HP ENVY 16のレビュー HP最高峰の個人向けクリエイターPC

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HP個人向けモデルで最高峰のスペックの本機は、最新スペック満載のクリエイターPCです。

性能が高いのはもちろんですが、ディスプレイの品質がすごく高く、思い通りの作業ができると思います。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック [usr 4.7]
コスパ [usr 3.8]
総合評価 [usr 4.2]

※2023年6月20日追記)インテル第13世代CPU搭載モデルが発売されたので、情報をアップデートしています。他に追加されたスペックはRTX 4060になり、4K UHDディスプレイは12世代モデルのみです

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ENVY 16のスペック

CPU Core i7-12700H
Core i9-12900H
Core i7-13700H
Core i9-13900H
メモリ DDR5 最大32GB
ストレージ SSD PCIe 4.0 最大2TB
グラフィックス RTX 3060
RTX 4060
ディスプレイ(16型) WQXGA IPS
UHD+OLED タッチ
OS Windows 11 Pro
通信 Wi-Fi 6E
オーディオ Bang & Olufsen クアッドスピーカー
生体認証 顔認証
WEBカメラ 500万画素
寸法(幅×奥行×高さ) 357.4 × 252.4 × 19.9㎜
重さ 2.67㎏
バッテリー 最大5時間半
保証 1年間
価格 25.9万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代/13世代が搭載で、ハイパフォーマンスモデルのHシリーズが搭載です。最高でCore i9も搭載できるので、最高峰のCPUが選べます。

メモリはDDR5-4800で、スロット2つですが最大32GB、ストレージも最新のSSD PCI Express 4.0が搭載で、最大2TBになります。16インチと大きな筐体ですが、ストレージに空きスロットは無いようです。
13世代CPU搭載モデルは、DDR5-5200が搭載で、若干処理速度が上がっています。

グラフィックスは、12世代CPUモデルにはNVIDIA GeForce RTX 3060が、13世代モデルにはRTX 4060が搭載で、3Dゲーム/DirectXに最適化されているGeForceですが、ゲームやCAD、映像編集などの高負荷な作業にも使用できます。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチでも17インチ以上の情報が表示されます、また、4K UHD+ OLED液晶もあり、広色域のDCI-P3 100%もあります。リフレッシュレートは最大120Hz と高く、動画再生も編集もしやすいですね。

ちなみに、13世代モデルはWQXGAのみで、4Kはありません。

その他のスペックは、Windows 11 Proが搭載で、Wi-Fi 6E対応、Webカメラは驚異の500万画素、バング&オルフセンのスピーカーが4つも搭載となっています。

重量はワークステーション並みの2.64㎏で、バッテリー駆動時間は最大5時間半となっているので、持ち運び向きではないです。

 

 

公式サイト

 

2022年のトレンドと比較

2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

13世代CPU DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
Wi-Fi 6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ以上
Thunderbolt 4 生体認証 アルミニウム素材 バッテリー14時間以上
×

このスペックなので、バッテリー駆動時間が短くなるのは当然ですが、これ以外はすべて満たしていますね。

 

 

旧モデルとの比較

HP Envy 16とEnvy 15<左/本機種・右/Envy 15>

Envy 16インチは初めてのモデルですが、おそらくEnvy 15-epが旧モデルになります。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 Envy 15-ep
CPU Core i7-12700H
Core i9-12900H
Core i7-11800H
Core i9-11900H
メモリ DDR5 32GB DDR4 32GB
ストレージ SSD PCIe 4.0 2TB SSD PCIe 3.0 2TB
GPU RTX 3060 RTX 3050 Ti、TYX 3060
ディスプレイ WQXGA、UHD+ FHD、UHD
無線 Wi-Fi 6E Wi-Fi 6
バッテリー 5.5時間 8時間
重量 2.67㎏ 2.15㎏

サイズは違いますが、筐体のデザインや内部にベイパーチャンバーを使っている点など、ほとんど同じ仕様です。キーボード面がちょっと下になっている点も、継承されています。

主な変更点です。

・CPUが12世代に→13世代追加!
・メモリがDDR5に
・SSDがPCIe 4.0に
・Webカメラが92万画素から500万画素に
・スピーカーが2つから4つに
・画面アスペクト比が16:9から16:10に
・指紋センサーがなくなり顔認証に

 

プロセッサーの性能を表すCPU markスコアです。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル

Core i9-13900H  31125
Core i9-12900H  29773
Core i7-13700H  29533
Core i7-12700H  27754
Core i9-11900H  23371
Core i7-11800H  21652

