真っ白な筐体の本機種は、ミニタワーにしてはちょっと大きい29Lの筐体で、AMD Ryzen 5 5600XにRadeon RX 6700 XTのグラボが搭載しており、ミドルクラスの性能になっています。
初めてのゲーミングPCにも合うし、重たいタイトルも画質調整したらプレイできるものもあるので、中級者以上にも使いやすい機種です。
OMEN 25LはAMDとIntelモデルがあり、インテルモデルはCPUがCore i7-12700Fで、グラボにRTX 3060か3060 Tiが搭載で、その他はAMDモデルと同じです。インテルモデルは、「OMEN 25L(インテル)のレビュー」をどうぞ。
今回のレビューは、OMEN 25L AMD愛用者の「りっぷのへやさん(@Lip_ROOM)」にお手伝いいただきました。主にApex Legendsをプレイし、動画編集をされている方です。ご協力ありがとうございました。
りっぷのへやさんはYoutubeもされているので、こちらもチェックしてみてください。
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Contents
OMEN 25L(AMD)のスペックレビュー
CPU | Ryzen 5 5600X |
---|---|
メモリ | 最大128GB(メモリスロット4つ) |
ストレージ | SSD 1TB(SSD×2+HDD) |
グラフィックス | AMD Radeon RX 6700XT |
OS | Windows 11 Pro |
無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 |
LAN | ギガビットイーサネット(10/100/1000 Mbps) |
冷却方式 | 空冷 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 165 × 396 × 448㎜ |
重さ | 13.81㎏ |
電源 | 600W ATX電源 80PLUS GOLD |
保証 | 1年間 |
価格 | 18.9万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUはAMD Ryzen 5 5600Xで、Passmarkスコア約1.8万の高性能CPUになります。6コア12スレッドと比較的多コアなので、ゲームもやりやすいですね。
メモリはLEDライティングがおしゃれなHyperXのメモリで、DDR4-3200MHz 8GBが2枚・計16GBが搭載です。メモリスロットは4つあり、最大で128GBに増設可能です。
ストレージは最新のSSD PCIe 4.0×4が1TB搭載で、もう一つM.2スロットがあり、2.5/3.5兼用ベイもあるので、SSDとHDD SATAも増設できます。十分な容量ですね。
グラフィックボートはAMD Radeon RX 6700 XTで、40個の演算ユニットに、12GBのGDDR6メモリを搭載。重たくないタイトルなら、1440p(QHD解像度)でプレイできるほどの性能です。
ゲームだけじゃなく、フルHD映像の編集もするのですが、エンコードとかも遅いとは感じなかったです。
パソコンのコア性能は高めで、値段相応だと感じています。
そのほかのスペックは、Windows 11 Pro、Wi-Fi 6とギガビットイーサネット、そして600W 80PLUS GOLDのATX電源になります。
中量級タイトルをプレイするゲーマーに合いますが、重たいタイトルも画質調整すればプレイできるので、多くの人に使いやすいスペックになっています。
また、AMDソフトウェア アドレナリンエディションションというのが最初からインストールされてるのですが、すごくわかりやすくて使いやすいです。配信やキャプチャーなどはOBSが有名ですが、前のパソコンの時に全然わからなかったんですよね。けどAMDソフトウェアの方は、だれでもわかるほど使いやすいです!
