Lavie N14のレビュー インターフェイスが豊富な14インチPC

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Lavie N142023年モデルのレビューです。

14インチでイーサネットコネクタを搭載しており、据え置き用としても使いやすい機種です。また、最新のWi-Fi 6Eにも対応しているので、外出先でもサクサク使えます。国内生産なのも、大きなポイントです。

当サイトの評価は、こうなりました。

スペック [usr 3.9]
コスパ [usr 3.8]
総合評価 [usr 3.9]
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Lavie N14 2023年モデルのスペックレビュー

CPU Core i3-1215U
Core i5-1235U
Core i7-1255U
メモリ 最大32GB
ストレージ SSD 最大2TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) FHD IPS液晶 ノングレア
OS Windows 11 Home/Pro
無線 Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー
寸法(幅×奥行×高さ) 325.8 × 226 × 19.9㎜
重さ 1.47kg
バッテリー 最大約14時間
保証 1年間
価格 10.5万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるプロセッサーはインテル第12世代CPUで、省電力モデルのUシリーズになります。省電力モデルはバッテリー駆動時間が長くなるという特徴がありますが、省電力なのでパワフルなPシリーズに比べ若干性能が下がりますが、バッテリー駆動時間が長くなります。

メモリはDDR4で最大32GBと大容量、ストレージは高速データ転送速度があるSSDで最大2TBです。SSDは速度がかなり速く、データ移動が多い人にも使いやすいです。

ディスプレイはFHD LED液晶で、普通です。

その他のスペックは、Windows 11 HomeかProがあり、無線は最新のWi-Fi 6EにRJ45も搭載、指紋センサーもあるのでサインインは一瞬です。スピーカーはちょっと大きめの2Wが2つあり、ヤマハ製のAudioEngineが搭載しているので、一般的なモデルよりも良い音質です。

最大バッテリー駆動時間は約14時間と、半日ほどの作業ができます。14インチで1.47㎏とちょっと重ためですが、その分インターフェイスは豊富です。

本機はイーサネットも搭載しているので、時々持ち運びをするけど据え置き用としても使うという人に合います。

 

 

公式サイト

 

兄弟モデルとの比較

<左・N14 Slim / 右・本機種>

兄弟モデルのLavie N14 Slimとの比較です。(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

N14 Slim 本機種
CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
Core i3-1215U
Core i5-1235U
Core i7-1255U
メモリ 16GB 32GB
ストレージ SSD 1TB SSD 2TB
ディスプレイ 14インチ FHD ノングレア
無線 Wi-Fi 6 Wi-Fi 6E、RJ45
バッテリー 12.5時間 14時間
重量 1.24㎏ 1.47kg
寸法 324 × 215.7 × 17.1㎜ 325.8 × 226 × 19.9㎜

兄弟モデルは「Slim」と名がつくように筐体がコンパクトで、若干薄い機種です。ただし、軽量化の代償でRJ45はなく、バッテリー駆動時間も少し短めになっています。

 

こちらはCPUの性能を測る、CPU Markスコアの比較です。

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7730U  19287
Ryzen 5 7530U  16139
Core i7-1255U  13251
Core i5-1235U  13318
Ryzen 3 7330U  11013
Core i3-1215U  10907

プロセッサーの性能は、兄弟モデルのN14 Slimのほうが高いですね。

それでは、Lavie N14の特徴です。

 

3色のカラーバリエーション

Lavie N14 2023年モデル 3色のカラー

本機にはパールホワイト、ネイビーブルー、そしてパールブラックの3色があります。他人と色が被るのが嫌な人にはうってつけですね。

 

 

インターフェイスが豊富

Lavie N14 2023年モデル 右側面インターフェイス

Lavie N14 2023年モデル 左側面インターフェイス

14インチですが、RJ45もあるしSDカードリーダーもあります。インターフェイスが豊富なので若干重くなっていますが、ビジネス用途でも十分な数だと思います。

USB Type-Cはデータ転送速度が10Gbpsと速いですが、Powerdeliveryや映像出力機能が付いたポートは1つのみで、こちらはACアダプタの接続ポートとして兼用します。つなぐデバイスによっては充電ケーブルを外してから接続することになるので、ちょっと面倒ですね。

ちなみに、USB-Aは5Gbpsになります。

14インチでこれだけあれば、ビジネス用途でも合格点だと思います。

 

 

そこそこコンパクトだがベゼルが太い

Lavie N14 2023年モデル 正面

寸法は幅325.8㎜、奥行き226㎜と比較的コンパクトではありますが、上と左右のベゼルがちょっと太いので洗練された外観ではないです。ただし、下ベゼルはかなり細いですね。

また、高さは19.9㎜と分厚くなっています。

 

Lavie N14 2023年モデル 背面

ベゼルと厚さ以外は普通で、シンプルな外観ですね。

 

 

