最軽量モデルがたったの1㎏で、画面比が4:3と縦に長く、LTEや5G回線、そしてWi-Fi 6Eにも対応した機種です。PCの持ち運びが多いビジネスパーソンが、いかに快適に使えるかを考え尽くされた機種で、セキュリティも万全です。
いつもは若干辛口の当サイトの評価は、こうなりました。
スペック | [usr 4.7] |
---|---|
コスパ | [usr 4.8] |
総合評価 | [usr 4.8] |
このスペックで20.8万円からと、コスパが高い機種です。
Contents
HP Elite Dragonfly G3のスペック
CPU | Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U |
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メモリ | LPDDR5 16GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(13.5型) | WUXGA+ UWVA |
画面アスペクト比 | 4:3 |
OS | Windows 10 Pro(Windows 11のダウングレード版) |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5Gあり |
オーディオ | Bang &Olufsen クアッドスピーカー |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
セキュリティ | NIST、HP Wolf Security(オプション) |
寸法(幅×奥行×高さ) | 297.4 × 220.4 × 16.4㎜ |
重さ | 約1.0㎏~ |
バッテリー | 最大14時間32分 |
保証 | 1年間 |
価格 | 20.8万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代で、省電力モデルのUシリーズが搭載です。本機はコンパクトで薄いので、発熱を考えたら省電力モデルがあっていると思います。
UシリーズはPシリーズよりも性能が低いですが、バッテリー駆動時間が伸びるという特徴があり、よりモビリティーが高くなっています。
メモリは最新のLPDDR5で、16GBが搭載、ストレージはM.2 SSDで、最大2TBと大容量です。
ディスプレイは画面アスペクト比が通常の16:9じゃなく縦に長い3:4で、13.5型でも14型以上の情報が表示されます。また、のぞき見防止機能のHP Sure View搭載モデルは、輝度が1000ニトとかなり高く、他のモデルでも400ニトと高めなので、明るい屋外でも使いやすいです。
無線環境は抜群で、Wi-Fi 6Eに対応し、4G LTEや5Gモデルもあります。どこででもガッツリと作業がしやすいですね。
その他のスペックは、Windows 11からダウングレードしたWindows 10 Proが搭載で、指紋センサーと顔認証対応、WEBカメラは高画質500万画素になります。
HP独自のセキュリティが施されていますが、HP Wolf Securityはオプションになります。
最軽量モデルがたったの1㎏と軽く、バッテリー駆動時間も14時間以上と、持ち運びが多い人に合う機種になっています。
2022年のトレンドと比較
2022年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
12世代CPU | LPDDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10以上 |
〇 | 〇 | × | 〇 |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P以上のWebカメラ |
〇 | – | 〇 | 〇 |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 重量1.2㎏前後 | バッテリー14時間以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メタル素材 | |||
〇 |
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Dragonfly G2>
旧モデルのDragonfly G2との比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Dragonfly G2 | |
CPU | Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | LPDDR5 16GB | LPDDR4X 16GB |
ストレージ | SSD 2TB | SSD 2TB |
ディスプレイ 画面比 |
WUXGA+ 3:4 |
FHD 16:9 |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G | Wi-Fi 6、4G LTE/5G |
バッテリー | 14.5時間 | 17.6時間 |
寸法 | 297.4 × 220.4 × 16.4㎜ | 304.3 × 197.5 × 16.1㎜ |
重量 | 1.0㎏~ | 989g~ |
価格 | 20.8万円~ | 19.4万円~ |
主な変更点です。
・CPUが11世代から12世代に
・メモリが最新のLODDR5に
・画面比が16:9から3:4になり、表示情報が増えた
・Wi-Fi 6Eに対応
・バッテリー駆動時間が約3時間減った
・最軽量モデルが11g重くなったが、WWANモデルが1.15㎏から1.06㎏と軽くなった
一番の変更点は、画面アスペクト比が変わったことです。新機種は14インチ以上の情報が表示されるので、スクロール回数も減り、作業効率が上がります。
プロセッサーの性能を表すCPU markスコアです。
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Core i7-1255U | |
---|---|
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
Evoプラットフォーム認証
第12世代CPUのEvoプラットフォームは、Project Athenaから数えて第3世代のEvoになります。
12世代CPUを搭載していたらEvo認証を得るわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。
- Iris Xeグラフィックス搭載の第12世代CPU搭載機種
- アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
- AI推論も高速で使える
- 電源を問わずにレスポンスが良い事
- 9時間以上のバッテリー駆動時間
- フルHD以上
- 1秒以内でスリープから復帰
- 30分の充電で4時間駆動
- Wi-Fi 6E実装
- Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
- フルHD以上のWebカメラを搭載
- 音声ノイズ抑制機能搭載
- Thunderbolt 4搭載
- ノートパソコンであること
- (必須じゃないが)Intel VSC(Visual Sensing Controller)搭載
12世代CPU搭載モデルは増えてきましたが、Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかありません。 そのくらい特別な機種なんです。
HP Elite Dragonfly G3 の特徴
さすが超軽量コンパクトモデルなので、ベゼル(画面の黒い枠)も細くおしゃれです。