全体的な使い心地はすごくよく、大変満足しています。
自分はPS4からPCに移行してきているので、予算が20万円以下の人には結構おすすめになると思います。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/OMEN 25L 2020年モデル>
旧モデルのOMEN 25L 2020年モデルとの比較です。旧モデルはIntel CPUのみで、AMDモデルはありませんでした(表のメモリ・SSDは最大値。より高いスペックのものが赤文字)
本機種 | 2020年モデル | |
CPU | Ryzen 5 5600X | Core i7-10700F/K/KF |
メモリ | 128GB | |
ストレージ | SSD ×2+HDD | SSD+HDD |
GPU | Radeon RX 6700 XT | GTX 1660S RTX 2060/S RTX 2070S RTX 3060 Ti RTX 3070 |
LAN | Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット | |
冷却 | 空冷 | 水冷/空冷 |
寸法 | 165 × 396 × 448㎜ | 165 × 370 × 448㎜ |
電源 | 600W | 500/750W |
重量 | 13.81㎏ | 最大11.16㎏ |
価格 | 18.9万円~ | 13.1万円~ |
以下が変更点です
・筐体の奥行きが大きくなった
・CPUがインテルからAMDに(インテル搭載モデルはこちら)
・SSDがPCIe 3.0から4.0に
・以前は水冷もあったが、空冷のみ
・電源が600Wになった
スペックは大きく上がっており、筐体も大きくなった分、エアフローが良くなっています。。
以前はGTX 1660 SuperというミドルクラスのGPUも選べたので低価格でしたが、2022年に入り、HPではVictusという「ホビーユーザー」や「初めてゲーミングPCを買う人」向けの低価格モデルを販売しているので、OMENシリーズではローエンドモデルが無くなりました。
OMEN 25L(AMD)の特徴
ホワイトのゲーミングPCは、おしゃれですね。ブラックが多い中、こういった色は清潔感もあるし、新鮮です。
OMEN 25Lという名称ですが約29Lの筐体で、寸法は
・幅165㎜(≒一万円札の長辺/160㎜)
・奥行き396㎜(≒一万円札2.5枚分/400㎜)
・高さ448㎜(≒一万円札)
になります。約29Lもあるのでミニタワーにしては大きめで、重量も約13.8㎏と重たいです。
OMEN 25Lは空気流入量を増大させるベンチレーターと、120㎜のフロントファンにリアファン、そしてCPUファンがあり、2つのヒートパイプ空冷クーラーを備えています。エアフローがかなり良くなっていますね。
<フロントファン>
<CPUファンとリアファン>
OMENの特徴といえば、冷却性能の良さなんですねよね。上位モデルのOMEN 45Lは特許を取った冷却システム(OMEN Cryoチェンバー)などがあり、HPは筐体の発熱を抑えるのが得意なんです。
HPのゲーミングデスクトップは、こだわりの自作PCといった感じで、本当にかっこいいですよね。他社とは全然違います。
外観だけでなく内部もすっきりまとめられており、左側面はEMコーティングされたシースルーの強化ガラスを使い、金属フレームの筐体と、耐久性も高い仕様です。
背面右上の「Internal Access」ボタンを押すと、サイドパネルが開く設計になっており、ここからパネルをずらして持ち上げて取り外します。ツールレスで筐体内部にアクセスでき、ボタンを押した時のパネルの開き方も近未来な感じで、かっこいいです。
筐体底面もメッシュになっています。
右側面です。シンプルですが、ロゴのフォントがかわいいですね。
筐体上部からもフレッシュエアーを取り込めます。上から見てもおしゃれですね。
前面インターフェイスはUSB(データ転送速度5Gbps)が2つとマイク、ヘッドフォンジャックになります。
背面はUSB Type-Cが2つ(同10Gbps、5Gbps)、そしてUSB 2.0が4つ、RJ45、マイクジャックやLINE入出力になります。
データ転送速度が10Gbpsのものは1つしかないですが、悪くないと思います。
また、グラフィックボートにはHDMI 2.1が1つと、DisplayPort 1.4aが3つあります。
筐体内部
裏配線じゃないですが、筐体内部はすっきりまとめられており、エアフローも良いと思います。
<2.5/3.5インチ兼用ベイ>
M.2スロットが1つと、2.5/3.5インチ兼用ベイが1つ空いており、最大でSSD×2+HDD1つが搭載可能、メモリスロットは4つあり、購入時は8GBが2枚搭載しているので、あと2枚追加も可能です。
電源はCool MasterのATX電源で、600W 80PLUS GOLDが搭載です。
自分は全然気にならないのですが、ほかの購入者から電源付近からコイル音みたいのがでるって言う話も聞きました。
その方は、保証で丸ごと交換してくれたみたいなので、解決したようです。サポートも手厚いですね。
OMEN Gaming Hub
OMEN Gaming Hubよりファンのスピードを調整したり、ネットワークブースターで必要なアプリにより重点を置いて通信したり、電圧やライティング、オーバークロックなどの設定ができます。
