HP EliteDesk 8 Mini G1i Desktop PCのレビューです。
全体的にミドルクラスの性能を持つ小型PCで、レビュー機はCore Ultra 7 265Tでしたが最高でCore Ultra 9 285Tも搭載でき、ハイエンドPCと呼べるほどの実力があります。
小型なので設置場所を選ばないのでいろいろなシチュエーションにも対応でき、企業はもちろん、個人としても使いやすい機種です。また、インターフェイスは豊富で、メモリとストレージの増設もできるので長く使えるPCです。
レビュー機はメーカーからお借りしており、スペックはCore Ultra 7 265T、メモリDDR5-5600MHz 32GB(16GB×2)、SSD PCIe 4.0 512GBになります。
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Contents
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EliteDesk 8 Mini G1i Desktop PCのスペックと特徴
| CPU | Core Ultra 5 225T/235T Core Ultra 7 265T Core Ultra 9 285T |
|---|---|
| メモリ | DDR5-5600 最大64GB |
| ストレージ | SSD×2 |
| グラフィックス | 内蔵グラフィックス |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| LAN | イーサネット なし、Wi-Fi 6E、Wi-Fi 7 |
| オーディオ | Realtek 、内蔵スピーカー |
| 拡張スロット | M.2 PCIe ×1 M.2 PCIe ×4×2スロット |
| 付属 | マウス、キーボード |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | 177 × 181 × 34mm |
| 重さ | 1.42kg |
| 電源 | 120W (89%) |
| 標準保証 | 1年間(オンサイト) |
| 価格 | 16.1万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳である低消費電力のTシリーズを搭載し、全モデル最大13 TOPSのNPUがあり、最大で24コア24スレッドのCore Ultra 9 285Tが搭載可能です。
メモリはDDR5-5600でメモリスロットが2つ・最大64GBと大きく、ストレージはSSD PCIe 4.0で最大で2枚搭載できます。
LANは1ギガビットイーサネットが搭載で、無線はなしかWi-Fi 6E、そしてWi-Fi 7が選択可能、OSはWindows 11 HomeかProで、電源は120Wとなっています。
インターフェイスは豊富で高品質で、Thunderbolt 4が1つ搭載しオプションでもう1つ追加可能、USB-Aは10Gbpsが4つ、RJ45、マイク/ヘッドフォンジャック、そして映像出力ポートも充実しており、最大4画面に対応しています。
小さな筐体ですがスペックも高くでき、ポートも豊富で使いやすい機種です。
メモリとSSDの増設方法と内部構造
筐体内部にアクセスするには、背面のネジをゆるめて、カバーを外せばOKです。ドライバーなどは必要ありません。
本機はメモリとストレージの増設が可能で、メモリは2スロット最大64GB、ストレージはSSDが2枚搭載できます。
<メモリスロットはファンを外してアクセス>
2つのメモリスロットはファンの下にあり、最大64GBまで増設できます。レビュー機は16GB×2枚です。
M.2スロットは2つあり、ヒートシンクも張られていました。
増設アイテムはこちらです。メモリはデスクトップ用じゃなくノートパソコン用のSoDimmになります。
64GB(32GB×2)にしたい時は、なぜだかDDR5-6400のメモリが販売しておらずDDR5-4800のみ見つけることができました。
小型筐体なのでこれ以外はほとんど触れるところはありません。
片手サイズの超小型PC
本機は片手で楽々持てるほど小さく、置き場所に困ることはまずありません。昔行ってたコーワーキングスペースで、こういった小さなPCを持ってきてる人いましたね。
理由としては、ノートパソコンよりも拡張性があるのでより高い性能にしやすいからですね。
正面です。本機は質感も良く、しっかりとした筐体です。
寸法は幅177ミリ、奥行き181ミリ、高さ34ミリで、ミニPCよりちょっと大きいサイズです。モニターの裏に設置したりもできるし、デジタルサイネージやキオスク端末など、設置場所が限られる組み込み端末への活用など、幅広く使えます。
左右側面には通気口はありません。
背面です。
スタンドも付属しているようで、縦置きでも使えます。スタンドは結構しっかりしていますが、ケーブルの抜き差しをするときは、もう一方の手で筐体を押さえたほうがいいです。
内蔵スピーカーも搭載しており、ミニPCにしては実用的な音でした。
インターフェイスは豊富で高品質で、フロントにはUSB Type-C 10Gbps、USB-A 10Gbpsが2つ、マイク/ヘッドフォンジャックになります。
背面にはHDMIが1つ、Displayportが2つ、USB-A 10Gbpsが2つ、Thunderbolt 4、そしてRJ45になり、真ん中にあるHDMIはVGAかThunderbolt 4も選べます。
排熱性能
筐体にはファンが1つあります。ACアダプタは120Wで低消費電力CPUが搭載しているので、排熱性能は十分だと思います。
CPUの性能を100%フルで使うCinebench 2024と言うベンチマークを実行時に、PC背面温度と騒音値を計測しました。
温度は40.6度と温かいですが低めの温度で、騒音値は平均42dBと静かでした。
ただし、一般的な使い方でCPUを100%使うことはほぼないので、こんな温度や騒音を聞くことは少ないと思います。
付属キーボードとマウスの使用感
キーボードはUSB 320K、マウスはUSB 320Mが付属しており、どちらもUSB接続です。
キーピッチは18.4ミリ×18.3ミリ、キーストロークは1.5ミリと、付属のものにしてはなかなか使いやすいキーボードでした。
Copilotキーもあるので、便利ですよね。
マウスは至って普通です。
どちらも有線接続なのでデスク上が散らかって見えやすいですが、こだわりがなければ十分に使えます。
HP Wolf Security for business搭載・法人向けセキュリティ機能
セキュリティはHP Wolf Security for Businessが搭載可能で、包括的なセキュリティになっています。
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere Gen6・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリ
- HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
- ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
「世界で一番安全なビジネスPC」と言っているだけありセキュリティは万全で、次項で紹介する東京生産ということもあり、安心して使えます。
HP Elite Premiumサポートの内容と保証
HP ElitebookのElite Premiumサポートは、電話・チャット、メール・LINEなどでやっており、対応時間は月-金8:00-21:00、土8:00-17:30になります。一番うれしいのは、電話した時に「その件でしたらこちらの部署におかけ直しください」と言う定番の文句が出てこないことですね。たらいまわしを回避し、1つの窓口で対応してくれます。また、サポートは国内になります。
保証は1年間引き取り修理が付いており、最長4年に延長ができます。また、オンサイト修理という保証にもアップグレードできます。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理/オンサイト修理・・・家や事務所に来てその場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
- アクシデントサポート・・・標準保証ではカバーされない水濡れや落下破損、盗難などに対応
保守拠点は国内に420か所以上あるので、修理も速いです。
また、他にも有料サポートが多くあるので、公式サイトを確認してみてください。
MIL-STD-810H準拠:堅牢性と耐久性
本機はHP独自の12万時間のテストに加え、米軍の物資調達企画であるMIL-STD 810Hの18項目に適合と堅牢性の高い機種です。
最高でWi-Fi 7+1ギガビットイーサネットで高速安定通信が可能
| 対応周波数 | 速度 | |
| IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
| IEEE802.11be (Wi-Fi 7) |
2.4/5/6GHz | 46Gbps |
無線は「なし」、「Wi-Fi 6E」、「Wi-Fi 7」が選べ、Wi-Fi 7は現在主流のWi-Fi 6の約5倍、低価格モデルのPCに採用されるWi-Fi 5の約13倍の最大通信速度があります。また、理論上16本のストリームになり、今まで以上に多くのデバイス(理論上2倍)を接続して快適に使えます。
6GHzで最大320MHzのチャンネル幅があり、Wi-Fi 6E(最大160MHz)の2倍の帯域幅になります。
また、1ギガビットイーサネットも搭載しているので、無線でも有線でもサクサク使えます。
各種ベンチマーク結果と性能評価
本機には4種類のCPUがあり、デスクトップ用の低消費電力CPUになります。
- Core Ultra 5 225T(10コア10スレッド)
- Core Ultra 5 235T(10コア10スレッド)
- Core Ultra 7 265T(20コア20スレッド)←レビュー機に搭載
- Core Ultra 9 285T(24コア24スレッド)
225Tと235Tは似ていますが、235Tの方が最大クロックが高く、キャッシュも多いです。
各種ベンチマークをご紹介します。結果を先に言うと、CPUの総合性能はすごく高く、AI性能も高め、ビジネス用途として問題なく使えると思います。グラフィック性能は高くないですが平均的な性能で、簡単な画像編集なども可能。動画の書き出し時間はすごく速く、マルチコアとシングルコア性能はどちらも高い方なので、切り貼り・字幕付けなどの簡単な動画編集も可能です。
CPU Mark計測結果
こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、35813とすごく良いスコアでした。
下の表はスコアの比較です。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ストレスを感じることはほぼ無い
- 15000~・ビジネス用途でもがっつり使える
- 18000~・ゲーミングPCなどのハイスペックPCに搭載される
- 20000~・専門的な機種に搭載されることが多い
CPU Markスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core i7-13700 | |
|---|---|
| Core i7-14700T | |
| Core i7-14700 | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Core i5-14600 | |
| Core i5-13600 | |
| Core i5-14500 | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Core i5-14600T | |
| Core i5-14400 | |
| Core i5-13400 | |
| Core i5-14400T | |
| Core i5-14500T | |
| Core i5-13500T | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 5 8500G | |
| Core i5-13400T | |
| Core i3-14100 | |
| Core i3-14100T |
Geekbench AIでAI性能を計測
Geekbench AIのONNXでCPUのAI性能を測りました。ONNXはOpen Neural Network eXchangeで、ディープラーニングや機械学習モデルのようなAIモデルの性能を計測します。
Single Precision(単精度)は4959、Half Precision(半精度)も1773、Quantized(量子化スコア)は7278と非常に高いスコアでした。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 5 235 | |
|---|---|
| Core Ultra 7 265T | |
| Core i7-14700 | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core i7-1260P | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 7 5700GE | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 5 235 | |
|---|---|
| Core Ultra 7 265T | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i7-14700 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 7 5700GE | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core Ultra 5 235 | |