13.3インチの旧モデルと比べると、インチ数がアップし、画面比が3:4と縦に15%長くなったので奥行は+2㎝ほどですが、幅は約7㎜も小さくなっています。
寸法は、
・幅 297.4㎜
・奥行 220.4㎜
・高さ 16.4㎜
とかなりコンパクトです。A4サイズ(297㎜×210㎜)とほぼ同じ寸法です。
厚さも16.4㎜とかなり薄くなっています。このためだと思うのですが、CPUには省電力モデルのUシリーズが搭載しています。薄型PCに通常のPシリーズを搭載すると、発熱がひどくて性能を発揮できない場合が多いので、賢明な判断だと思います。
素材にはマグネシウムを使用し、精密なダイヤモンドカットを施しており、高級感があります。
天板にはプレミアムモデルにのみ使われるHPのロゴが入っており、おしゃれですね。
Webカメラ周り
WEBカメラは、高画質500万画素です。一般的なノートパソコンにはHD 92万画素が搭載ですが、500万画素といえば2.8K解像度並みで、高精細な映像が相手に映し出されます。
また、HP Auto Frameに対応しており、動いていても自分が画面の中心に来るようにでき、3mの範囲で収音できるデュアルマイクも搭載なので、歩きながらでも会議ができます。
他にもコントラスト比をバランスしたり、暗い部屋でも自動で明るくできたり、顔認証用のIRカメラも搭載しています。
スピーカーは4つも搭載しており、デンマークの高級オーディオブランドのBang & Olufsenになっています。
ちなみに、電源ボタンがBackspaceやDeleteキーのそばにありますが、長押ししないと反応しないので、間違って押しても大丈夫です。
東京生産モデルあり
一部のモデルは東京で生産されており、海外で生産されるよりも輸送距離や時間も変わるし、「安心」して使うことができます。
MILスペック
本機はMIL-STD-810Hと言う米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや圧力、温度の高低差やほこり、高湿度など多くのテストをクリアしており、HP独自の12万時間以上の品質基準テストをクリアしています。
キーボード
<出荷されるのは日本語キーです>
キーボードは日本語キー・バックライト付きで、キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横18.7㎜と広く、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.3㎜と浅いですが、一般的な薄型モデルの深さです。
①から順に、
・HP Sure Viewキー(対応モデルのみ)
・キーボードバックライト調整
・任意のコマンドをプログラムできるキー
・WebカメラのシャッターON/OFF
・電源ボタン
・指紋センサー
になります。顔認証も指紋センサーもあるので便利ですが、指紋センサーはそろそろ電源統合型にしてほしいですね。そうすると、電源ボタンを押せばサインインも完了しているので、2度手間になりません。
インテル12世代CPU搭載
Core i7-1255U | Core i5-1235/1245U | |
Pコア | 2 | |
Eコア | 8 | |
スレッド | 12 | |
キャッシュ | 12MB | |
Pコア最大周波数 | 4.7GHz | 4.4GHz |
Eコア最大周波数 | 3.5GHz | 3.3GHz |
GPU実行ユニット | 96 | 80 |
ベースパワー | 15W | |
最大パワー | 55W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
Core i7-1255UとCore i5-1235UはvProは無効になっており、Core i5-1245UのみvProが有効になっています。多くのPCを一括管理する場合は、Core i5-1245Uモデル一択ですね。
こちらはCPUの性能を測るCPU Markのスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-12700H | |
---|---|
Core i7-1280P | |
Core i7-1270P | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1265U | |
Core i7-1255U | |
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U | |
Core i3-1215U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 |
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコアは6000ほどで高性能、8000以上でかなり高性能、シングルコアは1500以上でかなり高性能になります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1215U | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i3-1215U | |
Core i5-1235U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
グラフィックス
グラフィック性能が高いと画像編集がしやすくなったり、Officeワークが快適にできます。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 7 5800U | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 3 5400U | |
Ryzen 3 5300U |
Core i5-1235Uが約2200なので、標準的な性能です。
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
WUXGA+ | なし | UWVA | 400nit 1000nit |
ディスプレイは画面アスペクト比が4:3と縦に長く、13.5インチですが14インチ以上の情報が表示されます。先ほど紹介しましたが、旧モデルよりも縦の長さが15%もアップしており、一度に見て取れる情報量が多いので、スクロールアップ/ダウンの回数も減ります。
液晶はUWVA(ウルトラ・ワイド・ビューイング・アングル)で、IPS液晶と似た高視野角のものです。
輝度は400ニトと高く、HP Sure View搭載モデル(同じくWWANモデルになります)は1000ニトとかなり高くなっています。
Sure Viewはのぞき見防止機能で、視野角を落として横から見にくくする仕様ですが、当然、正面から見ている自分も輝度が低いディスプレイを見るので見にくいです。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリは最新のLPDDR5で、16GBになります。メモリの処理速度も速く、16GBと大きいので、ほとんどの人は問題ないと思います。ただし、ヘビーユーザー向けに32GBモデルが合ったらうれしかったですね。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
最大2TBのSSDが搭載可能で、自己暗号化機能付きのモデルもあります。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャル速度
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 3.0×4 | |
---|---|
HDD |
セキュリティ
