HPのビジネスノートで上位モデルのEliteBookの、新しいシリーズ600番台のモデルです。上位モデルの中の下位モデルで、上位モデルっぽくないスペックですが、おしゃれで高級感のあるモデルです。
当サイトの評価は、こうなりました。
スペック | [usr 4.0] |
---|---|
コスパ | [usr 4.0] |
総合評価 | [usr 3.9] |
Contents
EliteBook 640 G9のスペック
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1245U |
---|---|
メモリ | DDR4 最大64GB |
ストレージ | SSD 256GB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(14型) | FHD UWVA 光沢なし |
OS | Windows 10 Pro |
通信 | LTE、Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 720p |
セキュリティ | HP Wolf Security |
寸法(幅×奥行×高さ) | 321.9 × 213.9 × 19.9㎜ |
重さ | 1.37㎏ |
バッテリー | 最大約13.4時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | 10.2万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代・Uシリーズが搭載で、こちらは省電力モデルのCPUです。通常のPシリーズよりも性能は下がりますが、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
実際に、本機には3セル42Whrという小さなバッテリーが搭載ですが、JEITA 2.0測定で最大13.4時間もバッテリーが持つとのことです。
メモリはDDR4-3200MHzが搭載で、最大64GBと大容量です。一般的に最大16GBや32GBが多い中、最大64GBも搭載できると、高負荷な作業をする人には使いやすいですね。
ストレージはM.2 SSDで、全モデル256GBが搭載です。結構小さめの容量ですが、筆者の様にクラウドにほぼすべて保存するような使い方であれば、問題ないと思います。もしくは外付けSSDなどの併用ですね。
ディスプレイは標準的な品質で、FHD UWVA液晶 非光沢、輝度は400ニトになります。UWVAはウルトラ・ワイド・ビューイング・アングルの略で、視野角の広い液晶です。IPS液晶と同じものとして表記されることがあります。
通信環境は良く、最新のWi-Fi 6Eに対応し、LTEモデルもあり、そしてギガビットイーサネットにも対応です。屋内でも屋外でも、安心して高速回線で作業ができますね。
コンパクトな筐体で。重量は1.37㎏と標準的、バッテリー駆動時間も長いので持ち運びにも便利だし、据え置き用としても使いやすい機種です。
2022年のトレンドと比較
2022年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)
12世代CPU | DDR5 | PCIe 4.0 | アスペクト比16:10 |
〇 | × | × | × |
Wi-Fi 6E | sRGB 100%以上 | 輝度300nit以上 | 1080P Webカメラ |
〇 | 〇 | 〇 | × |
Thunderbolt 4 | 生体認証 | 重量1.2㎏前後 | バッテリー14時間以上 |
〇 | 〇 | × | × |
マグネシウム素材 | |||
〇 |
上位モデルのEliteにしては、バツが多いですね。というのも、現在EliteBookには600番台、800番台、1000番台のシリーズがあり、基本的に数字が大きい方が上位モデルになります。(10の位はインチ数を表しているので、性能に関係なし)
600番台と言えば下位モデルのProBookにありますが、EliteBookの600番台は2022年に発売開始したモデルで、Elitebookとは言え下位モデルなので、バツが多いのかなと思います。
旧モデルとの比較
EliteBook 640というモデルは過去になく、新しいモデルだと思います。どちらかというと、下位モデルのProBookに近い機種だと思います。
EliteBook 640 G9の特徴
画面比率は88%と高く、ベゼル(画面の黒い枠)も細めですね。コンパクトな筐体で、持ち運びもしやすいと思います。
寸法は
・幅 321.9㎜
・奥行 213.9㎜
・高さ 19.9㎜
で、縦横は小さいですが、厚いですね。
19.9㎜というと一円玉の直径(20㎜)と同じで、ゲーミングPCに近い厚さです。熱をこもりにくくするために、こうなったと思います。
パソコンを開けるとき、筐体サイドが「くの字」になっているので、指に引っ掛かりができて開けやすくなっています。
天板のロゴは上位ブランドのみに使用されるプレミアムロゴで、筐体の素材は90%以上のリサイクルマグネシウムを使用しており、エコであると同時に高級感がありますね。
タッチパッドの外周はきらりと光るダイヤモンドカットを施し、筐体エッジも角が付いたおしゃれな仕様です。
WEBカメラ周り
上位モデルのEliteBookですが、みたところ600番台のシリーズはWebカメラがHD 720pのみのようです。
2021年からビジネスノートには高画質のFHD 1080p Webカメラが搭載し始め、2022年に入り普段使いモデルでもFHD Webカメラが搭載され始めました。
HPでもいくつかの機種には高解像度カメラが付いていますが、上位モデルはそろそろFHD解像度以上のWebカメラを搭載して欲しいですね。
マイクはデュアルアレイですが、360度収音できるので、複数人で本機を使ってのWeb会議も、声が通りやすいと思います。
顔認証のIRカメラが搭載しており、プライバシーシャッターも搭載しているので、画質以外は問題ないと思います。
東京生産は無し?