 

 

Envy 16の特徴

HP Envy 16 左斜め前から

ベゼル(画面の黒い枠)がすごく細いですね。HPでここまでベゼルが細いものって、あまり記憶にないくらいです。

寸法は

・幅 357.4㎜
・奥行 252.4㎜
・高さ 19.9㎜

となっており、15.6インチ並みのサイズですね。コンパクトです。

 

HP Envy 16 右側面

高さは19.9㎜と一般的なPCよりも厚いですが、本機はゲーミングPCやワークステーション並みのスペックなので、そう考えると一般的な厚さです。

重さはヘビー級で、2.67㎏になります。このスペックにしては、ちょっと重たいですね。

ここまで重たいなら、SSDの増設できたり、RJ45があったりと、何か欲しかったです。

 

HP Envy 16 筐体内部

筐体内部はきれいにまとめられており、ベイパーチャンバーになっていますね。これはCPUやSSDなどの熱をチャンバー(板)を使って拡散・放熱し、排熱効率を高めています。

ワークステーションに搭載されるような、しっかりしたベイパーチャンバーです。

 

HP Envy 16 背面

筐体はアルミニウムボディで、おしゃれな外観だと思います。

 

HP Envy 16 筐体エッジ

輝くポリッシュ加工を施したエッジは、ボディラインの美しさを際立たせますね。

 

HP Envy 16 正面

ガラス仕様のイメージパッドの淵は、きらりと輝くダイヤモンド加工になっており、高級感があります。

キーボードはバックライト付きで、テンキーはありません。HPでは多くのPCがこのタイプですが、Enterキーなど通常一番右端にあるキーが一列中に入っています。慣れるまでミス対応をするかもしれません。

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横19㎜と幅広く、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.3㎜と浅めです。軽めのタイプが入力しやすいと思います。

 

Webカメラ周り

HP Envy 16 Webカメラ

WebカメラはHP True Visionで、500万画素になります。

一般的なノートパソコンは92万画素(HD)、上位モデルでも約207万画素(FHD)ですが、本機の500万画素は2.8K以上の解像度です。Web会議などで、相手にクリアで高画質な映像が送られますね。

オーディオはBang & Olufsenのスピーカーが4つも搭載しており、マイクは2つになります。

 

 

CPU

Core i9-12900H Core i7-12700H
Pコア 6
Eコア 8
スレッド 20
キャッシュ 24MB
ターボブースト時 5.0GHz 4.7GHz
Pコア最大周波数 5.0GHz 4.7GHz
Pコア基本周波数 2.5GHz 2.3GHz
Eコア最大周波数 3.8GHz 3.5GHz
GPU実行ユニット 96
ベースパワー 45W
最大パワー 115W
Core i7-13700H Core i9-13900H
製造プロセス 10nm 10nm
Pコア 6 6
Eコア 8 8
スレッド 20 20
キャッシュ 24MB 24MB
ターボブースト 5.0GHz 5.4GHz
Pコア最大周波数 5.0GHz 5.4GHz
Eコア最大周波数 3.7GHz 4.1GHz
GPU実行ユニット 96EU 96EU
ベースパワー 45W 45W
マックスパワー 115W 115W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアです。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 14000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-13900H  31125
Core i9-12900H  29773
Core i7-13700H  29533
Ryzen 9 6900HS  24820
Ryzen 7 6800H  23308
Core i5-12500H  23156
Core i7-1280P  22897
Ryzen 7 5800H  21981
Core i7-11800H  21652
Core i7-1270P  19915
Core i7-1260P  18771
Core i9-10855H  15964
Core i7-1165G7  10620

ノートパソコンで3万近いスコアは、すごいですね。

 

次はCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアは8000を、シングルコアは1500を超えるとかなり高い性能です。

マルチコアシングルコア

Cinebench R23 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-13900H  31125
Core i9-12900H  29773
Core i7-13700H  29533
Core i7-1360P  21549
Core i5-1340P  20197
Core i5-13420H  19950
Core i7-1260P  18691
Core i5-1240P  17318
Core i7-1365U  14982

Cinebench R23 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-12900H  1917
Core i7-12700H  1806
Core i9-11950H  1574
Core i9-11900H  1540
Core i7-1185G7  1538
Core i7-11850H  1517
Core i7-1165G7  1504
Core i7-11800H  1492
Core i5-11500H  1492
Core i5-1240P  1488
Ryzen 9 5900HX  1478
Ryzen 7 5800U  1478