ゲーム使用時だけでなく、ゲームを使っていないときは性能を下げて静かに使ったりできるので、パソコンにも環境にも優しいです。
また、Light Studioを使うと、OMEN PCやアクセサリのライティング設定ができます。
AMDソフトウェア アドレナリンエディションション
こちらが先述したAMDソフトウェア アドレナリンエディションションのスクショですが、分かりやすいUIで、直感で操作ができるんですね。
いろいろな設定が簡単に変更できるので、かなり助かっています。
CPU
Ryzen 5 5600X | |
アーキテクチャ | Zen 3 |
コア/スレッド | 6/12 |
キャッシュ | 32MB |
基本クロック | 3.7GHz |
ブーストクロック | 4.6GHz |
TDP | 65W |
最新のZen 3アーキテクチャは、Zen 2に比べ以下の点が性能アップしています。
- コアからアクセスできるL3キャッシュが倍増(パフォーマンス向上)
- IPCが19%向上し、電力当たりのパフォーマンスが最大24%UP
- シングルスレッドの性能が最大23%UP
- マルチスレッドの性能が最大108%UP
AMDの強みは、低い消費電力で高い処理性能がある点です。
CPU Passmarkスコアで性能を測ったら、1万8014でした。高いスコアですが、Ryzen 5 5600Xの平均スコアは約2.2万なので、平均よりも若干下がっています。
こちらはCPUの性能を図るPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ハイエンドPCに搭載される
- 17000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 7 5800X | |
---|---|
Core i5-12600K | |
Ryzen 5 5700G | |
Core i9-11900 | |
Ryzen 5 5600X平均 | |
Core i7-11700 | |
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 5 5600X | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 5 Pro 4650GE | |
Ryzen 5 4600GE | |
Core i3-12100 |
これだけ性能が高いので、ボトルネックの心配もないですね。
こちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
最近のハイエンドモデルと比較しているので、表の中では若干下に位置していますが、通常、マルチコア1万以上、シングルコア1500以上だと高い性能になります。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 9 3900 | |
---|---|
Ryzen 7 5800X | |
Core i7-11700 | |
Core i5-12500 | |
Ryzen 7 Pro 4750G | |
Core i5-12400 | |
Core i7-10700 | |
Ryzen 5 5600X | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 5 Pro 4650G |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-12700 | |
---|---|
Core i5-12500 | |
Core i9-11900 | |
Ryzen 9 5900X | |
Core i5-12400 | |
Ryzen 7 5800X | |
Ryzen 5 5600X | |
Core i7-11700 | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 7 Pro 4750G | |
Core i7-10700 |
グラフィックス
Radeon RX 6700 XT | |
コードネーム | RDNA 2 |
Ray Accelerators | 40 |
Tensorコア | – |
演算ユニット | 40個 |
CUDAコア | 2560 |
ゲーム周波数 | 2424MHz |
ブースト周波数 | 2581MHz |
メモリタイプ | GDDR6 12GB |
メモリ転送速度 | 16Gbps |
メモリ帯域幅 | 384GB/s |
Infinity Cache | 96MB |
TDP | 230W |
グラフィックはミドルハイクラスで、ホビーユーザーや重たいタイトルをガチでやらない人なら満足いくと思います。
DirectX 11で動作するFire Strikeと、DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyです。通常、RX 6700 XTはRTX 3070とRTX 3060 Tiの中間に来る性能です。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3090 Ti | |
---|---|
Radeon RX 6800 XT | |
