HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PCの実機レビュー

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HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PCのレビューです。

通常のビジネスPCかと思いきや、ワークステーションの様なミニタワーでした。めちゃくちゃスペックが高く、最大で8画面に対応しています。

トレーダーやクリエイターに向いた機種です、

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 5 235、メモリDDR5-5600MHz 16GB、SSD PCIe 4.0 256GBになります。

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EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PCのスペック

CPU Core Ultra 5 235
Core Ultra 7 265
Core Ultra 9 285
メモリ DDR5-5600 最大128GB
ストレージ SSD×4+HDD×2
グラフィックス 内蔵グラフィックス
RTX A400
RTX 3050
OS Windows 11 Home/Pro
LAN イーサネット、Wi-Fi 6/7
オーディオ Realtec 、内蔵スピーカー
オプティカルドライブ DVDライター/DVD-ROMライター
拡張スロット PCI Express4.0 x16 × 1スロット(空1 )
PCI Express3.0 x1×1スロット(空1)
M.2 2280×1スロット(空0)
M.2 (for WLAN) ×1スロット(空1)
付属 マウス、キーボード
寸法(幅×奥行×高さ) 155 × 308 × 337mm
重さ 5.6kg~
電源 500W 80PLUS Platinum
標準保証 3年間
価格 16.7万円~

<性能評価>

 

最大13 TOPSのNPU性能を持つCore Ultraシリーズ2を採用し、最大で24コア24スレッドと多コア多スレッドになります。

すごいですね。こんなに多いと、いろんな作業がしやすいです。

メモリはDDR5-5600でメモリスロットが4つで最大128GBと大きく、ストレージはSSD PCIe 4.0でM.2スロットは計3つにRAID設定をする場合はもう1つ追加でき、HDDも最大で2つ搭載できます。

あれ?これワークステーションだったっけ?違いますよね。なんか、ワークステーションみたいなスペックなんですよね。

LANは1ギガビットイーサネットが搭載で、Wi-Fi 6か7が搭載、OSはWindows 11 HomeかProで、電源は500W(80PLUS Platinum)と大きく、意外にも音が良いスピーカーも搭載しています。

インターフェイスは豊富で高品質で、USB Type-C(20Gbps)が2つ、USB-Aは10Gbpsが4つ、5Gbpsが2つ、そしてUSB 2.0が3つ、そして映像出力ポートも充実しており、レビュー機はグラボなしでしたが最大4画面(HDMI+DP×3)に対応しており、グラボアリの場合は最大8画面まで拡張できます。

これ、ワークステーションのスペックですね。普通のビジネスPCかと思ってレビューをしていたら性能が高すぎるし、拡張性も高いし、「なんだこれ?」って思いながらレビューをしていたのですが・・・。

本機はクリエイターやトレーダーにも合う機種です。

 

公式サイト

 

 

メモリとSSDの増設ができる

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC メモリスロット

本機はメモリとストレージの増設が可能で、メモリは4スロット最大128GBにできます。レビュー機には16GBが1枚入っていました。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC M.2スロット<M.2スロットは筐体左・中央・右上にあります>

M.2スロットは3つあり、元々入っている1枚に加えて2枚増設できます。また、RAID設定をする人は、RAID用のSSDが1枚追加できます。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC RAID

ただし、RAID設定をするには1stと2ndストレージはなぜだか512GBを選ばなくちゃいけません。1TBだとエラーになります。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC HDD用

仕様書によると、3.5インチHDDが最大2つ搭載できます。

 

 

すべての拡張スロットはこちらです。

・PCI Express4.0 x16 × 1スロット
・PCI Express3.0 x16 ×1スロット(×4で動作)
・PCI Express3.0 x1×2スロット
・SATA 3.0ポート×3
・M.2 2280×3スロット(SSD用)
・M.2 2230×1スロット(WLAN用)

 

 

コンパクトなミニタワーでどこにでも置ける

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 机の上に置いた状態

いつもモニターを4つ使っているのですっきり見えませんが、モニター1~2台使う人であれば本機を机上に置いても場所を取らないし圧迫感も少ないです。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 正面