|---|---|
| Core Ultra 7 265T | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Core i7-14700 | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 5 220 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 7 5700GE | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 3 7335U |
Geekbench 6計測結果
Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。
マルチコアは881、シングルコアは118と、すごく高いスコアでした。
マルチコア性能
オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L
| Core i7-14700 | |
|---|---|
| Core Ultra 5 235 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Apple M1 Max | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 7 5700G | |
| Ryzen 5 8500G/OMEN 35L | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Apple M1 | |
| Core i7-1260P | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 5 7535U |
シングルコア性能
オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L
| Core i7-14700 | |
|---|---|
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Core Ultra 5 235 | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Apple M1 Max | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Apple M1 | |
| Snapdragon X Elite X1E-78-100 | |
| Snapdragon X Plus X1P-42-100 | |
| Ryzen 5 8500G/OMEN 35L | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Ryzen 3 8300GE | |
| Ryzen 7 8845HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 7 5700G | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core i7-1260P |
こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。
総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス
- 総合性能は6503→ミドルクラス
- Essentialは10072→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
- Productivityは8264→高い性能で快適にできる
- Digital content creationは8969→高い性能である程度快適にできる
Essential
オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L
| Core i7-14700 | |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 235 | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Ryzen 5 8500G | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 7 5700G | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-1240P | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 7 5700U | |
| Ryzen 3 5425U | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Ryzen 5 PRO 6650U | |
| Ryzen 5 5500U |
Productivity
オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Ryzen 7 8700G | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Core i7-14700 | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen 5 5625U | |
| Ryzen 5 8500G | |
| Ryzen 7 5700G | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Ryzen 3 5425U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 7 5700U | |
| Core Ultra 5 235 | |
| Ryzen 5 PRO 6650U | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 3 7335U | |
| Core i7-14700 | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-1240P | |
| Core i5-1235U |
Digital Content Creation
オレンジ色・・・本機種 赤・・・OMEN 35L
| Core i7-14700 | |
|---|---|
| Ryzen 7 5700G | |
| Ryzen 5 8500G | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Core Ultra 5 235 | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Core i7-1260P | |
| Core i5-1240P |
