11.5インチの大型タブレットで、大画面なので動画視聴やゲームに合います。
全体的にミドルクラスよりちょっと上なスペックをしており、特にマイナスポイントも見当たりませんでした。
当サイトの評価は、このようになりました。
スペック | [usr 4.0] |
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コスパ | [usr 3.3] |
総合評価 | [usr 3.5] |
Contents
Lavie Tab T11 (T1175/FAS)のスペック
SoC | MediaTek Helio G99 |
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メモリ | 4/6GB |
ストレージ | 128GB |
グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
ディスプレイ(11.5型) | 2000×1200ドット IPS液晶 |
OS | Android 12L |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | フェイスアンロック |
カメラ | 800万画素/1300万画素 |
オーディオ | ドルビーアトモス、スピーカー×4 |
寸法(幅×奥行×高さ) | 269.1 × 169.4 × 7.4mm |
重さ | 520g |
防滴 防塵 |
IPX2 IP5X |
バッテリー | 最大約12時間 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 4.6万円~ |
<性能評価>
タブレットの心臓部分であるSoCはMediaTek Helio G99で、ミドルクラスの性能です。メモリはLPDDR4Xと高性能で、4GBか6GBモデルがあるのでより快適に使いたい人は6GBがおすすめです。
ストレージは128GBと大容量で、ストレージを増設しなくてもこのままで十分な人が多いと思います。また、microSDカードを増設できるので、ストレージに関しては心配ないと思います。
ディスプレイは2K(2000×1200ドット)で、ワイドLED 高視野角液晶です。リフレッシュレートは120Hzなので、ぬるぬるゲームもプレイできます。
OSはAndroid 12LというAndroid 12の改良版で、本機の様な大画面タブレットでも使いやすいようにUIを改良し、マルチタスクがしやすい仕様になっています。
その他のスペックは、無線はWi-Fi 6に対応し、カメラはフロント800万画素、リア1300万画素、そして顔認証に対応しています。
ドルビーアトモス対応のスピーカーが4つも搭載しており、ステレオマイクが内蔵、そしてマイク/ヘッドフォンジャックもあるので、有線接続が好みの人にも合います。
防滴はIPX2になり、15度以内の角度がついた水滴から保護、そして防塵はIP5Xで、デバイスに支障をきたさない程度に塵埃の侵入を阻止できるものです。
インターフェイスはUSB 2.0 Type-Cで、OTG機能もあるのでデータ移動をするときは便利です。(OTG機能とは、パソコンを介さずに外付けHDDなどを本機に差し、データ移動が直接できる機能です)
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/Tab P11 2022年モデル>
旧モデルのTab T11 2022年モデルとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)
本機種 | 旧モデル | |
SoC | MediaTek Helio G99 | Qualcomm Snapdragon 662 |
メモリ | LPDDR4X 4GB | LPDDR4 4GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
ディスプレイ | 11.5インチ 2K | 11インチ 2K |
無線 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
バッテリー | 12時間 | 13.6時間 |
重量 | 520g | 490㎏ |
寸法 | 269.1 × 169.4 × 7.4mm | 258.4 × 163 × 7.5㎜ |
変更点です。
・SoCの性能が上がった
・メモリがLPDDR4Xになった
・0.5インチ大きくなった
・バッテリー駆動時間が1.6時間減った
・30g重くなった
こちらは、SoCの性能を表すGeekbench 5のスコアです。マルチコアは34%ほど上がっており、今まで以上に使いやすくなっています。
Geekbench5
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
MediaTek Helio G99 | |
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Snapdragon 662 |
2K解像度のディスプレイ
ベゼル(画面の黒い枠)は細く、スタイリッシュな外観です。
ディスプレイは2K解像度(2000×1200ドット)と一般的なFHD解像度よりも少し高精細で、ワイドLED 高視野角液晶を採用し、高品質なディスプレイです。
また、120Hzリフレッシュレートで、高速スクロールもゲームも快適にできます。
クアッドスピーカーにドルビーアトモス対応
本機にはドルビーアトモスに対応した4つのスピーカーが搭載しており、平面的な音じゃなく広がりのある音が楽しめます。
映画はもちろん、音楽などもより楽しんで聞けますね。
ペンに対応。キーボードもあり
ペンは4096段階の筆圧を感知し、傾き検知機能もあります。キーボードやケーズも販売されており、これだとChromebook的な使い方もできますね。
ただし、高いんですよ、コレ。
スタンドカバー付きキーボードは16280円!!ペンは9878円と強気の価格設定です。
その他の特徴
Android 12L
OSはAndroid 12じゃなく、システムUIが大画面用に最適化された「L」のAndroid 12Lになります。マルチタスクを直感的にし、アプリの互換性も改善されています。
顔認証対応
顔認証に対応しており、画面を見るだけでサインインができます。いちいちパスワードを入れなくていいので楽ですね。
ミドルクラスSoC
MediaTek Helio G99 | |
プロセス | 6nm |
コア | 8コア(Arm Cortex-A76×2+A55×6) |
最大クロック | 2.2GHz/2.0GHz |
GPU | Arm Mali-G57 MC2 |
Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
こちらはGeekbench 5はクロスプラットフォームのベンチマークで、マルチコア性能は総合性能で、シングルコア性能が高いとゲームやクリエイティブワークもしやすくなります。
Geekbench5 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 | |