正面です。一般的なビジネスPCと言った外観で、あれだけの性能が詰まっているとは思えないですね(見た目は関係ないですが。。。)。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 左斜め前から

寸法は幅155ミリ、奥行き308ミリ、高さ337ミリで、ミニタワーよりも全然小さな筐体です。

 

左右側面には通気口はありません。これだけのハイスペック機種なのに珍しいですね。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 背面

背面です。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 底面 底面にはゴム足があり、安定しています。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 天面

天面です。ここにも通気口はないですが、Made In TOKYOのステッカーがありますね。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 前面インターフェイス

インターフェイスは豊富で、しかもスペックも高いです。

フロントにはオプティカルドライブ、ヘッドフォン/マイクジャック、USB-A/10Gbpsが4つ、USB Type-C/20Gbpsが2つになります。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 背面インターフェイス

背面にはオーディオ入出力、DisplayPort 2.1が3つ、HDMI、USB 5Gbpsが2つにUSB 2.0が3つ、セキュリティロックスロット、RJ45になります。

 

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 電源ユニット

電源は500Wで80PLUS Platinumでした。高品質で電力変換効率が高いです。

 

 

キーボードとマウスが付属

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 付属のキーボードとマウス

キーボードはUSB 320K、マウスはUSB 320Mが付属しており、どちらもUSB接続です。

キーピッチは18.4ミリ×18.3ミリ、キーストロークは1.5ミリと、付属のものにしてはなかなか使いやすいキーボードでした。

Copilotキーもあるので、便利ですよね。

マウスは至って普通です。

どちらも有線接続なのでデスク上が散らかって見えやすいですが、こだわりがなければ十分に使えます。

 

東京生産

そう、これ重要ですね。

やはり企業にとって一番怖いのは情報漏洩。

東京生産は安心できます。また、距離が近いと修理など何かあったときにも、迅速な対応が可能なので助かります。

 

 

HP Wolf Security for business搭載可能

HP Wolf Security

セキュリティはHP Wolf Security for Businessが搭載可能で、包括的なセキュリティになっています。

  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
  • HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
  • ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる

「世界で一番安全なビジネスPC」と言っているだけありセキュリティは万全で、次項で紹介する東京生産ということもあり、安心して使えます。

 

 

プレミアムサポート

HP Elitebookのサポート内容

 

HP ElitebookのElite Premiumサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金8:00-21:00、土8:00-17:30になります。一番うれしいのは、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。

 

 

MILスペックに準拠

MILスペック

本機はHP独自の12万時間のテストに加え、米軍の物資調達企画であるMIL-STD 810Hの18項目に適合と堅牢性の高い機種です。

 

Wi-Fi 7搭載可能

超高速無線・Wi-Fi 7に対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

Wi-Fi 6か次世代通信規格のWi-Fi 7も搭載でき、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。

6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。

 

 

その他の特徴

 

Core Ultra200シリーズ搭載

最大13 TOPSのNPU性能を持つCore Ultraシリーズ2を採用し、以下の3つが搭載できます。

・Core Ultra 5 235(14コア14スレッド)←レビュー機に搭載
・Core Ultra 7 265(20コア20スレッド)
・Core Ultra 9 285(24コア24スレッド)

ベースパワーはすべて65Wで、Core Ultra 5はマックス121W、Core Ultra 7と9は182Wになります。

各種ベンチマークをご紹介します。結果から言うとCPU性能はめちゃくちゃ高く、さすがワークステーション並みの性能を持つ機種だなって感じです。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC CPU Mark計測結果

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、Core Ultra 5 235のスコアは39869とめちゃくちゃ高い性能でした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-14900  47359
Core i7-14700  45599
Core i9-12900K  41151
Core Ultra 5 235  39869
Core i7-13700  38825
Core i7-14700T  38482
Core i7-14700  37725
Core i5-14600  35384
Core i5-13600  33816
Core i5-14500  32674
Ryzen 7 8700G  29952
Core i5-14600T  29449
Core i5-14400  26584
Core i5-13400  25780
Core i5-14400T  25774
Core i5-14500T  24239
Core i5-13500T  23033
Ryzen 5 8500G  21521
Core i5-13400T  19805
Core i3-14100  15414
Core i3-14100T  12980

