本機種はついにHPが本気を出したビジネスノートと言ったモデルで、スペックも高く使い勝手が上がっていますね。本体重量は、何とたったの約1㎏と超軽量なのにもかかわらず、バッテリー駆動時間は最大18.7時間となっています。モバイルバッテリーや、充電アダプターの持ち運びから解放されますね。
LTEも搭載可能と外出先で作業が多い人は特に使いやすく、ディスプレイの輝度も高いので、日の当たる明るい場所でも作業がしやすいですね。
Ryzen 5000シリーズを搭載したノートパソコンで、ここまでの軽さ、これだけのバッテリー、そしてLTEも搭載できる機種はほとんどないので、かなりお勧めの機種になります。
2021年10月16日 追記)
本記事はProbook 635 Aero G7の記事でしたが、プロセッサーがRyzen 5000になった後継モデルのAero G8が発表されたので、情報をアップデートしています。
Contents
HP ProBook 635 Aero G8のスペックレビュー
カラー | シルバー |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 3 5400U AMD Ryzen 5 5600U AMD Ryzen 7 5800U |
メモリ | 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
グラフィックス | Radeonグラフィックス |
ディスプレイ(13.3型) | フルHD 400nit 非光沢 |
OS | Windows 10 Home、Pro |
無線 | WiFi5、Bluetooth5、4G LTE |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
Microsoft Office | Personal 2019 Home &Business 2019 Professional 2019 |
セキュリティ | TPM、HP Sure sense、HP BIOSphere Gen 5、HP Sure Click、プライバシーシャッターなど |
バッテリー | 最大18.7時間(JEITA測定) |
寸法 | 307.6×204.5×17.9㎜ |
重さ | 約999g |
価格 | 9.5万円~ |
各動作の快適度で、◎が一番です。
Web閲覧 | Office | 動画視聴 | ビデオ会議 |
◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
画像編集 | 動画編集 | 持ち運び | バッテリー |
〇 | △ | ◎ | ◎ |
パソコンの頭脳であるCPUには、超人気・超高性能のRyzen 5000シリーズです!しかもすべてのCPUは上位モデルで、Ryzen 5と7は、Zen 3アーキテクチャになっています。
メモリもDDR4-3200MHzと最高のものが搭載されているので、データ処理速度も速いです。ただし8GBと16GB搭載時はメモリが1枚で、32GBのみデュアルチャンネルメモリになっています。
ストレージは高速タイプのPCIe NVMeが搭載で、最大512GBです。以前は128GBモデルはSATA接続でしたが(PCIe NVMeよりかなり遅い)、本機では全SSDがPCIe NVMeになっています。助かりますね。
ディスプレイも高解像度のフルHDで400nitと輝度が高いので、場所を選ばずに作業ができると思います。例えば、オープンカフェに座ってて日が差してきても、問題ないくらいの明るさです。
その他にも指紋センサーと顔認証(IRカメラ)もあるので、サインインは一瞬です。コネクテッド・モダンスタンバイ機能もあるので、パソコンを開いたらすぐに使い始めたい人には最高ですね。(コネクテッド・モダンスタンバイは、画面を閉じてもパソコンが完全にスリープ状態にならないので、高速復帰が可能になる機能)
無線はWiFi5と4G LTEに対応しており、バッテリーの容量(42Whr/53Whr)も選べるようになっています。(LTEは2021年12月よりオプションで追加可能)
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Aero G7>
旧モデルのProbook 635 Aero G7との比較で、筐体は同じものを使用しています(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | Aero G7 | |
CPU | Ryzen 3 5400U Ryzen 5 5600U Ryzen 7 5800U |
Ryzen 3 4300U Ryzen 5 4500U Ryzen 7 4700U |
メモリ | 32GB | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 512GB |
ディスプレイ | FHD UWVA | FHD TN液晶 |
無線 | WiFi5、4G LTE | WiFi6、4G LTE |
バッテリー | 18.7時間 | 16.9時間 |
重量 | 999g | 990g~1050g |
価格 | 9.5万円~ | 8.4万円~ |
プロセッサーやメモリ・ストレージ容量など順当に性能アップしていますが、なぜだかWiFi6がWiFi5にグレードダウンしています。
プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800U | |
---|---|
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 3 5400U | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 4300U |
