GMKtec NucBox M7 proの実機レビュー コスパ高すぎて驚いた!

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ここ最近話題で人気のミニPC・GMKtec NucBox M7 proのレビューです。

これですね、Ryzen 7 PRO 6850H・メモリ16GB・SSD 512GBモデルは4.8万円なんですよ。ありえないくらい安い機種なんですが、性能もしっかりしており、ビジネス用途でも十分使えるPCです。

また、縦横の寸法は13㎝弱とかなり小さく、どこにでも置けるし、なんなら持ち運んでもOKです。

2024年にレビューをした中で、一番コスパが高い機種です。

レビュー機はメーカーからいただいたもので、スペックはRyzen 7 PRO 6850H、メモリ16GB、SSD 512GBになります。

GMKtec NucBox M7 proのスペック

CPU Ryzen 9 PRO 6950H
Ryzen 7 PRO 6850H
メモリ DDR5-4800 最大64GB
ストレージ SSD最大2枚
グラフィックス CPU内蔵
OS Windows 11 Pro
LAN 2.5Gbe×2
Wi-Fi 6E
オーディオ スピーカーなし、マイクあり
寸法(幅×奥行×高さ) 128.8 × 127.47 × 47.8mm
重さ 633.5g
電源 120W
その他 技適あり
標準保証 1年間
価格 4.8万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUはRyzen 6000PROシリーズが搭載でき、Ryzen 7 6850HかRyzen 9 6950Hが選べます。少し前の世代ですが、性能はかなり高いです。また、本機はデスクトップですがミニPCなので、CPUもメモリもノートパソコン用のものが搭載しています。

メモリはDDR5-4800MHzのメモリスロット2つで最大64GB、ストレージはSSD PCIe 3.0×4で同じくM.2スロットが2つあります。ミニPCですが、ちょっとした拡張性もありますね。

グラフィックスはCPU内蔵ですが、そこそこ高い性能でGTX 1650 Max-Q並みになっています。公式サイトを見た方は「高性能ゲーミングPC」と記載されているのを見たかもしれませんが、内蔵グラフィックスなので高性能ゲーミングPCと言うわけじゃありません。2Dゲームができるくらいの性能です。

ただし、Oculinkがあるので、グラボとケーブルがあれば本機に繋いでグラフィック性能を大幅にアップすることができます。

OSはWindows 11 Proで、ワークステーションに採用される2.5ギガビットイーサネットを2つ搭載し、無線はWi-Fi 6Eになります。通信規格はすごく良いですね。

インターフェイスはミニPCにしては数も品質も良く、USB4が2つ、USB 3,2 Gen 2も2つ、DPにHDMI、Oculink、そしてRJ45が2つ、3.5ミリイヤフォンジャックもあります。

縦横13センチ弱の大きさでスマホ並みのサイズなので、どこにでも設置できるし、持ち運びもできます。

 

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OCuLink搭載

GMKtec NucBox M7 Pro 正面

OCuLinkは、簡単に言うとPCIe規格で接続できるので、USB(例えば最速のUSB4)よりも高速なデータ転送速度に高速の応答速度になります。

なので、外付けGPUをUSB4などで接続して使うこともできますが、OCuLinkは応答速度がそれよりも速いのでGPUの性能をより活かせることができます。また、もともとSSDを差し込む端子として使うことが多いですね。

 

GMKtec NucBox M7 ProとグラボをOCuLinkで接続

このようにグラボを挿してグラフィック性能を高めることができます。ちなみに、電源が入っているときにグラボの取り外しは厳禁です。電源を落としてから行います。

 

 

グラボ並みのグラフィックス性能

GMKtec NucBox M7 Pro 3D Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いとOfficeを使った作業や複数画面での作業、そして画像・動画編集などがしやすくなります。

3D Graphics Markのスコアは5647と結構高いスコアでした。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  9117
Ryzen 7 8845HS  9055
Ryzen 5 8640HS  6065
Ryzen 7 PRO 6850H  5647
Core Ultra 5 125H  5507
Core Ultra 7 258V  5430
Ryzen 7 7735U  5098
Ryzen 5 7535U  4127
Ryzen 5 PRO 6650U  3526
Core i7-1260P  3263
Core i7-1355U  2981
Core i5-1335U  2686
Core i5-1340P  2542
Ryzen 7 PRO 5850U  2328
Core i5-1240P  2326
Core i5-1235U  2319
Ryzen 3 7335U  2609

 

 

次はゲームの3DMarkを使い、グラフィック性能を測ります。

GMKtec NucBox M7 Pro Fire Strike 計測結果 GMKtec NucBox M7 Pro Night Raid計測結果 GMKtec NucBox M7 Pro Steel Nomad Light計測結果 GMKtec NucBox M7 Pro WILD Life計測結果

