HP ProBook 450 G8のレビュー・11世代CPU搭載ビジネスノート

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最新のインテル第11世代CPU搭載で、Core i3からCore i7まで選べるハイスペック機種になります。前モデルのProBook 450 G7より小型軽量化が進み、なんと260gも軽くなっています。15型なので基本は据え置き用として使うと思いますが、1.74㎏という重量を考えると、外出先でも大画面で作業をしたいという人にも合うと思います。

また、WiFi6も搭載できるので、無線接続がメインの人も使いやすいです。

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ProBook 450 G8のスペックレビュー

HP ProBook 450 G8 左斜め前から

CPU Intel core i3-1115G4
Intel core i5-1135G7
Intel core i7-1165G7
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(15.6型) FHD IPS液晶 光沢なし
HDディスプレイ 光沢なし
OS Windows 10 Home、Pro
グラフィックス インテルUHDグラフィックス
Iris Xe
無線 WiFi5/WiFi6、Bluetooth 5
セキュリティ HP Sure sense、Sure Click、BIOSphere Gen 5、TPMなど
重さ 1.74㎏
寸法 359.4×233.9×19.9㎜
バッテリー 最大12.5時間
保証 1年間引き取り修理
その他 指紋センサーあり、Office Home &Business 2019搭載可能
価格 6.4万円~

パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第11世代CPU搭載なので、今まで以上にサクサク快適に使うことができます。Core i5とCore i7には最高峰の内蔵グラフィックス・Iris Xeでの動作が可能で、動画編集や画像編集もやりやすくなっていますね。

メモリはスロット2つで、最大32GBまで搭載できるので大容量ですね。Core i5とi7を選んだ場合、メモリ32GB(16GBx2)を選べばIris Xeでの動作になります。シングルチャンネルメモリ(メモリ1枚使用)だとUHDグラフィックスでの動作になるので、高いグラフィック性能が必要な場合はデュアルチャンネルメモリー(メモリ2枚使用)をお勧めします。

ストレージはSSD・128GB~1TBまで選べ、128GB以外は高速タイプのM.2 PCIe NVMeになっています。ストレージが128GBは小さいので、どちらにしても256GB以上を選ぶ人が多いと思います。

ProBookはこういった仕様が多いのですが、ディスプレイとCPUが連動しており、

  • Core i3はHDディスプレイ
  • Core i5はHD/FHD選択可能
  • Core i7はFHDディスプレイ

となります。Core i3を選んだ場合は低画質なHDディスプレイのみなので、避ける人も多いと思います。せっかくCPUの性能が高いのに、もったいないですね。

無線はWiFi5かWiFi6が選べ、Bluetooth 5が搭載です。次世代通信規格のWiFi6も選べるので、無線接続がメインの人はWiFi6を選んだ方が使い勝手が高いです。

セキュリティはかなり豊富で、HP独自のセキュリティなので堅牢性が高いです。ビジネスのみでなく、個人として使用する場合でも安心して使えます。

インターフェイスは標準的で、USB-AにUSB-C(Display Port)、HDMIにRJ45(LANケーブルポート)もあるので、困ることは無いと思います。

公式サイト

旧モデルとの比較

HP probook 450 g8と旧モデルのG7の筐体比較<左/本機種・右/Probook 450 G7>

旧モデルのProbook 450 G7との比較です。新機種になりベゼル(画面の黒い枠)がかなり細くなっていますね。その分、小型軽量になっています(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機種 ProBook 450 G7
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i3-10110U
Core i5-10210U
Core i7-10510U
メモリ 32GB(3200MHz) 32GB(2666MHz)
ストレージ SSD 1TB SSD 512GB+HDD 1TB
ディスプレイ FHD IPS、HD FHD/HD TN液晶
無線 WiFi5/6 WiFi5/6
バッテリー 12.5時間 13.5時間
重量 1.74㎏ 2㎏
価格 6.4万円~ 6.3万円~

