HPビジネスの上位モデル、EliteBook 640 G10です。
一部を除き全体的にハイスペックで、価格を抑えた上位モデルといった感じです。14インチで1.4㎏、そしてバッテリー駆動時間は16.9時間と長く持ち運びに向いた機種です。また、RJ45もあるので、外出用兼屋内用としても使いやすいです。
当サイトの評価は、こうなりました。
スペック | [usr 4.0] |
---|---|
コスパ | [usr 4.0] |
総合評価 | [usr 3.9] |
Contents
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EliteBook 640 G10のスペック
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U/1345U |
---|---|
メモリ | DDR4 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | FHD UWVA 光沢なし |
OS | Windows 11 Pro |
通信 | LTEあり、Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500MP/HD |
セキュリティ | なし/HP Wolf Security |
寸法(幅×奥行×高さ) | 321.9 × 213.9 × 19.9㎜ |
重さ | 1.4㎏から |
バッテリー | 最大約16時間52分 |
保証 | 1年間 |
価格 | 11.7万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはインテル第13世代Uシリーズが搭載で、こちらは省電力モデルのCPUです。通常のPシリーズよりも性能は下がりますが、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
バッテリーも51Whrと大きいので、最大バッテリー駆動時間は16時間52分となっています。
メモリはDDR4-3200MHzが搭載で、最大64GBと大容量です。一般的に最大16GBや32GBが多い中、最大64GBも搭載できるので、高負荷な作業をする人には使いやすいですね。
ストレージはSSDで、最大1TBと大容量です。SSDはデータ転送速度が速く、パソコンの起動もサクサクです。
ディスプレイはちょっと残念ですが、画面アスペクト比が16:9のFHD UWVA液晶で、非光沢になります。執筆時現在までにレビューをしたG10シリーズは、ほとんどが画面アスペクト比16:10と縦に長いものなので、本機よりも見やすいディスプレイです。
輝度は400ニトと明るく、屋外でも見やすいです。
OSはWindows 11 HomeかProで、Windows 10 Proのダウングレードプリインストール済みのWindows 11 Proもあります。
その他のスペックは最新のWi-Fi 6Eに対応し、4G LTEモデルもあり、イーサネットコネクタもあるので通信環境は抜群です。指紋センサーと顔認証もあるのでサインインは一瞬、WEBカメラは500万画素と高解像度です。
14インチで1.4㎏と標準的な重量で、比較的コンパクトな筐体になっています。
2023年のトレンドと比較
2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
13世代CPU | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | × | × | × |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ以上 |
〇 | – | 〇 | 〇 |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 1.4㎏前後 | バッテリー14時間以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
本機は最新スペックじゃないですが、良いスペックです。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/旧モデル>
旧モデルのEliteBook 640 G9との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U/1345U |
Core i3-1215U Core i5-1235U/1245U |
メモリ | DDR4 64GB | |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 256GB |
ディスプレイ | FHD UWVA | |
無線 | Wi-Fi 6、4G LTE | |
バッテリー | 16.9時間 | 13.4時間 |
重量 | 1.4㎏ | 1.37㎏ |
寸法 | 321.9 × 213.9 × 19.9㎜ |
主な変更点です。
・CPUが13世代に
・ストレージが最大1TBに
・バッテリー時間が約3.5時間伸びた
・一部モデルでWebカメラが500万画素になった
・30g重たくなった
こちらは、プロセッサーの性能を表すCPU Markスコアです。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i5-1335U | |
---|---|
Core i5-1345U | |
Core i3-1315U | |
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U | |
Core i3-1215U |
HP Wolf Security搭載可能
セキュリティはHP Wolf Security for Businessが搭載で、包括的なセキュリティになっています。いくつかのモデルを確認しましたが、デフォルトでは「なし」になっていたので、購入時に追加する必要があります。
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Start Gen 6・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
- HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
- ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
