HP OmniDesk(AMD)の実機レビュー

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普段使い用途にはもったいないくらい高い性能の、HP OmniDesk AMDのレビューです。

落ち着いた外観で、最初はビジネスPCと思ってレビューをしていたら、実は個人向けPCでした。また、性能もすごく高く、ビジネス用途で使えばいいのにって思うくらい良い機種でした。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはRyzen 7 8700G、メモリ32GB(16GB×2)、SSD 1TBになります。

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HP OmniDesk(AMD)のスペック

CPU Ryzen 5 8500G
Ryzen 7 8700G
メモリ DDR5-5200 16GB/32GB
ストレージ SSD PCIe 4.0 1TB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
OS Windows 11 Home
LAN Wi-Fi 6、ギガビットイーサネット
付属 キーボード、マウス
スピーカー なし
寸法(幅×奥行×高さ) 155 × 315 × 337mm
重さ 約5.77㎏
消費電力 280w 80PLUS Platinum
標準保証 1年間
価格 9.4万円~

 

パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 8000Gシリーズで、Ryzen 5 8500GかRyzen 7 8700Gが搭載でき、Ryzen 7は最大16 TOPSのNPU性能があります(Ryzen 5はAIなし)。

メモリはDDR5-5200MHzでメモリスロット2つになり、最大32GB(16GB×2枚)になります。ストレージはSSD PCIe 4.0で、1TBになります。空きM.2スロットがあったので、増設も可能です。

その他のスペックは、OSはWindows 11 Homeで、LANはWi-Fi 6に対応しギガビットイーサネットもあります。

インターフェイスは正面に多くあり、ヘッドフォン/マイクジャック、USB-A(5Gbps)が2つ、10Gbpsが2つ、USB Type-C(10Gbps/5Gbps)が1つずつあり、なぜだか公式サイトでは存在自体がないかのように言及されていませんが、リアにDisplayPort、HDMI、USBが4つ、RJ45があります。

この価格帯のPCで10Gbpsも3つあり、USBポートは計10個と多いですね。

しかも、本機はビジネスPCかと思っていたら個人向けPCですね。普段使い用PCとしては、十分すぎる性能です。

 

 

公式サイト

 

 

1年間無料サポート

HPのサポートと保証

1年間無料のサポートがあり、LINEサポートやLIVEサポート(コールセンター)、メールで対応しているので、設定や故障など何かあれば 安心して尋ねることができます。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。

 

 

高級感のある外観

HP OmniDesk(AMD) 正面

ホームユースデスクトップとしてはシックな見た目で、私は最初ビジネスPCかと思いました。質感も良く、安っぽくないです。

 

HP OmniDesk(AMD)と付属のマウスとキーボード

ワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードも付属しているので、モニターさえ持っていたらすぐに使い始めることができます。

 

HP OmniDesk(AMD) 付属のキーボード

キーボードは一般的なデスクトップ用キーボードで、メンブレンです。ないよりあったほうが良いですが、こだわりがある人はHP マウス&キーボードで別のキーボードを買った方が良いかもしれません。

 

HP OmniDesk(AMD) 付属のマウス

HP OmniDesk(AMD) 付属のマウスとUSBレシーバー

ワイヤレスマウスは普通の使い心地で特に良くも悪くもありませんが、筆者の様にマウスを包み込んで持つ人には使いにくいです。また。USBレシーバーがあるので、反応はすごく良いです。

 

ただし、マウスもキーボードも単4電池が必要です。。。。今時電池も珍しいですね。

 

HP OmniDesk(AMD) 右斜め前から

寸法は幅155ミリ、奥行き315ミリ、高さ337ミリのミニタワーで、机上に置いても下に置いても圧迫感がなく場所もあまりとりません。

 

左側面のみ通気口があります。

 

HP OmniDesk(AMD) 正面

インターフェスは豊富で、フロントにはこちらがあります。

  • ヘッドフォン/マイクジャック
  • USB-A 5Gbps
  • USB-A 10Gbps
  • USB Type-C 5Gbps
  • USB Type-C 10Gbps

 

HP OmniDesk(AMD) 背面

先述したように、公式サイトでは背面インターフェイスに触れられていないのですが、こちらがあります。

  • DisplayPort
  • HDMI
  • USB-A 2.0×4
  • RJ45

 

 

若干の拡張性あり

HP OmniDesk(AMD) 筐体内部

筐体内部はすっきりしており、コードもしっかりとまとめられていますね。

本機には若干の拡張性があります。

  • メモリスロット×2
  • M.2スロット空き×1
  • PCI Express Gen4 ×16
  • PCI Express Gen3 ×1

サポート対象外になりますが、16GBモデルを購入した人は自分で32GBに増設できるし、SSDも1つ、そしてビデオカードも搭載できますね。

 