CPUが第10世代から11世代に変わり、メモリも2666MHzから最高周波数の3200MHzになったため性能がかなり上がっています。また、260gも軽量化されたため、持ち運びもしやすくなっています。価格もほぼ変わらないため、お買い得感も高いです。

こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。

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全体的に50%近く性能が上がっています。また、11世代のCore i5とCore i7はグラフィック性能がかなり高いIris Xe搭載(メモリ2枚使用時)なので、画像編集などもできるほどの性能です。

ライバル機種

HP Probook 450 G8とHP Probook 650 G8、Lenovo ThinkPad E15 Gen 2の筐体比較<左から本機種・HP Probook 650 G8・Lenovo ThinkPad E15 Gen 2>

本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)

本機種 Probook 650 G8 ThinkPad E15 Gen 2
CPU Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
Core i3-1115G4
Core i5-1135G7
Core i7-1165G7
メモリ 32GB 64GB 32GB
ストレージ SSD 1TB SSD 1TB SSD 1.5TB
グラフィックス Iris Xe Iris Xe Iris Xe
ディスプレイ FHD/HD 250nit FHD 250nit FHD 250/300nit
無線 WiFi5/6 WiFi5/6 WiFi6
バッテリー 12.5時間 12.5時間 12.1時間
重量 1.74㎏ 1.74㎏ 1.7㎏
Thunderbolt 4 なし あり
価格 6.4万円~ 6.2万円~

全機種ほぼ似た様なサイズと使用ですが、大きな違いとしてThunderbolt 4が有るか無いかですね。Thunderboltはデータ転送速度も速く、ディスプレイに接続できたりと、1つでいろいろな使い方ができます。特に、外付けHDDなどからデータ移動を頻繫にする人はThunderbolt 4搭載モデルが使いやすいと思います。

HPは「HP独自のセキュリティが搭載」で、世界で一番安全なビジネスノートと宣伝しているほど、高いセキュリティなので、特に企業が購入する場合に向いています。ThinkPadもセキュリティは堅牢ですが、HPほどではありません。ただし、ThinkPadのキーボードは「タイピングがしやすい」と絶賛されていますね。

メリット・デメリット

良い点

・堅牢なセキュリティ
・ベゼルが細くおしゃれな外観
・メモリ・SSDに大容量搭載可能
・コスパが高い

残念な点

・ディスプレイが250nitと若干暗さを感じる時もある
・WiFi6が標準でなくオプション
・Thunderboltなし
・Core i3を選ぶとHDディスプレイ

ProBook 450 G8の特徴

HP ProBook 450 G8 正面

旧モデルのG7に比べ、上下左右のベゼル(画面の黒い枠)が細くなり、小型軽量になっていますね。2020年後半以降にリリースされたHPのビジネスノートは、どんどんおしゃれになっていますね。

HP ProBook 450 G8とProbook 450 G7の筐体サイズの比較

ベゼルが削減された分、G8では奥行きが―2.3㎝、幅は―5.5㎜となりましたが、高さは0.9㎜高くなっています。

幅は359.4㎜、奥行き233.9㎜、厚さ19.9㎜で、大学ノートA4サイズ(297㎜x210㎜)と比べると、幅+約6㎝、奥行きは+約2.4㎝となっています。普段使ってるビジネスバッグに、問題なく入ると思います。

HP ProBook 450 G8 閉じた状態の右側面

厚さは19.9㎜と1円玉(直径20㎜)と同じサイズで、重さは1.74㎏と標準的です。

HP ProBook 450 G8 背面から

後ろから見ても、おしゃれだと思います。

HP ProBook 450 G8 筐体の角

筐体の角が、角ついた感じになっているのが個人的に好きです。

サステナビリティ

HP ProBook 450 G8の素材

本機種は海洋プラスチックを含むリサイクル素材をスピーカー部分に使ったり、キートップの素材の50%は廃棄されたDVDをリサイクルしたりと、環境にも配慮しています。

キーボード

HP ProBook 450 G8のキーボード面

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18㎜と、本当に若干ですが、手が大きい人は窮屈に感じるかもです。18.5㎜~19㎜あれば余裕をもってタイピングもできるのですが、まぁ、テンキー付きなので悪くないと思います。