国内生産でサポートも手厚い

NEC Lavie 国内生産

本機はさすがNECが作るだけあって、国内生産になります。品質も高く、特にビジネス用途の場合は安心して使えます。

やっぱり、Made in Japanが一番ですよね。

標準保証で1年間の引き取り修理が付いており、NEC指定業者が指定住所に引き取りに来てリペアセンターに配送し、修理後に返送するサービスです。送料等は無料で、最短で1日で修理が完了します。(ただし配送期間があるので、手元に戻ってくるには最短数日かかります)

最長5年まで延長できるので、安心ですね。

また、アクシデントダメージプロテクションという「水濡れ・火災・水害・落下など」の通常保証には含まれない保証もある「あんしん保障サービスパック」という上位保証もあります。

サポートは24時間365日対応のチャットサポートや、使い方相談・故障診断・修理受付の電話サポート(フリーダイヤル)があります。受付時間は朝9時から夜7時までになっています。

NECのサポートは手厚いことで有名で、「デジタルライフレスキューサービス」もあり、パソコンだけじゃなくデジタル家電やゲーム機の設定方法、Officeの使い方、テレワークをしたいけどどうしたらいいかなど、幅広い質問ができます。しかも、フリーダイヤルなので、気軽に電話できますね。

 

 

広告を消す方法

NECパソコンの広告付きスクリーンセーバー<広告付きスクリーンセーバー>

NECのパソコンは一定時間パソコンに触らないと、スクリーンセーバーが画面全体に表示されます。

で、これいつもじゃないですが、広告が出てくるんですよね。これ、絶対広告料をもらって表示しているし、Googleの広告も出てきます。こんなパソコン珍しいですよね。

これを消す方法を探したら、最初のページから次のリンクに飛んで、その上もう一度別のページに移動し、そこからもう一度別のページに移動しないと削除方法が出てきません(笑)。

4ページ!!消させたくないんでしょうね。

皆さんは購入する前に読んでいるので必要ないかもしれませんが、購入後はこの方法で消せます。

 

NECのパソコンで高校を消す方法

デスクトップ右上に天気などをお知らせするタブがあると思うので、以下の手順で消してください。

  1. 右下のカギマークをクリック
  2. サイネージモード設定をクリック
  3. 自動起動を利用するをクリックしてOFFにする

 

その他の特徴

 

キーボード

Lavie N14 2023年モデル 右斜め前から

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は19.0と、ほぼフルサイズ並みで余裕をもってタイピングできます。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.4㎜とちょっと浅いので、結構軽めのタイプで入力しやすいですね。

Enterキーは大きく、カーソルキーも大きいので、ミスをしにくいと思います。

 

 

カメラ周り

Lavie N14 2023年モデルのWEBカメラ

Webカメラはここ最近はやりのFHD解像度ではなく、低価格モデルに搭載されるHD解像度です。10万円の機種と考えると、ちょっと残念です。

プライバシーシャッターがあるので、Webミーティングの離席中などカメラを使用しないときは、閉じておくと安心です。

スピーカーは2wが2つ付いており、ヤマハ製のAudioEngineが搭載しています。

 

 

CPU

Core i7-1255U Core i5-1235U Core i3-1215U
Pコア 2
Eコア 8 4
スレッド 12 8
キャッシュ 12MB 10MB
Pコア最大周波数 4.7GHz 4.4GHz 4.4GHz
Pコア基本周波数 1.7GHz 1.3GHz 1.2GHz
Eコア最大周波数 3.5GHz 3.3GHz 3.3GHz
GPU実行ユニット 96 80 64
ベースパワー 15W
最大パワー 55W

CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。

本機には省電力モデルのUシリーズが搭載しており、Pシリーズよりも性能が落ちますが、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。

その他のCPUとの比較です。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 14000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

Passmarkスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  17154
Core i5-1240P  17664
Ryzen 7 5700U  16272
Ryzen 5 5500U  13579
Core i5-1235U  13318
Core i7-1255U  13251
Core i5-1245U  11934
Core i3-1215U  10907
Core i7-1165G7  10620
Core i5-1135G7  10098
Core i3-1115G4  6546

 

こちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

マルチコアシングルコア

Cinebench R23 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-12700H  16745
Core i7-1260P  10571
Ryzen 7 5700U  9555
Core i5-1240P  8397
Core i7-1165G7  6070
Core i5-1135G7  5913
Core i3-1215U  5532
Core i5-1235U  5034
Core i3-1115G4  3343

Cinebench R23 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-12700H  1806
Core i7-1260P  1773
Core i3-1215U  1574
Core i7-1165G7  1504
Core i5-1240P  1477
Core i5-1235U  1361
Core i5-1135G7  1343
Ryzen 5 5700U  1274

 

 

グラフィックス

グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。グラフィック性能は普通で、このパソコンでやることであれば特に困ることはないと思います。