 

 

高性能CPU搭載

HP OmniDesk(AMD) CPU-Z

本機にはRyzen 5 8500GかRyzen 7 8700Gが搭載し、レビュー機はRyzen 7になります。Ryzen 7にはRyzen AIが搭載し、最大16 TOPSの性能があります。(1秒間に16兆回の演算処理)

以下にてベンチマークをご紹介します。

 

HP OmniDesk(AMD) CPU Mark計測結果

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、計測結果は31933とかなり高い性能でした。

他のCPUとの比較です。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700  45599
Core i7-14700F  45035
Core i7-14700T  38482
Core i5-14600  35384
Core i5-14500  32674
Ryzen 7 8700G  31933
Core i5-14400  26584
Core i5-14400F  25906
Ryzen 5 8500G/別機種  21521
Core i3-14100  15414
Core i3-14100  14901
Ryzen 3 8300GE  14008
Core i3-14100T  12980

 

HP OmniDesk(AMD) Geekbench AI計測結果

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。

Single Precision(単精度)は4244と高く、Half Precision(半精度)も1899と良いスコア、Quantized(量子化スコア)は7345と全部良いスコアでした。

このベンチは最近取り始めたので、比較対象はノートパソコンになります(デスクトップの情報が少ないため)。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI MAX+ 395  5744
Ryzen 7 8700G  4244
Ryzen AI 9 HX 370  3624
Core Ultra 7 155H  3407
Ryzen AI 9 HX 375  3197
Core Ultra 5 125H  2758
Core Ultra 5 125U  2458
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 7 258V  2374
Ryzen 5 8640HS  2204
Snapdragon X Elite X1E-78-100  2058
Ryzen 5 7535U  1647
Ryzen 3 7335U  1133

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon X Elite X1E-78-100  2631
Ryzen AI MAX+ 395  2144
Ryzen 7 8700G  1899
Ryzen AI 9 HX 370  1537
Ryzen AI 9 HX 375  1432
Core Ultra 7 155H  1415
Core Ultra 7 258V  1255
Core Ultra 5 125H  1208
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI MAX+ 395  9699
Ryzen 7 8700G  7345
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6881
Ryzen AI 9 HX 370  6827
Ryzen AI 9 HX 375  6544
Core Ultra 7 155H  6372
Core Ultra 7 258V  4815
Core Ultra 5 125H  4475
Core Ultra 5 125U  3972
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

HP OmniDesk(AMD) Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア969、シングルコア108と高いスコアでした。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較 

Core i7-14700  1299
Ryzen AI 9 HX 370  1062
Ryzen 7 8700G  969
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  762
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Ryzen 5 8500G/別機種  657
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 5 125U  555
Core Ultra 7 258V  526
Core Ultra 7 155U  523
Apple M1  509
Core Ultra 7 258V  479
Core i7-1280P  433

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-14700  122
Core Ultra 7 258V  121
Ryzen AI 9 HX 370  115
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Ryzen 7 8700G  108
Snapdragon X Elite X1E-78-100 107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 5 8500G/別機種  106
Core Ultra 7 155H  105
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Core Ultra 7 155U  97
Ryzen 5 8640HS  95
Core Ultra 5 125U  94
Core i7-1280P  74

 

HP OmniDesk(AMD) PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は7398→ほぼハイスペック
  • Essentialは10852→通常用途やビデオ会議などはかなり快適にでできる
  • Productivityは10369→すごく快適に使える
  • Digital content creationは9766→かなり高い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI MAX+ 395  11401
Ryzen AI 9 HX 375  11132
Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen 7 8700G  10852
Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 7 155H  10173
Ryzen 7 7735HS  10193
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155U  9682
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9361
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 7 8700G  10369
Ryzen AI MAX+ 395  10278
Ryzen AI 9 HX 375  10147
Ryzen 5 8640HS  9349
Core Ultra 7 155U  9282
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 7 7735HS  9093
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8492
Core Ultra 7 155H  8374
Core Ultra 5 125U  8315
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI MAX+ 395  15567
Ryzen AI 9 HX 370  11536
Ryzen AI 9 HX 375  11124
Core Ultra 7 155H  10036
Ryzen 7 8700G  9766
Core Ultra 7 258V  9321
Ryzen 7 7735HS  8253
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Core Ultra 5 125U  7173
Ryzen 7 7735U  7159
Core Ultra 7 155U  7079
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636
Ryzen 5 5625U  5372
Ryzen 7 5700U  5282
Ryzen 3 7335U  4872