Steel Nomad Lightは2439、Wild Lifeは15501、Fire Stikeは6603、そしてNight Raidは26337と、総合的に見てGTX 1650 Max-Qよりちょっと低い性能くらいでした。

Steel Noamd LightWild LifeFire StrikeNight Raid

Steel Nomad Liteは、DirectX 12 Ultimateの性能をテストし、レイトレーシングを使用しない中量級ゲームを想定したベンチマークです。スマホなどの他のデバイスとスコアを比較できる、クロスプラットフォームです

Steel Nomad

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  4902
Ryzen AI 9 HX 370  3507
Core Ultra 7 258V  3253
GTX 1650 Max-Q  2819
Core Ultra 5 125H  2472
Ryzen 7 PRO 6850H  2439
Ryzen 7 7735U  1437
Snapdragon X Plus X1P-42-100  1139
Wild Lifeはクロスプラットフォームのベンチマークで、レイトレーシングを使用しない軽めのゲームを想定したベンチマークで、PCやタブレット、スマホなどとスコアの比較ができます。

Wild Life

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050 Ti  29016
Core Ultra 7 258V  26545
GTX 1650 Ti  23752
Core Ultra 5 125H  23037
Ryzen AI 9 HX 370  22702
GTX 1650 Max-Q  16974
Ryzen 7 8845HS  16368
Ryzen 7 PRO 6850H  15501
Ryzen 5 8640HS  13987
Snapdragon X Plus X1P-42-100  11404
DirectX 11で動作するFire Strikeのスコアです。

Fire Strike

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 3050  10718
Ryzen AI 9 HX 370  9118
Core Ultra 7 258V  8065
GTX 1650  8033
Core Ultra 5 125H  7904
GTX 1650 Max-Q  6861
Arc A350M  6770
Ryzen 5 8640HS  6614
Ryzen 7 PRO 6850H  6603
Ryzen 7 7735U  4645
Snapdragon X Plus X1P-42-100  3599
Night RaidはDirectX 12のベンチマークで、グラフィックボードがない機種の性能を測ります。

Night Raid

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

RTX 4050  43397
RTX 3050  39341
RTX 3050 Ti  34440
Ryzen AI 9 HX 370  33378
Core Ultra 7 258V  31139
GTX 1650 Ti  27333
Ryzen 7 PRO 6850H  26337
Core Ultra 5 125H  26261
GTX 1650 Max-Q  20322
Ryzen 7 7735U  17539
Snapdragon X Plus X1P-42-100  16232

次はゲームのベンチマークで、ドラゴンクエスト10は11657で「すごく快適」、FFXIV黄金のレガシーは5095で「普通」でした。

ドラクエXFFXIV

ドラクエX FHD画質

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  18362
Core Ultra 5 125H  17314
Ryzen AI 9 HX 370  17266
Ryzen 7 PRO 6850H  11657
Ryzen 5 5625U  10747
Ryzen 7 5700U  10370
Ryzen 3 5345U  9348
Ryzen 7 7730U  9033
Ryzen 5 7530U  8994
Ryzen 5 8640HS  8954
Ryzen 5 PRO 6650U  7949
Ryzen 7 7735U  7291
Core i7-1355U  6213
Core i5-1335U  5150

FFXIV 標準品質

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  9490
Core Ultra 5 125H  7547
Ryzen AI 9 HX 370  7187
Snapdragon X Elite X1E-78-100  6556
Ryzen 5 8640HS  5470
Ryzen 7 8845HS  5345
Ryzen 7 PRO 6850H  5095
Snapdragon X Plus X1P-42-100  4794
Ryzen 7 7735U  4398
Ryzen 3 7335U  2051

 

GMKtec NucBox M7 Pro 4K動画レンダリング時間 計測結果
5分の4K動画を撮影し、Davinci Resolveでレンダリングにかかった時間です。当然ですが、時間が短いほうが高性能です。3回計測し平均は2分46秒でした。意外に速いですね。グラフに載っているほとんどの最新CPUより速いじゃないですか。

4K動画レンダリング速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  15分20秒
Ryzen 5 7535U  4分47秒
Core Ultra 5 125H  4分14秒
Core Ultra 7 258V  4分12秒
Ryzen 5 8640HS  4分5秒
Ryzen 7 PRO 6850H  2分46秒
Ryzen AI 9 HX 370  2分9秒
Core i7-14700+RTX 4060  1分50秒

 

 