キーストローク(キーを押したときに押し込める距離)は1.5㎜と若干標準よりも深いので、打感もあり、悪くないと思います。

また、キーボード右下には指紋センサーがあり、電源ボタンはDeleteキーの横にあります。

HP ProBook 450 G8のキーボード

個人的には、右下にあるカーソルキーの「←」と「→」が大きい方が良いですが、すぐに慣れると思います。Enterキーが大きいので、この点は使いやすいですね。

キーボードは防滴機能付きなので、ちょっとした水滴なら落ちても大丈夫なようです。(が、水濡れは標準保証対象外)

耐久性

HP ビジネスの品質テスト

これは本機種のみじゃなくビジネスモデルに当てはまるのですが、12万時間に及ぶ品質テストを行っており、衝撃や温度・湿度変化などの耐久性テストにもクリアした機種になります。

また、米軍の物資調達規格(MILスペック)に準拠したものなので、頑丈なんです。

CPU

Core i7-1165G7 Core i5-1135G7 Core i3-1115G4
製造プロセス 10nm
SuperFin
10nm
SuperFin
10nm
SuperFin
コア/スレッド 4/8 4/8 2/4
キャッシュ 12MB 8MB 6MB
グラフィックス Iris Xe Iris Xe UHDグラフィックス
基本クロック 2.8GHz 2.4GHz 3.0GHz
ブーストクロック 4.7GHz 4.2GHz 4.1GHz

注)グラフィックスのIris Xeはメモリ2枚使用時に使えます。詳細は後述。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

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(数値は状況やスペックによって大きく変わります。また、値は平均値なので参考値として見てください)

Core i3-1115G4は、10世代Core i3に比べ大幅に性能がアップしていますね。ただし、Core i3はディスプレイがHDしかないのが悔やまれますね。

Core i5とi7はスコアが約1万と、すごく高い性能です。ディスプレイの事を考えたら、Core i5かi7を選ぶ人が多いと思います。

こちらはマルチコア性能とシングルコア性能を数値化した、Cinebench R20です。

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特にシングルコアの性能がすごく高いです。

グラフィックス

グラフィックスは、Core i3がインテルUHDグラフィックスで、メモリ2枚使用時(デュアルチャンネルメモリー時)Core i5とi7が内蔵グラフィックス最高峰のIris Xeになります。メモリが1枚の時はインテルUHDグラフィックスとして扱われます。(数値は状況やスペックによって大きく変わります。また、値は平均値なので参考値として見てください)

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ディスプレイ

HP ProBook 450 G8のディスプレイ

解像度 光沢 液晶 輝度
HD
1366×768
なし 250nit
FHD
1920×1080
なし IPS 250nit
HD ハイディフィニション、低解像度で安い機種に使用される
FHD フル・ハイディフィニション、一般的な画質
光沢 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい
IPS液晶 コントラスト比が高く、視野角も広い
nit 明るさを表す単位。通常250nitが標準

ディスプレイには解像度が低いHDディスプレイと、標準的な高解像度のフルHDの2種類があります。HDディスプレイは液晶が記載されていないので、一般的にTN液晶という視野角が狭くコントラスト比も低いものが搭載されていると思います。

フルHDは高解像度で、一般的なディスプレイになります。また、IPS液晶で視野角も広くコントラスト比も高いので、特に顧客に画面を見せる機会がある人は、必ずフルHDディスプレイを選んだ方が良いです。

HP ProBook 450 G8 ディスプレイ上部のWebカメラとプライバシーシャッター

また、ディスプレイ上部のWebカメラにはプライバシーシャッターがあるので、Web会議の離席中や休憩中、またはカメラを使用していないときは、シャッターを閉じてプライバシーを守ることができます。

このWebカメラは視野角が88度と比較的大きいので、本機種1台で2人 、ギリギリ3人を映せるくらいの画角があります。(3人の場合は、パソコンをちょっと離して設置してください)

