OMEN 16 2023年モデルのレビューです。
旧モデルから微妙にスペックが下がっていますが、ミドルハイクラスのゲーミングPCです。
中量級ゲームをメインにする人や、クリエイティブワークをする人に向いており、画面アスペクト比が16:9と言う点を除けば、特に不満点もないと思います。。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.2] |
---|---|
コスパ | [usr 4.0] |
総合評価 | [usr 4.1] |
こちらの割引クーポンもどうぞ。[広告]【提供:株式会社日本HP】 ・12/9まで最大50%オフのBlack Friday第2弾はこちらをどうぞ ・金土日月開催の週末セールはこちらをどうぞ。
Contents
OMEN 16-xfのスペック
CPU | Ryzen 5 7640HS Ryzen 7 7840HS |
---|---|
メモリ | DDR5-5600 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
グラフィックス | RTX 4050 RTX 4060 |
ディスプレイ(16.1型) | FHD IPS 165Hz |
OS | Windows 11 Home |
通信 | Wi-Fi 6E、1ギガビットイーサネット |
生体認証 | ― |
WEBカメラ | FHD 1080p |
オーディオ | Bang & Olfsen |
寸法(幅×奥行×高さ) | 369 × 259 × 23.5 mm |
重さ | 2.44㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約6時間 280W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 22.9万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 7040シリーズで、上位モデルの7040Uシリーズになります。Zen 4アーキテクチャで4nm、DDR5やPCIe 4.0、そしてUSB4にも対応しています。
メモリはDDR5-5600MHzが搭載で、メモリスロット2つ・16GB(8GB×2枚)が搭載です。ストレージはSSD PCIe 4.0が搭載で、512GBになります。インテルモデルはもう1つM.2に空きスロットがあったので、全く同じ筐体の本機もあると思います。(実機が来てから確認します)
また、PCIe 4.0はデータ転送速度がかなり速く、パソコンの起動もゲームのロード時間も短いです。
グラボは最新のRTX 40シリーズが搭載で、ミドルクラスのRTX 4050かミドルハイのRTX 4060が搭載可能です。中量級ゲームまでをメインにする人に向いています。
ディスプレイは大画面の16.1インチで、FHD、視野角の広いIPS液晶、そしてリフレッシュレートは165Hzとぬるぬるです。また、画像編集をするクリエイターにもうれしい、広色域のsRGB 100%となっています。
ディスプレイは十分な性能ですが、未だに画面アスペクト比が16:9なのが残念です。HPでも16:10のPCはあるのですが・・・。
通信はWi-Fi 6Eに対応し、1ギガビットイーサネット搭載と、無線でも有線でも安定した高速通信が可能です。
その他のスペックは、WEBカメラは高画質のFHD 1080pで、オーディオはバング&オルフセンを採用、バッテリー駆動時間は最大約6時間、電源は280Wになります。
筐体は旧モデルよりも1㎝以上奥行きが長くなっており、熱もこもりにくくなっています。
インターフェイスはハイスペックじゃないですが必要十分にあり、困ることもそんなにないと思います。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/OMEN 16-n>
旧モデルのOMEN 16-nとの比較です。(表のSSD・バッテリーは最大値)
OMEN 16-xf(2023年モデル) | OMEN 16-n(2022年モデル) | |
CPU | Ryzen 5 7640HS Ryzen 7 7840HS |
Ryzen 7 6800H |
メモリ | DDR5-5600 16GB搭載 | DDR5-4800 16GB搭載 |
ストレージ | SSD PCIe 4.0×2 | |
GPU | RTX 4050 RTX 4060 |
Radeon RX 6650M RTX 3070 Ti |
ディスプレイ | FHD IPS 165Hz | FHD/QHD IPS 144/165Hz |
通信 | Wi-Fi 6E、1ギガビットイーサネット | |
バッテリー 電源 |
6時間 280W |
9時間30分 280W |
重量 | 2.44㎏ | 2.41㎏ |
寸法 | 369 × 259.4 × 23.5 mm | 369 × 248 × 23㎜ |
主な変更点です。
・CPUが最新のRyzen 7000シリーズに
・グラボが最新のRTX 40シリーズに
・QHDとリフレッシュレート240Hzがなくなった
・筐体の奥行きが1㎝以上大きくなった
・バッテリー駆動時間が約3.5時間減った
・30g重くなった
・WebカメラがFHDに
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアと、グラボの性能を表すFire Strikeです。CPUはかなり性能が上がりましたが、グラボの性能は落ちました。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7840HS | |
---|---|
Ryzen 7 6800H | |
Ryzen 5 7640HS |
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3070 Ti | |
---|---|
RTX 4060 | |
RTX 4050 |
OMEN 16-xfの特徴
