HP EliteBook 1040 G11の実機レビュー

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これぞEliteBookといった機種で、ほぼ欠点がない機種です。

性能が高いのは当たり前ですが、筆者が本機で特に気に入ったのは「デフォルトで全モデルにHP Wolf Security、指紋センサーと顔認証、Evo Editionプラットフォーム認証」があることです。

通常あれはあるけどこれは無いなど自分で付け加えていくか、そのモデルを探して購入するのですが、本機はLTE/5G以外は込みこみになってるので、迷うことなく選びやすいです。

14インチで約1235gと軽量で、AI機能に使うNPUも搭載しており、すでに使いやすい機種ですが、NPU対応アプリがどんどん増えているので今後ますます使いやすくなります。

レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 155H、メモリ32GB、SSD 512GBになります。

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HP EliteBook 1040 G11のスペック

CPU Core Ultra 5 135U
Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
メモリ LPDDR5X 最大32GB
ストレージ SSD 最大512GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(14型) WUXGA UWVA HP Sure Viewあり
OS Windows 11 Pro
無線 Wi-Fi 6E、LTE/5Gあり
オーディオ Poly Studio クアッドスピーカー
生体認証 顔認証、指紋センサー
WEBカメラ 500万画素、IRカメラ
セキュリティ HP Wolf Security
寸法(幅×奥行×高さ) 313.9× 219.9 × 17.55㎜
重さ 1235g~
バッテリー(JEITA 3.0) 56Whr/68Whr
最大13.6時間
保証 1年間
価格 17.5万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUはCore Ultraシリーズ1で、NPUを搭載しているのでAIの処理能力は高く、全体的なパフォーマンスが高くなっています。

末尾がHのモデルはかなり高い性能で、グラフィックがIntel Arcになり、グラフィックボードのGTX 1650 Max-Qに近い性能になります。

Uのモデルは省電力モデルで、Hシリーズに比べてグラフィック性能は下がります。

メモリはLPDDR5X-7467MHzで、オンボード・最大32GBになります。大容量なので、重たい作業もしやすいです。

ストレージは高速データ転送速度があるM.2 SSDで、512GBが搭載です。シーケンシャル速度を見ると、最新のPCIe 4.0じゃなく3.0だと思います。

ディスプレイは画面アスペクト比が16:10と縦に長く、14インチでも15インチ並みの情報が表示されます。また、HP Sure Viewというのぞき見防止機能付きモデルもあり、カフェなど不特定多数の人が多い場所でPCを使う人には便利な機能です。

無線通信はWi-Fi 6Eに、4G LTEと5Gにも対応なので、どこででも安定した高速回線で使えます。

Webカメラは500万画素とかなり高画質で、指紋センサーと顔認証付き、Poly Studioのオーディオでスピーカーは4つと多く音も良いです。

重さはたったの1235gからと持ち運びがしやすいです。

インターフェイスは多くないですが筆者好みのスペックで、USB Type-Cが3つ(うち2つはThunderbolt 4対応)、そしてUSB-Aが1つ、HDMIにケーブルロック用スロットになります。

筆者好みと言ったのは、PCに差すケーブルってほぼすべてType-Cなのですが、時々USB-Aって必要ですよね?なので一般的なUSB-CもAも2個ずつと言うよりも、Type-Cが多い方が便利なんです。

全機種Evoプラットフォーム認証に準拠したハイスペック機種で、名実ともに使える機種です。

 

 

公式サイト

 

2025年のトレンドと比較

2025年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

NPU DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
Wi-Fi 6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ以上
Thunderbolt 4 生体認証 重量1.4㎏前後 バッテリー10時間以上

 

 

旧モデルとの比較

<左/本機種・右/EliteBook 1040 G10>

旧モデルのEliteBook 1040 G10との比較です(表のメモリ・SSD・バッテリーは最大値)

本機 旧モデル
CPU Core Ultra 5 135U
Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
Core i5-1335U/1345U
Core i7-1355U/1365U
メモリ LPDDR5X-7467 32GB DDR5-5200 64GB
ストレージ SSD 512GB SSD 512GB
ディスプレイ 14型 WUXGA UWVA
無線 Wi-Fi 6E、4G/5G Wi-Fi 6E、4G LTE
バッテリー 13.5時間 13.2時間(JEITA 2.0)
重量 1235g 1180g
寸法 313.9× 219.9 × 17.55㎜ 315.6 × 224.3 × 17.9㎜