「世界で一番安全なビジネスPC」と言っているだけありセキュリティは万全で、次項で紹介する東京生産ということもあり、安心して使えます。
東京生産・日本でのサポート
HPのビジネスPCは「世界中で高品質な製品を提供したい」ということで、東京でビジネスPCを生産しています。やはりMade in Japanだと安心しますよね。
また、日本で生産していいるので日本の雇用にも寄与しており、個人的に応援もしたくなります。
HPのプレミアムサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金8:00-21:00、土8:00-17:30になります。一番うれしいのは、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。
HP Product Quality
本機は12万時間の品質テストをクリアし、米軍の物資調達企画であるMIL-STD 810Gの19項目に適合と堅牢性の高い機種です。
持ち運びやオフィスでの使用にも、安心して使えます。
500万画素のWebカメラ
一部のCore i5-1335UモデルにはHD解像度のWebカメラが搭載していますが、そのほかは500万画素のWebカメラが搭載です。
一般的なPCにはHD解像度(約92万画素)、ビジネスPCにはFHD解像度(約200万画素)が搭載していますが、本機は倍以上の500万画素です。
Web会議やビデオ通話はもちろん、オンラインレッスンの講師など仕事で使う人にも使えます。
また、カメラ拡張機能で、オートフレームやAIベースのノイズリダクションなど「あったらいいな」という機能が付いているので、より快適に使えます。
もちろんプライバシーシャッターも搭載しているので、使用していないときや離席時に閉じておくと安心です。
マイクはデュアルマイクで、オーディオはデンマークの高級老舗オーディオメーカーのバング&オルフセンで、2つのスピーカーを搭載しています。HP Dynamic Voice Levelingやサウンドキャリブレーションなどよりスムーズに会話ができる機能もあります。
また顔認証に対応しており、サインインは一瞬です。
通信環境が抜群
本機には最新のWi-Fi 6Eをはじめ、LTEと1ギガビットイーサネット(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応)も搭載しています。
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
Wi-Fi 6Eは現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっていおり、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
また、LTEのインテルXMM 7560 R+ LTE-Advanced Proが搭載で、対応バンドはこちらになります。
重要なバンドに対応しており、最大通信速度はダウンロード/978Mbps、アップロード/150Mbpsとなっています。
筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天最強プランがお得です。
その他の特徴
外観
ベゼル(画面の黒い枠)が細く、コンパクトな筐体で持ち運びもしやすいと思います。
寸法は
・幅 321.9㎜
・奥行 213.9㎜
・高さ 19.9㎜
で、ちょっとぶ厚いですが、コンパクトです。重さも14インチでは標準的な1.4㎏なので、社内移動や外出にも便利です。
パソコンを開けるとき、筐体サイドが「くの字」になっているので、指に引っ掛かりができて開けやすくなっています。
筐体エッジは角が付いたおしゃれな仕様で、安っぽさが全然ないですね。
ディスプレイは180度開くことができるので、画面共有をするときに便利です。
キーボード
キーボードはバックライト付きで、キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横18.7㎜で、フルサイズ並みです。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜で、ラバードームキーを採用しているので普通のキーよりも打鍵感があります。
電源ボタンはDeleteキーの真横にありますが、長押ししないと反応しなので、間違って押してしまっても反応することはありません。
キーは左右のカーソルキーが小さくenterキーが異常に大きいですが、主要キーは同じ大きさでミスタイプしにくいと思います。
CPU
Core i3-1315 | Core i5-1335U | Core i5-1345U | |
コア(P/Eコア) | 6(2/4) | 10(2/8) | 10(2/8) |
スレッド | 12 | ||
Pコアクロック | 1.2GHz | 1.3GHz | 1.3GHz |
Pコア最大クロック | 4.5GHz | 4.6GHz | 4.6GHz |
Eコアクロック | 0.9GHz | 0.9GHz | 0.9GHz |
Eコア最大クロック | 3.3GHz | 3.4GHz | 3.4GHz |
L3キャッシュ | 10MB | 12MB | 12MB |
GPU | 64EU | 80EU | 80EU |
ベース/マックスパワー | 15/55W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
Core i5-1345UはvProに対応しており、企業で多くのPCを一括管理をする場合は、こちらを選んだほうがシステムの方の作業が大幅に減ります。
こちらは、CPUの性能を測るCPU Markスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ハイエンドPCに搭載される
- 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Core i7-1360P | |
---|---|
Core i5-1340P | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1345U | |
Core i7-1355U | |
Core i3-1315U | |
Core i7-1255U | |
Core i5-1235U |