筐体幅が大きくなったので、ベゼル(画面の黒い枠)がちょっと太くなりましたね。特に下ベゼルはかなり太いです。まぁ、見た目よりも性能アップ(排熱効率アップ)を目指したんだと思います。
寸法は
・幅 369㎜
・奥行 259.4㎜
・高さ 23.5㎜
で、16.1インチなので大きいですね。重さも2.44㎏とヘビー級なので、持ち運んで外で使おうとは思わないサイズです。
筐体内部にはヒートパイプが張り巡らされ、4方向排気による合計6方向のエアフローの冷却になっており、通気性が高い機種です。
左右の側面に通気孔があるので、側面のインターフェイスは少ないですが、背面にもインターフェイスがあります。
以前は背面に2色の四角のロゴがあったのですが、「OMEN」だけに変更になっています。
たわみに強いユニボディ(1つのパーツで筐体を作る。通常はいくつかのパーツをつなぎ合わせて作る)を採用しており、堅牢性も高くなっています。
カメラ周り
WebカメラはHP True Vision 1080p フルHDで、旧モデルのHD画質よりも2倍以上の画素数になっています。
Web会議や配信にも便利で、相手により良い映像が映し出されます。また、プライバシーシャッターも搭載しており、カメラを使わないときは閉じておくと、万が一の際も安心です。
スピーカーとマイクは2つずつ搭載しており、オーディオは高級老舗ブランドのバング&オルフセンになっています。
キーボード
<出荷されるのは、日本語キーです>
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18.7×18.7㎜と余裕がある幅で、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と浅すぎず深すぎずなので、癖もなく使いやすいと思います。
4ゾーンRGBライティング対応で、26キーロールオーバーとアンチゴーストに対応しています!アンチゴーストはキーの誤認識を防ぎ、26キーロールオーバーは26個のキーを同時に押しても全部認識します。
OMEN Gaming Hub
OMEN Gaming Hubよりファンのスピードを調整したり、ネットワークブースターで必要なアプリにより重点を置いて通信したり、電圧やライティングを設定したりできます。
ゲーム使用時だけでなく、ゲームを使っていないときは性能を下げて静かに使ったりできるので、パソコンにも環境にも優しいです。
また、「OMEN Gaming Hub」はゲーム管理や配信ツールとしても使えるので、非常に使い勝手が良いです。
ゲーム管理でインストールされているゲームのWindowsキーを無効化することが出来るので、高価なゲーミングキーボーも不要ですね。他にもWindowsの省電力機能を無効化したり、メモリブースト、Windows自動更新を無効化等、ゲーム中に想定される不安要素を潰してくれる強い味方です。
高性能Ryzen 7040HSシリーズ
Ryzen 5 7640HS | Ryzen 7 7840HS | |
製造プロセス | 4nm | |
アーキテクチャ | Zen 4 | Zen 4 |
コア | 6 | 8 |
スレッド | 12 | 16 |
L3キャッシュ | 16MB | 16MB |
ベースクロック | 4.3GHz | 3.8GHz |
ブーストクロック | 5.0GHz | 5.1GHz |
GPUコア | 8 | 12 |
TDP | 54W | 54W |
アーキテクチャはZen 4になり、主な特徴はこちらです。
・Zen 3の改良版
・L2キャッシュ増量
・ディープラーニング性能の向上
・Zen 3に比べIPCが約14%アップ
Zen 4はレイテンシの短縮とスルートップの向上を目的に作られており、順当に開発されていますね。
また、本機搭載CPUはRDNA3を採用し、USB4にも対応しています(ただし本機には未搭載)。製造プロセスも4nmと微細化が進んでおり、インテルの10nmが時代遅れ感満載に見えますね。
TDPはIntel Core i7-13700Hの半分以下ですが、ほぼ同じ性能となっています。PCが熱くなりにくいので、高クロックも維持しやすいです。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-13700HX | |
---|---|
Core i7-13700H | |
Ryzen 7 7840HS | |
Core i7-13620H | |
Core i5-13500H | |
Ryzen 5 7640HS | |
Core i7-1360P | |
Core i5-1340P | |
Core i5-13420H | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1365U |
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 9 PRO 7940HS | |
---|---|
Ryzen 7 7840HS | |
Ryzen 7 PRO 7840U | |
Ryzen 9 PRO 6950H | |
Ryzen 7 6800H | |
Ryzen 5 7640HS | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 7 7735U | |
Ryzen 7 7730U | |
Ryzen 5 7520U |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 9 PRO 7940HS | |
---|---|
Ryzen 7 PRO 7840U | |
Ryzen 7 7840HS | |
Ryzen 5 7640HS | |
Ryzen 9 PRO 6950H | |
Ryzen 7 7735U | |
Ryzen 7 6800H | |
Ryzen 5 7535U | |
Ryzen 7 7730U | |
Ryzen 5 7520U |
グラフィックス