変更点です。

・CPUがCore Ultraシリーズに
・メモリの周波数がアップしたが、オンボードで最大メモリ容量が下がった
・バッテリー駆動時間が伸びた
・55g増量
・ちょっとコンパクトになった
・全モデルEvo Editionプラットフォーム認証になった

それでは、本機の特徴をご紹介します。

 

 

Evo Editionプラットフォーム認証に準拠

HP Elitebook 1040 G11 Evo Editionプラットフォーム

本機は5世代めのEvoプラットフォーム認証に準拠している特別な機種です。

Evoは14世代CPUを搭載しているすべてのPCが準拠しているわけじゃなく、下記項目を満たす「ハイスペックなノートパソコン」のみがEvo認証を得ることが出来ます。

Evoプラットフォーム認証の主な要件は75を超え、Intel曰く「高性能、高速充電、長寿命バッテリー、即時起動、クラス最高の接続性、および最適なサイズと重量など、75 を超える項目について、妥協することない高い水準をクリアする必要がある」とのことです。

以下は要件の一部です。

  • Core Ultra 5/7/9搭載
  • アプリケーションを高速かつ高レスポンスで使える
  • 電源を問わずにレスポンスが良い事
  • フルHDで実利用10時間以上のバッテリー駆動時間
  • フルHD以上
  • 1.5秒以内でスリープから復帰
  • 生体認証/近接デバイス認証対応
  • 30分の充電で4時間以上駆動
  • 15㎜以下(iGPU)もしくは20㎜以下(dGPU)の厚さ
  • Wi-Fi 6E実装
  • Intel CPS(Connectivity Performance Suite)に対応
  • フルHD以上のWebカメラを搭載
  • 音声ノイズ抑制や背景ぼかしなどの機能
  • Windowsスタジオエフェクト対応
  • Thunderbolt 4搭載
  • EPEATR Silver以上などサステナブルであること
  • Intel Unisonのサポート

代々Evoプラットフォーム認証を受けた機種は数えるほどしかなく、特別な機種になります。

 

 

HP Wolf Security for business搭載可能

HP Wolf Security

セキュリティはHP Wolf Security for Businessが搭載可能で、包括的なセキュリティになっています。

  • HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
  • HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
  • HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
  • HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
  • HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
  • HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
  • ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
  • TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
  • Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる

「世界で一番安全なビジネスPC」と言っているだけありセキュリティは万全で、次項で紹介する東京生産ということもあり、安心して使えます。

 

 

日本でのサポート

HP Elitebookのサポート内容

HP ElitebookのElite Premiumサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金9:00-21:00、土9:00-17:00になります。一番うれしいのは、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。

保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。

  • 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
  • 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
  • アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応

保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。

また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。

 

 

HP Product Quality

HP独自のHP Total Test ProcessとMIL-STD 810Hテストをパスした耐久性 HP Elitebook

本機は12万時間の品質テストをクリアし、米軍の物資調達規格であるMIL-STD 810Gの19項目に適合と堅牢性の高い機種です。

持ち運びやオフィスでの使用にも、安心して使えます。

 

 

軽くて高級感のある筐体

HP Elitebook 1040 G11 正面

本機は14インチで1235gからと、一般的な14インチノートパソコンの1.4㎏よりも軽く、持ち運びが便利です。

ノートパソコンって50g違うと体感で全然違いが判るほどなので、今使っているPCが1.4㎏や1.5㎏だとすごく軽く感じます。

 

HP Elitebook 1040 G11 重さ計測

レビュー機はLTEモデルなので、+35gの1270gとなっています。

 

ベゼル幅は上約12.1ミリ、左右約5.1ミリとなかなかスリムです。

 

HP Elitebook 1040 G11 コンパクトな筐体

筐体は幅313.9ミリ、奥行き219.9ミリ、厚さ17.55ミリとすごくコンパクトで、ビジネスバッグにもすっぽり入ると思います。

筐体の角がちょっと丸いラウンドエッジが今まで主流でしたが、2024年末くらいから本機のようなシャープなデザインが増えてきたと思います。

 