世界で最も安全なビジネスPCをうたっているだけあり、HP独自の堅牢なセキュリティが搭載です。搭載している、主なセキュリティをご紹介します。
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Start Gen6・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
- HP Sure Run Gen 4・・・ウイルス対策ソフトやOSのセキュリティ機能をOFFにさせない
- HP Sure Recover Gen4・・・OSがウイルスに感染した場合でも、正常な状態に自動リカバー
- HP Client Security・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
セキュリティナノロックケーブル用スロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット - TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
HP Wolf Securityはオプションから追加できます。
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
WWAN
WWANは4G LTEのIntel XMM 7560 R+ LTE-Advanced Proか、Intel 5G Solution 5000が搭載で、eSIMにも対応しています。
4Gは最大ダウンロード速度は978Mbps、アップロードは150Mbpsになっています。5G回線と4G回線の中間の様な速度ですね。
5Gは最大ダウンロード速度は4.67Gbps、アップロードは1.25Gbpsと高速です。
LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。
バッテリー駆動時間
バッテリーは45Whrと小さいですが、最大バッテリー駆動時間は最大14時間32分となっています。
旧モデルと比べると大分少なくなっていますが、半日以上は持つと思うので、この軽さを考えたら十分だと思います。
インターフェイス
インターフェイスは少ないですが、困らない程度にあります。社内や自宅ではThunderbolt対応ドックがあると使いやすいです。
左側面は1から順にHDMI、NanoSIMスロット、そしてThunderbolt 4になります。
右側面は4から順にNano Lockスロット、Thunderbolt 4、USB-A 3.1、そして5㎜オーディオ/マイクコンボになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
サポート・保証
HPのサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金8:00-21:00、土8:00-17:30になります。電話は専用回線になっており、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長5年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理/翌日オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも多くの有料サポートがあるので、購入時に確認してみてください。
ライバル機種
EliteBook 630 G9
13.3インチでは珍しくメモリが最大64GBと大きく、LANポートがあります。重さも1.2㎏からと軽く、Wi-Fi 6Eに対応、そしてバッテリー駆動時間は最大約14時間となっています。Draonflyよりもかなり性能は落ちますが、CPUはほぼ同じものを搭載し、価格は半額ほどになっています
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U Core i5-1245U |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | FHD UWVA 400ニト |
通信 | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | HD 720p、IRカメラ |
重さ | 1.2㎏~ |
バッテリー | 最大14時間10分 |
価格 | 11.8万円~ |
ThinkPad X1 Carbon Gen 10
最小構成でもハイスペックなCore i5-1240P搭載で、メモリは最新のLPDDR5-5200MHz、SSDはPCIe NVMe 4.0×4と、最新スペック満載のハイエンドビジネスノートです。全体的な性能が上がっており、ディスプレイ、カメラ、マイクにスピーカーも一味違った機種です。Dragonflyよりも若干重たいですが、スペックは上です
CPU | Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P/1270P/1280P |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | Iris Xe |
ディスプレイ(14型) | WUXGA(1920×1200)/WQUXGA(3840×2400) 光沢なし |
無線 | Wi-Fi 6E AX211、Bluetooth 5.2、LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重さ | 1.12kg |
バッテリー | 57wHr/最大24.9時間 |
価格 | 22.5万円~ |
ThinkPad X1 Nano Gen 2
Evoプラットフォーム認証を得た機種で、最軽量モデルは966.5gと、1㎏を切る軽量モデルです。Wi-Fi 6Eに体操しており4G/5G LTEも搭載可能と無線環境は抜群です。最新パーツがふんだんに使用されたハイエンドモデルで、外出が多い人におすすめです
CPU | Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P Core i7-1270P/1280P |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13型) | 2K IPS 光沢なし タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5G |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証(オプション) |
Webカメラ | FHD 1080p 、IRカメラあり |
重さ | 966.5g~ |
バッテリー | 最大約18.2時間 |
価格 | 25.4万円~ |
まとめ
良い点
・小型軽量で持ち運びがしやすい
・マグネシウム素材でおしゃれ・傷もつきにくい
・Evoプラットフォームで性能が高い
・画面比が4:3で、13.5型でも14型以上の情報が表示される
・メモリが最新のLPDDR5
・WEBカメラが高画質500万画素
・Wi-Fi 6E対応で、WWANモデルあり
・東京生産モデルあり
残念な点
・最大メモリが32GBだと、ヘビーユーザーにもうれしかった
総合評価
13.5インチで軽量コンパクトなので、持ち運びがしやすい機種です。また、画面比が4:3と縦に長く多くの情報が一度に見て取れるので、作業もしやすいですね。
無線環境は抜群で、Wi-Fi 6Eに対応し、4G/5Gが搭載可能。そして1㎏とかなり軽く、それでいてMILスペックに準拠する堅牢性や、HP独自のセキュリティもあります。
パソコンを持ち運ぶことが多く、外出先でもガッツリ作業をしたいビジネスパーソンにおすすめです。