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC Geekbench AI計測結果

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。

Single Precision(単精度)は5117と桁違いに高く、Half Precision(半精度)も2075とすごく良いスコア、Quantized(量子化スコア)は8254とすごく良かったです。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  5117
Core i7-14700  3869
Ryzen 7 8700G  2918
Core Ultra 5 125H  2758
Core Ultra 5 125U  2458
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 7 258V  2374
Ryzen 5 8640HS  2204
Ryzen 7 5700GE  2170
Ryzen 5 7535U  1647
Ryzen 3 7335U  1133

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  2075
Ryzen 7 8700G  1319
Core Ultra 7 258V  1255
Core i7-14700  1252
Core Ultra 5 125H  1208
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Ryzen 7 5700GE  1028
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  8254
Core i7-14700  6165
Ryzen 7 8700G  5289
Core Ultra 7 258V  4815
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 125U  4097
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 7 5700GE  3401
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。

マルチコアは1155、シングルコアは118と、どちらも良いスコアでした。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  1189
Core Ultra 5 235  1155
Ryzen AI 9 HX 370  1071
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8700G  904
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen 7 5700G  683
Ryzen 5 8500G/OMEN 35L  657
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  556
Apple M1  509
Core i7-1260P  433
Ryzen 3 8300GE  414
Ryzen 5 7535U  405

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  122
Core Ultra 7 258V  119
Core Ultra 5 235  118
Ryzen AI 9 HX 370  114
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 5 8500G/OMEN 35L  106
Ryzen 7 8700G  106
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 7 5700G  88
Ryzen 5 7535U  85
Core i7-1260P  74

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアですが、メモリ1枚のシングルチャンネルメモリで計測したため、性能が伸びませんでした。メモリは2枚か4枚で使うと本来の性能が出るのですが、レビュー機は増設禁止のためメモリを2枚にすることができませんでした。

  • 総合性能は6338→ミドルクラス
  • Essentialは10103→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
  • Productivityは8029→高い性能
  • Digital content creationは8520→すごく良い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  11700
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 7 8700G  10480
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 5 235  10103
Ryzen 5 8500G  10053
Core Ultra 5 125H  9781
Ryzen 7 5700G  9753
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9442
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 7 8700G  10335
Core i7-14700  9832
Ryzen 5 8640HS  9349
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 8500G  9121
Ryzen 7 5700G  9034
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8499
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Core Ultra 5 235  8029
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-14700  7388
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  14936
Ryzen 7 5700G  11867
Ryzen 5 8500G  11769
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9352
Ryzen 7 8700G  8850
Core Ultra 5 235  8520
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 7735U  7159
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875

 

 

グラフィックス性能は高い(はず)

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 3D Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。

これもベンチマークはメモリ16GB1枚で計測しており、2枚の32GBにした場合は以下に紹介するスコアよりも全然高いスコアになると思います。(メモリが1枚のシングルチャンネルメモリだとグラフィック性能が大きく下がる為)

※レビュー機は増設禁止なので32GBで計測できませんでした

3D Graphics Markのスコアは3184と、メモリ1枚にしては悪くないスコアでした。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5204
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen 7 8700G  4465
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core Ultra 5 235  3184
Core i7-1355U  2981
Ryzen 7 5700GE  2938
Core i5-1335U  2686
Core i5-1340P  2542
Ryzen 3 7335U  2609
Core i7-14700  1047

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC Fire Strike計測結果

Fire Strikeは3459と低いスコアでした。

 

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 4K動画レンダリング時間計測結果

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。3回計測し、平均は2分30秒と思ったよりぜんぜん速かったです。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Core i5-1335U  6分26秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 7 258V  4分42秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Core Ultra 5 226V  4分12秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Core Ultra 7 155H  4分5秒
Core Ultra 5 125U  3分55秒
Core Ultra 7 258V  3分47秒
Ryzen 7 8700G  3分22秒
Core Ultra 5 235  2分30秒
Ryzen 5 8500G+RTX 4060 Ti  2分23秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒

 