HP Elitebook 1040 G11 横から

厚さは17.55ミリと薄いわけじゃないですが、厚くもないです。

 

HP Elitebook 1040 G11 左斜め前から

また、サステナビリティを意識した機種で、天板の90%はリサイクルされたマグネシウムを使用し、キートップの50%は廃棄されたDVDを、そして外箱とクッションは100%サステナブル素材を使用しています。

マグネシウムは剛性が高く、毎日の持ち運びも安心です。

 

HP Elitebook 1040 G11 ヒンジのロゴ

Elitebookは名前からもわかるように上位モデルで、ヒンジ部分にも「ELITEBOOK」とロゴがあります。上位モデルは洗練された外観に、こだわりもありますね。

 

HP Elitebook 1040 G11 後ろから撮影

マグネシウムはアルミとはちょっと違った手触りで、つるつるしているアルミに対し、ざらついているというかつるつるじゃなくメタル感も低いです。人間味を感じる手触りと言うか、好きな人は多いと思います。

 

HP Elitebook 1040 G11 リフトアップヒンジ

本機はディスプレイを開くと、ディスプレイ下部が机に当たりキーボード面を押し上げるリフトアップヒンジになっています。

キーボードに若干ですが傾斜が付くので、少しタイピングしやすくなります。

 

HP Elitebook 1040 G11 リフトアップヒンジ

ズームした写真です。

 

HP Elitebook 1040 G11 180度開くディスプレイ

ディスプレイは180°開くので、床に座って作業をするようなエンジニアにも使いやすいです。

 

HP Elitebook 1040 G11 底面カバー

天板のネジは少なく、排気口は幅広いです。

 

 

NPU搭載CPU

HP Elitebook 1040 G11 CPU-Z

Core Ultra 7 155H Core Ultra 5
125H/135U
製造プロセス Intel 4(7nm)
P/E/LPコア 6/8/2 4/8/2
2/8/2
スレッド 22 18/14
キャッシュ 24MB 18/12MB
Pコア最大クロック 4.8GHz 4.5/4.4GHz
Eコア最大クロック 3.8GHz 3.6GHz
Xコア 8 7/4
ベースパワー 28W
マックスパワー 115W

 

CPUは今までのようにPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)も搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。

また、Intel Core Ultraシリーズ1からLP Eコアという低消費電力コアも搭載しており、よりバッテリーが長持ちしやすくなっています。

AI専用のプロセッサーであるNPUを搭載しているので、AIコアに対応したアプリがどんどん増えてきており、少しずつですがNPUがあると毎日の作業が楽になってきます。

また、Core Ultra 5 135Uは省電力モデルですが、この中で唯一vProに対応しています。多くのPCを管理する人であれば、こちらが使いやすいかもしれません。

 

HP Elitebook 1040 G11 CPU Markスコア計測結果

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、Core Ultra 7 155Hは28435とかなり高性能でした。

他のCPUとの比較です。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  35370
Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Core Ultra 7 155H/本機  28435
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H/平均値  24271
Snapdragon X Elite X1E-78-100  22886
Core Ultra 5 125H/別機種  20071
Core Ultra 5 125U  19976
Core Ultra 7 258V  19935
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core 5 120U  17292
Core 7 150U  16900
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140

 

HP EliteBook 1040 G11 Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能計測結果

Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。

Single Precision(単精度)は3324と過去最高、Half Precision(半精度)も1334と過去最高、Quantized(量子化スコア)も5850と過去最高でした。(すべて過去最高とは言え、2024年12月から始めた新しいベンチマークなのでデータが少ないです)

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 155H  3324
Core Ultra 5 125H/別機種  2758
Core Ultra 5 125U  2458
Core i7-1260P  2405
Core Ultra 7 258V  2374
Ryzen 5 8640HS  2204
Ryzen 5 7535U  1647
Ryzen 3 7335U  1133

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 155H  1334
Core Ultra 7 258V  1255
Core Ultra 5 125H/別機種  1208
Ryzen 5 8640HS  1063
Core Ultra 5 125U  1042
Core i7-1260P  988
Ryzen 5 7535U  808
Ryzen 3 7335U  649

