XiaomiのPOCO PADのレビューです。
スペックが高いSnapdragon 7s Gen 2を搭載し、メモリは8GB+仮想メモリ最大8GBを追加でき、ストレージは256GBとノートパソコンのようなスペックです。
使い勝手も高く、この大きな12.1インチのディスプレイはサブモニターとして使うこともでき、例えばビジネスPCのお供に合うと思います。
レビュー機は当サイトの購入品で、スペックはSnapdragon 7s Gen 2、メモリ8GB、ストレージ256GBです。
詳しく本機を確認したい方は、動画もどうぞ。
Contents
POCO PADのスペック
SoC | Snapdragon 7s Gen 2 |
---|---|
メモリ | LPDDR4X 8GB |
ストレージ | UFS 2,2 256GB+最大1.5TBのmicroSDカード搭載可能 |
ディスプレイ(12.1型) | 2560×1600ドット 500/600nit 12bit 120Hz Dolby Vision |
WideVine | L1 |
OS | Androidベースの Xiaomi HyperOS |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | 顔認証 |
カメラ | 800万画素/800万画素 |
オーディオ | ドルビーアトモス、クアッドスピーカー |
寸法(幅×奥行×高さ) | 280 × 181.85 × 7.52mm |
重さ | 571g |
バッテリー | 10000mAh(動画再生16時間) |
価格 | 44,800円 |
<性能評価>
タブレットの頭脳であるSoCにはSnapdragon 7s Gen 2が搭載し、ハイエンドスペックになります。オクタコアでマルチタスクと言うか、それ以上もサクサクです。
メモリはLPDDR4Xで大容量8GB搭載し、最大で8GBメモリの仮想拡張ができます。合計16GBメモリはすごいですね。
ストレージはUFS 2.2でこちらも大容量の256GB、そして最大1.5TBのmicroSDカードを増設できるので無敵ですね。
ディスプレイは、やばいです。12.1インチと大きく、ここ最近のPCと同じ画面アスペクト比・16:10を採用し、サブモニターとしても使いやすいです。
解像度は2560×1600ドットと高精細でLCDを採用、何と色深度が12bit・68.7憶色の発色が可能です。一般的なディスプレイは8bitで1670万色、ハイエンドモデルには時々10bit 10.7億色が採用されていますが、12 bitはほとんど見ないですね。ハイダイナミックレンジ(HDR)のDolby Visonにも対応しており、くっきりシャープに、迫力のある描写ができます。
ピーク輝度は600ニトと明るい屋外でも使いやすく、ゴリラガラス3を採用しており安心して使えます。
リフレッシュレートは最大120Hzとぬるぬるで、スクロールもスムーズです。
また、セキュリティレベルはWideVine L1なので、アマゾンプライムやNetflixなどの動画配信サービスで、高画質で見ることができます。
OSはAndroidベースの Xiaomi HyperOSで、ちょっとAndroidと違いますが、そんなに違うわけでもなく、UIもほぼ同じなので戸惑うことはないと思います。
無線はWi-Fi 6で顔認証にも対応、カメラはフロント・リア共に800万画素です。
XiaomiタブレットはどれもDolby Atmosを採用し、本機は4つのスピーカーが搭載です。音は良い方ですが、期待していた以上ではありませんでした。
12.1インチで571gと標準的、バッテリーは大容量の10000mAhもあり、動画再生時間は約16時間になります。
8GBもの仮想メモリ拡張ができる
本機はストレージを占有してメモリの仮想拡張ができます。デフォルトでメモリ増設4GBが選ばれていますが、最大で+8GBにできます。
2つの設定でメモリ処理速度を測ってみました。
メモリ+デフォルトの+4GB時は5.52GB/秒、+8GB時は5.48GB/秒でした。拡張しても処理速度は変わりませんが、ストレージの読み込み速度が2.17GBから3.07GBに爆上がりしていました。
Redmi Pad SE 8.7で計測したときもメモリの処理速度はあまり変わりませんでしたが、シーケンシャルリードの速度が上がっていました。
メモリ拡張はストレージの読み込み速度が上がり、より快適になる?という不思議な現象です。
他のタブレットの比較です。
メモリ速度
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone/8GB | |
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Tab P12 Pro/8GB | |
Tab P11 Pro Gen 2/6GB | |
Tab Plus/8GB | |
POCO PAD 8GB+4GB仮想メモリ | |
Tab P12/8GB | |
Redmi Pad SE 4GB+3GB仮想メモリ | |
Tab P11 Pro/6GB | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
XiaoXin Pad/6GB | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab M11 | |
Lenovo Tab M9 /4GB | |
Blackview Tab 90 Wifi/4GB | |
Tab M7 (3rd Gen)/2GB | |
Lavie T8 2023/3GB |
Xiaomiのタブレットはメモリが小さくても処理速度が速いという特徴がありますが、本機は8GBメモリで平均的な速度ですね。まぁ、速いことは速いですが、Xiaomi製品にしては速くないという意味です。
超爆速のストレージ!最大1.5TBのmicroSDカードを増設可能
本機は最大1.5TBのmicroSDカードを搭載できます。
元々あるストレージは256GBと大きいので、ほとんどの人は増設をする必要はないと思いますが、大量にデータ保存をする人や重たいゲームをする人には助かります。
筆者の所有のSanDisk製カード256GBを増設したら、しっかりと読み込まれました。
ストレージのシーケンシャル速度を計測したらリード2170MB/秒、ライト463MB/秒とかなり速いです。
