは3種類で、末尾がFのモデルは内蔵グラフィックスがありません。

・Ryzen 5 8500G(レビュー機はこれ)
・Ryzen 7 8700G
・Ryzen 7 8700F

Ryzen 5はZen 4とZen 4Cのアーキテクチャを採用し、Ryzen 7はZen 4アーキテクチャのみです。

ゲーミングPCに好んで搭載されるというCPUじゃなく、普段使い用やビジネスPCによく採用されるものが搭載です。

そのため、CPU性能はそこまで高いわけじゃありませんが、グラボの性能が高いのでそんなに影響はないと思います。

 

OMEN 35L AMD CPU Mark計測結果

CPU性能を測るCPU MarkスコアのRyzen 5 8500Gのスコアは21521でした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700  45599
Core i7-14700F  45035
Core i7-14700T  38482
Core i5-14600  35384
Core i5-14500  32674
Core i5-14400  26584
Core i5-14400F  25906
Ryzen 5 8500G  21521
Core i3-14100  15414
Core i3-14100  14901
Ryzen 3 8300GE  14008
Core i3-14100T  12980

 

OMEN 35L AMD Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。

マルチコアは657、シングルコアは106と、ノートパソコンのCore Ultra 5 125Hよりスコアいよいくらいの性能です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700  1299
Ryzen AI 9 HX 370  1071
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen 5 8500G  657
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  556
Apple M1  509
Core i7-1260P  433
Ryzen 3 8300GE  414
Ryzen 5 7535U  405

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700  122
Core Ultra 7 258V  119
Ryzen AI 9 HX 370  114
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 5 8500G  106
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 5 7535U  85
Core i7-1260P  74

 

OMEN 35L AMD PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。全体的に高い性能ではありますが、グラボ付きの機種としては少し物足りないかなと言うのが本音です。ゲーム以外にも映像編集などクリエイティブワークに利用する場合は、Ryzen 7を選んだほうがよさそうです。

  • 総合性能は7354→ハイスペック寄りのミドルハイクラス
  • Essentialは10053→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
  • Productivityは9121→高速に使える
  • Digital content creationは11769→かなり高い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700  11243
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 5 7535U  10196
Ryzen 5 8500G  10053
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9442
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Core i7-14700  9832
Ryzen 5 8640HS  9349
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 8500G  9121
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8499
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700  14936
Ryzen 5 8500G  11769
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9352
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 7735U  7159
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875

 

グラフィック性能

RTX 4060 Ti
GPUアーキテクチャ Ada Lovelace
プロセス 4nm
CUDAコア 4352基
RTコア 34基
Tensorコア 136基
最大ブーストクロック 2540MHz
メモリタイプ GDDR6
メモリ容量 8GB
メモリバス帯域幅 288GB/s
メモリバス幅 128bit
TDP 160W

 

レビュー機にはRTX 4060 Tiが搭載しており、RTX 4070 SuperとRTX 4070 Ti Superも搭載可能です。

NVIDIA GeForce RTXシリーズはリアルタイム レイトレーシングが可能で、3Dの描写が現実世界のように見えます。

「レイトレーシング」とは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する技術なんです。また、fpsを落とさずに画質を上げることが出来るDLSSにも対応しているので、より鮮明な映像が楽しめます。

 

OMEN 35L AMD Fire Strike計測結果 OMEN 35L AMD Time Spy計測結果OMEN 35L AMD Steel Nomad計測結果

DirectX 11で動作するFire Strikeは26152、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyは12157、そしてTime Spyに代わる新たなベンチマークのSteel Nomadは2929でした。

3DMark公式サイトで紹介されている平均値を上回ったのはTime SpyとSteel Nomadで、Fire Strikeは若干ですが平均以下になりました。

Fire StrikeTime SpySteel Nomad

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  48880
RTX 4080  44937
RTX 4070 Ti  38834
RTX 4070  32122
RTX 4060 Ti/平均  27932
RTX 4060 Ti/本機  26152
RTX 4060  24149
Radeon RX 6600 XT  23777

Time Spy

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  30227
RTX 4080  24420
RTX 4070 Ti  20182
RTX 4070  16132
RTX 4060 Ti/平均  12819
RTX 4060 Ti/本機  12157
RTX 4060  10353
RTX 3060  8721
RTX 3050  6473