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 155H  5850
Core Ultra 7 258V  4815
Core Ultra 5 125H/別機種  4475
Core Ultra 5 125U  3972
Ryzen 5 8640HS  3923
Core i7-1260P  3424
Ryzen 5 7535U  2290
Ryzen 3 7335U  1629

 

HP Elitebook 1040 G11 Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。計測結果はマルチコア784、シングルコア92と、マルチコアはApple M1 Max並みに高い性能でしたが、シングルコアはすごく低かったです。

他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較 

Ryzen AI 9 HX 370  1062
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Core Ultra 7 155H  784
Snapdragon X Plus X1P-42-100  702
Core Ultra 5 125H/別機種  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  526
Apple M1  509
Core Ultra 7 258V  479
Core Ultra 5 125U  475
Core i7-1280P  433

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  121
Ryzen AI 9 HX 370  115
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100 107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H/別機種  100
Ryzen 5 8640HS  95
Core Ultra 5 125U  94
Core Ultra 7 155H  92
Core i7-1280P  74

 

HP Elitebook 1040 G11 PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

 

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック(主にグラボ搭載機種)
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は6649→ミドルハイクラス
  • Essentialは9600→通常用途やビデオ会議などはかなり快適にでできる
  • Productivityは8182→かなり快適に使える
  • Digital content creationは10158→かなり高い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 5 125U  9782
Core Ultra 5 125H/別機種  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core Ultra 7 155H  9600
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9361
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 5 8640HS  9349
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8492
Ryzen 3 5425U  8193
Core Ultra 7 155H  8182
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H/別機種  7892
Core Ultra 5 125U  7574
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 155H  10158
Core Ultra 7 258V  9321
Core Ultra 5 125H/別機種  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 7735U  7159
Core Ultra 5 125U  7136
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875
Ryzen 5 7535U  5851
Ryzen 5 PRO 6650U  5636
Ryzen 5 5625U  5372
Ryzen 7 5700U  5282
Ryzen 3 7335U  4872
Core i5-1235U  4716

 

HP Elitebook 1040 G11 4K動画レンダリング時間計測結果

5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。3回計測し、平均は4分5秒でした。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H/別機種  4分14秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Core Ultra 7 155H  4分5秒
Core Ultra 5 125U  3分55秒
Core Ultra 7 258V  3分47秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒

 

 

グラボ並みのグラフィックス性能

HP Elitebook 1040 G11 3D Graphics Markスコア計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。3D Graphics Markのスコアは6194と、高い性能でした。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Core Ultra 7 155H  6195
Ryzen 5 8640HS  6065
Core Ultra 5 125H/別機種  5507
Core Ultra 7 258V  5204
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen 5 7535U  4127
Core Ultra 5 125U  4045
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Core i5-1335U  2686
Core i5-1340P  2542
Ryzen 3 7335U  2609

 

 

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。

HP Elitebook 1040 G11 Steel namad Light計測結果HP Elitebook 1040 G11 Wild Life計測結果HP Elitebook 1040 G11 Fire Strike計測結果 HP Elitebook 1040 G11 Night Raid計測結果

Steel Nomad Lightは3238、Wild Lifeは25702、Fire Stikeは8846、そしてNight Raidは29661と、全項目でGTX 1650 Max-Qのスコアを上回りました。

Steel Noamd LightWild LifeFire StrikeNight Raid

Steel Nomad Liteは、DirectX 12 Ultimateの性能をテストし、レイトレーシングを使用しない中量級ゲームを想定したベンチマークです。スマホなどの他のデバイスとスコアを比較できる、クロスプラットフォームです

Steel Nomad

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  4902
Ryzen AI 9 HX 370  3507
Core Ultra 7 155H  3238
Core Ultra 7 258V  3182
GTX 1650 Max-Q  2819
Core Ultra 5 125H/別機種  2472
Core Ultra 5 125U  1719
Ryzen 7 7735U  1437
Snapdragon X Plus X1P-42-100  1139
Wild Lifeはクロスプラットフォームのベンチマークで、レイトレーシングを使用しない軽めのゲームを想定したベンチマークで、PCやタブレット、スマホなどとスコアの比較ができます。

