HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PCの実機レビュー

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HPビジネスPCのスリムデスクトップ、ProDesk 4 Tower G1i Desktop PCのレビューです。

デスク上においてもそこまで圧迫感がなく、通常のタワー型デスクトップに比べ置き場所に困ることもありません。それでいてCPU性能はすごく高く、排熱性能も良かったです。

また、メモリとストレージの増設ができ、若干の拡張性もあります。マウスとキーボードが付属しているので、モニターを持っていたらすぐに使い始めることができます。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 5 235、メモリDDR5-5600MHz 16GB、SSD PCIe 4.0 512GBになります。

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ProDesk 4 Tower G1i Desktop PCのスペック

CPU Core Ultra 5 235
Core Ultra 7 265
メモリ DDR5-5600 最大64GB
ストレージ SSD+HDD
グラフィックス 内蔵グラフィックス
OS Windows 11 Home
LAN Wi-Fi 6E、1ギガビットイーサネット
オーディオ Realtec 、内蔵スピーカー
オプティカルドライブ DVDライター
拡張スロット PCI Express 4.0 x16 × 1スロット
PCI Express3.0 x1×2スロット
M.2 2280×2スロット
M.2 (for WLAN) ×1スロット
付属 マウス、キーボード
寸法(幅×奥行×高さ) 155 × 308 × 337mm
重さ 5.37kg
電源 280W 80PLUS Platinum
標準保証 1年間
価格 19.0万円~(割引前価格)

<性能評価>

 

本機は名前の通りAI機能に使うNPUが搭載しており、Core Ultra 5 235もCore Ultra 7 265も最大13 TOPS(1秒間に13兆回の演算処理が可能)の性能があります。また、どちらもvPro Enterpriseに対応しているので、多くのPCを管理するのも楽です。

レビュー機はCore Ultra 5 235が搭載で、CPU Markは36800とかなり高いスコアでした。高負荷な作業を想定している人に向いています。

メモリはDDR5-5600でソケットが4つあり最大64GBに、ストレージはSSD PCIe 4.0で最大512GBと小さいですが、HDD 3.5インチベイが2つあり、M.2スロットももう1つあるので十分な容量にできます。

LANは1ギガビットイーサネットが搭載で、Wi-Fi 6Eに対応、OSはWindows 11 Proで、電源は280Wで高品質な80PLUS Platinumが搭載しています。また、内蔵スピーカーもあり、意外に音は普通だったので、ヘッドセットがなくても一応使えます。

インターフェイスはUSB Type-C 10Gbpsが1つ、USB-A 10Gbpsが3つ、5Gbpsは背面に2つ、そしてUSB 2.0も背面に3で、HDMIにDisplayport、イーサネットにケーブルスロットロック、3.5ミリジャックもあります。

 

 

公式サイト

 

 

メモリとHDD・SSDの増設ができる

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 筐体内部 メモリとHDD・SSDの増設ができる

本機はメモリとストレージの増設が可能で、メモリは4スロット最大64GB、ストレージはSSD2枚(うち1枚はすでに入ってます)+HDDが増設できます。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 筐体内部

赤枠はメモリスロットで、現在は右端に16GBメモリが1枚入っています。赤枠下の青枠は、2nd SSD Type-2280を入れるスロットです。

 

筐体右下に3.5インチHDDを増設できますが、自分でブラケットを買って設置する必要があります。

 

 

すべての拡張スロットはこちらです。

PCI Express 4.0 x16 × 1スロット
PCI Express3.0 x1×2スロット
M.2 2280×2スロット
M.2 (for WLAN) ×1スロット

 

 

スリムな筐体で机上に置いても圧迫感が少ない

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC モニターに接続

モニターが4つあるのですっきり見えませんが、モニター1~2台使う人であれば本機を机上に置いても場所を取らないし圧迫感も少ないです。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 正面

正面です。一般的なビジネスPCと言った外観です。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 右斜め前から

寸法は幅155ミリ、奥行き308ミリ、高さ337ミリで、ミニタワーよりも全然小さな筐体です。

 