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MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 690 5G | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
Snapdragon 662 | |
MediaTek Helio P60T | |
Snapdragon 439 |
Geekbench5 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 | |
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MediaTek Kompanio 1300T | |
Snapdragon 690 5G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
Snapdragon 662 | |
MediaTek Helio P60T | |
MediaTek Helio P90 |
SoCは中の上クラスになっています。普通にサクサク使えるスペックです。
グラフィックス
グラフィック性能を測る、Sling Shotのスコアです。T11 T1195とは大きく差がありますが、悪くないスコアです。リフレッシュレートは120Hzとぬるぬるなので、fpsゲームもしやすいです。
メモリが6GBモデルもあるので、Google Playでゲームをダウンロードしても、多くのもは普通にプレイできるほどの性能です。
Sling Shot
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
MediaTek Kompanio 1300T Tab T11 T1195 |
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MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G Lenovo Tab P11 Pro |
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MediaTek Helio P90 X Game |
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Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
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Helio P60T IdeaPad Duet |
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MediaTek MT8166 Tab 7 3rd Gen |
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリはLPDDR4Xで、4GBか6GBが搭載です。処理速度が速いメモリを搭載し、容量は標準的な4GBか大きめの6GBがあるので、普通に使っていて困ることはないスペックです。
ストレージ
ストレージはUFS が搭載で、128GBと大きめの容量です。また、microSDカードを搭載できるので、ストレージ容量の心配はいらないと思います。
筆者がいつも購入するSanDiskのmicroSDカードは、128GBが1800円ほどからあり、1TBは1万円ほどでした。価格も安く、増設しやすいと思います。
付属のピンで側面にあるスロットを開け、載せて閉めたら完了です。
Wi-Fi 6に対応
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
バッテリー駆動時間
バッテリーは7700mAhと大容量で、最大バッテリー駆動時間は約12時間になります。
外出先でぶっ続けで12時間使うことは少ないと思いますが、丸一日出歩いても大丈夫かと思います。
サポート・保証
Lavie製品には1年間の標準保証が付いており、タブレットは最大2年まで延長が可能です。
何かあった場合はNECの指定業者が引き取りにきてリペアセンターに配送し、修理後に郵送してくれます。もちろん、保証期間内は無料です。
また、121コンタクトセンターと言う電話サポートで使い方相談をしたり、チャットでのサポートもあります。
ライバル機種
ここでは、関連会社のLenovo製品をいくつかご紹介します。
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
上位モデルで価格も高いですが、性能がすっごく高いのに低価格です。特にグラフィック性能が高く、そしてディスプレイがiPad並みにキレイ。クリエイター、映画好き、音楽好きの人に合います。おすすめです!!
SoC | MediaTek Kompanio 1300T |
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メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ(11.2型) | 2.5K OLED |
リフレッシュレート | 120Hz |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、WWANなし |
オーディオ | ドルビーアトモス、JBL スピーカー×4 |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | 800万画素/1300万画素 |
重さ | 480g |
バッテリー | 14時間 |
価格 | 5.9万円 |
Tab M10 Plus(3rd Gen)
旧モデルからSoCの性能が50%ほど上がり、ストレージの最大増設容量が1TBと大きくなっています。LTEもあるので、持ち運びをする人に使いやすい機種です。また、バッテリーは最大約12時間あるので、使い方によっては丸1日使えると思います
SoC | Qualcomm Snapdragon 680 |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB(最大1TB 増設可能) |
ディスプレイ(10.61型) | 2K IPS液晶 |
OS | Android 12 |
無線 | Wi-Fi 5、LTEあり |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | フロント・リア 800万画素 |
重さ | 465g |
バッテリー | 約12時間 |
価格 | 3.7万円 |
まとめ
良い点
・Android 12L搭載
・ディスプレイが高精細
・リフレッシュレートは120Hz
・Wi-Fi 6に対応
・ドルビーアトモスでスピーカーが4つ
・顔認証対応
残念な点
・特になし
総合評価
メモリに左右されますが、標準よりもちょっと高性能の4GBメモリモデル、そして結構高い性能の6GBメモリモデルがあり、SoC性能もそこそこ高いのでがっつり使う人にも合いますね。
リフレッシュレートは120Hzと高いので、fps系のゲームもしやすいし、映画を見ることが多い人はスピーカーもディスプレイも高品質なので、より一層楽しめると思います。
Lavieはサポート体制も充実しているし、大手メーカーと言う安心感もありますね。