また、メモリの項目でお話ししましたが、拡張メモリを8GBにしたら、ライトは下がったものの、リードは3070MB/秒まで上がりました。速すぎ!!
こちらは他のタブレットとの比較です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
POCO PAD.拡張メモリ+8GB | |
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POCO PAD | |
Tab P11 Pro Gen 2 | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
Tab P11 Pro | |
Tab Plus | |
XiaoXin Pad | |
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
ALLDOCUBE X Game | |
Lenovo Tab M9 | |
Redmi Pad SE | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
Tab M11 | |
Chromebook CM14 Flip | |
Lavie T8 2023 |
シーケンシャルライト
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Tab P11 Pro Gen 2 | |
---|---|
Tab M10 Plus 3rd Gen | |
Tab P12 Pro | |
Tab P12 | |
POCO PAD | |
Tab Plus | |
Tab M11 | |
Lavie T8 2023 | |
Tab P11 Pro | |
XiaoXin Pad | |
Lenovo Tab M9 | |
ALLDOCUBE X Game | |
Redmi Pad SE | |
IdeaPad Duet Chromebook | |
Redmi Pad SE 8.7 | |
Tab M7 (3rd Gen) | |
Chromebook CM14 Flip |
超ハイスペックディスプレイ
このディスプレイ、やばいんですよ。ここまでやるかってくらいスペック上げちゃってます。
12.1インチの大画面で、解像度は2560×1600ドットの2.5K、そして有機ELではないですがLCDを採用しています。
すごいところが多いので、箇条書きしますね。
・2.5K
・12 bit 68.7億色
・Dolby Vision
・リフレッシュレート最大120Hz
・最大輝度600ニト/標準で500ニト(4096段階の明るさ調整)
・コントラスト比1500:1
・低ブルーライト
・Corning Gorilla Glass 3
いや~、コレなんでしょ?12 bitなんて。一般的な、と言うか価格が高くても普通は8bitの1670万色の出力、クリエイター向けのPCには時々10bit 10.7億色が採用されていますが、12 bitはほとんど見ないですよね。
これは色深度で、色深度が高いほどより多くの色と明るさの階調を表現できます。
左は同じくらいの価格のLenovo Tab Plus(2K 400ニト NTSC 72% 色深度は不明)で、右が本機です。画像は圧縮しているので色が失われていますが、右の本機の方がより明るくシャープな描写になっています。
Dolby Visionと言うHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しているので黒もしっかりと表現できているし、すごくきれいです。
リフレッシュレートは状況に応じて変動する「アダプティブシンク」を採用し、最大120Hzと一般的な60Hzよりもスムーズに動きます。高速スクロールをしても、カクツかないです。
左は本機で色域の記載はなし、右は2万円ほどのRedmi Pad SEでNTSC 70%になります。12bitなので色彩が豊かで、色域もDCI-P3くらいになると思います。
コントラスト比は1500:1と高く、すっきりとしたシャープな描写になり、輝度は通常時で最大500ニトと明るく、屋外モードでは600ニトで直射日光が当たってもある程度見やすいです。
220ニト | 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える |
---|---|
250ニト | 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える |
300ニト | 屋外の日陰でも見える |
400ニト | 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい |
500ニト | 屋外向け |
600ニト | 画面に直射日光が当たっても比較的見える |
Space Deskを使い、POCO PADをPCのサブモニターとして使っているところです。画面が大きいので、何でもできますね。
Widevine L1対応
DRM InfoというアプリでPOCO Pad SEの情報を調べると、セキュリティレベルがしっかりとL1になっていました。
これはWideVine L1に対応ということで、動画配信サービスも高画質のHD画質で見ることができます。
ディスプレイが高品質でスピーカーもそこそこ良い音なので、動画視聴にもってこいの機種です。
外観
POCO PADが送られてきて開けたら、「おしゃれなスニーカーの箱」みたいなのに入っていて驚きました。かっこいいですよね。
ここは普通です(笑)。
付属品は33WアダプタにUSBケーブル、説明書・保証書、そしてその下にmicroSDカードトレーを開けるピンが入っています。
33Wのアダプタなので、充電が速いです。
ベゼルも太くもなく、普通の外観です。
背面です。結構指紋がつきやすいですね。使っているときは気にしませんでしたが、写真を撮ると目立ってます。
ボディはメタルのユニボディで高級感もあり、耐久性も高いです。ユニボディとは1つのパーツから作られたボディで、一般的なタブレットのように継ぎ接ぎがありません。高価格帯のタブレットやPCに採用されています。
ユニボディなので触り心地も良く、メタルのひんやり感が良いですね。
バッテリーは10000mAhと超巨大で、最大バッテリー駆動時間は約16時間(動画再生時)になります。
Dolby Atmosとクアッドスピーカーオーディオ