EliteBookやProBookなど、HPのビジネスモデルは「東京生産モデル」があるのですが、本機は、執筆時現在ありません。
今後出てくるかもしれないので、公式サイトを確認してみてください。
MILスペック
本機はMIL規格と言う19項目の米軍の物資調達規格に準拠しており、落下テストや気温・気圧の変化テスト、ディスプレイ部の耐久性など様々なテストもクリアしています。他にも5万ステップもあるHPの12万時間にも及ぶテストを実施しており、堅牢性が高く安心して使える機種です。
キーボード
キートップ、および防振・防音シザースイッチ & ラバードームの構造見直しにより、2倍 静かになった新設計キーボードを採用し、静かな場所でも高速タイピングがしやすくなっています。
キーボードはバックライト付きで、キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横18.7㎜で、余裕を持った幅があります。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と浅すぎず深すぎずなので、タイピングしやすいと思います。
電源ボタンはDeleteキーの真横にありますが、長押ししないと反応しなので、間違って押してしまっても反応することはありません。
キーは左右のカーソルキーが小さいですが、多くのPCと同じ仕様です。また、Enterキーが以上に大きく、見た目が悪いと思うのは自分だけじゃないと思います。押しやすいとは思いますが・・・。
CPU
Core i5-1245U | Core i5-1235U | Core i3-1215U | |
Pコア | 2 | ||
Eコア | 8 | 4 | |
スレッド | 12 | 8 | |
キャッシュ | 12MB | 10MB | |
Pコア最大周波数 | 4.4GHz | 4.4GHz | 4.4GHz |
Pコア基本周波数 | 1.6GHz | 1.3GHz | 1.2GHz |
Eコア最大周波数 | 3.3GHz | 3.3GHz | 3.3GHz |
GPU実行ユニット | 80 | 80 | 64 |
ベースパワー | 15W | ||
最大パワー | 55W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
本機には省電力モデルのUシリーズが搭載しており、通常版のPシリーズよりも性能が落ちますが、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
また、Core i5-1235Uと1245Uはほぼ同じですが、1245Uの基本周波数が0.3GHz高くなっています。
こちらはCPUの性能を表す、CPU Markのスコアです。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1270P | |
---|---|
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1255U | |
Core i5-1245U | |
Core i5-1235U | |
Core i3-1215U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコアは6000ほどで高性能、8000以上でかなり高性能、シングルコアは1500以上でかなり高性能になります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i5-1235U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1215U | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1240P | |
Core i3-1215U | |
Core i5-1235U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
グラフィックス
グラフィック性能が高いと、Officeが使いやすくなったり、画像編集がしやすくなったりします。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1260P | |
---|---|
Core i5-1135G7 | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i3-1215U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-1235U | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 5 5625U | |
Ryzen 3 5425U | |
Ryzen 3 5400U |
標準的な2000前後のスコアなので、標準です。
ディスプレイ
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 |
FHD | なし | UWVA | 400nit |
ディスプレイは標準的な解像度のFHDで、IPS液晶と似たUWVA(Ultra Wide Viewing Angle)パネルになります。名前からして視野角が広いことはわかりますが、IPS液晶の別名としても使われることがあります。
輝度は400ニトと高く、屋外でも比較的使いやすい明るさです。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR4-3200MHzで、メモリスロット2つ・最大64GBが搭載可能です。ワークステーション以外で64GBも搭載できるのは、すごいですね。
販売モデルは最大16GBまでなので、自分で増設することになります。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
高速データ転送速度があるM.2 SSDで、全モデル256GBになります。小さな容量ですが、クラウドサービスと併用したら問題ないと思います。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 3.0×4 | |
---|---|
HDD |
セキュリティ
セキュリティはHP Wolf Security for Businessが搭載で、包括的なセキュリティになっています。
こちらは、搭載セキュリティの一部です。
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Start Gen 6・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
- HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
- ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
Wi-Fi 6Eに対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。
LTE
インテルXMM 7560 R+ LTE-Advanced Proが搭載で、対応バンドはこちらになります。
重要なバンドに対応しており、問題なく使えると思います。
最大通信速度は、ダウンロード/978Mbps、アップロード/150Mbpsとなっています。
LTE用の格安SIMなら、大手のIIJmioがおすすめですよ。
バッテリー駆動時間
バッテリーは3セル・42Whrと小さいですが、最大13.4時間もバッテリー駆動時間があります。この容量で、この駆動時間はすごいですね。
外出も社内移動をしても、バッテリーを気にせずに大丈夫そうですね。
インターフェイス
3つあるUSB-Aのデータ転送速度は5Gbpsですが、比較的豊富なインターフェイスです
左側面はNano Security Lockスロット、RJ45、USB-Aになります。
右側面はNano Simスロット、オーディオ/マイクコンボジャック、HDMI、USB-A、Thunderbolt 4、そして電源コネクタになり、Thunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
サポート・保証
HPのサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金8:00-21:00、土8:00-17:30になります。電話は専用回線になっており、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長5年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理/翌日オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも多くの有料サポートがあるので、購入時に確認してみてください。
ライバル機種
ProBook 450 G9
最新のインテル第12世代が搭載で、メモリが最大32GBと大きいので、多くのタブやアプリを同時に使う人に合う機種です。Core i5モデルにはHD解像度のディスプレイもあるので、ご注意を。
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U Core i7-1255U |
---|---|
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | HD/FHD UWVA |
OS | Windows 11 Pro Windows 10 Pro(Windows 11からのダウングレード版) |
無線 | Wi-Fi 6/Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 指紋センサー |
重さ | 1.79㎏~ |
バッテリー | 最大12時間15分 |
価格 | 9.5万円~ |
ProBook 635 Aero G8
Ryzen 5000シリーズ搭載で重量は999gと超軽量モデルです。Ryzen 5と7はZen 3アーキテクチャになっており、全体的な性能が上がっています。LTEモデルもあり、持ち運びが多い人におすすめの機種です
カラー | シルバー |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 3 5400U AMD Ryzen 5 5600U AMD Ryzen 7 5800U |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(13.3型) | フルHD 400nit 非光沢 |
無線 | WiFi5、Bluetooth5、4G LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
バッテリー | 最大18.7時間 |
重さ | 約999g |
価格 | 8.6万円~ |
ThinkPad X13 Gen 3 Intel
CPUやメモリ、SSDに最新のパーツを搭載しており、基本スペックは高めです。カスタマイズからスペックを上げることができるので、必要なもののみアップグレードしたら、安く自分好みの仕様にできます。省電力CPUのUシリーズもあり、バッテリー駆動時間も長め、最軽量モデルは1.19㎏からと持ち運びに便利です。13.3インチですが画面比が16:10と縦に長いので、14インチ以上の情報が表示されます
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U/1245U Core i7-1255U/1265U Core i5-1240P/1250P Core i7-1260P/1270P/1280P |
---|---|
メモリ | LPDDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA/WQXGA IPS 16:10 タッチあり |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、4G/5G LTEあり、Bluetooth 5.2 |
生体認証 | 顔認証(オプション)、指紋センサー |
Webカメラ | 720p、1080p |
重さ | 1.19㎏~ |
バッテリー 電源 |
41Whr・14.8時間 54.7Whr・19.8時間 45W、65W |
価格 | 12.7万円~ |
まとめ
良い点
・コンパクトな筐体で持ち運びがしやすい
・最大メモリが64GBと大容量
・Wi-Fi 6EとLTE対応
・顔認証と指紋センサー搭載
・HP Wolf Security搭載で堅牢性が高い
残念な点
・全体的に旧モデルのスペックが採用されている
・WebカメラがHD画質
・CPUが省電力モデルのみ
総合評価
本機のユニークな特徴は、メモリが最大64GBと大容量で、HP Wolf Securityがある点です。重たい作業をする人にはうれしい仕様で、堅牢なセキュリティが搭載なので、安心して使えますね。
全体的に見ると平均的なスペックで、あまり特徴もない分、価格が抑えられています。個人的には上位モデルのEliteBookなので、もうちょっと「プレミアム」な仕様にして欲しかったと思います。