性能はかなり上がっていますね。
ライバル機種
<左から本機種・Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 9・Lavie Pro Mobile>
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
本機種 | ThinkPad X1 Carbon Gen 9 | Lavie Pro Mobile | |
CPU | Ryzen 3 5400U Ryzen 5 5600U Ryzen 7 5800U |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7 |
メモリ | 32GB | 32GB | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 2TB | SSD 1TB |
グラフィックス | Radeon | Iris Xe | Iris Xe |
ディスプレイ | FHD 画面比16:9 |
14型)FHD、UHD 画面比16:10 |
FHD 画面比16:9 |
無線 | WiFi5、4G LTE | WiFi6、4G/5G LTE | WiFi6、4G/5G LTE |
バッテリー | 18.7時間 | 26時間 | 20時間 |
重量 | 999g | 1.13㎏ | 842g~ |
価格 | 9.5万円~ | 17.2万円~ | 約21万円~ |
上記全て「軽量ビジネスモデル」のパソコンで、本機は性能も高く軽いですね。
各機種の特徴です。
- 本機種・・・超軽量で性能も高い
- X1 Carbon・・・14型で大きめのディスプレイと作業がしやすく、5G LTEもあり
- Lavie・・・最軽量モデルが842gと超軽量で、5G LTEあり
こちらは、パソコンの頭脳であるプロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。目安として5000前後が普段使い用、7000前後がビジネス用途で快適に使えるほどです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800U | |
---|---|
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 3 5400U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
Ryzenはプロセッサーの性能が高いので、サクサク使いやすいですね。ただし、グラフィック性能はIntelの方が高いので、画像編集などをする人はIntel製を考えてもいいかもしれません。(詳細は後述)
HP ProBook 635 Aero G8の特徴
重量がたったの約1㎏なので、スリムでおしゃれに見えますね。以前は機能重視の機種が多かったですが、2020年末くらいから機能+外観重視の機種になっています。
ベゼル(画面の黒い枠)も比較的細く、上部は9.5㎜、左右はそれぞれ4.28㎜で、画面占有率は86.2%と大きいですね。
寸法は
・幅307.6㎜(千円札2枚分/300㎜)
・奥行き204.5㎜(500mlペットボトル/205㎜)
・高さは17.9㎜(一円玉の直径/20㎜)
とほぼ同じで、大学ノートA4サイズ(297×210㎜)と比べると、幅+約1㎝、奥行き+約0.5㎝のほぼ同じサイズです。
高さは17.9㎜と極薄ではないですが、1円玉(直径20㎜)よりも小さいので、気にならないサイズだと思います。問題なく、今お使いのビジネスバックにすっぽり入ると思います。
重さは、WiFiモデルはたったの999g!執筆時現在(2021年10月16日)LTEモデルはまだ出ていないですが、旧モデルでは+50gだったので、同じくらいになると思います。
指紋センサーと顔認証(IRカメラ)もあるので、マスクをしている場合は指紋センサーで、マスクを着けていないときは顔認証でと、どちらのパターンでもサインインは一瞬ですね。
筐体のエッジはおしゃれで、特徴的な4つの角が付けられています。
天板はすごくシンプルで、「hp」とロゴがあるだけです。オールメタルボディなので高級感があるし、手触りも良いです。
ディスプレイは約180度開くので、使いやすい場面もあると思います。
開けやすい
筐体の開閉部分に角度が付いているので、片手でも開けやすくなっています。意外にありそうでなかった機能ですよね。
素材
素材は「機械部品の62%以上」で再生材料を使っており、環境にも配慮した機種です。また、筐体はアルミニウムとマグネシウムを使っているので、耐久性も高く軽量です。
耐久性
HPのビジネスノートでは12万時間を超える耐久性や衝撃・振動テストを実施しており、それに加えて米軍の物資調達規格であるMIL-STD 810Hの19項目のテストもやっています。
簡単に言うと、頑丈なんです。
CPU
コア/スレッド キャッシュ |
ベースクロック ターボ時 |
TDP | |
Ryzen 3 5400U | 4/8 8MB |
2.6GHz 4.0GHz |
15W |
Ryzen 5 5600U | 6/12 16MB |
2.3GHz 4.2GHz |
15W |
Ryzen 7 5800U | 8/16 16MB |
1.9GHz 4.4GHz |
15W |
パソコンの頭脳であるCPUには、高性能で人気のRyzen 5000シリーズが搭載で、すべて上位モデルになっています。
通常搭載されるものはRyzen 3 5300U/5 5500U/7 5700Uですが、本機搭載CPUは5400U/5600U/5800Uとなっており、Ryzen 5とRyzen 7は最新のZen 3アーキテクチャになっています。