オーディオはDolby Atmosで、両サイドに2つずつの計4つのスピーカーが搭載しています。
通常、Xiaomiのタブレットは低価格モデルでも音質が良いのですが、本機は意外にも普通でした。悪いわけじゃないんですが、先日購入した価格が半分以下のRedmi Pad SE 8.7とほぼ同じ音でした。
ドルビーアトモスは立体的な音を表現でき、臨場感あふれる音になり、音楽鑑賞や動画視聴に合うオーディオです。本機の音が悪いわけじゃないですが、この価格にしては普通だなって感じです。
マイクは2つ搭載しており、普通にしゃべることができます。
インターフェイス
インターフェイスはUSB 2,0で、3.5ミリジャックもあります。USBはDisplayPort映像出力機能はありません。
電源ボタンとボリュームボタンです。
カメラ
カメラはフロント/リア(フラッシュ付き)共に800万画素で、意外に悪くない出来ですが、800万画素なのでスマホで撮ったほうがきれいです。
リアカメラで撮影した本機の箱です。悪くないと思います。
たまたま撮影時にRedmi Padのカバーが映り込んだのですが、Xiaomiタブレットはカメラにドキュメントモードがあり、字を読み込んでくれます。英語などで読めないときは文字起こしをして、翻訳するなどの利用法がります。
撮影時に表示される黄色枠部分のみカットされます。右上の丸3つ「・・・」をタップすると「テキストを認識」とあるのでタップ。
このように文字を読み込んでくれます。
ミドルハイクラスのSoC
Qualcom Snapdragon 7s Gen 2 | |
プロセス | 4nm |
コア | 8コア |
最大クロック | 2.4GHz |
GPU | Qualcom Adreno GPU |
AI Engine | Next-Gen Qualcomm® Hexagon NPU |
Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。
また、AIエンジンが搭載しているので、今後ますますNPU対応アプリが増えていくので楽しみな機種です。
Antutuベンチマークは556,722となかなか良いスコアです。目安として40万以上あれば重たいゲームをする以外であれば困ることのないスコアですが、GPUスコアが61,606と低く、ほかの項目の足を引っ張っていますね。
MEMはメモリとストレージの読み書きの速度で133,786、UXはアプリ動作の速さのスコアで158,542と高いです。
Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。計測スコアはマルチコア3042、シングルコア1039と、かなり高いスコアでした。
Geekbench 6 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
---|---|
Snapdragon 870 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 695 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 690 5G | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Snapdragon 680 | |
Helio G88 | |
Helio G85 | |
Snapdragon 662 | |
Unisoc T610 | |
Unisoc T606 | |
MediaTek Helio P60T | |
Helio G80 |
Geekbench 6 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
---|---|
Snapdragon 870 | |
Snapdragon 7s Gen 2 | |
MediaTek Dimensity 7050 | |
Snapdragon 695 | |
MediaTek Kompanio 1300T | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 750G | |
MediaTek Kompanio 520 | |
Snapdragon 690 5G | |
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 7c Gen 2 | |
Snapdragon 730G | |
MediaTek Helio G90T | |
Snapdragon 680 | |
Helio G85 | |
Unisoc T606 | |
Unisoc T610 | |
Snapdragon 662 | |
Helio G80 |
Geekbench AIでAI性能を測りました。Single Precision(単精度)は739、Half Precision(半精度)は660、Quantized(量子化スコア)は1456となかなか良いスコアでした。
Single Precision Score/単精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1.ThinkPhone | |
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Snapdragon 7s Gen 2/POCP PAD | |
Helio G99/Tab Plus | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 |
Half Precision Score/半精度スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Snapdragon 7s Gen 2 | |
Helio G99 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 |
Quantized Score/量子化スコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 8+ Gen 1 | |
---|---|
Snapdragon 7s Gen 2 | |
Helio G99 | |
Helio G88/Tab M11 | |
Helio G80/Tab M9 | |