RTX 3090 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 2080 Ti | |
RTX 3070 | |
Radeon RX 6700 XT | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 2080S | |
RTX 2070S | |
RTX 3060 | |
RTX 2070 | |
RTX 2060 | |
RTX 3050 | |
GTX 1650S |
Time Spy
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3090 Ti | |
---|---|
RTX 3090 | |
Radeon RX 6800 XT | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 2080 Ti | |
RTX 3070 | |
Radeon RX 6700 XT | |
RTX 2080S | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 2070S | |
RTX 3060 | |
RTX 2070 | |
RTX 2060 | |
RTX 3050 | |
GTX 1650S |
ゲームのベンチマークスコア
スコアの単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適」にプレイできる目安です。スペックや状況により数値は変動するので、参考値として見てください。FHDは最高画質(もしくはウルトラ)での計測です。
APEXやってるときは約144fps固定で、重たいシーン(バンガロールウルト、ジブラルタルウルトの被弾時)等でも、特に影響はありませんでした。 ぬるぬるプレイできています。
RX 6700 XT ゲームベンチマーク
青・・・FHD 赤・・・QHD
Fortnite | |
---|---|
Apex Legends | |
Dying Light 2 | |
Watch Dogs Legion | |
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Origins | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 |
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
LEDライティングで色設定ができる、HyperXのメモリ・DDR4-3200MHzが搭載で、8GBが2枚の16GBが搭載、メモリスロットが4つあります。
RGBメモリは高いですがアマゾンで販売しているので、増設する人はこちらもどうぞ。
メモリマークでメモリ速度を計測したら、2674とまずまずのスコアでした。
他機種との比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Thinkbook 13s Gen 2 16GB | |
---|---|
Ideapad Flex 550i 14型 8GB | |
OMEN 25L AMD 16GB | |
ThinkPad X12 Detachable 16GB | |
ThinkPad E14 Gen 2 Intel 16GB | |
Yoga 660 16GB | |
Ideapad slim 550i 8GB | |
Thinkbook 15 Gen 2 8GB | |
Thinkcentre M75s Small Gen 2 |
ストレージ
SSD(PCIe 4.0×4) | SSD(PCIe 3.0×4) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大64Gbps | 最大32Gbps | 最大6Gbps(SATAの場合) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分(新品の場合) | |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい | |
価格 | 高い | 安い |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
本機には最新のPCIe 4.0のSSDが搭載で、空きスロットが1つあるので増設も可能です。こちらもアマゾンで買えますが、Western digitalは高品質なのでちょっと高いですね。
DiskMarkで計測したら、3万4765というとんでもない速度が出ました。世界平均が1万2099なので、約3倍の速度です。また、手持ちのSSD PCIe 3.0の50%増しくらいです。かなり速いですね。
こちらはシーケンシャル速度のおおよそのスコアで、HDDはおおよその最大速度です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
通信
周波数 | 通信速度 | |
IEEE802.11ax | 2.4/5GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、家族共用などの複数人が使う回線でも安定した通信が可能になっています。