RTX 4060 Laptop | RTX 4050 Laptop | |
コードネーム | Ada Lovelace | |
CUDAコア | 3072基 | 2560基 |
RTコア | 24基 | 20基 |
Tensorコア | 96基 | 80基 |
ブーストクロック | 2370MHz | 2370MHz |
メモリタイプ | GDDR6 | |
メモリ容量 | 8GB | 6GB |
メモリバス幅 | 128ビット | 96ビット |
メモリ帯域幅 | 256GB/s | 192GB/s |
TGP | 115W | 95W |
RTX 40シリーズは最新のモデルで、RTX 3050は前世代になります。どのGPUもレイトレ対応で、より美しい描写が可能です。また、DLSSにも対応しているので、ゲームによってはfpsを落とさずに画質をアップできます。
<レイトレーシングOFF> | <レイトレーシングON> |
<DLSS ONとOFFの比較・NVIDIA公式より>
グラボのTGPが若干低いので、下に紹介するスコアよりも若干低い性能になると思います。
DirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyのスコアです。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
---|---|
RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3080 | |
RTX 2080 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 2070 Super | |
RTX 4050 | |
RTX 3060 | |
Radeon RX 6500M | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1650 |
Time Spy
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
---|---|
RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 4050 | |
RTX 2070 Super | |
RTX 3060 | |
RTX 2060 Max-Q | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1650 |
ゲームのベンチマーク
スコアの単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適」にプレイできる目安です。スペックや状況により数値は変動するので、参考値として見てください。
基本的にどのグラボでもFHDでのプレイになり、RTX 4060であれば最高画質でのプレイができるものも多くなります。
RTX 4060 ゲームベンチマーク
青・・・FHD高画質 赤・・・FHD最高画質
Watch Dogs Legion | |
---|---|
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends | |
Fotnite |
RTX 4050 ゲームベンチマーク
青・・・FHD高画質 赤・・・FHD最高画質
Watch Dogs Legion | |
---|---|
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends | |
Fotnite |
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
16.1型 FHD | なし | IPS | 300nit |
リフレッシュレート | 色域 | その他 | |
165Hz | sRGB 100% | NVIDIA G-Sync、Eye safe |
ディスプレイは16.1インチと大型で、FHD(1920×1080ドット)解像度に、視野角が広いIPS液晶になります。輝度は自室でプレイするには十分な300ニトです。
色域はクリエイター向けのsRGB 100%と広色域で、一般的な色域のNTSC 45%に比べ鮮やかな色です。より迫力のある映像が楽しめるし、画像編集などをする人にも向いています。
リフレッシュレート165Hzとぬるぬるで、NVIDIA G-Syncにも対応しているので、スタッタリングやティアリングを軽減します。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはDDR5-5600MHzで、16GB(8GB×2)になります。動作周波数が高いので、処理速度も速いです。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
ストレージは爆速のSSD PCIe 4.0×4 1TBが搭載で、パソコンの起動もゲームのロードも速いです。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
Wi-Fi 6Eとギガビットイーサネット搭載
本機は有線でも無線でも接続でき、無線は1ギガビットイーサネット、無線はWi-Fi 6Eになります。
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
Wi-Fi 6Eは、現在主流のWi-Fi 5より約40%最大通信速度が上がっており、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
また、Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
バッテリーと電源
バッテリーは6セルと大容量で、最大約6時間のバッテリー駆動時間があります。また、急速充電にも対応しおり、30分で50%の充電も可能です。
電源は280Wと、まあまあの大きさです。
インターフェイス