Zen 3の特徴は以下になり、Zen 2よりも大幅に性能が上がっています。
- コアからアクセスできるL3キャッシュが倍増(パフォーマンス向上)
- IPCが19%向上し、電力当たりのパフォーマンスが最大24%UP
- シングルスレッドの性能が最大23%UP
- マルチスレッドの性能が最大108%UP
- バッテリー効率が上がった
次はCPUの性能を表すPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 9 5900HX | |
---|---|
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 7 5700U | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 3 5400U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Ryzen 3 5300U | |
Core i3-1115G4 | |
Athlon Silver 3050U |
一番性能が低いRyzen 3でも1万オーバーのハイスコアです。すごいですね。
こちらはCinebench R23のスコアで、マルチコア性能は総合性能ですが、シングルコア性能が高いとゲームやクリエイティブワークもしやすくなります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-11800H | |
---|---|
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-11500H | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 7 4700U | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-1165G7 | |
---|---|
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 7 5800H | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 5 5600U | |
Core i5-1135G7 | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 5 5700U | |
Ryzen 7 4700U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 5 4500U |
さすが上位モデルだけあって、マルチコアもシングルコアも高い性能です。
グラフィック性能
グラフィック性能が高いとOfficeワークや複数ディスプレイでの作業がしやすく、画像編集などもしやすくなります。
グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。
Video Card Benchmarks
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
MX450 | |
---|---|
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
MX250 | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5500U | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i3-1115G4 | |
Ryzen 5 5600U | |
Ryzen 7 4700U | |
Iris Plus | |
Ryzen 5 4500U | |
Ryzen 3 5400U | |
Ryzen 3 4300U | |
UHD |
グラフィック性能はインテルが高いですが、本機搭載Ryzenも内蔵グラフィックスとしては十分に高い性能です。
ディスプレイ
インチ | 解像度 | 光沢 | 輝度 | 液晶 |
13.3インチ | フルHD 1920×1080 |
なし | 400nit | UWVA |
ディスプレイは標準的ですが高画質のフルHDで、輝度が400nitもあります。一般的なノートパソコンは250~300nitなので、かなり明るいディスプレイですね。日中の日差しが当たる場所でも、見やすいと思います。
液晶は一般的なIPS液晶でなくUWVA(ウルトラ・ワイド・ビューイング・アングル)で、コントラスト比がIPSよりも高くなる傾向がありますが、斜めから見たときに暗く見えるというデメリットもあります。ただし、ノートパソコンは基本的に1人で正面から見るので、そこまで影響もないかと思います。
ディスプレイ上部には、Webカメラと顔認証に使うIRカメラがあります。
離席中などカメラを使わないときは、プライバシーシャッターを閉じるとプライバシーが守られます。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する場所で、パソコンの作業台になります。作業台が大きいとより大きなデータや、より多くのことがやりやすくなります。
本機種はDDR4-3200MHzのメモリで、最大32GBとなります。8GBと16GBはメモリ1枚を使ったものですが、32GBはメモリ2枚使用しているので、より速いデータ処理ができます。
また、動作周波数(MHz)が高いと処理速度も速いのですが、3200MHzは現行最高なので、ヘビーな用途でも快適に使いやすいです。
ストレージ
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動なんかにも関わってくるパーツなんですね。