Steel Nomad DX12

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4090  9207
RTX 4080  6548
RTX 4070 Ti  5014
RTX 4070  3845
RTX 4060 Ti/本機  2929
RTX 4060 Ti/平均  2904
RTX 4060/平均  2292
RTX 3060  1959
RTX 3050  1326

 

少し重ためのFFXIV黄金のレガシーは、FHD解像度で標準品質21862で「非常に快適」、高品質は17885で「非常に快適」、そして最高品質は17219で非常に快適でした。

 

OMEN 35L AMD 5分の4K動画レンダリング時間
5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。3回計測し、平均は2分23秒でした。Ryzen7だともっと時間が短くなると思います。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Core Ultra 7 258V  4分12秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Ryzen 5 8500G+RTX 4060 Ti  2分23秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒

 

 

その他の特徴

 

OMEN Gaming Hub

OMEN Gaming Hub

OMEN Gaming Hubよりファンのスピードを調整したり、ネットワークブースターで必要なアプリにより重点を置いて通信したり、電圧やライティングを設定したりできます。

ゲーム使用時だけでなく、ゲームを使っていないときは性能を下げて静かに使ったりできるので、パソコンにも環境にも優しいです。

また、「OMEN Gaming Hub」はゲーム管理や配信ツールとしても使えるので、非常に使い勝手が良いです。

ゲーム管理でインストールされているゲームのWindowsキーを無効化することが出来るので、高価なゲーミングキーボーも不要ですね。他にもWindowsの省電力機能を無効化したり、メモリブースト、Windows自動更新を無効化等、ゲーム中に想定される不安要素を潰してくれる強い味方です。

 

 

メモリ性能

OMEN 35L AMD Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-5200MHzで32GB(16GB×2)で、先述したように最大128GBに増設できます。

Memory Markの計測結果は3334と良い性能でした。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3494
本機種DDR5  3334
DDR5平均  2806
LPDDR5平均  2759
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

ストレージ

OMEN 35L AMD シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0で1TBになり、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は5054MB/秒、ライト(書き込み速度)は3665MB/秒と速いです。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

本機種  5054MB/秒
 3665MB/秒
PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

起動時間を5回計測した平均は23秒でした。デスクトップなのでこのくらいだと思います。

1回目 23秒
2回目 23秒
3回目 23秒
4回目 23秒
5回目 24秒
平均 23秒

 

 

Wi-Fi 7に対応+イーサネットあり

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

また、1ギガビットイーサネットも搭載しているので、無線でも有線でもサクサク使えます。

 

 

サポート・保証

Cafe de Omen

CAFE DE OMENというゲーミングPC専門のサポートも利用可能です。

Cafe de OMENは「技術的サポートと修理受付窓口」になっており、1年間利用でき、受付時間は月~金・9時~21時、土曜日は9時~17時、日曜は休みです。LINEでの自動サポートは24時間365日です。

このサポートの特徴として「サポートスタッフ全員が熟練プレーヤー」で、みなさんマニアックらしいです。普通に「ゲーム用語」を使っても理解できる人たちなので、話が速いですね。また、自分に合ったアクセサリ、例えばディスプレイやVR用ヘッドセット、マウス・・・など、HP製品に限らずアドバイスをくれます。

 

 

まとめ

良い点

・めちゃくちゃかっこ良い
・排熱性能が高い
・静か
・若干の拡張性あり
・簡単に内部にアクセスできる(でもネジあり)
・Wi-Fi 7対応でイーサネットもあり高速安定通信が可能

 

残念な点

・CPU性能はそんなに高くない
・パネルは簡単に外せるが、他のOMENではネジなしで簡単に外せるものがあるので、本機にもそれを採用してほしかった
・グラボを外さないといけないので、SSDの増設がちょっと面倒くさい

 

総合評価

とにかくかっこ良いOMEN 35Lのレビューでした。

めちゃくちゃかっこいいですよね~。本機を一言で表すと「めちゃくちゃかっこ良いゲーミングPC」ですね。

本当にかっこいいです。

また静穏性も高く、めっちゃ静かです。ベンチ回しても約37dBとめちゃくちゃ静かなので、集中してゲームができるし、排熱性能もバリ高なので長時間がっつりプレイできますね。

Ryzen 5+RTX 4060 Tiモデルは、FHD画質ならすごく快適にプレイでき、QHDだと画質設定が必要ですができるゲームも多いです。

安心の大手が販売している自作PCみたいなゲーミングPCを欲しい人は、これ一択かなと思います。

 

 

公式サイト

 

パソコンガイド運営者の写真