dynabook RA/ZYのレビューです。
13.3インチでたったの836gと超軽量で、全体的にミドルスペックのモバイルPCでした。
小さな筐体と言うこともあり、がっつりと重たい作業を長時間するというよりは、テキストワークなど中心で外出が多い人に向いている機種です。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはRyzen 7 250、LPDDR5X-6400 16GB、SSD PCIe 4.0 512GBになります。
・年末年始セール(12/12-1/7 14:00まで最大11,000円オフ)
・12月新商品発売記念セール(1/19 14:00まで8800円オフ)
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Contents
dynabook RA/ZYのスペック・特徴のまとめ
| CPU | Ryzen 5 220 Ryzen 7 250 |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5X-6400 16GB(オンボード) |
| ストレージ | SSD 512GB |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ(13.3型) | WUXGA 高輝度・ 高色純度・ 広視野角 |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| LAN | Wi-Fi 7、RJ45 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| Webカメラ | FHD+IRカメラ |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 298.8 × 212 × 17.7-18.7mm |
| 重さ | 836g |
| バッテリー(JEITA 3.0) | 11.5時間 |
| ポート | USB 3.2 Gen 1×2つ Thunderbolt 4×2つ RJ45、HDMI、マイク/ヘッドフォンジャック、microSDカードリーダー |
| 標準保証 | 1年間(引き取り修理・海外保証) |
| カラー | ネピュラブラック |
| 価格 | 15.1万円~(非会員) 12.8万円~(会員) |
パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 200シリーズが搭載しRyzen 5 220またはRyzen 7 250を選べます。Ryzen 7のみ16 TOPSのNPUがあり、WindowsスタジオエフェクトなどNPUが必要な機能が使えます。
メモリはLPDDR5Xで16GB、ストレージはSSD PCIe 4.0で512GBになります。
ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長い13.3インチで、一般的な14インチ以上の情報量があります。解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で高輝度・ 高色純度・ 広視野角液晶を採用し、タッチパネルモデルもあります。
その他のスペックはWindows 11 HomeかProが搭載、LANはWi-Fi 7と1ギガビットイーサネット、Webカメラは高画質FHD画素、顔認証のIRカメラもあります。
筐体はコンパクトで実測836gと非常に軽く、バッテリー駆動時間は最大約11.5時間で外出が多い人に合います。
インターフェイスは豊富で高品質、Thunderbolt 4が2つにUSB-A 5Gbpsが2つ、HDMIや3.5mmジャックがあり、13.3インチでは珍しいRJ45もあります。
よくある質問と回答
ここではよく聞かれる質問と回答をまとめました。聞きたいことがない場合は、Xにて質問してもらえればすぐに回答します。
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 画像・動画編集に使えますか? | 簡単な動画編集なら使える性能はあり、時々クリエイティブワークをするという人なら問題ないと思います |
| ファンはうるさいですか? | ベンチマーク時で平均45dBと静かな方でした |
| PD充電できますか? | できます |
| PD給電とDP出力をケーブル一本でできますか? | できます |
| オンラインレッスンに合いますか? | カメラの解像度はFHD万画素と高いので、十分合います |
| メモリ/ストレージの増設はできますか? | できません |
| 持ち運びに向いていますか? | たったの836gと軽く、持ち運び向けです |
| ディスプレイは明るいですか? | 室内では十分、屋外では直射日光が画面に当たらなければ実用範囲でした |
| Officeの使い心地は? | 快適に使えます |
| PCを快適に使う目安のスペックは? | 基本性能が高いので、どのモデルを購入してもサクサク動きます。 |
| ディスプレイの色域の違いは何ですか? | 色域はNTSC 45%<sRGB <DCI-P3 <Adobe RGBの順に広く、本機はsRGB 100%相当でした |
以下にて本機の特徴をご紹介します。
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本機だと、最安モデルが3.3万円も違います。登録しないとPCはかなり高い価格なので、面倒くさくてもやっておいた方がいいです。
公式サイト右上にある「会員登録」から登録できます。
あんしんサポート
これ、標準サポートですよ。
電話サポートが5年間、そして遠隔支援サポートも5年間付いてきます!!
