AtlasVPNのレビュー 使い心地や評価を紹介

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AtlasVPNは、VPNで有名なNordVPN傘下企業だそうです。NordVPNは、筆者もメインで使っていた時期があり、中々優秀でしたが、AtlasVPNはどうでしょう?

と言うことで、さっそく検証していきます。

今回は筆者が契約している、

  • AtlasVPN
  • NordVPN
  • ExpressVPN
  • Avast VP

の4つを比較しながら、ご紹介します。

 

 

そもそも、VPNは何のために使う?

私がVPNを使い始めたのは、オンラインバンキングを頻繁にやるようになってからですね。セキュリティソフトも入れているし、危なそうなものはサンドボックス内で開いたりと、人一倍セキュリティには気を使っていますが、何があるかわかんないですしね。

また、海外にいるときに日本の動画配信サービスを見たいからです。

そもそもVPNとは「Virtual Personal Network」の略で、簡単に言うと「仮想専用ネットワークを構築し、自分専用のネットワークを使う」技術です。

例えばフリーWi-Fiなど多くの人が使っている回線は、ちょっとした知識があれば簡単にハッキングできるらしいですが、VPNを使っていると、Wi-Fiの中に自分専用のネットワークを使っているので、ハッキングされにくいんです。

イメージとしては、こんな感じです。

VPNの仕組み

自分専用のトンネルの中を通て通信する感じで、他の人からは何をしているか見えにくいんです。

なので、以下のような人に合うサービスです。

・セキュリティをしっかりしたい(自分はももちろん、高齢の親のPCに入れて保護するなど)
・海外から日本のテレビを見たい
・国内外問わず、外出先でフリーのWi-Fiにつなぐことが多い

 

 

AtlasVPNの価格

AtlasVPNの価格

こちらは、VPN各社の月々の料金です(価格は2023年2月現在)。

AtlasVPN Express VPN NordVPN AVAST VPN
1か月プラン 1398円 12.95$(1703円) 1520円~ 1180円
半年プラン 9.99$(1314円)
1年プラン 520円 8.32$(1094円) 630円~ 515円
2年プラン 450円~ 408円
3年プラン 253円

おそらく契約するとなると1年プランが多いかなと思うので、そこの料金で比較してみると、ExpressVPN以外は似たような価格ですね。月々ワンコインでVPNが使えます。

ExpressVPNはUSドル請求なので、為替によって変動しますが、まぁ、ここから先、急に円高になることはないので、ちょっと割高ですね。

また、基本的にどこのVPN会社でも、30日返金保証があるので、安心して使い始めることができます。(AVASTは7日間無料トライアルあり/クレカ不要)

 

 

公式サイト

 

AtlasVPNの特徴

AtlasVPNは以下のような特徴があり、調査結果も先に紹介します。

PrivadoVPN Private Internet Access AtlasVPN Express VPN NordVPN AVAST VPN
最低月額料金 1.99$(1.48$)~ 1.98$~ 223円~ 8.32$~ 440円~ 166円~
サーバー 49か国66都市 91か国 38か国 94か国160都市 58か国84都市 36か国58都市
サーバー数 338台 35,000台以上 750台以上 3000台以上 5500台以上 700台以上
日本のサーバー数 1台 ※2台 1台 4台 80台以上 1台
最大同時接続数 10台 無制限 無制限 5台 6台 1~10台
※通信速度 93%減 43%減 42%減 58%減 65%減
サポート 365日/メールのみ 24時間365日 9時~19時365日
アマゾンプライム × × ×
Netflix × ×
Abema TV × × ×
Yahooニュース
TVer

※通信速度は計測時の状況・契約回線により変動します。また、選ぶサーバー設置都市によっても変動します。

まず、サーバー設置国が38と少なく、サーバー台数も750台と少ないです。日本には1台だけなので、多くの人が接続すると混雑しそうです。

 

AtlasVPNのサーバー

ただし、最速4Kストリーミングが可能なストリーミングや、複数のIPアドレスから同時にWebにアクセスするプライバシープロというサーバーもあります。

これは、マルチホップサーバーにも接続でき、いくつかのサーバーを経由して接続ができます。が、これは悪いことする人以外、必要ないかなと思います(笑)