当サイトでは、ビジネス用途で快適に使うにはスコア1万以上を推奨していますが、Core i3でも1.3万ほどなので、どのCPUを選んでも困ることはないと思います。
次はCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U | |
Core i5-1335U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1215U | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1335U | |
Core i5-1240P | |
Core i3-1215U | |
Core i5-1235U |
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeが使いやすくなったり、画像編集がしやすくなったりします。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 7735U | |
---|---|
Ryzen 5 PRO 6650U | |
Core i7-1260P | |
Core i7-1355U | |
Core i5-1335U | |
Core i5-1340P | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 7 PRO 5850U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i5-1235U | |
Core i3-1215U |
Core i5-1335Uは平均的な性能です。
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
FHD | なし | UWVA | 400nit |
解像度は一般的なFHD(1920×1080ドット) UWVA(ウルトラワイドビューイングアングル)で、背景などが反射しにくい光沢なしになります。
ディスプレイは普通で、特にいうことはありません。普通です。
輝度は400ニトで、こちらは輝度の目安です。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
---|---|
250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR4-3200MHzで、メモリスロット2つ・最大64GBが搭載可能です。ワークステーション以外で64GBも搭載できるのは、すごいですね。
販売モデルは最大16GBまでなので、自分で増設することになります。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
高速データ転送速度があるM.2 SSDで、最大1TBになります。SSDはデータ転送速度が速く、パソコンの起動もサクサクです。
バッテリー駆動時間
バッテリーは3セル・51Whrと大きく、最大16時間52分のバッテリー駆動時間があります。半日以上、使い方によれば丸1日外出していても十分かもしれません。
インターフェイス
Thunderbolt 4も1つありRJ45もあるので、14インチにしては比較的豊富なインターフェイスです
左側面はNano Security Lockスロット、RJ45、USB-Aになります。
右側面はNano Simスロット、オーディオ/マイクコンボジャック、HDMI、USB-A、Thunderbolt 4、そして電源コネクタになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
ライバル機種
紹介しているライバル機種は、どちらも画面アスペクト比が16:10と縦に長く、13.3インチでも本機よりもより多くの情報を表示できます。
EliteBook 830 G10
マグネシウム合金を使用した高級感のあるボディで、Evoプラットフォーム認証に準拠したハイスペックPCです。全体的に穴のないスペックで、WEBカメラは500万画素と高画素です。Web会議が多い人やオンラインレッスンの講師にも向いています。
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
---|---|
メモリ | DDR5 16GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA UWVA 1000ニト |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 5MP、IRカメラ |
重さ | 1.28㎏ |
バッテリー | 最大約14時間05分 |
価格 | 16.6万円~ |
ThinkPad X13 Gen 4 intel
すでにコンパクトで軽量だった旧モデルからさらに小さくなり、重さも1.09㎏からと羽のような軽さです。ハイエンドなモバイルPCで、性能も機動性は抜群です。それでいて、9.9万円からと低価格です
CPU | Core i3-1315U Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA IPS 2.8K OLED |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | HD、FHD、500万画素 |
重さ | 1.09㎏~ |
バッテリー | 最大約22.9時間 |
価格 | 9.9万円~ |
まとめ
良い点
・コンパクトな筐体で持ち運びがしやすい
・最大メモリが64GBと大容量
・Wi-Fi 6EとLTE対応
・顔認証と指紋センサー搭載
・HP Wolf Security搭載可能で堅牢性が高い
・Wi-Fi 6EにLTE、RJ45と通信環境が抜群
・(一部モデルを除き)Webカメラが高性能
残念な点
・1モデルにHD Webカメラが搭載
・画面アスペクト比が16:9
総合評価
「EliteBook」にしては肝心なディスプレイが「エリート仕様」じゃないですが、その他は概ね良いスペックだと思います。まぁ、メモリやストレージも最新ではないので、ローエンドEliteBookといった感じですが、そのおかげでEliteBookが11万円台からと安いので文句は言えないですね。
持ち運び向けの14インチで、イーサネットコネクタがあるのはすごく便利ですね。会社では基本的に有線を使うことが多いですし、外出時はLTEやWi-Fi 6Eがあるので安定した高速通信が可能です。
本機は、持ち運び兼屋内用のPCをお探しの人に向いています。