Wild Life

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050 Ti  29016
Core Ultra 7 258V  26545
Core Ultra 7 155H  25702
GTX 1650 Ti  23752
Core Ultra 5 125H/別機種  23037
Ryzen AI 9 HX 370  22702
GTX 1650 Max-Q  16974
Ryzen 7 8845HS  16368
Core Ultra 5 125U  14404
Ryzen 5 8640HS  13987
Snapdragon X Plus X1P-42-100  11404
DirectX 11で動作するFire Strikeのスコアです。

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 155H  8846
Core Ultra 7 258V  8065
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 125H/別機種  7904
GTX 1650 Max-Q  6861
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen 7 7735U  4645
Core Ultra 5 125U  4490
Snapdragon X Plus X1P-42-100  3599
Night RaidはDirectX 12のベンチマークで、グラフィックボードがない機種の性能を測ります。

Night Raid

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4050  43397
RTX 3050  39341
RTX 3050 Ti  34440
Ryzen AI 9 HX 370  33378
Core Ultra 7 258V  31046
Core Ultra 7 155H  29661
GTX 1650 Ti  27333
Core Ultra 5 125H/別機種  26261
GTX 1650 Max-Q  20322
Core Ultra 5 125U  19246
Ryzen 7 7735U  17539
Snapdragon X Plus X1P-42-100  16232

 

 

次はゲームのベンチマークで、ドラゴンクエスト10は20024で「すごく快適」、FFXIV黄金のレガシーは8404で「普通」でした。計測はどちらもFHD・標準品質モードです。

ドラクエXFFXIV

ドラクエX FHD画質

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 155H  20024
Core Ultra 7 258V  17353
Core Ultra 5 125H  17314
Ryzen AI 9 HX 370  17266
Core Ultra 5 125U  14027
Ryzen 5 5625U  10747
Ryzen 7 5700U  10370
Ryzen 3 5345U  9348
Ryzen 7 7730U  9033
Ryzen 5 7530U  8994
Ryzen 5 8640HS  8954
Ryzen 5 PRO 6650U  7949
Ryzen 7 7735U  7291
Core i7-1355U  6213
Core i5-1335U  5150

FFXIV 標準品質

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  9391
Core Ultra 7 155H  8404
Core Ultra 5 125H  7547
Ryzen AI 9 HX 370  7187
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6556
Ryzen 5 8640HS  5470
Core Ultra 5 125U  5372
Ryzen 7 8845HS  5345
Snapdragon X Plus X1P-42-100  4794
Ryzen 7 7735U  4398
Ryzen 3 7335U  2051

 

500万画素WEBカメラ

<画像左はプライバシーシャッターを閉じた状態>

Webカメラは超高画質の500万画素で、内蔵Webカメラとしては最高峰の品質です。一般的なPCにはHD解像度(約92万画素)、ビジネスPCにはFHD解像度(約200万画素)が搭載していますが、本機は倍以上の500万画素です。

Web会議やビデオ通話はもちろん、オンラインレッスンの講師など仕事で使う人にも使えます。

 

 

HP OmniBook X 14-fe Windowsスタジオエフェクト

そしてNPU搭載機種なのでWindows Studio effectが使え、自動フレーミングやポートレートライト、アイコンタクト、背景のぼかし、そしてクリエイティブフィルターなど、面倒なWeb会議がほんの少し楽になります。

マイクはPoly Studioによるオーディオチューニングされたマイクで、AIベースのノイズリダクションやPCから3メートル以内の音声の明瞭さを最適化してくれます。

後ほど動画に上げますが、4つのスピーカーを搭載し、音質は良くハイもミドルもしっかりと効いており、音量もそこそこ大きいです。

顔認証に対応しておりサインインは一瞬、そしてカメラシャッターもあるので、カメラを使わないときは閉じておくと安心です。

 

 

生体認証が2つ!

