HP(ヒューレットパッカード)のOMENの最新機種で、筐体が30Lになります。
本機種の特徴は、ライトニングですね。筐体の左側面のパネルが透明で内部が見れる仕様になっており、メモリが光ったり、ファンが光ったりと妖しさ満点の筐体です。(笑)
グラボはRTX 2080 Super、もしくはRTX 2080Tiの性能が高いものが搭載なので、快適にプレイできないゲームはないでしょう。
こちらの割引クーポンもどうぞ。[広告]【提供:株式会社日本HP】 ・12/9まで最大50%オフのBlack Friday第2弾はこちらをどうぞ ・金土日月開催の週末セールはこちらをどうぞ。
Contents
OMEN 30L Desktop GT13-0000jpのレビュー
CPU | Intel core i7-10700KF Intel core i9-10900KF Intel core i9-10850K |
---|---|
メモリ | 32GB・64GB(Intel XMP対応・RGB) |
ストレージ | SSD 1TB+HDD 2TB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2080 Super NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti NVIDIA GeForce RTX 3080(追加されました!) NVIDIA GeForce RTX 3090(追加されました!) |
冷却方式 | 水冷クーラー RGB |
無線LAN | WiFi6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth5.0 |
有線 | 10/100/1000Mbps |
電源 | 750W(Platinum) |
寸法(幅・奥行・高さ) | 165x424x448㎜ |
重さ | 12.42㎏ |
サポート | Cafe de OMEN(OMENユーザー専用のゲーミングPC特化サポート)電話サポート、LINE・Twitterでのサポート |
保証 | 1年間 |
価格 | 28万5780円~ |
注)赤文字のRGBはライティング対応のもの(光ります)
30Lの筐体に所々LEDライティングで妖しく光るOMENは、見た目もかっこよく、性能も高いですね。上のスペック表で赤くRGBとなっているものは、LEDライトニングのものです。メモリが光るのって、かっこいいですよね。
CPUはInte core i7かi9が選べ、性能がかなり高く、最大クロック数を変えれるKシリーズになっています。本機種搭載CPUのコアはi7が8コア16スレッド、i9は10コア20スレッドのモンスターCPUになっています。
また、メモリもXMP対応なので、オーバークロックして性能を上げることが出来ます。しかも大容量の32GBか64GBです!ゲーミングで32GBも贅沢ですが、64GBなんてすごいですね。
ゲームで人が多く集まる様な場所に行っても、これだと快適にプレイできますね。
ストレージは大容量、SSD 1TB+HDD 2TBの構成になっています。ここ最近のゲーミングノートPCでは、SSDの容量も大きくなってきましたね。
そしてグラフィックスには、RTX 2080 SuperかRTX 2080Tiが搭載できます。できないゲームはほとんどないし、多くのゲームは快適にプレイできます。
こんなに性能が高いものだと温度上昇が気になりますが、冷却システムは水冷クーラーでCooler Masterになります。Cooler Masterは使っている人も多いし、評判もいいブランドです。
OMEN 30L Desktop GT13-0000jpの特徴
正面や右横から見ると、シンプルでスタイリッシュな筐体に見えますが、左側面を見ると筐体内部が見れるので「ゲーミングPC」って感じがしますね。
電源を入れたら、妖しいです。真っ暗な部屋でこれ使ったら、ゲームに没頭できるでしょうね。LEDライトニングは、色も変えることが出来ます。
寸法は幅165㎜、奥行き424㎜、そして高さが448㎜となり、若干コンパクトにまとまっていますね。
- 幅165㎜は、一万円札の長辺(16㎝)とほぼ同じ
- 奥行き424㎜は、500mlペットボトル2本分(42.4㎝)と同じ
- 高さ448㎜は、千円札(長辺15㎝)3枚分の高さ
机が広ければ、机上に置いても良さそうですね。
筐体はドアボタンを押すだけで簡単に内部にアクセスできる、ツールフリーになっています。メンテナンスやカスタマイズも楽にできますね。
盗難防止にドアボタン付近に盗難・持ち運び防止のロックケーブルホールがあるので、ロックしたらドアは開きません。
内部はきれいにまとまってて、エアフロ―も良さそうですね。冷却システムは水冷クーラーなので、温度の上昇も抑えやすいです。
筐体にはCooler Master製の120㎜ファンが前面・背面に付いています。
OMENではOMEN Commandcentreが使えるのですが、LEDライトニングを設定したり、以下の事などが出来ます。
<ネットワークブースター> | <ファンコントロール> |
<オーバークロック> | <LEDコントロール> |
- ネットワークブースター・・・例えばゲームに関連するトラフィックは有線ネットワーク、その他のトラフィックは無線からなどネットワークの割り当てが出来る