メモリ

メモリはパソコンの作業台で、メモリが大きいとより多くのデータ・より大きなデータが扱いやすくなります。

メモリの動作周波数(MHz)が高いと処理速度が速いのですが、本機種搭載のDDR4-3200MHzは現行最高なので、処理速度が速いタイプです。

HP ProBook 450 G8のメモリ

先ほどからIris Xeを使うには「デュアルチャンネルメモリー(メモリを2枚使用)」が必要だと言ってきましたが、公式ページでは16GBx2の32GBを選んだ場合のみになります。

もしくは、メモリスロットが2つあるので、4GB~16GBを選んで、自分でメモリを増設してデュアルチャンネルメモリーにする必要があります。

ストレージ

ストレージはパソコンの起動や、データ移動の速度などに影響するパーツで、いくつか種類があります。

HP ProBook 450 G8のストレージの種類

本機種に搭載できるのはSSD 128GB~1TBまでで、512GBには32GBのOptaneメモリが付いています。

SSD SSD(SATA) HDD(本機種非搭載)
最大データ転送速度 最大16Gbps~32Gbps 最大6Gbps 最大6Gbps(SATAの場合)
平均起動時間 10秒~15秒 15秒前後 30秒~2分(新品の場合)
温度 熱くなりにくい 熱くなりにくい 熱くなりやすい
価格 高い 中価格 安い

128GBはSATA接続と言って、データ転送速度がSSDにしては遅いものになります。クラウドサービスと併用したら128GBでもギリギリ使えるかなと思いますが、低容量ですね。

512GBに搭載しているOptaneメモリとは、メモリにウェブサイトなどのデータをキャッシュ(記憶)できるので、高速表示が可能になります。

セキュリティ

HPビジネスモデルのセキュリティ

HPのビジネスノートは「世界で最も安全なビジネスPC」と言っているくらい、セキュリティが堅牢で、HP独自のセキュリティが多く搭載しています。

  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere Gen5・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Start Gen 6・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
  • HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
  • セキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる

公式サイト

WiFi6

次世代通信規格のWiFi6が搭載可能で、カフェなどの混みあった回線でも安定して高速回線での通信が可能です。

  • WiFi5・・・最大データ通信速度6.9Gbps
  • WiFi6・・・最大データ通信速度9.6Gbps

未だに主流であるWiFi5よりも、約40%ほど速度が速くなっており、一度に電波を飛ばせるデバイス数が多くなっているので、混みあった回線でも通信がしやすいんです。

インターフェイス

HP ProBook 450 G8 閉じた状態の右側面

右側面にはMicro SDカードリーダー、ヘッドフォン/マイクジャック、HDMI、USB-A 3.1 Gen 1(最大データ転送速度5Gbps)が2つ、USB-C 3.1 Gen 2(給電・Display Port映像出力機能付き)が1つに、電源コネクタがあります。

HP ProBook 430 G8の左側面インターフェイス

左側面には、ナノセキュリティロックケーブル用スロット、RJ45(LANケーブルポート)、USB-A 3.1 Gen 1があります。

USB-AにC、HDMIにDisplay Portにも対応しているので、必要十分なインターフェイスです。

保証・サポート

HP ビジネスサポート

HPのサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金9:00-21:00、土9:00-17:00になります。一番うれしいのは、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長5年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

まとめ

全体的な構成はぼちぼちですが、ハイスペックにもできるので、価格を安く抑えたい人から高くても良いという人にも対応できる機種です。

1.74㎏とそこまで重くないし、筐体も旧モデルに比べ小さくなりWiFi6も搭載可能なので、据え置き用だけじゃ無く、時々外出がある人でも持ち運びに困らないと思います。

あえて言うなら、Core i5以上を選んだ場合、メモリを2枚組(公式サイトでは32GB・+7万円)にしないとIris Xeが使えないのが難点ですね。このパソコンで32GBもメモリは必要ないと思うし、+7万円となるとグラフィックボード搭載機種を買った方が安いような気もします。(動画編集や画像編集をしないなら、インテルUHDグラフィックスでも問題ないですが)

公式サイト