側面に通気口はありません。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 背面

背面です。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 底面

底面には大きくしっかりとしたゴム足が2つあり、安定しています。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 天面

天面にも通気口はありません。HPと書かれたステッカーはレビュー機なので付いていますが、購入品にはありません。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 前面インターフェイス

フロントにはDVDライター、ヘッドフォン/マイクジャック、USB-A/10Gbpsが3つ、USB Type-C/10Gbpsが1つあります。

 

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 背面インターフェイス

背面にはオーディオ入出力、DisplayPort 2.1、HDMI 2.1が2つ、USB Type-A 5Gbpsが2つ、USB 2.0が3つ、セキュリティロックスロット、RJ45になります。

USB-Aは合計8個もありますが、USB Type-Cは1つだけなのでドックやアダプタが必要な人もいるかもしれません。

 

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HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 電源ユニット

電源は280Wの80PLUS Platinumでした。電力も大きく、電源ユニットも高品質です。

 

 

12万時間を超えるテストをパスした耐久性

HP 12万時間を超えるテストをパスした耐久性

品質と信頼性をより強固なものにするために12万時間以上の テストを実施し、MILSTD 810Hの13項目のテストもパスした耐久性があります。

 

 

キーボードとマウスが付属

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 付属品

付属品はキーボード(おそらくUSB 320K v2キーボード)、マウス(おそらくUSB 320M光学マウス)、そして電源ケーブルにアース付きアダプタも入っていました。

キーボードのキーピッチは18.4ミリ×18.3ミリ、キーストロークは1.5ミリと、付属のものにしてはなかなか使いやすいキーボードでした。

Copilotキーもあるので、便利ですよね。

マウスは普通のシンプルなものです。

どちらも有線接続なのでデスク上が散らかって見えやすいですが、こだわりがなければ十分に使えるものでした。

 

 

排熱性能をチェック

HP ProDesk 2 Tower G1a Desktop AI PC 筐体内部

本機はCPUクーラーとリアファンが付いており、普通の排熱機構です。

 

CPUの性能を100%使うCinebench 2024を計測時に、PC背面温度と騒音値を計測しました。

PC温度は32.4度と低く、騒音値は平均45dBと静かですが音が筐体内部で反響していて「ゴッー」っという音がでていました。

 

 

ベンチマーク

 

搭載できるCPUは2種類で、Core Ultra 5 235(14コア14スレッド)とCore Ultra 7 265(20コア20スレッド)と多コア多スレッドです。

どちらも最大13 TOPSのNPU性能があり、今後NPUを使えるアプリが増えていくと作業がもっと楽になります。

各種ベンチマークをご紹介します。結果から言うと、CPU性能はすごく高く、重たい作業をするようなビジネスパーソン向けでした。

ただし、今回のベンチマークはメモリ1枚の16GBで計測したので、グラフィック性能は控えめでした。レビュー機は増設禁止なので試せなかったですが、16GBメモリを1枚追加して32GBにすると高いグラフィック性能になるはずです(メモリ1枚のシングルチャンネルメモリはグラフィック性能がすごく低い)。

 

CPU Markはすごく高いスコア

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC CPU Mark計測結果

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、Core Ultra 5 235のスコアは36800とかなり高い性能でした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i9-14900  47359
Core i7-14700  45599
Core i9-12900K  41151
Core i7-13700  38825
Core i7-14700T  38482
Core i7-14700  37725
Core Ultra 5 235  36800
Core i5-14600  35384
Core i5-13600  33816
Core i5-14500  32674
Ryzen 7 8700G  29952
Core i5-14600T  29449
Core i5-14400  26584
Core i5-13400  25780
Core i5-14400T  25774
Core i5-14500T  24239
Core i5-13500T  23033
Core i5-13400T  19805
Core i3-14100  15414
Core i3-14100T  12980

 

 