メモリが1枚だったので低調な性能でした。メモリ2枚にすると全然高い性能になり、もしくはRTX A400かRTX 3050も搭載できるので、こちらを検討してもいいかもしれません。

 

排熱性能

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC 筐体内部のファン

筐体にはCPUクーラーと背面ファンがあります。

 

CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024と言うベンチマークを実行時に、PC背面温度と騒音値を計測しました。

温度は33.6度と低く、ミニタワーでもしっかりと排熱できているようです。騒音値は平均42dBと静かでした。

 

 

メモリ性能

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-5600MHzで、メモリスロット4枚で最大128GBにできます。メモリ性能を測るMemory Markの結果はメモリ1枚でも3071と高いスコアでした。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3324
本機DDR5  3071
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2749
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

ストレージ

HP EliteDesk 8 Tower G1i Desktop AI PC シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0 512GBで、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は6859MB/秒、ライト(書き込み速度)は2646MB/秒とリードはめちゃくちゃ速いですが、書き込み速度がちょっと遅めです。

 

起動時間を5回計測した平均は23.6秒と結構時間がかかりました。

1回目 24秒
2回目 23秒
3回目 24秒
4回目 24秒
5回目 23秒
平均 23.6秒

 

 

 

ライバル機種

 

ThinkCentre M75q Tiny Gen 5

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen 5(AMD) 正面Ryzen 8000GEシリーズ搭載で省電力ですがパワフルな機種です。ただし、Ryzen AIを搭載しているのはRyzen 7のみなので、最新スペックを楽しむなら価格がちょっと上がります。

CPU Ryzen 3 8300GE
Ryzen 3 PRO 8300GE
Ryzen 5 8500GE
Ryzen 5 PRO 8500GE
Ryzen 7 8700GE
Ryzen 7 PRO 8700GE
メモリ DDR5-5200 最大64GB
ストレージ SSD×2
LAN 無し/Wi-Fi 6
有線LAN イーサネット(RJ45)
重さ 最大1.25㎏
電源 65W/90W
保証 1年間オンサイト
価格 8.5万円~

レビュー

 

ProDesk 2 SFF G1i Desktop PC

HP ProDesk 2 SFF G1i Desktop PC 右斜め前から本機よりもスリムデスクトップで、一応エントリーモデルとなっていますが、最大でCore i7-14700が搭載できるので性能自体はすごく高かったです

CPU Core i5-14400
Core i7-14700
メモリ DDR5-5600 最大64GB
ストレージ SSD 最大512GB(+HDD増設可能)
グラフィックス 内蔵グラフィックス
OS Windows 11 Pro
LAN イーサネット
オーディオ Realtec 、内蔵スピーカー
オプティカルドライブ DVDライター
拡張スロット PCI Express4.0 x16 (ロープロファイル) × 1スロット(空1 )
PCI Express3.0 x1(ロープロファイル) ×1スロット(空1)
M.2 2280×1スロット(空0)
M.2 (for WLAN) ×1スロット(空1)
付属 マウス、キーボード
寸法(幅×奥行×高さ) 100 × 308 × 304mm
重さ 5.7kg
電源 180W
セキュリティ HP Wolf Security for business
標準保証 1年間
価格 11.5万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・めちゃくちゃ性能が高い
・小型筐体で設置しやすい
・メモリとストレージの増設が可能
・インターフェイスが豊富でハイスペック・グラボ搭載モデルは最大8画面対応
・RAID設定も可能
・オプティカルドライブ搭載
・キーボードとマウス付属
・Wi-Fi 7も搭載でき、イーサネットもある
・意外に普通に使えるスピーカー搭載
・電源ユニットは高品質80PLUS Platinum

 

残念な点

特になし!

 

総合評価

珍しく、不満になる点が一切ない機種でした。まぁ、ワークステーションの様なスペックなので、それもそうですよね。

インターフェイスも充実していて、グラボなしでも最大4画面で使うことができるので、トレーダーとか多くのウィンドウを使う人に向いていますね。もちろん、グラボを搭載すれば3DCADや映像編集などの本格的な作業もサクサクできるので、クリエイターにも向きます。

それにしても、なんでこんなにスペック高いんだろう?

 

公式サイト

 

 

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