有線はギガビットイーサネットが搭載しています。
電源
電源はCool MasterのATX電源で、600W 80PLUS GOLDが搭載です。
電源には電力変換効率があり、以下のようになっています。
- 80PLUS Standard・・・80%
- 80PLUS BRONZE・・・82%~85%
- 80PLUS Silver・・・85~88%
- 80PLUS GOLD・・・87%~90%
- 80PLUS Platinum・・・90~92%
- 80PLUS Titanium・・・92~94%
変換効率が良い方が省エネになるし、消費電力も抑えられます。
サポート・保証
標準で1年間の「引き取り修理保証」と、電話・チャット・メール、LINE、ツイッターでのサポートがあり、最長3年まで延長できます。
また、OMENを購入した場合はCAFE DE OMENというゲーミングPC専門のサポートが利用可能です。
Cafe de OMENは「技術的サポートと修理受付窓口」になっており、1年間利用でき、受付時間は月~金・9時~21時、土曜日は9時~17時、日曜は休みです。LINEでの自動サポートは24時間365日です。
このサポートの特徴として「サポートスタッフ全員が熟練プレーヤー」で、みなさんマニアックらしいです。普通に「ゲーム用語」を使っても理解できる人たちなので、話が速いですね。また、自分に合ったアクセサリ、例えばディスプレイやVR用ヘッドセット、マウス・・・など、HP製品に限らずアドバイスをくれます。
期間を延長すると、出張修理保証もあります。
- 引き取り修理・・・HP指定業者が自宅にPCを引き取りに来て、リペアセンターに配送、修理後配達してくれる
- 出張修理・・・エンジニアが家に来て、現場で修理
ライバル機種
<左から本機種・OMEN 40L・HP Victus 15L>
本機種と似たような最新機種との比較です。(メモリ・SSDは最大値。スマホの人は表を右にスクロールできます)
OMEN 40L | 本機種 | Victus 15L | |
CPU | Core i7-12700K | Ryzen 5 5600X | Ryzen 5 5600G |
メモリ | 64GB | 128GB | 32GB |
ストレージ | SSD×2+HDD×4 PCIe 4.0 |
SSD×2+HDD PCIe 4.0 |
SSD+HDD PCIe 3.0 |
グラフィックス | RTX 3070 RTX 3070 Ti RTX 3080 |
Radeon RX 6700 XT | Radeon RX 6600XT |
冷却 | 水冷 | 空冷 | 空冷 |
電源 | 800W GOLD | 600W GOLD | 500W GOLD |
重量 | 18.7㎏ | 13.8㎏ | 6.31㎏ |
価格 | 25.4万円~ | 18.9万円~ | 15.4万円~ |
OMEN 40Lが一番大きな筐体で、本機種、Victus 15Lの順に小さくなります。もちろん、筐体が大きい方がエアフローも良く、高い性能です。
こちらはPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-12700K | |
---|---|
Ryzen 5 5600G | |
Ryzen 5 5600X |
DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyです。
Time Spy
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3080 | |
---|---|
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
Radeon RX 6700 XT | |
Radeon RX 6600 XT |
スペックは価格に比例してますね。
各機種の特徴です。
・本機・・・AMDのプロセッサーとGPUで、バランスの取れた機種。最大メモリ容量が128GBと大きい。拡張性もそこそこあり、初めてのゲーミングPCや、中級者向け。
・OMEN 40L・・・より大きな筐体でエアフローも良く、ガチゲーマーにも向いたスペックです。
・Victus 15L・・・小さな筐体で拡張性がほぼないが、そこそこ高い性能で価格も安め。ホビーゲーマー向け
まとめ
良い点
・おしゃれな筐体で、インテリア的に場所を選ばずに設置できる
・高速SSD搭載
・メモリスロットとストレージベイに空きがあり、増設もできる
・全体的な性能が高い
・空冷でメンテナンスもしやすい
残念な点
・今のところなし
総合評価
本機は「一番需要があるミドルクラススペック」のゲーミングPCで、人気が出そうな感じがします。購入しやすい価格に、ほどほどに重たいゲームもこなせるので、使い勝手が高いですね。
OMEN 40Lや45Lのようなウルトラハイエンドモデルじゃないすが、全体的に平均以上のスペックで価格も控えめなので、購入しやすいPCだと思います。
OMENシリーズは自作PCのようにおしゃれなPCですが、本機はLEDライティングを消せば普段使い用に見えなくもないので、親ばれしたくない人にも合いますね。
本機のレビューをしてくれた「りっぷのへや」さんは、性能はもちろんですが、デザインやエクステリアが決め手となって購入されたという事で、このデザイン性の高さは他にはないですね。