 

 

HP OmniDesk(AMD) 5分の4K動画レンダリング時間計測結果

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。3回計測した平均は2分8秒とかなり速かったです。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Core Ultra 7 258V  4分12秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Ryzen 5 8500G+RTX 4060 Ti  2分23秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Ryzen 7 8700G  2分8秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒
Core Ultra 7 265K+RTX 4060  1分30秒
Core Ultra 7 265K+RTX 4070 Ti Super 4060  1分29秒

 

 

そこそこ高いグラフィックス性能

HP OmniDesk(AMD) 3D Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。

3Dグラフィックス性能を測る3D Graphics Markのスコアは、7582と高い性能でした。

 

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI MAX+ 395  16313
Ryzen AI 9 HX 375  9224
Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 7 8700G  7582
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 7 155H  6040
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5204
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen 7 7735HS  5050
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Core Ultra 7 155U  3646
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981

 

 

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。

HP OmniDesk(AMD) Fire Strike計測結果

Fire Stikeは5513とそこそこのスコアでした。今までのCPU性能を見たらもっと高いスコアになると思っていたのですが、普通です。

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8065
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 125H  7904
Core Ultra 7 155H  7599
GTX 1650 Max-Q  6861
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen 7 8700G  5513
Ryzen 7 7735U  4645
Core Ultra 5 125U  4490
Snapdragon X Plus X1P-42-100  3599

 

2Dゲームのベンチマークで、ドラゴンクエスト10は11402と「快適」、FFXIV黄金のレガシーは4583で「普通」でした。

本機はある程度のグラフィック性能があるので簡単な画像編集や、SNS用の動画制作などできるほどで、軽いゲームならできるものもあると思います。

 

 

排熱性能

HP OmniDesk(AMD) 筐体内部

本機はCPUクーラーがあるだけで、そこまで高い排熱性能じゃなさそうですが、筐体内部もすっきりしておりグラボもないし、電源は280Wで80PLUS Platinumと品質が高いので大丈夫そうな気がします。

 

Cinebench 2024というCPU性能をフルで使うベンチマークを計測時のPC温度は37.8°と、すごく低いわけじゃないですが高くもないです。

騒音値は平均45dBで、ちょっと音がしますがめちゃくちゃうるさいわけじゃありません。一応、アプリは「静かなオフィス」くらいと表示しています。

 

 

その他の特徴

 

Wi-Fi 6+ギガビットイーサネット搭載

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps
IEEE802.11be
(Wi-Fi 7)
2.4/5/6GHz 46Gbps

現在最新の無線規格はWi-Fi 7ですが、本機は価格が安いけどスペックがしっかりしていることもあり、無線はWi-Fi 6とコスト削減のために犠牲になった感じです。

まぁ、有線があるので困ることはないですし、Wi-Fi 6は5GHzで接続ができるので心配ないと思います。

 

メモリ

HP OmniDesk(AMD) Memory Mark計測結果 - コピー

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-5200MHzで、レビュー機は32GBになります。メモリ性能を測るMemory Markの計測結果は3424と良いスコアでした。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

本機DDR5  3424
LPDDR5X平均  3324
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2749
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

ストレージ

HP OmniDesk(AMD) シーケンシャル速度計測結果 - コピー

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD 1TBで、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は5059MB/秒、ライト(書き込み速度)は3670MB/秒とどちらもすごく速いです。

 

 

まとめ

良い点

・高級感があり、落ち着いた外観
・CPU性能が高い
・メモリとSSDの増設可能(ただし、増設後のサポートはない)
・マウスとキーボード付属
・インターフェイスが豊富で、速度もなかなか良い

 

残念な点

・キーボードとマウスはおまけ的な品質

 

総合評価

用途
メールの送受信
Microsoft Office
オンライン会議
社用PCの遠隔操作
画像・動画編集 趣味程度なら〇
CAD/3DCAD 〇/小さなものなら〇
執筆
Webブラウジング
ゲーム △~×
オンライン講座

 

個人向けPCですが、外観も性能もビジネスPC並みで価格も9万円台と高くないです。

書斎にもリビングに置いても部屋と調和しやすいと思います。

普段使い用としてはもちろん、家で使うビジネスPCとして購入するのもありな性能ですね。

クオリティは高くないですがマウスもキーボードも付属しているので、これ1台購入するとすぐに使い始めることができるのも高評価です。

 

 

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