SSD(PCIe NVMe) | HDD | |
最大データ転送速度 | 16Gbps~32Gbps | 6Gbps(SATA) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分(新品の場合) |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
以前はSATA接続のストレージもありましたが、本機種はすべてPCIe NVMeになります。
公式サイトの購入ページで「SSD+HDDのデュアルストレージも可能」と記載されていますが、現時点ではこのページで増設ができないので、「自分でやれば」ということかもしれません。
キーボード
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18.7×18.7㎜と標準的なサイズなので、普通にタイピングもしやすいです。
キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と浅くなく、ここ最近の傾向を見ると良い方だと思います。最近はキーストロークが1.2㎜、1.3㎜のものが多いので、1.5㎜だと悪くないですね。
また、防滴機能もついているので、安心ですね。
LTE
LTEは、nanoSIMを使ってスマホの様に常時インターネットに接続できる機能で、2021年12月からオプションで追加できます。詳細は未発表ですが、旧モデルと同じ仕様なので、インテルのXMM 7360 LTE-Advanceになると思います。
各キャリアの重要なバンドは以下になり、すべて対応しています。
- docomo・・・1,3,19,21
- au・・・1,18
- softbank・・・1,3,8
セキュリティ
HPのビジネスノートは「世界で最も安全」とうたっているくらい、セキュリティがすごいです。HP独自の「HP Endpoint Security Controller」と言うチップが搭載していて、理想的な状態から何かが書き換えられたら悪意のある改ざんと認識し、元の状態に戻す機能です。
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere Gen5・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Start Gen6・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
- HP Sure Run Gen 3・・・ウイルス対策ソフトやOSのセキュリティ機能をOFFにさせない
- HP Sure Recover Gen3・・・OSがウイルスに感染した場合でも、正常な状態に自動リカバー
- HP Client Security Maneger Gen6・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
- セキュリティナノロックケーブル用スロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
バッテリー
バッテリーは42Whrか53Whrが選べ、JEITA 2.0測定で最大14.8時間(42Whr)、最大18.7時間(53Whr)になります。一般的なノートパソコンよりもかなり長時間使える容量です。
また、満充電は約2時間20分と速いので、外出予定ができたらサクッと充電して出かけることができますね。
サポート・保証
HPのビジネスノートは日本でのサポートを行っており、保守拠点は国内に420拠点以上あるので、修理対応もスピーディーです。
保証は1年間引き取り修理で、HP指定業者が自宅や会社にPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれます。最長5年まで延長でき、保証期間内はパーツ代や輸送費は無料です。
もしくは「オンサイト修理」と言う、「エンジニアが指定住所に来て修理」をする保証にアップグレードでき、こちらも最長5年まで延長できます。
アクシデントサポートと言う、通常保証じゃカバーされない「水濡れ」「落下」「盗難」などをカバーする保証もあります。
インターフェイス
左から、セキュリティロックケーブル用スロット、USB-A 3.1 Gen 1が2つ、ヘッドフォン/マイクジャックがあります。
左から、nanoSIMカードスロット(LTEモデル)、USB-C 3.1 Gen2(給電機能・Display Port映像出力機能付き)、HDMI 2.0、電源コネクターになります。
インターフェイスは十分ありますね。HDMIやUSB-Aもあるので、特に困ることはないと思いますが、SDカードを使う人は変換ポートが必要ですね。また、電源コネクタが右にあるので、最初は間違うかもしれませんね。
まとめ
良い点
・小型軽量で持ち運びがしやすい
・ディスプレイは400ニトとかなり明るい
・セキュリティが堅牢
残念な点
・WiFi6がなくなった
・ビジネスモデルなのでThunderboltは欲しかった
HPのビジネスノートとしては高性能、おしゃれで軽量と3拍子揃った機種になります。
今までHPのビジネスノートは「サポートやセキュリティ」のみに重点があかれた機種が多く、大きく持ち運びがしにくかったり、スペックが古かったりとなにかと「欠点」が多かったのですが、本機種は心の底からお勧めできる初めての機種になります。
あえて言えば、Thunderbolt 4はビジネスノートではほぼ標準装備になりつつあるので、本機にも搭載してほしかったですね。
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