全モデルに電源統合型の指紋センサーと、顔認証があります。通常はゼロタッチの顔認証でサインインすることが多いと思いますが、暗いところやカメラが汚れてるなどでうまく動作しないことがあるので、そういった時に指紋センサーもあると便利ですね。

 

 

LTE/5G、そしてeSIMもあり

HP Elitebook 1040 G11 LTEと5G対応

LTEと5Gは全モデルじゃなく、Core Ultra 5 125HはHP 4000 4G LTE-Advance Proが、Core Ultra 7 155HにはIntel 5G Solution 5000が搭載しているモデルもあります。

また、法人限定でeSIMのLTEか5Gをau回線で無制限で使えます。しかも、価格はPC代金に含まれているので追加料金はありません。

 

 

画面アスペクト比16:10のディスプレイ

HP Elitebook 1040 G11 正面

ディスプレイは通常の画面アスペクト比の16:9よりも縦に長い16:10で、14インチでも15インチ並みの情報が表示されます。一目でより多くの情報が見て取れるので、スクロールする回数も減ります。

 

14インチ16:9よりもより縦に情報量が増えており、より見やすくなっています。15.6インチほどはないですが、15インチ以上はあります。

 

HP Elitebook 1040 G11 左斜め前から

解像度はFHDよりも縦に120ドット長いWUXGA(1920×1200ドット)で、液晶はウルトラ・ワイド・ビューイング・アングルで視野角が広いです。

 

本機は色域も広く、右のsRGB 100%のディスプレイと比べてもしっかりと色を描写できています。スペックも高いので、画像編集や動画編集にも向いた機種です。

コントラスト比も高く、良いディスプレイだと思います。

 

これは黒と白の描写具合を確認する比較画像で、本機は意外にも黒がしっかりと描写されています。ただし、煙の描写が全然できていません。

これは、本機がのぞき見防止機能のSure View Reflectモデルなので、機能をオフにしていても若干暗いためです。

一応輝度は400ニトとなっていますが、300ニトくらいなイメージです。

こちらは輝度の目安です。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

HP Sure Viewという「のぞき見防止機能」付モデルもあり、ボタン1つで輝度を落としのぞき見を防ぎます。これ、久しぶりに触ったのですが、すっごく性能がアップしており、ちょっと横から見ても真っ暗ですね。

ただし、Sure ViewをONにすると、正面から見てもディスプレイが若干暗くなります。

 

 

その他の特徴

 

キーボード

HP Elitebook 1040 G11 キーボード

キーボードはバックライト付きで、キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は19.0×19.0㎜とほぼフルサイズ。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は実測1.1ミリ(公称値1.3ミリ)と浅い方ですが、ここ1年以内に触ったHPのノートパソコンで、一番良かったキーボードかなと思います。

主要キーは大きく、小さくなることが多いEnter周りも大きなキーなので使いやすいですが、最下部のキーは細長く主要キーと間隔が違うので慣れが必要かもしれません。また、カーソルキーはすべて小さいです。

 

HP Elitebook 1040 G11 Copilotキー

もちろんCopilotキーもあるので、検索せずにすぐに欲しい回答が得られることが多いです。私はサイトの不具合などがでたら、HTMLやCSSなどを聞くことが多いです。

 

排熱性能

HP Elitebook 1040 G11 底面カバー

通気口はメッシュ状でゴミやほこりも入り込みにくく、幅広いです。

 

HP Elitebook 1040 G11 Cinebench 2024

CPUの性能をフルで使うCinebench 2024と言うベンチマークを実行時の、PC表面温度と騒音値を計測しました。本当はCPU温度も計測したかったのですが、計測アプリが動きませんでした。

 

HP Elitebook 1040 G11 Cinebench 2024実行時のPC表面温度

PC表面温度は40.5度と、ちょっと高めでした。キーボード上部がほんのり温かかったです。

 

HP Elitebook 1040 G11 Cinebench 2024実行時の騒音値

同じく、この時の騒音値は平均36.5dBでファンの音ははっきりと聞こえますが、うるさいというわけじゃありません。

 

 

メモリ

HP Elitebook 1040 G11 Memory Markスコア計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリは最新のLPDDR5X-7467MHzで、オンボードメモリ32GBになります。メモリ性能を測るMemory Markの結果は2815と、LPDDR5にしては遅かったですが悪くないです。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

LPDDR5X平均  3324
本機種LPDDR5  2815
DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2749
LPDDR4X-4266MHz平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

ストレージ

HP Elitebook 1040 G11 シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD 256GBで、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は3597MB/秒、ライト(書き込み速度)は252MB/秒と普通の速度でした。ただし、これだけあればビジネス用途でも快適に使えます。