- ファンコントロール・・・ファンの速度を変えれる。ゲームをしない時はファン速度を下げて静かに使うことが出来る
- オーバークロック・・・CPUのオーバークロック設定が出来る
- LEDコントロール・・・ファン、シャーシ内部、CPU冷却装置、メモリ、グラボの最大6つのLEDライトニングの設定が出来る
CPU
Core i7-10700KF | Core i9-10850K | Core i9-10900KF | |
開発コード | Comet Lake | Comet Lake | Comet Lake |
製造プロセス | 14nm | 14nm | 14nm |
コア/スレッド | 8/16 | 10/20 | 10/20 |
ベースクロック | 3.8GHz | 3.6GHz | 3.7GHz |
ターボブースト時 | 5.1GHz | 5.2GHz | 5.3GHz |
キャッシュ | 16MB | 20MB | 20MB |
TDP | 125W | 125W | 125W |
(グラフをタップすると数値が表示されます)
[visualizer id=”12415″ lazy=”no” class=””]どちらも第10世代CPUで、市場に出回っているIntel製CPUでは最高クラスのCore i9 Kシリーズも選べます。
Core i7も性能がめちゃくちゃ高いですが、Core i9はスコア2万3000オーバーのモンスターCPUですね。
Core i7が8コア16スレッド、Core i9が10コア20スレッドとどちらもコア数がめちゃくちゃ多いので、快適に使うことが出来ますよ。
グラフィックス
RTX 2080 Super | RTX 3080 | RTX 2080 Ti | RTX 3090 | |
GPUアーキテクチャ | Turing | Ampere | Turing | Ampere |
CUDAコア | 3072 | 5888 | 4352 | 10496 |
レイトレーシングコア | 48 | 68(第2世代) | 68 | 82(第2世代) |
Tensorコア | 384(第2世代) | 272(第3世代) | 544(第2世代) | 328(第3世代) |
ベースクロック | 1650MHz | 1440MHz | 1350MHz | 1400MHz |
ブーストクロック | 1815MHz | 1710MHz | 1545MHz | 1710MHz |
メモリタイプ | GDDR6 | GDDR6X | GDDR6 | GDDR6X |
メモリ容量 | 8GB | 10GB | 11GB | 24GB |
メモリバス | 256bit | 320bit | 352bit | 384bit |
DLSS | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
TDP | 250W | 320W | 250W | 350W |
GeForce RTXシリーズは、リアルタイム・レイトレーシング対応なので、光の反射などの光の動きが現実世界の様にリアルに描写されます。「レイトレーシング」とは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する技術なんです。
GTXシリーズしか使ったことが無かったら、描写の違いに驚くと思います。
また、DLSSにも対応しており、画質を向上させながらフレームレートを1.5倍以上に上げるAIレンダリングになります。
ゲームベンチマークスコア
スコアの単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)で、60以上が「快適」にプレイできる目安です。スペックや状況により数値は変動するので、参考値として見てください。
RTX 2080 Superです。
[visualizer id=”12127″ lazy=”no” class=””]RTX 2080 Tiです。
[visualizer id=”12428″ lazy=”no” class=””]RTX 3080です。
[visualizer id=”12678″ lazy=”no” class=””]RTX 3090です。こちらは2K、4Kを視野に入れた設定ができますね。
[visualizer id=”12669″ lazy=”no” class=””]まぁ、ほとんどのゲームで高画質もしくは最高画質でプレイできますが、Arkなどの超重量級ゲームは画質を標準などに調整すれば問題なくできます。
メモリ
メモリはパソコンの作業台で、より大きなメモリはより大きなデータ、より多くのデータを同時に処理できます。
本機種搭載のメモリはHyperX FuryのDDR4-3200MHzで、32GB(16GBx2)か64GB(16GBx4)になります。
このメモリの特徴は何と言っても、ライトニングとIntel XMP(エクストリーム・メモリー・プロファイル/オーバークロック規格)に対応している所ですね。
このメモリ、光るんです。
何が良いか?って
かっこいい!これだけです。(笑)