すごいですよね。ここまで手厚いサポートは非常に珍しいです。
PCの保証は機種によりますが1年か2年で、3~5年に保証を延長することができます。
保証内容は引き取り修理(dynabook指定業者が指定場所に引き取りに来ます)と海外保証(保証書に ILWマーク が付いている製品のみ)になります。
わずか836g、毎日持ち歩ける超軽量モバイルPC
質量がたったの836グラムで、めちゃくちゃ軽いです。1キロを切ると、非常に軽さを感じます。
しっかりとした造りの筐体で、手触りも良く高級感がありました。ベゼル幅は左右5.8ミリ、上10.8ミリ、下10.8ミリと細いですね。
筐体はマグネシウム合金を使っており、厳しい評価基準のDynabook品質試験をクリアした堅牢性もあります。
厚さは17.7ミリ~18.7ミリで、掴んで持ち運びしやすいです。
寸法は幅298.8ミリ、奥行き212ミリで、軽いのでよりコンパクトに感じます。
本機は指一本でディスプレイを開くことができるので、片手にドリンクや書類を持っていても簡単にディスプレイを開いて使い始めることができます。
こんなに軽い筐体でこれができるのはすごいです。
ディスプレイは180度開くので、画面共有などもしやすいです。
JEITA 3.0測定(FHD動画を輝度200ニットで再生)のバッテリー駆動時間は、最大約11.5時間とそこそこ長く、急速充電に対応しており30分で最大40%の充電が可能です。
ディスプレイを検証
13.3インチで解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶(ノングレア)を採用しています。
ディスプレイ輝度はなかなか高く、直射日光が当たらなければ屋外でも問題なく使えました。
本機は画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16:9の14インチディスプレイよりも多くの情報を表示できます。このおかげでスクロール回数も減るし、一目でより多くの情報を見て取れるので作業効率もアップします。
レビュー機はsRGB 100%で、一般的なディスプレイのNTSC 45%よりも色彩が豊かです。画像編集や動画編集にも向いています。
こちらは黒をどれだけ描写できるかの比較で、輝度が高いので黒が少し明るいですが良い品質だと思います。また、コントラスト比も高いようでオブジェクトがくっきりと際立って見えます。
視野角はどの角度から見ても暗くなる部分がなく、しっかりと見えています。
かな表記がないシンプルなキーボードで使いやすい
86キーのJIS配列準拠ですが、かな表記がないシンプルなキーボードです。私はかな表記があると見た目からごちゃごちゃしていて嫌いなのですが、これだとすっきりシンプルで見やすく使いやすいです。
主要キーは大きいですが、Enter周りや半角/全角キーは小さくなっています。また、一番下のキー列は細長で、主要キーと大きさが違うので慣れるまでミスしやすいかもしれません。また、カーソルキーがすごく小さいので、個人的に慣れが必要でした。
Copilotキーがあるので、調べ物や疑問があるときもワンタッチで呼び出せるので便利です。
タッチパッドは実測110.4ミリ×70.3ミリと標準的な大きさで、普通の使い心地でした。
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は実測18.8×17.8㎜とフルサイズで窮屈じゃなく、気持ちよく使えます。
キーストローク(キーを押し込む距離)は実測1.4ミリ(公称値1.9ミリ)とで、底打ち感がなく気持ちよくタイプできましたが、半角/全角キーやカーソルキーがすごく小さいので慣れないとミスします。
また、バックライトはありませんでした。
プライバシーシャッター付きFHD Webカメラ
Webカメラは高画質FHD画素で、プライバシーシャッター(画像右が閉じた状態)もあるので、カメラを使用しないときは閉じておくことができます。顔認証のIRカメラも搭載しているので、サインインはゼロタッチでできます。
本機のWebカメラで撮影した画像と、比較のFHDカメラで撮影した画像です。本機は毛並みもしっかり見え、色も比較的正確でした。
スピーカーはデフォルトではミドルとハイが強めで、会議などの「話す用途」には向いていますが、音楽を聞くにはちょっと軽い音でした。
また、Ryzen 7にはNPUが搭載しているのでWindowsスタジオエフェクトが使え、自動フレーミングやアイコンタクト、背景のぼかしなどの効果が簡単に使えます。
日本のPCらしく豊富なインターフェイス
インターフェイスは豊富で高品質です。Thunderbolt 4が2つにUSB-A 5Gbpsが2つ、HDMIや3.5mmジャックがあります。
個人的に気に入ってるのは、Thunderbolt 4が左右にあることです。モニターに繋ぐにしても充電するにしても、左右にThunderbolt 4があると使いやすい方を選べるのでコードが邪魔にならないし、デスクもすっきりまとまります。
右側面にはmicroSDカードリーダー、USB 3.2 Gen 1、Thunderbolt 4、RJ45、セキュリティロックスロットです。
左側面にはThunderbolt 4、マイク/ヘッドフォンジャック、HDMI、USB 3.2 Gen 1になります。
Wi-Fi 7+イーサネットに対応
| 対応周波数 | 速度 | |
| IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11be (Wi-Fi 7) |
2.4/5/6GHz | 46Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 7に対応しており、現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。
6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。
また、1ギガビットイーサネットも搭載しているので、無線でも有線でもサクサク使えます。
ベンチマークでRyzen 200シリーズの実力を検証
搭載可能CPUはこちらで、レビュー機にはRyzen 5 220が搭載しています。
・Ryzen 5 220(6コア12スレッド)
・Ryzen 7 250(8コア16スレッド)