 

起動時間を計測しました。5回計測した平均は21.8秒と遅かったです。

1回目 22秒
2回目 22秒
3回目 22秒
4回目 21秒
5回目 22秒
平均 21.8秒

 

 

Wi-Fi 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
インテルWireless-AC 9560 2×2(Wi-Fi 5) 2.4/5GHz 1.7Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

 

 

バッテリー駆動時間

バッテリーは3セル・56Whrか68Whrと大きく、JEITA 3.0測定で約13.6時間の動画再生時間になります。バッテリー駆動時間は長いので、安心して持ち運べます。

また、急速充電に対応しており、急な外出予定が入ってもサクッと

 

 

インターフェイス

インターフェイスは多くないですが筆者好みのスペックで、USB Type-Cが3つ(うち2つはThunderbolt 4対応。3つすべてPowerdeliveryよDisplayport機能付き)、そしてUSB-Aが1つ、HDMIにケーブルロック用スロットになります。

先述したように、PCに差すケーブルってほぼすべてType-Cなのですが、時々USB-Aって必要ですよね?なので一般的なUSB-CもAも2個ずつと言うよりも、Type-Cが多い方が便利なんです。

 

HP Elitebook 1040 G11 右側面インターフェイス

右側面はnanoSIMスロット、USB Type-C(10Gbps)、USB(5Gbps)、そして ナノセキュリティロックケーブル用スロットです。

 

HP Elitebook 1040 G11 左側面インターフェイス

左側面はHDMIにThunderbolt 4が2つ、マイク/ヘッドフォンジャック、そしてThunderbolt 4にはこういった機能・性能があります。

  • Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
  • 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
  • PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
  • 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
  • 8K出力にも対応

 

 

ライバル機種

本機は軽いしコスパが良いのでライバル機種を見つけるのが大変で、正直言うと同じElitebookからライバルになれるような機種はありませんでした。

だって、本機は13.3インチのElitebook 830 G11よりも軽いし安い、そしてスペックも高いんです。

全然重たいですが、価格が安いLenovo ThinkPad E14 Gen 6(11.9万円~/1.42㎏/同じCPU採用)とかがライバルと言うか、候補になるかなと思います。

 

 

まとめ

この機種のいいところは、全モデルに「Wolf Security、顔認証と指紋センサー、Evoプラットフォーム認証」があることだと思います。

通常、このモデルはこれがあるけどあれがない、これは別途追加しないといけないなどが多いのですが、本機はデフォルトでシンプルに全部込みこみになっているので、購入時に迷うことが少ないと思います。

 

良い点

・小型超軽量で持ち運びがしやすい
・マグネシウム素材で耐久性も高く・傷もつきにくい
・Evoプラットフォームで性能が高い
・NPU搭載CPUで性能が高い
・グラフィック性能はGTX 1650 Max-Q並み
・画面比が16:10で、14型でも15インチ並みの情報が表示される
・Wi-Fi 6EとLTE/5G対応
・タイピングしやすい
・顔認証、指紋センサーあり
・WEBカメラが500万画素と高画質
・HP Wolf Security搭載で堅牢性が高い
・Thunderbolt 4が2つ搭載(USB Type-Cが3つ)
・LTEと5Gにも対応・eSIMあり

 

残念な点

・このスペックなのに起動時間が20秒ほどだった。(個人的に15秒以下を予想していました)
・Sure Viewモデルは若干輝度が低い

 

総合評価

14インチで1235gと軽く、マグネシウム筐体で耐久性も高く見た目もおしゃれで、安心して持ち運びができる機種です。また、Evoプラットフォーム認証なのでスリープからの復帰も速く、ストレスフリーで使うことができますね。

また、NPUが搭載しているので、今すぐ劇的に変わるわけじゃないですが、いろんなアプリが少しずつ使いやすくなっています。

WEBカメラは500万画素と超高解像度で高機能と、会議はもちろん、オンラインレッスンの講師にも十分なスペックです。

ここ半年ほどでレビューをしたHPノートパソコンで、総合的にみて一番私好みの機種だと思います。

持ち運びが多いビジネスパーソンに、すごくお勧めしたい機種です。

 

 

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