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7 |
AIエンジン搭載ですが、MiキャンバスでAIアートは使えません。残念です。
PCMark for Android
次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。
計測スコアは11604と高いスコアで、本機にキーボードを接続して使ってもある程度のビジネス用途で使えるほどです。
Work 3.0
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone/Snapdragon 8+ Gen 1 | |
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Tab P12 Pro/Snapdragon 870 | |
Tab P11 Pro Gen 2/MediaTek Kompanio 1300T | |
POCO PAD/Snapdragon 7s Gen 2 | |
Tab P12/Dimensity 7050 | |
Tab P11 Pro/Snapdragon 730G | |
Redmi Pad SE 8.7/Helio G85 | |
Redmi Pad SE/Snapdragon 680 | |
Tab M10 Plus 3rd Gen/Snapdragon 680 | |
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen)/MediaTek Helio P22T | |
Tab M7 (3rd Gen)/MediaTek MT8166 |
3Dグラフィックス性能
Sling Shot(メインストリームのスマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.0) | 6226 |
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Sling Shot Extreme(高性能スマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.1とVulkan) | 4781 |
Wild life(最新モバイルデバイスの性能を測る) | 2989 |
Wild Life Extreme | 表示されず |
Steel Nomad Light(レイトレを使用しないゲームへの性能を測る) | 252 |
全体的に悪くないスコアでしたが、もうちょっと性能が高ければよかったです。
Sling Shot
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
---|---|
MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
|
Snapdragon 7s Gen 2 POCO PAD |
|
MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
|
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G Lenovo Tab P11 Pro |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
MediaTek Helio P90 X Game |
|
Snapdragon 680 XiaoXin Pad |
|
Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
|
Helio P60T IdeaPad Duet |
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Helio G80 Tab M9 |
|
Helio G88 Tab M11 | |
MediaTek MT8166 Tab 7 3rd Gen |
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MediaTek MT8166B Lavie T8 2023 |
Sling Shot Extreme
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
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ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
|
MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
|
Snapdragon 7s Gen 2 POCO PAD |
|
MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
|
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
Helio G80 Tab M9 |
|
Helio G88 Tab M11 | |
MediaTek Helio P90 X Game |
|
Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
Wild Life
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
ThinkPhone Snapdragon 8+ Gen 1 |
|
---|---|
MediaTek Kompanio 1300T Lenovo Tab P11 Pro Gen 2 |
|
Snapdragon 870 Lenovo Tab P12 Pro |
|
Snapdragon 7s Gen 2 POCO PAD |
|
MediaTek Dimensity 7050 Lenovo Tab P12 |
|
MediaTek Helio G99 | |
Snapdragon 730G Tab P11 Pro |
|
MediaTek Kompanio 520 | |
Helio G88 Tab M11 | |
Helio G80 Tab M9 |
|
Snapdragon 662 XiaoXin Pad |
原神はできる?