メモリのオーバークロックとは、動作周波数を上げて処理させる方法で、メモリの周波数(本機種は3200MHz)が高いと処理速度が上がるので、実質高速表示が可能なんですね。例えば2400MHzのメモリより3200MHzのメモリは40%ほど速くデータ処理が出来ます。
オーバークロックするには、BIOSもしくはマザーボードのUEFIなどでメモリの動作設定を行う必要があります。ただし、HP公式ページでは、以下の様に注意書きがしてあります。
クロック周波数および/または電圧を変更すると、以下のことが生じる可能性があります。
システムの安定性の低下、システム、プロセッサー、その他のシステムコンポーネントの耐用年数の短縮。
プロセッサーおよびその他のシステムコンポーネントの障害。システムパフォーマンの低下。
さらなる発熱またはその他の損傷。(v) システムデータの完全性への影響。
HP およびイテルは、仕様を超えたプロセッサーの運用について、テストを実施しておらず、保証もしておりません。
HPおよびインテルは、業界標準の仕様を超えたその他のシステムコンポーネントの運用について、テストを実施しておらず、保証もしておりません。
HP およびインテルは、変更されたクロック周波数および/または電圧で使用した場合を含めて、プロセッサーおよびその他のシステム コンポーネントが特定の目的に適合するかについて責任を負いません。
簡単に言うと、「オーバークロック出来るメモリ搭載したけど、やって壊れても知らないからね」って感じですね(笑)
じゃあ、こんなの搭載しないでよって思いますが、それは置いといて、メモリは3200MHzと一般的に出回っているメモリで最高クラスなので、このままオーバークロックせずに使用しても全然速いです。
ストレージ
ストレージは、ゲーミングPC自作者界隈では有名なWestern DigitalのWD Blackで、M.2 PCle-NVMe SSD 1TB+HDD 2TBです。
ちなみにウエスタンデジタルは、サンディスクというSSDも販売している有名な会社を保有しています。
SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)はとにかく速いんです。最大データ転送速度が32Gbpsなのでデータ移動も速いし、パソコンの起動もかなり速いです。
OMEN 30L Desktopはデュアルストレージで大容量なので、多くのゲームをPC内に保存できますね。
WiFi6
次世代通信規格のWiFi6に対応しており、通信速度の理論値は9.6Gbpsとかなり速いです。
有線接続の方が安定しているし、高速ですが、部屋にLANケーブルが届かないという人もいるので、そういった場合は助かりますね。
電源
パソコンの電源には種類があり、それぞれ変換効率が異なります。変換効率が良いものは電気代も浮くし、正しいものを使っていたら負荷をかけないで十分な電力が供給できるので電源ユニットの寿命も延びます。
なぜゲーミングPCで(というかどのPCでも同じですが)電源が重要かと言うと、例えばマラソンに例えると、私たちも100%の力で走るより、50%の力で走ったほうが長く走れますよね?
パソコンも同じで、100%の力で電力を供給するより50%、60%で供給した方が長持ちするんですね。なので電源は重要なんです。
- 80PLUS BRONZE・・・82%~85%
- 80PLUS Silver・・・85~88%
- 80PLUS GOLD・・・87%~90%
- 80PLUS Platinum・・・90~92%
- 80PLUS Titanium・・・92~94%
%は電力の変換効率になり、電源はスタンダード(80%)を合わせた6種類になります。
OMEN 30L Desktopには、750W Platinum搭載なので675W~690Wの電力供給があります。本機種の消費電力をざっと計算したところ、最大で567Wでした。(Core i9・RTX 3090で計算。LEDライトやモニターへの出力は除外)
RTX 30シリーズ用に、もうちょっと大きめの電源があっても良かったかなと思います。
インターフェイス
筐体上部にUSB Type-A(5Gbps)が2つ、ヘッドフォン/マイク入力コンボが1つ、マイク入力ポートが1つに、電源ボタンがあります。
背面には、
- SuperSpeed USB Type-A x4(内2つ5Gbps)
- SuperSpeed USB Type-A 10Gbpsx2
- SuperSpeed USB Type-C 10Gbps
- HDMI2.0b
- Display Port
- USB Type-C(VirtualLink)
- Line出力x1、Line入力x1
- マイク入力x1
- セキュリティロックケーブル用ホール
また、RTX 2080 SuperはHDMIが3840x2160(60Hz)、RTX 2080 Tiは4096x2160(60Hz)の出力になります。FHD換算だと、リフレッシュレートは240Hzなので問題なく使えますね。
DPはともに7680x4320(60Hz)です。
まとめ
性能はぶっちぎりに高いし、妖しく光るライトニングもかっこいいですよね。性能的に、本格的にゲームをプレイしたい人や、重たいゲームも高リフレッシュレートでプレイしたい人向けですね。
RTX 30シリーズは2Kディスプレイでのプレイも視野に入るほどなので、今後長く使っていけそうですね。