Ryzen 200シリーズは、最新のZen 4/4cアーキテクチャを採用し、TSMC 4nmプロセスで製造されたノートPC向けプロセッサです。最大16スレッド・5.1GHzの高性能と、Radeon 700M/780Mによる高精細グラフィックスを両立。USB4やPCIe 4.0、DDR5/LPDDR5X対応で高速接続も強化されています
Ryzen 7のみ最大16 TOPS(1秒間に16兆回の演算処理が可能)のNPU性能があり、WindowsスタジオエフェクトなどのNPUが必要な機能を使えます。
*TOPS・・・1秒間に何兆回演算を実行できる数値。
ベンチマークの結果を先に言うと、CPU性能は全体的にミドルスペックでしたが、Geekbench AIでのAIスコアは高め。グラフィック性能はミドルハイクラスだが、2025年のCPUとしてみると普通のスコアでした。
Cinebench 2024を検証
Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア582で平均的、シングルコア96と少し低めでした。
軽量コンパクトな機種なのでしょうがないですね。
他のCPUとの比較です。
マルチコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Apple M1 Max | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Core i5-13420H | |
| Apple M1 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core i7-1280P | |
| Core Ultra 7 255U |
シングルコア性能
オレンジ/本機 青/その他 赤/同じCPU別機種
| Core Ultra 7 258V | |
|---|---|
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Apple M1 Max | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Apple M1 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core i7-1280P |
Geekbench AIでAI性能をチェック
Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。
Single Precision(単精度)は3268、Half Precision(半精度)は1509、Quantized(量子化スコア)は6065とすごく高い性能でした。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i7-1260P | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 7 350 | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
PCMark10でビジネス用途でも快適に使えるかを検証
こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス
本機種のスコアです。
- 総合性能は6088→ミドルクラス
- Essentialは9471→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
- Productivityは8680→とても快適に使える
- Digital content creationは7447→高い性能
Essential
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-1240P | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 7 5700U | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Ryzen 3 5425U | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Ryzen 5 PRO 6650U | |
| Ryzen 5 5500U |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 3 5425U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 7 5700U | |
| Ryzen 5 PRO 6650U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-1240P | |
| Core i5-1235U |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Core Ultra 7 155U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-13420H | |
| Core i5-1240P | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 PRO 6650U | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 7 5700U | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Core i5-1235U | |
| Ryzen 3 5425U |
4K動画レンダリング時間を計測
5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。
3回計測し平均は3分55秒と実用的な速度でしたが、回数をこなすごとに時間がかなり伸びていっており、うまく排熱できていない印象でした。
4K動画レンダリング速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core i7-1260P | |
|---|---|