簡単に増設できる

GMKtec NucBox M7 Pro 底面

底面カバーにあるネジを外すと、簡単に筐体内部にアクセスできます。

 

GMKtec NucBox M7 Pro 筐体内部

赤枠がSSDで青枠がメモリスロットです。SSDはPCIe 3.0×4で、メモリはDDR5-4800MHz Sodimm(ノートパソコン用)で最大64GBまでになります。

 

2.5ギガビットイーサネットが2つもある

GMKtec NucBox M7 Pro イーサネットが2つある

ぶっちゃけ言うと、このPCにRJ45が2つ必要かと聞かれたらいらないことの方が多いですが、2つあります。

通常、片方が壊れた時でも通信ができるように、ワークステーションでは2つ使いますよね。もしくは本機をルーターとして使い、2つの異なるネットワークに接続するとかですね。

個人的には1つでもいいんですが、すごいのは2.5Gbeなんです!これもワークステーションで採用される高速通信が可能な規格で、一般的なLAN(1Gbe)よりも高速通信が可能です。

また、Wi-Fi 6Eにも対応しているので、無線でも有線でも高速安定通信ができます。

 

 

ちっちゃな筐体

GMKtec NucBox M7 Pro 正面

小さいですね~。重さは633.5gとめっちゃ軽いです。13.3インチノートパソコンでも1.2㎏くらいなので、その半分くらいの重さです。

 

GMKtec NucBox M7 Pro 左斜め前から

幅128.8ミリ、奥行き127.47ミリ、高さ47.8ミリです。縦横の長さはスマホより短いですね。

 

GMKtec NucBox M7 Proと21.5インチモニター

<21.5インチモニターと撮影>

小さいですね~。これで性能も高めなので、うれしいですね。

 

VESAマウントを使ってモニターにくっつけた状態

付属のVESAマウントを使えば、対応モニターに搭載もできます。

 

左右側面には通気口もあります。

 

その他の特徴

 

インターフェイスがそこそこある

正面にはOCuLink、USB4(データ転送速度40Gbps)、USB 3.2 Gen 2(データ転送速度10Gbps)が2つ、3.5ミリジャックになります。

背面はUSB 2.0が2つ、DisplayPortとHDMI、RJ45が2つ、そしてUSB4(データ転送速度40Gbps)になります。

そこそこの数があり、映像出力系が豊富で、最大4つのディスプレイに同時に接続できます。

 

 

Ryzen 6000PROシリーズ搭載

Ryzen 7 PRO 6850H CPU-Z

8コア16スレッドのRyzen 7 PRO 6850Hか、同じく8コア16スレッドのRyzen 9 PRO 6950Hが搭載可能です。先述したように、CPUはノートパソコン版でデスクトップ版じゃありません。

CPU-Zで情報を見たらMAX TDPは54Wでしたが、Biosから70Wにまで上げれます。

 

GMKtec NucBox M7 Pro CPU Mark計測結果

こちらはCPUの性能を測るCPU Markスコアで、Ryzen 7 PRO 6850Hの計測結果は23206と高いスコアでした。

 

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  35370
Core Ultra 9 185H  33266
Ryzen AI 9 365  31399
Ryzen 7 8845H  30037
Core Ultra 7 165H  28719
Ryzen 7 8840HS  25148
Core Ultra 5 135H  24091
Core Ultra 7 155H  24271
Ryzen 7 PRO 6850H  23206
Snapdragon X Elite X1E-78-100  22886
Core Ultra 5 125H  20071
Core Ultra 7 258V  19935
Snapdragon X Plus X1P-42-100  19377
Core i5-1335U  18931
Core Ultra 5 135U  18742
Core Ultra 5 125U  17921
Core 5 120U  17292
Core 7 150U  16900
Core Ultra 7 165U  16756
Core Ultra 7 155U  16140

 

GMKtec NucBox M7 Pro 3D Cinebench 2024計測結果

Cinebench 2024のスコアで、Cinema 4DのデフォルトレンダリングエンジンであるRedshiftのパワーを利用して、CPUとGPUの能力を計測します。

マルチコアは723、シングルコアは90と悪く無いスコアでした。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  1071
Snapdragon X Elite X1E-78-100  924
Ryzen 7 8845HS  867
Apple M1 Max  791
Ryzen 7 PRO 6850H  723
Core Ultra 5 125H  631
Ryzen 5 8640HS  557
Core Ultra 7 258V  556
Apple M1  509
Core i7-1260P  433
Ryzen 3 8300GE  414
Ryzen 5 7535U  405