インターフェイスはUSB4がなく、最大で10Gbpsのデータ転送速度ですが、十分な数があり普通に使えます。
右側面インターフェイスは、USB-A 5Gbpsのみです。
左側面インターフェイスはUSB Type-C 10Gbps(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)が2つに、ヘッドフォン/マイクジャックになります。
背面には電源、RJ45、HDMI 2.1、そしてUSB-A 5Gbpsになります。
サポート・保証
HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついていて、電話やLINE、ツイッターでもサポートをしています。購入時に詳しく書かれた「パソコン入門」もあるので、初めてパソコンを買う人でも設定から使い方まで、分かりやすいと思います。
また、保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
ゲーミングPC用のCAFE DE OMENという「技術的サポートと修理受付窓口」があり、1年間利用でき、受付時間は月~金・9時~21時、土曜日は9時~17時、日曜は休みです。LINEでの自動サポートは24時間365日です。
このサポートの特徴として「サポートスタッフ全員が熟練プレーヤー」で、みなさんマニアックらしいです。普通に「ゲーム用語」を使っても理解できる人たちなので、話が速いですね。また、自分に合ったアクセサリ、例えばディスプレイやVR用ヘッドセット、マウス・・・など、HP製品に限らずアドバイスをくれます。
ライバル機種
紹介しているモデルはLenovoからで、全機種で画面アスペクト比は16:10になっています。16インチでも17インチ並みの情報量なので、より広範囲を一目で見れます。
HPでも普段使いモデルのPavilion Aero 13など画面アスペクト比が16:10の機種はあるので、OMENも早く変えてほしいですね。
Legion Pro 5 Gen 8 16
最新のRyzen 7000シリーズを搭載で、グラボは最高でRTX 4070が搭載できるハイエンドモデルです。ただし、モデルやカスタマイズによってはRTX 4050や4060も選べるので、ホビーユーザーにもちょうどよいスペックと価格にもなります
CPU | Ryzen 5 7645HX Ryzen 7 7745HX |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD×2枚 |
グラフィックス | RTX 4050 RTX 4060 RTX 4070 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS 165/240Hz |
通信 | Wi-Fi 6E、1Gbe |
WEBカメラ | FHD 1080p |
オーディオ | Nahimicオーディオ |
重さ | 約2.5㎏ |
バッテリー | 最大約6時間 |
価格 | 19.5万円~ |
Legion Pro 5i Gen 8 16
コスパが高い機種で、カスタマイズの幅も広いので初心者から上級者まで使いやすいスペックにできます。最新スペックが満載でリフレッシュレートは最大240Hzと、超ぬるぬるです。
CPU | Core i5-13500HX Core i7-13700HX Core i9-13900HX |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 4050 RTX 4060 RTX 4070 |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS 165/240Hz |
通信 | Wi-Fi 6E、1Gbe |
WEBカメラ | FHD 1080p |
重さ | 約2.5㎏ |
バッテリー | 最大約5時間 |
価格 | 19万円~ |
Legion Pro 7i Gen 8 16
2023年最新スペックが満載で、13世代インテルCPUにRTX 4090も搭載可能です。画面比16:10の16インチで、2.5K解像度、リフレッシュレートは240Hzとぬるぬるです。重たいタイトルも高リフレッシュレートでプレイでき、クリエイティブワークには、メモリが最大32GBとちょっと物足りないかもしれませんが、概ね重たい作業もできます
CPU | Core i9-13900HX |
---|---|
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | RTX 4080 Laptop RTX 4090 Laptop |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS液晶 240Hz |
通信 | インテルKiller Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6、1Gbe |
重さ | 約2.8㎏ |
バッテリー 電源 |
最大約5.5時間 330W |
価格 | 39.5万円~ |
まとめ
良い点
・最新スペック満載
・リフレッシュレートが165Hzとぬるぬる
・sRGB 100%と広色域
・WEBカメラかFHDと高画質
・グラボが2種類あるので、予算や用途によって選べる
・26キーロールオーバーとアンチゴースト対応
・筐体が大きくなった
残念な点
・そろそろ画面アスペクト比を16:10にしても良いかも・・・
・グラボの性能が下がった
総合評価
16.1インチの大画面PCで、最新スペックも満載です。グラボはRTX 4060か4050で、中量級ゲームをメインにする人に向いています。
筐体も大きくなり、通気性が高く、より安定してゲームもできます。色域がsRGB 100%と広いので、クリエイティブワークにも向いています。
全体的に見ると、旧モデルから大きく性能は上がっていないので(むしろ下がった部分が多々ある)、2022年モデルを購入している人は買い替える必要もないと思います。