Video Card Benchmarks

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

MX550  5089
Core i7-1165G7  3681
Core i5-1135G7  2898
MX250  2582
Core i5-1235U  2562
Ryzen 7 5800U  2416
Ryzen 5 5500U  2326
Core i3-1215U  2258
Ryzen 7 5700U  2251
Core i3-1115G4  2118
Ryzen 5 5600U  2101
Ryzen 3 5425U  1859

 

 

ディスプレイ

Lavie N14 2023年モデル 正面

ディスプレイは高解像度のフルHD(1920×1080ドット)、LED液晶と普通のスペックです。また、ノングレアなので反射しにくく、個人的には好きな液晶です。

 

 

メモリ

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR4-3200MHzで、最大32GBと大容量です。一般的に8GBあれば十分ですが、大きなデータを扱う人や、より快適に使いたい人は16GBモデル以上がお勧めです。

また、すべてデュアルチャンネルメモリなので、処理速度も速めです。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

DDR5-4800MHz平均  2774
LPDDR4X-4266MHz平均  2735
LPDDR5平均  2703
DDR4-3200MHz平均  2151

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

本機にはデータ転送速度が速いSSDが採用され、データ移動もパソコンの起動もサクサクです。

 

 

Wi-Fi 6Eに対応し、ギガビットイーサネット搭載

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6に対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

また、ギガビットイーサネットも搭載しているので、有線接続も可能です。

 

 

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間はCore i7モデルが最大13時間、Core i5とi3は最大14時間になります。半日ほどの外出であれば、ACアダプタを持ち歩かなくても大丈夫だと思います。

 

 

ライバル機種

 

Lavie N14 Slim

Lavie N14 Slimのレビュー持ち運びに特化したつくりで14インチで1.24㎏と軽く、最大バッテリー駆動時間は動画再生時で約6.5時間と、半日くらいはがっつり作業ができるほどです。WEBカメラはFHDと高精細で、Web会議やオンラインレッスンに最適です。プロセッサー性能も高く、より重たい作業も快適にできます。

CPU Ryzen 3 7330U
Ryzen 5 7530U
Ryzen 7 7730U
メモリ DDR4 最大16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) FHD IPS液晶
無線 Wi-Fi 6
生体認証 指紋センサー
WEBカメラ FHD 1080p
重さ 約1.24㎏
バッテリー 最大約6.5時間(JEITA 3.0)
価格 10.0万円~

レビュー

 

 HP 14-em

HP 14-emのレビューこれ、低価格モデルなんですが、Athlonモデル以外はスペックがしっかりしていて、2023年に見たノートパソコンの中でTOP 3に入るくらいコスパが高いと思います。

CPU AMD Athlon Silver 7120U
Ryzen 3 7320U
Ryzen 5 7530U
メモリ 最大16GB
ストレージ SSD 512GB
ディスプレイ(14型) FHD IPS 非光沢
無線 Wi-Fi 6
生体認証 指紋センサー
WEBカメラ FHD 1080p
重さ 1.39㎏
バッテリー 最大約10時間(Athlonモデルは11時間)
価格 3.8万円~

レビュー

 

ThinkPad T14 Gen 4 Intel

Lenovo ThinkPad T14 Gen 4のレビュー最新スペック満載で最大メモリも大きく、LTEや500万画素Webカメラも搭載可能です。バッテリー駆動時間が最大約21.7時間と長く、14インチで1.32㎏と軽量です。カラーは黒のみなので、好みが合えばおすすめです

CPU Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
メモリ 16/32GB(最大40GB)
ストレージ SSD 最大2TB
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS
2.2K IPS
2.8K OLED
通信 Wi-Fi 6E、4G LTE、1ギガビットイーサネット
生体認証 指紋センサー、顔認証あり
WEBカメラ FHD 1080p+IRカメラ
5MP+IRカメラ
バッテリー 最大約21.7時間
価格 11.4万円~

レビュー

 

まとめ

良い点

・国内生産
・サポートが手厚い
・メモリが最大32GBと大きい
・インターフェイスが豊富
・Wi-Fi 6E対応
・生体認証付き

 

残念な点

・ベゼルがちょっと太い
・14インチにしてはちょっと重たい
・カメラがHD画質
・Powerdeliveryや映像出力機能付きのUSB Type-Cが電源アダプターと共用なので、使いにくい場面がある

 

 

総合評価

全体的に普通なスペックですが、インターフェイスが豊富で、別途変換アダプタなどを購入する必要もないと思います。スペック的にうれしいのは、メモリが最大32GBなので、筆者のようなヘビーユーザーにも対応できるところですね。

また、Lavieと言えばサポートが手厚いので、パソコンに詳しくない人でも安心して使えるのも、ポイントが高いです。パソコンの開発・生産は日本国内の工場で作っており、Made in Japanなのも安心できます。

 

 

公式サイト