Geekbench AIはすごく高いスコア

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC Geekbench 10計測結果

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。

Single Precision(単精度)は4870とかなり高く、Half Precision(半精度)も2001とすごく良いスコア、Quantized(量子化スコア)は8053とすごく良かったです。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  4870
Core i7-14700  3869
Ryzen 7 8700G  2918
Core Ultra 5 125H  2758
Core Ultra 5 125U  2458
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 7 258V  2374
Ryzen 5 8640HS  2204
Ryzen 7 5700GE  2170
Ryzen 5 7535U  1647
Ryzen 3 7335U  1133

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  2001
Ryzen 7 8700G  1319
Core Ultra 7 258V  1255
Core i7-14700  1252
Core Ultra 5 125H  1208
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Ryzen 7 5700GE  1028
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 5 235  8053
Core i7-14700  6165
Ryzen 7 8700G  5289
Core Ultra 7 258V  4815
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 125U  4097
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 7 5700GE  3401
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

Cinebench 2024は良いスコア

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。

計測結果はマルチコアは1165、シングルコアは119と、どちらも良いスコアでした。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  1189
Core Ultra 5 235  1165
Ryzen AI 9 HX 370  1071
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8700G  904
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen 7 5700G  683
Ryzen 5 8500G/OMEN 35L  657
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  556
Apple M1  509
Core i7-1260P  433
Ryzen 3 8300GE  414
Ryzen 5 7535U  405

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  122
Core Ultra 5 235  119
Core Ultra 7 258V  119
Ryzen AI 9 HX 370  114
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 5 8500G/OMEN 35L  106
Ryzen 7 8700G  106
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 7 5700G  88
Ryzen 5 7535U  85
Core i7-1260P  74

 

PCMark10はそこそこ良いスコア

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は6468→ミドルクラス
  • Essentialは10824→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
  • Productivityは7970→悪くない性能
  • Digital content creationは8510→良い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  11700
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Core Ultra 5 235  10824
Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 7 8700G  10480
Ryzen 5 7535U  10196
Ryzen 5 8500G  10053
Core Ultra 5 125H  9781
Ryzen 7 5700G  9753
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9442
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 7 8700G  10335
Core i7-14700  9832
Ryzen 5 8640HS  9349
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 8500G  9121
Ryzen 7 5700G  9034
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8499
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 235  7970
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-14700  7388
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L

Core i7-14700  14936
Ryzen 7 5700G  11867
Ryzen 5 8500G  11769
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9352
Ryzen 7 8700G  8850
Core Ultra 5 235  8510
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 7735U  7159
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875

 

4K動画レンダリング時間はすごく速い

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 4K動画レンダリング時間計測結果

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。3回計測し、平均は2分32秒とRTX 4060 Ti搭載PCとほとんど変わらない時間でした。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Core i5-1335U  6分26秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 7 258V  4分42秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Core Ultra 5 226V  4分12秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Core Ultra 7 155H  4分5秒
Core Ultra 5 125U  3分55秒
Core Ultra 7 258V  3分47秒
Ryzen 7 8700G  3分22秒
Core Ultra 5 235  2分32秒
Ryzen 5 8500G+RTX 4060 Ti  2分23秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒

 

 

3D Graphics Mark計測結果

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC 3D Graphics Mark時間計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。

今回のベンチマークはメモリ16GB1枚で計測しており、2枚の32GBにした場合は以下に紹介するスコアよりも全然高いスコアになると思います。(メモリが1枚のシングルチャンネルメモリだとグラフィック性能が大きく下がる為)

※レビュー機は増設禁止なので32GBで計測できませんでした

3D Graphics Markのスコアは3326と低いスコアでしたが、先述したように本機はシングルチャンネルメモリなので予想通りと言えば予想通りでした。メモリ2枚で計測すると、全然違うスコアになると思います。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5204
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen 7 8700G  4465
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core Ultra 5 235  3326
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Ryzen 7 5700GE  2938
Core i5-1335U  2686
Core i5-1340P  2542
Ryzen 3 7335U  2609
Core i7-14700  1047

 

 

Fire Strikeは低いスコア

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC Fire Strike計測結果

Fire Strikeは3511と、そんなに悪くないスコアでした。これもメモリ2枚でやるともっと高いスコアが出ます。

 

 

