HP OMEN 15-dh1000は2020年8月販売の新機種で、昨年販売されたOMEN 15-dh0000とはスペックが変わっていて、バージョンアップしています。
NVIDIA GeForce RTX 2060搭載で、リフレッシュレートが300Hzのノートパソコンが、13.8万円からというかなりコスパが高くなっています。
CPUもCore i5,i7、そしてCore i9から選択できるので、ライトゲーマーから本格派まで満足がいくスペックです。
有線接続はもちろん、無線LANはWiFi6に対応しているので、部屋にLANケーブルが届かないっていう人でも、高速通信でゲームがプレイできます。
こちらの割引クーポンもどうぞ。[広告]【提供:株式会社日本HP】 ・12/9まで最大50%オフのBlack Friday第2弾はこちらをどうぞ ・金土日月開催の週末セールはこちらをどうぞ。
Contents
HP OMEN 15-dh1000のレビュー
CPU | Intel core i5-10300H Intel core i7-10750H Intel core i9-10885H |
---|---|
メモリ | 16GB、32GB |
ストレージ | SSD 512GB+HDD 1TB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2060 NVIDIA GeForce RTX 2070 Super Max-Q NVIDIA GeForce RTX 2080 Super Max-Q |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS 光沢なし 300nit(NVIDIA G-SYNC対応モデル有) |
リフレッシュレート | 300Hz |
無線LAN | WiFi6(802.11ax)、Bluetooth 5.0 |
有線 | 内蔵Gigabit LAN |
セキュリティ | Windows Defender、TPM、パワーオンパスワード、アドミニストレーターパスワード |
サイズ | 360x262x20㎜ |
重さ | 2.48㎏ |
電源 | 200W |
バッテリー | 最大5時間 |
サポート | 1年間電話相談、LINE、ツイッターでのサポート |
価格 | 税込)13万6800円~ |
パソコンの頭脳であるCPUはハイパフォーマンスのHシリーズが搭載で、性能がかなり高くなっています。
メモリもほとんどのゲームに困らない大きさの16GBか、大容量の32GBです。ストレージも大容量のSSD 512GB+HDD 1TBなので、多くのゲームをパソコン本体に残しておくことが出来ますね。
グラフィックスは3種類から選べ、ノートパソコンでは最高峰のRTX 2080 Super Max-Qが搭載可能です。重いゲームはもちろん、本格的な動画編集も出来る性能です。このパソコンで「あれ?動きが重い・・・」なんてことは、ほぼないと思います。
ここまで性能が高いと心配になるのがシステム温度ですが、2か所の吸気口と3方向の排気口があり、排熱効率はかなり高くなっています。
キーボードは、キーごとにLEDの設定が出来るので、妖しくて人気のあるレインボーカラーにも出来ますよ。かっこいいですね。
価格的には初めてゲーミングPCを買う人にも合いますが、スペックは上級クラスです。
サポートも「1年間電話相談」や、ツイッター、LINEでも相談できるので「パソコンにあまり詳しくない」という人でも安心して購入できます。
HP OMEN 15-dh1000の特徴
個人的に気に入っているのは、キーボードのLEDライティングを設定できるところです。ハイエンドモデルのみに使われるレインボーカラーはもちろん、4つのライティングゾーンのカラーを設定できます。
また、26キーがロールオーバー(26キー同時に押しても反応)とアンチゴースト(複数キーを同時に押しても誤認識しない機能)に対応しています。
デュアルフォースを使えば、ゲーム関連のトラフィックは有線ネットワーク、他のブラウザやソフトは無線LANでの通信、もしくは遮断するなど、自分で任意に設定が出来ます。
パフォーマンスをコントロールするために、「快適」、「スタンダード」、「パフォーマンス」の3つのモードがあり、重いシーンに来た時や、パソコンが熱いなと思ったときなどに設定を変えるとより快適にプレイも出来ます。
モードは、コマンドセンターで変更が可能です。
どのゲーミングPCでも同じですが、本体は熱くなりやすいです。ただし本機種では底面に2方向吸気と、側面に1つと背面に2つの排気口があるので、エアフロ―は他のPCよりも高くなっています。
底面の6つのネジを外すだけで内部にアクセスできるので、メモリの増設などもやりやすくなっています。(ただし、保証が外れます)
本体の寸法は幅360㎜、奥行き262㎜、そして厚さが20㎜になります。15.6型では普通クラスのサイズですね。HPは基本的に本体がLenovoなどに比べると大きく分厚いのですが、OMEN 15は一般的なゲーミングノートよりも薄いです。(大体22㎜~27㎜)
コンパクトにまとまっていると思います。
ディスプレイ
ディスプレイは、FHD IPS 光沢なし 300nitで、リフレッシュレートは300Hzで、NVIDIA G-Sync対応モデルもあります。
フルHD | フル・ハイディフィニション 解像度1920x1080 |
---|---|
IPS液晶 | 視野角が広く、コントラストも高く画面がきれい |
光沢なし | 映り込みが軽減された液晶 |
nit | 輝度(明るさ)を表す単位。室内であれば250前後あれば普通 |
リフレッシュレート | 1秒間に切り替わるコマ数。通常144Hzで大きい方。300Hzはプロゲーマーレベル |
NVIDIA G-Sync | カクツキやティアリング(画面がスライスされたように見える現象)を軽減 |
この値段なのに、高性能のディスプレイです。文句の付け所は無いと思います。
グラフィックス
↓横にスライド出来ます↓
RTX 2060 | RTX 2070 Super Max-Q | RTX 2080 Super Max-Q | |
アーキテクチャー | Turing | Turing | Turing |
CUDA コア | 1920 | 2560 | 3072 |
ベースクロック | 1365MHz | 930MHz | 975MHz |
ブーストクロック | 1680MHz | 1155MHz | 1230MHz |
レイトレーシング | 対応 | 対応 | 対応 |
フレームバッファ | GDDR6 | GDDR6 | GDDR6 |