 

グラフィックス

グラフィックボードは一般的なワークステーションに搭載される、業務用で高度な技術計算(OpenGL)に最適化されたNVIDIA Aシリーズじゃなく、DirectX(3Dゲーム)に最適化されたNVIDIA GeForce になります。

RTX 3060 Laptop RTX 4060 Laptop
アーキテクチャ Ampere Ada Lovelace
CUDAコア 3840基 4608基
RTコア 30基 36基
Tensorコア 120基 144基
ブースト周波数 1605MHz 2175MHz
メモリタイプ GDDR6
メモリ帯域 336Gbps 256Gbps
メモリバス幅 192bit 128ビット
メモリ容量 6GB 8GB
TDP 100W 115W

レイトレーシングやVR/AR、そしてAIなどを使用したクリエイティブワークもでき、もちろんゲームもできます。

こちらはDirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyの性能です。

Fire StrikeTime spy

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3070 Ti  24924
RTX 4060  23768
RTX 3080  23637
RTX 3070  22431
RTX 2080S  21862
RTX 2080  20939
RTX 2070 Super  19070
RTX 3060  17853
RTX 2070  16872
RTX 2070 Max-Q  15624
RTX 2060 Max-Q  13876
GTX 1660 Ti  13074
RTX 3050 Ti  11768
RTX 3050  10718
GTX 1650  8033

Time Spy

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3080  11510
RTX 3070 Ti  11427
RTX 4060  10653
RTX 3070  10260
RTX 2080S  10096
RTX 2080  9585
RTX 2070 Super  8328
RTX 3060  8323
RTX 2070  7317
RTX 2070 Max-Q  6757
RTX 2060 Max-Q  5870
RTX 3050 Ti  5518
RTX 3050  5018
GTX 1650  3555
GTX 1650 Max-Q  2985

 

ディスプレイ

HP Envy 16 正面

解像度 光沢 液晶 輝度
WQXGA
UHD+
あり IPS
OLED
400nit
リフレッシュレート 色域 ppi その他
120Hz
DCI-P3 100%
189ppi
283ppi
タッチ、ブルーライトカット

画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチでも17インチ以上の情報が表示されるので、一度に見て取れる情報が多くなった分、作業がしやすくなりました。

解像度は2.5K WQXGA(2560×1600ドット) IPS液晶か、4K UHD+(3840×2400ドット) OLED液晶になります。どちらも解像度が高く、鮮明な描写ができますね。

OLED液晶はコントラスト比も高く、シャープでくっきりとした描写が可能で、広色域のDCI-P3 100%になります。

 

2.8K OLED液晶のディスプレイ WUXGA sRGB 100%のディスプレイ FHD NTSC45%のディスプレイ

<左からDCI-P3/sRGB/NTSC

色域が広い方が、当然ですが、より正確な色が描写できるので、思った通りの編集がしやすいです。

輝度は400ニトと明るい方で、屋外でも使用できますが、直射日光が当たる場所だと若干見にくいです。

また、リフレッシュレートは120Hzなので、ゲームもぬるぬるできるし、思った通りの動画編集もしやすいと思います。

タッチディスプレイなので、別売りのMPPペンを使用すれば、イラストを描いたりメモを取ったりもできます(ただし、ディスプレイが360度回転するわけじゃないので、書きにくいと思います)。

13世代モデルはUHD+はなく、2.5KのWQXGAのみになります。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

メモリは最新のDDR5-4800MHzで、2スロット・最大32GBになります。

処理速度も速いし、容量も申し分ないと思います。

13世代はDDR5-5200MHzが搭載で、若干処理速度が上がっています。

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージは最新のSSD PCI Express 4.0で、データ転送速度が爆速です!!Core i7は1TB、Core i9は2TBとどちらも大容量ですが、M.2スロットは1つしかないので、増設はできません。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャルリード

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

PCIe 4.0×4  3000~7000MB/秒
 2000~5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

 

Wi-Fi 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

 

 

バッテリー駆動時間&電源

バッテリーは6セルですが、最大5時間30分のバッテリー駆動時間になります。まぁ、このスペックなので、このくらいですね。

急速充電に対応しており、45分で50%充電できます。

電源は大きめの200Wなので、高いパフォーマンスを発揮しやすいと思います。

 

 