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core Ultra 7 258V  119
Ryzen AI 9 HX 370  114
Apple M1 Max  113
Apple M1  112
Snapdragon X Elite X1E-78-100  107
Snapdragon X Plus X1P-42-100  107
Ryzen 3 8300GE  101
Ryzen 7 8845HS  100
Core Ultra 5 125H  100
Ryzen 5 8640HS  95
Ryzen 7 PRO 6850H  90
Ryzen 5 7535U  85
Core i7-1260P  74

 

GMKtec NucBox M7 Pro PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

総合性能の目安は以下になります。
・9000以上・・・超ハイスペック
・7500以上・・・ハイスペック
・5000以上・・・ミドルクラス
・2500以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は6330→ミドルハイクラス
  • Essentialは10300→通常用途やビデオ会議などはすごく快適にでできる
  • Productivityは7725→そこそこ高速に使える
  • Digital content creationは8650→そこそこ高い性能
EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10915
Ryzen 5 8640HS  10622
Ryzen 7 PRO 6850H  10300
Ryzen 5 7535U  10196
Core Ultra 5 125H  9781
Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Ryzen 5 7535U  9465
Core Ultra 7 258V  9442
Ryzen 5 5625U  9036
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Ryzen 3 7335U  8318
Ryzen 5 PRO 6650U  8130
Ryzen 5 5500U  7907
Snapdragon X Plus X1P-42-100  7615

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  10550
Ryzen 5 8640HS  9349
Ryzen 5 5625U  9223
Ryzen 5 7535U  8996
Core Ultra 7 258V  8499
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 5 7535U  8176
Ryzen 7 5700U  8065
Ryzen 5 PRO 6650U  8026
Core Ultra 5 125H  7892
Ryzen 7 PRO 6850H  7725
Ryzen 3 7335U  7499
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen AI 9 HX 370  11536
Core Ultra 7 258V  9352
Ryzen 7 PRO 6850H  8650
Core Ultra 5 125H  8250
Ryzen 5 8640HS  7777
Ryzen 7 7735U  7159
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875

 

 

騒音値

GMKtec NucBox M7 Pro 騒音値計測結果

CPUの性能をフルで使うCinebench 2024をしているときの騒音値で、平均31dBと静かでした。が、ファンの音と言うよりもモーターの音が響き、コレの方が耳障りな音でした。

手で筐体を触ると音が止まりました。

また、この時のCPU温度の変化を測ったのですが、なぜだかアプリが動作せずにうまく計測できませんでした。

 

 

最大64GB搭載できるメモリ

GMKtec NucBox M7 Pro Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリはDDR5-4800MHzで、メモリの性能を測るMemory Markの計測結果は2611と、このメモリにしては遅かったです。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

DDR5平均  2769
LPDDR5平均  2759
DDR5/本機  2611
LPDDR4X平均  2502
DDR4-3200MHz平均  2165

 

 

ストレージ

GMKtec NucBox M7 Pro シーケンシャル速度計測結果

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 3.0×4で、シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は3217MB/秒、ライト(書き込み速度)は3101MB/秒とライトは速いですがリードは普通です(とはいえビジネス用途でも十分サクサク使える速度です)。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

本機種  3217MB/秒
 3103MB/秒
PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

起動時間を計測したら、5回計測した平均は20秒でした。悪く無い速さです。

1回目 20秒
2回目 20秒
3回目 20秒
4回目 20秒
5回目 20秒
平均 20秒

 

 

モニター

モニターの購入や買い替えを検討の方は、筆者が使っているLenovoモニターもおすすめなので、こちらも併せてどうぞ。

Lenovo おすすめモニター

 

 

サポート・保証

GMKtec 保証とサポート

24時間対応のメールサポートがあり、24時間以内に対応するとのことです。また、amazonの直営店では「質問する」ボタンがあるのでこちらも使えると思います。

購入後15日以内なら理由に係わらず返品可能です。

 

 

まとめ

良い点

・ち~さな筐体なので、どこにでも設置しやすい
・静か
・スペックが高め
インターフェイスが十分にある
・2.5Gbeが2つ搭載
・増設しやすい仕様
・このハイスペックで4.8万円からとめちゃくちゃ安い

 

残念な点

・この価格で文句言う人はいないと思います。

 

総合評価

このスペックで4.8万円~って、めちゃくちゃ安いですね。今年一番の高コスパ機種と思います。

普通4万円台のPCって、Athlonとかめちゃくちゃ性能が低いCPUしか搭載していないですが、本機はハイパフォーマンスモデルのHシリーズですよ。しかもビジネスモデルのPROモデルが採用です。

外付けGPUなしでは高負荷なゲームはできませんが、2Dゲームくらいなら普通にプレイできるし、ビジネス用途で使っても十分な性能です。

いや~、安いですね。

 

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