Mmemory Markは良いスコア

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-5600MHzで、メモリスロット4枚で最大64GBにできます。メモリ性能を測るMemory Markの結果は、メモリ1枚でも3050と平均よりも高いスコアでした。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3324
本機DDR5  3050
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2749
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

すごく速いシーケンシャル速度

HP ProDesk 4 Tower G1i Desktop PC シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 4.0 512GBで、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は6343MB/秒、ライト(書き込み速度)は4308MB/秒とビジネス用途でも快適に使える速度でした。

 

 

 

ライバル機種

 

ThinkCentre M75q Tiny Gen 5

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen 5(AMD) 正面Ryzen 8000GEシリーズ搭載で省電力ですがパワフルな機種です。ただし、Ryzen AIを搭載しているのはRyzen 7のみなので、最新スペックを楽しむなら価格がちょっと上がります。

CPU Ryzen 3 8300GE
Ryzen 3 PRO 8300GE
Ryzen 5 8500GE
Ryzen 5 PRO 8500GE
Ryzen 7 8700GE
Ryzen 7 PRO 8700GE
メモリ DDR5-5200 最大64GB
ストレージ SSD×2
LAN 無し/Wi-Fi 6
有線LAN イーサネット(RJ45)
重さ 最大1.25㎏
電源 65W/90W
保証 1年間オンサイト
価格 8.5万円~

レビュー

 

ProDesk 2 SFF G1i Desktop PC

HP ProDesk 2 SFF G1i Desktop PC 右斜め前から本機よりもスリムデスクトップで、一応エントリーモデルとなっていますが、最大でCore i7-14700が搭載できるので性能自体はすごく高かったです

CPU Core i5-14400
Core i7-14700
メモリ DDR5-5600 最大64GB
ストレージ SSD 最大512GB(+HDD増設可能)
グラフィックス 内蔵グラフィックス
OS Windows 11 Pro
LAN イーサネット
オーディオ Realtec 、内蔵スピーカー
オプティカルドライブ DVDライター
拡張スロット PCI Express4.0 x16 (ロープロファイル) × 1スロット(空1 )
PCI Express3.0 x1(ロープロファイル) ×1スロット(空1)
M.2 2280×1スロット(空0)
M.2 (for WLAN) ×1スロット(空1)
付属 マウス、キーボード
寸法(幅×奥行×高さ) 100 × 308 × 304mm
重さ 5.7kg
電源 180W
セキュリティ HP Wolf Security for business
標準保証 1年間
価格 11.5万円~

レビュー

 

ProDesk 2 Tower G1a Desktop AI PC

HP ProDesk 2 Tower G1a Desktop AI PC 左斜め前から本機の兄弟モデルで、AMD Ryzenが搭載しています。若干中身が違い、インテルモデルよりも低めの性能になっています。ただし、価格もすごく安いです

CPU Ryzen 5 8500G
Ryzen 7 8700G
メモリ DDR5-5600 最大64GB
ストレージ SSD 最大512GB
OS Windows 11 Home
LAN イーサネット
オプティカルドライブ DVDライター
付属 マウス、キーボード
重さ 6.1kg
電源 180W 80PLUS GOLD
価格 8.7万円~

レビュー

 

 

まとめ

良い点

・小型スリム筐体で設置に困らない
・メモリとストレージの増設が可能
・インターフェイスの数が多い
・DVDライター搭載
・キーボードとマウス付属

 

注意点

・HDDブラケットは付いていないので、HDDの増設をする場合は自分ですべてそろえる必要がある
・販売モデルはメモリ1枚のみなので、増設しないとグラフィック性能を引き出せない

 

総合評価

タワーと名前がついていますがスリムで省スペースデスクトップで、SSD2枚にHDDも最大2基搭載でき、そこそこ大きな容量になります。

CPU性能もすごく高く、計測したベンチマークはほとんど高スコアを付け、動画のレンダリング時間がかなり速かったのには驚きました。

本機は時々クリエイティブワークもするような人に合い、基本的に高負荷な作業を日々行う人に向いています。

 

 

公式サイト

 

パソコンガイド運営者の写真