インターフェイス

インターフェイスはRJ45がなく、クリエイターPCなのにSDカードリーダーがありませんが、Thunderbolt 4があるので、Thunderbolt 4対応ドックを持っていたら使いやすいと思います。

 

HP Envy 16 左側面

左側面はUSB-A、マイク/ヘッドフォンジャック、そしてmicroSDカードスロットになります。

 

HP Envy 16 右側面

右側面はUSB4(Thunderbolt 4)が2つ、HDMI 2.1、USB-A、そして電源コネクタになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応

 

 

サポート・保証

Lenovo サポートと保証

パソコンに同梱される「パソコン入門書」を見ながら設定や使い方を見ることが出来、分からない場合は電話でサポートを受けることが出来るので、安心して購入できます。

保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料

 

公式サイト

 

 

ライバル機種

 

ZBook Power 15 G9

HP ZBook Power 15 G9ワークステーションの本機は似たようなスペックですが、GPUは業務用のRTX Aシリーズが搭載です。ワークステーションにしてはメモリが最大32GBと小さめなので、小規模なデータを扱う人に向いています

CPU Core i7-12700H
Core i7-12800H
メモリ DDR5 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB
グラフィックス NVIDIA RTX A1000
NVIDIA RTX A2000
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS液晶 非光沢
無線 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
生体認証 指紋センサー、顔認証
重さ 約2㎏
バッテリー
電源
約16時間
約150W
価格 37.6万円~

レビュー

 

ThinkPad X1 Extreme Gen 5

Lenovo ThinkPad X1 Extreme Gen 5本機と似ていますが、最高GPUのRTX 3080 Tiが搭載でき、ディスプレイもDCI-P3よりも広いAdobe RGB 100%があり、5G LTEなどと、より上位モデルになります。

CPU Core i7-12700H/12800H
Core i9-12900H
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD×2
グラフィックス RTX 3050 Ti
RTX 3060
RTX 3070 Ti
RTX 3080 Ti(Core i9)
ディスプレイ(16型) WUXGA / WQXGA / WQUXGA
IPS 光沢なしAdobe RGB 100%あり
OS Windows 11 Home / Pro
無線 Wi-Fi 6E、5G LTE
その他 指紋センサー、顔認証、Dolby Atmos、FHD Webカメラ
重さ 1.88㎏~
バッテリー 4セル・90Wh
電源 170W/230W
ペン Lenovo presicion Pen 2購入可能
価格 32.7万円~

レビュー

 

ThinkPad P1 Gen 5

Lenovo ThinkPad P1 Gen 5アスペクト比16:10の16インチで、重さは1.81㎏からと持ち運びがしやすく、グラボも最大でRTX A5500、もしくはGoForce RTX 3080 Tiが搭載できます。CPUやメモリ、SSDも最新スペックで、パワフルな機種です

CPU Core i7-12700H/12800H
Core i9-12900H
メモリ 最大64GB
ストレージ SSD×2
グラフィックス NVIDIA RTX A1000 /A2000/A3000/A4500/A5500 Laptop GPU
NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti/3080 Ti
ディスプレイ(16型) WUXGA/WQXGA/WQUXGA IPS タッチあり
OS Windows 11 Home/ Pro
無線 Wi-Fi 6E、5Gあり
生体認証 指紋センサー、顔認証あり
WEBカメラ 1080p
重さ 1.81㎏~
バッテリー
電源
最大約21.9時間
170W/230W
価格 33.8万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・最新スペックが満載
・画面アスペクト比が16:10で、UHD+はOLED液晶にDCI-P3 100%と最高峰のスペック
・Wi-Fi 6E対応
・スピーカーが4つもある
・Webカメラが高解像度
・高級感があり、耐久性も高いアルミニウムボディ

 

残念な点

・大きくて重たい筐体なのに、拡張性がほぼない
・インターフェイスがちょっと残念

 

総合評価

全体的な性能は高く、高負荷でこだわりの作業ができるスペックです。特にディスプレイは最高峰の品質で、本機を最終確認用の機種としても使えると思います。

価格が価格なのでちょっと辛口になりますが、クリエイターPCにSDカードリーダーがないのは、結構致命的かなと思います。まぁ、SDカードリーダーを購入したらいいだけですが。

また、据え置き用として使うことが多くなる機種だと思いますが、有線LANポートもないので、こちらも別途購入した方がいいかもしれません。もしくは、Thunderbolt対応ドックがあれば、使いやすいと思います。

HP個人モデル最高峰なので、安心して使うことができます。

 

 

公式サイト