| Core Ultra 7 255U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 7 250 | |
| Core i5-13420H | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core i7-14700+RTX 4060 | |
| Ryzen AI 9 HX 370+RTX 4060 |
Fire Strike計測結果
Fire Stikeは5405で、ミドルハイのスコアでした。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| RTX 3050 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| GTX 1650 | |
| Core Ultra 5 228V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| GTX 1650 Max-Q | |
| Arc A350M | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen AI 7 PRO 350 | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core i5-13420H |
次は2Dゲームのベンチマークで、軽めのゲームであるドラゴンクエスト10は8291で「とても快適」、重ためのFFXIV黄金のレガシーは4889で「普通」でした。(画質はFHD)
排熱性能 PC温度と騒音値を計測
通気口は小さいですが、ピンポイントに通気口が3つもありファンがフレッシュエアーを吸い込みやすいように設計されています。
こんなに軽い筐体ですが、内部にはファン1つとヒートパイプが1本あります。
CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024というベンチマークを実行時に、PC表面温度と底面温度、そして騒音値を計測しました。
この時のPC表面温度は42.5度と暖かく、底面温度は40.7度とこちらも暖かく、膝の上に置いて使っているとちょっと熱くなりました。
騒音値は平均45dBと音は聞こえましたが、うるさいというほどではありませんでした。
4K動画レンダリングの箇所でもお伝えしたように、13.3インチとコンパクトなので仕方ないですが、高負荷作業時は発熱が上がり性能が低下していたので、長時間の高負荷作業は控えたほうが良いと思います。
ちなみに普通に使っていてCPUを100%使うことはほぼないので、ここまでの音や温度を見ることはないと思います。
ストレージ性能・シーケンシャル速度はまぁまぁの速さ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはSSD PCIe 4.0の256GBで、シーケンシャル速度を計測したらリード(読み込み速度)は5032MB/秒、ライト(書き込み速度)は2821MB/秒とどちらも極端に速いわけじゃないですが、ビジネス用途でも十分に使えるほどです。
microSDカードリーダーの速度を計測しようとしたら、筆者のカードが破損していて計測できませんでした。
起動時間を5回計測した平均は15秒と速いです。
| 1回目 | 15秒 |
|---|---|
| 2回目 | 15秒 |
| 3回目 | 15秒 |
| 4回目 | 15秒 |
| 5回目 | 15秒 |
| 平均 | 15秒 |
ライバル機種
dynabook GR/ZZ

| CPU | Core Ultra 5 125U Core Ultra 7 155U Core Ultra 7 155H |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5X-6400 16/32GB(オンボード) |
| ストレージ | SSD 512GB/1TB |
| ディスプレイ(13.3型) | WUXGA 高輝度・ 高色純度・ 広視野角 タッチパネルあり |
| OS | Windows 11 Home |
| LAN | Wi-Fi 6E、RJ45 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| WEBカメラ | FHD+IRカメラ |
| 重さ | 861g |
| バッテリー(JEITA 3.0) | 11時間 |
| 価格 | 17.1万円~(非会員) 13.8万円~(会員) |
dynabook XA/ZY

| CPU | Ryzen 5 220 Ryzen 7 250 |
|---|---|
| メモリ | LPDDR5X-6400 最大16GB(オンボード) |
| ストレージ | SSD 512GB |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| ディスプレイ(14型) | WUXGA 高輝度・ 広視野角液晶 |
| LAN | Wi-Fi 7、RJ45 |
| 生体認証 | 顔認証 |
| WEBカメラ | FHD+IRカメラ |
| 重さ | 1092g |
| バッテリー(JEITA 3.0) | 10.5時間 |
| 価格 | 15.1万円~(非会員) 12.8万円~(会員) |
まとめ
良い点
・めちゃくちゃ軽い!!
・顔認証対応でサインインも楽
・13.3インチでRJ45搭載は嬉しい
・高品質インターフェイス
・画面比が16:10で色域も広いディスプレイ
・キーボードの打鍵感が良い
・Wi-Fi 7対応
残念な点
・高負荷作業を続けると、発熱の影響で性能低下がみられた。13.3インチなのでしょうがない部分もあるので、ライトな使い方に向いている
総合評価
836gと超軽量で、持ち運びがすっごく楽な機種でした。
CPUは総合的にミドルクラスなので、動画編集などの重たい作業向きと言うよりは、テキストワーク中心の方に合う性能です。13.3インチでも14インチ以上の表示が可能で、生産性を落とさずにどこででも作業ができます。
ちょっと小さいキーがありましたが、キーボードの打鍵感は良く、慣れたら使いやすいキーボード、Wi-Fi 7に対応し、片手でディスプレイを開くこともできるので、「使いやすい」PCです。
購入先