ちょっと重ためのゲームである原神をやってみましたが、普通にサクサクできました。ただし画面設定は低(デフォルト)、30FPS(デフォルト)です。画質などを上げようとすると、警告が出るのでここが限界です。
複数の敵がいてもカクツかず、普通にプレイできます。
Wi-Fi 6に対応
無線はWi-Fi 6になります。
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5) |
5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6) |
2.4/5GHz | 9.6Gbps |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
Wi-Fi速度を計測しました。計測時は雨風が強く、通常PCでは300~400Mbps出ている速が76Mbpsだったので、全体的に遅くなりました。数値よりも数値の差をご覧ください。
PC Wi-Fi 7 | 本機 Wi-Fi 6 | 本機 Wi-Fi 6 |
ルーターから10m 76Mbps |
ルーターから10m 20Mbps |
ルーターの目の前 70Mbps |
ライバル機種
Tab Plus
これ、ドルビーアトモスにJBLのスピーカーが8つも搭載して、音がめちゃくちゃ良いんです。こんなタブレット今までないってくらい音にこだわった機種で、しかもSoCの性能も高く、無線がWi-Fi 5と言う以外は欠点もないと思います。いや~、本当に音が良くて手放せません
SoC | Helio G99 |
---|---|
メモリ | LPDDR4x 8GB |
ストレージ | UFS 2.2 256GB |
ディスプレイ(11.5型) | 2K(2000×1200) |
WideVine | L1 |
OS | Android 13 |
無線 | Wi-Fi 5 |
生体認証 | 顔認証 |
オーディオ | ドルビーアトモス(JBLスピーカー×8) |
重さ | 650g |
バッテリー ACアダプタ |
最大約12時間 45W |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 4.4万円~ |
Tab P12
Lenovoでは上位モデル、全体を見渡すとミドルハイスペックに近い機種です。画面が12.7インチと大きく、解像度も高く広色域です。動画視聴が多い人や、ビジネス用PCのお供に合います。WidevineはL1に対応しており、高画質で動画配信サービスも見ることができます
SoC | MediaTek Dimensity 7050 |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 128/256GB |
ディスプレイ(12.7型) | 3K (2944×1840) LTPS液晶 60Hz |
OS | Android 13 |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | 指紋、顔認証 |
オーディオ | ドルビーアトモス、JBLスピーカー×4 |
重さ | 615g |
バッテリー | 最大約10時間 |
価格 | 49,830円~ |
まとめ
良い点
・でかいので見やすい
・メタルのユニボディで洗練された外観
・メモリの拡張が可能
・大容量ストレージ+増設も可能
・SoC性能は高い性能だがグラフィック性能は普通
・ディスプレイが高性能で約68.7億色の発色
・顔認証付き
・カメラが意外に使える品質
・バッテリー駆動時間はそこそこ長い
残念な点
・スピーカーが意外にも普通だった
・グラフィック性能のみ普通(他のSoC性能は高い)
総合評価
ディスプレイがすごく高品質で、映画を見たり写真を見るのに合う機種です。また、PCMark10のスコアも高めで、本機は外出用のPC代わりにしたり、サブモニターとして使っても生産性がアップしますね。
ディスプレイは標準で最高500ニトもあるので明るい屋外でも使えるし、ピーク時は600ニトもあるので安心です。
グラフィック性能が思ったよりも高くなく、スピーカーには過度な期待をしていたので(通常Xiaomiタブレットはスピーカーが価格以上に高品質だから)残念でしたが、映画を見ていても気にならない音だし、原神もできるほどの性能なので普通以上ではあります。
それにしても、よいディスプレイです。
関連動画
Author
・パソコンガイドメインライターの本田。PCやタブレット、その他ガジェットが好きで、年間2~30台ほどのPCとモニターや周辺機器を購入するマニア
・元ミュージシャン
・暖かいところが好きで、よくタイに旅行に行く
・既婚(妻と子供2人)
・最近の趣味はオーディブルを聞きながらぼけ~っとすること
・はまってることは、裸足で1日10分歩く健康法
・若く見られがちだが40代