最大同時接続数は無制限で、通信速度も速かったです。サポートはチャットとメールのみですが24時間365日です。

上の表を見て頂くとわかりますが、AtlasVPNは海外から日本のテレビや動画配信をあまり視聴できないので、オンラインバンキングを使う人や、街中のフリーWi-Fiを使用するような人に合います。もしくは、Netflixのみ使う人です。

他にも「サインインは毎回登録メールにリンクが来て、そこからのみサインインできる」と言う特徴があります。これはセキュリティ対策になっており、ちょっと面倒くさいですが、サインインすることはほとんどないので、初回以外はほとんど影響ないと思います。VPNに繋ぐには、毎回サインインする必要はありません。

 

 

30日間返金保証

AtlasVPN 30日間返金保証

どこのVPNでも、ほぼ同じですが、30日返金保証があります。一度支払わないといけませんが、「いらない」と思ったときは、30日以内に連絡したら全額返金です。

 

24時間365日サポート

AtlasVPNのサポート

サポートは24時間365日とのことですが、Live Chatでのヘルプになります。日本人がいるわけじゃなさそうですが、翻訳されて会話ができるので、日本語でも大丈夫でした。

ちなみに、このサポートに行くには、契約した後のみ可能です。

 

 

通信速度が速い

AtlasVPN使用時のWi-Fi速度

今回計測した限りでは、AtlasVPN は150Mbpsとかなり速い通信速度でした。ビジネス用途でも十分に使える速度ですね。

 

 

動画配信は見れない

さて、一番気になる個所かもしれませんが、動画配信はほぼ全滅でした。Yahooジャパンはヨーロッパからでも見れましたが、プライムビデオやAbema TVはだめでしたね。唯一、TVerとNetflixは見れました。

ネットフリックスはタブレットに入っているのですが、スクショが取れないように作られているので画像無しです。

まずは、Amazon Primeビデオです。ばっちりガードされました。

AtlasVPNでアマゾンプライムは見れない

 

Abema TVです。ブロック!

AtlasVPNでAbemaTVは見れない

 

TVerは、OKでした。これは助かりますね。

AtlasVPNでTverは見れる

 

現在、ヨーロッパからはYahoo Japanに接続できないのですが、これはOKでした。

AtlasVPNでYahooJapanは使用可能

 

オンラインバンキングは使える

AtlasVPNでオンラインバンキング

これは、私がメインで使っている西日本シティ銀行のオンラインバンキングです。シンプルなUIで、20年前のWebサイトみたいに見えますが(笑)、ハッキングなどは絶対にされない様に施策されています。

それはさておき、やはり、ログインパスワードなどが流出したら嫌なので、私はオンラインバンキングでは常にVPNを使っています。

AtlasVPN に接続したまま使っても、いつも通り使えました。

外出先でこういったことをすることが多い人には、特に役に立ちます。

 

最大接続数は無制限

同業他社は5~6台が多いですが、AtlasVPN は接続数に制限がありません。

スマホにタブレット、PCやAndroid TVにAmazon Fire TVなど、多くのデバイスにつなげちゃいます。

デバイス数が多い家族にも、使いやすいサービスです。

 

その他の機能もある

AtlasVPNの機能

アプリの「アシスタント」と言うところをクリックすると、「SafeBrowse」「情報漏洩スキャナー」という項目があります。

SafeBrowseはトラッキングや広告、マルウェアを阻止するもので、VPNなので当たり前の機能です。

情報漏洩スキャナーは、自分のメルアドやパスワードなどが漏洩していないかチェックできます。

 

 

使いにくい点

AtlasVPN を使っていて、面倒くさい、使いにくいと思ったことの紹介です。

1つ目は、先述しましたが、サインインをするときに、必ず登録メールに送られたリンクからいかないといけないことです。

2つ目は、時々勝手に接続先が変わるんですよね。これは、Wi-Fi接続が不安定な時や、おそらく接続しているサーバーが忙しい時、などです。

まぁ、ほとんど影響ないと思いますが、この2点が、筆者が「う~ん・・・」と思ったことです。

 

 

最後に

今回レビューをして思ったとことは、動画配信を見るのに適しているわけじゃなく、オンラインバンキングや、単純にセキュリティを強化したいという目的であれば、価格も安いし、適していると思います。

通信速度も速く、特に大きな不具合もないので、使いやすいと思います。

 

 

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