メモリ帯域幅 | 336GB/秒 | 352GB/秒 | 352GB/秒 |
現状ノートパソコンに搭載できる、最高クラスの3つのグラボが選択できます。RTXシリーズはリアルタイムレイトレーシング対応で、光の反射などの伝播を物理法則に従ってシュミレートし、リアルタイムで表現する技術です。
現実の様な影や光の反射が表現できる様になったので、より現実っぽくなりましたね。
下のグラフはOMEN 15搭載のグラフィックボードの性能比較です。(グラフをタップすると数値が表示されます。数値はスペックや状況によって変わるので、参考値としてみて下さい)
[visualizer id=”12053″ lazy=”no” class=””]全て2万前後のスコアで、高性能です。
ゲームベンチマークスコア
スコアの単位はfps(リフレッシュレート)で、60以上が「快適にプレイ」出来る目安です。
まずはRTX 2060です。
[visualizer id=”12059″ lazy=”no” class=””]RTX 2070 Super Max-Qです。
[visualizer id=”12063″ lazy=”no” class=””]最後にRTX 2080 Super Max-Qです。
[visualizer id=”12068″ lazy=”no” class=””]基本的にどのグラボを選んでも、性能が高いですね。
CPU
↓横にスクロールできます↓
core i5-10300H | core i7-10750H | core i9-10885H | |
開発コード名 | Comet Lake | Comet Lake | Comet Lake |
製造プロセス | 14nm | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 4/8 | 6/12 | 8/16 |
ベースクロック | 2.5GHz | 2.6GHz | 2.4GHz |
クロック・ブースト時 | 4.5GHz | 5.0GHz | 5.3GHz |
キャッシュ | 8MB | 12MB | 16MB |
TDP | 45W | 45W | 45W |
どのCPUもハイパフォーマンスのHシリーズなので性能は高いですが、コア数が顕著に違うので予算が許せばCore i7以上を選びたいですね。
[visualizer id=”12072″ lazy=”no” class=””]Core i5はスコアが8000台と、ゲーミングにしてはちょっと物足りないですね。コアとスレッドも4コア8スレッドなので普段使いのPCとしてみたら悪くないですが、2020年販売のゲーミングPCにしては高性能とは言い難いです。
ただしなんだかんだ言っても結局はグラボの性能が高いので、CPUのせいで動きが重い・・・と思う事もあまりないと思います。
Core i7は1万2903と、かなり性能が高いです。6コア12スレッドのモンスタークラスなので、快適にいろんなゲームをプレイできます。
Core i9はさすが最高峰CPUなので、超高性能ですね。言う事ないです。
メモリ
メモリはDDR4-2933MHzで、16GB(8GBx2)か32GB(16GBx2)が選べます。16GBあれば困る事はほとんどないと思いますが、大人数集まる様な所によく行く人は32GBでもいいかもしれません。
メモリスロットが2つあり、増設も出来るので、16GBで足りなかったら32GBに自分でやってもいいと思いますよ。ただし、その場合は保証適用外になります。
ちなみにメモリの周波数は2933MHzと、結構性能がいいものが使われています。周波数が高いとデータ処理が速くなるので、より快適に使えますよ。
ストレージ
ストレージはM.2 PCle-NVMe SSD 512GBと、SATA 7200rpm HDD 1TBのデュアルストレージになります。
PCle-NVMeはデータ転送速度の理論値が40Gbpsと超高速なので、良くプレイするゲームをSSDに入れておくとロード時間も短くなるので、より快適に使えます。
また、SSD搭載なので、パソコンの起動もかなり速いです。
無線LAN
無線LANは、高速通信ができるWiFi6に対応しています。理論値で9.6Gbpsという超高速通信なので、部屋にLANケーブルが届かない・・・なんていう人でも、快適にゲームが出来ます。(ただし有線の方が通信は安定していて高速です)
ただし、契約回線とルーターがWiFi6に対応していないと、対応している規格での通信になります。
セキュリティ
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティでウイルス対策機能がある
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納
- パワーオンパスワード・・・電源を入れた時に入れるログインパスワード
- アドミニストレーターパスワード・・・管理者以外はソフトウェアなどをダウンロードする時に、管理者の認証・パスワードが必要にできる。子供が有害なものをダウンロードしないように等の時に使います
- マカフィーリブセーフ・・・30日試用版が搭載、購入ページで延長可能
インターフェイス
- 電源コネクタ
- ネットワークポート(RJ45)
- HDMI 2.0
- SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2
- Mini DisplayPort
- Thunderbolt 3(40Gbps)with SuperSpeed USB Type-C™ 10Gbps(DisplayPort 1.4, 電源オフUSBチャージ機能)
- ヘッドフォン出力
- マイク入力
- SDカードスロット
- USB3.1 Gen1 (電源オフUSBチャージ機能対応)
RJ45は有線接続するポートで、内蔵Gigabit LANになります。HDMI 2.0は、FHDで240Hz、WQHDでも144Hzのリフレッシュレートがあるので、モニターを買う場合はこれに合わせてもいいと思います。
Thunderboltを使ってDisplay Portで接続する場合は、FHDで240Hz、4Kで120Hzになります。
インターフェイスは豊富なので、困ることは無いと思います。
まとめ
NVIDIA GeForce RTX 2060搭載で、リフレッシュレートが300Hzのディスプレイで13.8万円からとコスパが本当に高いです。
予算ややるゲームに合わせてCPUやグラボを選べるのも、嬉しいですね。より多くの人が購入しやすいと思います。
ただし価格はセール中の価格なので、ご注意を。