3D Graphics Mark計測結果
グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。
3D Graphics Markのスコアは3792と、実用的なスコアでした。
3D Graphics Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
|---|---|
| Ryzen 7 8845HS | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Ryzen 5 PRO 6650U | |
| Core i7-1260P | |
| Core Ultra 5 235 | |
| Core i7-1355U | |
| Ryzen 7 5700GE | |
| Core i5-1335U | |
| Core i5-1340P | |
| Ryzen 3 7335U |
Fire Strike計測結果
Fire Strikeは4565と、実用的なスコアでした。
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| RTX 3050 | |
|---|---|
| Core Ultra 9 285H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| GTX 1650 | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| GTX 1650 Max-Q | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Arc A350M | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Ryzen 5 7535HS | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Core i5-13420H | |
| Ryzen 5 220 |
4K動画レンダリング時間
5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。3回計測し、平均は約2分37秒とすごく速かったです。
4K動画レンダリング速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| Core i7-1260P | |
|---|---|
| Core i5-1335U | |
| Ryzen 5 7535U | |
| Ryzen 5 220 | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen 5 8640HS | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Ryzen 7 8700G | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Core Ultra 7 265T | |
| Core Ultra 5 235 | |
| Ryzen 5 8500G+RTX 4060 Ti | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Core i7-14700+RTX 4060 |
メモリ性能の検証
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR5-5600MHzで、メモリスロット2枚で最大64GBにできます。メモリ性能を測るMemory Markの結果は3381と、当サイト計測のDDR5の平均よりも高いスコアでした。
その他のメモリとの比較です。
Memory Mark
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
| 本機DDR5 | |
|---|---|
| LPDDR5X平均 | |
| DDR5平均 | |
| LPDDR5平均 | |
| LPDDR4X-4266MHz平均 | |
| DDR4-3200MHz平均 |
シーケンシャル速度計測結果
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージはSSD PCIe 4.0 512GBで、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は6745MB/秒、ライト(書き込み速度)は3674MB/秒と非常に速いです。
起動時間を5回計測した平均は20秒で、一定した速度、そしてデスクトップとしては標準的な起動時間です
| 1回目 | 20秒 |
|---|---|
| 2回目 | 20秒 |
| 3回目 | 20秒 |
| 4回目 | 20秒 |
| 5回目 | 20秒 |
| 平均 | 20秒 |
兄弟機種
HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PCの実機レビュー|AI・拡張性・設置性を検証
本機にはCPU以外は全く同じスペックや外観で、最大50 TOPSのNPU性能を持つRyzen AI 300シリーズが搭載した機種・HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PCがあります。
もしくは、本機がハイスペックすぎるという場合には、CPUがAMDのEliteDesk 8 Mini G1aもあります。こちらは7.8万円からと低価格です。
総評:EliteDesk 8 Mini G1i Desktop PCの評価とおすすめポイント
良い点
・小型筐体で設置しやすい
・メモリとストレージの増設が可能
・インターフェイスが豊富でハイスペック
・キーボードとマウス付属
・最高でWi-Fi 7を選べ、イーサネットもある
・小型筐体ながら実用的なスピーカー
・HP Wolf Security
残念な点
・あえて言えば、正面から見たデザインがちょっと安っぽい
総合評価
全体的にミドルクラスの性能を持つ小型PCで、レビュー機はCore Ultra 7 265Tでしたが最高でCore Ultra 9 285Tも搭載でき、ハイエンドPCと呼べるほどの実力があります。
小型なので設置場所を選ばないのでいろいろなシチュエーションにも対応でき、企業はもちろん、個人としても使いやすい機種です。また、インターフェイスは豊富で、メモリとストレージの増設もできるので長く使えるPCです。
Author

・パソコンガイドメインライターの本田。PCやタブレット、その他ガジェットが好きで、年間2~30台ほどのPCとモニターや周辺機器を購入するマニア
・元ミュージシャン
・暖かいところが好きで、よくタイに旅行に行く
・既婚(妻と子供2人)
・最近の趣味はオーディブルを聞きながらぼけ~っとすること
・はまってることは、裸足で1日10分歩く健康法
・若く見られがちだが40代























