POCO PADの購入レビュー ミドルハイクラスで超高品質大画面

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XiaomiのPOCO PADのレビューです。

スペックが高いSnapdragon 7s Gen 2を搭載し、メモリは8GB+仮想メモリ最大8GBを追加でき、ストレージは256GBとノートパソコンのようなスペックです。

使い勝手も高く、この大きな12.1インチのディスプレイはサブモニターとして使うこともでき、例えばビジネスPCのお供に合うと思います。

レビュー機は当サイトの購入品で、スペックはSnapdragon 7s Gen 2、メモリ8GB、ストレージ256GBです。

詳しく本機を確認したい方は、動画もどうぞ。

POCO PADのスペック

SoC Snapdragon 7s Gen 2
メモリ LPDDR4X 8GB
ストレージ UFS 2,2 256GB+最大1.5TBのmicroSDカード搭載可能
ディスプレイ(12.1型) 2560×1600ドット 500/600nit 12bit 120Hz Dolby Vision
WideVine L1
OS Androidベースの Xiaomi HyperOS
無線 Wi-Fi 6
生体認証 顔認証
カメラ 800万画素/800万画素
オーディオ ドルビーアトモス、クアッドスピーカー
寸法(幅×奥行×高さ) 280 × 181.85 × 7.52mm
重さ 571g
バッテリー 10000mAh(動画再生16時間)
価格 44,800円

<性能評価>

 

タブレットの頭脳であるSoCにはSnapdragon 7s Gen 2が搭載し、ハイエンドスペックになります。オクタコアでマルチタスクと言うか、それ以上もサクサクです。

メモリはLPDDR4Xで大容量8GB搭載し、最大で8GBメモリの仮想拡張ができます。合計16GBメモリはすごいですね。

ストレージはUFS 2.2でこちらも大容量の256GB、そして最大1.5TBのmicroSDカードを増設できるので無敵ですね。

ディスプレイは、やばいです。12.1インチと大きく、ここ最近のPCと同じ画面アスペクト比・16:10を採用し、サブモニターとしても使いやすいです。

解像度は2560×1600ドットと高精細でLCDを採用、何と色深度が12bit・68.7憶色の発色が可能です。一般的なディスプレイは8bitで1670万色、ハイエンドモデルには時々10bit 10.7億色が採用されていますが、12 bitはほとんど見ないですね。ハイダイナミックレンジ(HDR)のDolby Visonにも対応しており、くっきりシャープに、迫力のある描写ができます。

ピーク輝度は600ニトと明るい屋外でも使いやすく、ゴリラガラス3を採用しており安心して使えます。

リフレッシュレートは最大120Hzとぬるぬるで、スクロールもスムーズです。

また、セキュリティレベルはWideVine L1なので、アマゾンプライムやNetflixなどの動画配信サービスで、高画質で見ることができます。

OSはAndroidベースの Xiaomi HyperOSで、ちょっとAndroidと違いますが、そんなに違うわけでもなく、UIもほぼ同じなので戸惑うことはないと思います。

無線はWi-Fi 6で顔認証にも対応、カメラはフロント・リア共に800万画素です。

XiaomiタブレットはどれもDolby Atmosを採用し、本機は4つのスピーカーが搭載です。音は良い方ですが、期待していた以上ではありませんでした。

12.1インチで571gと標準的、バッテリーは大容量の10000mAhもあり、動画再生時間は約16時間になります。

 

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8GBもの仮想メモリ拡張ができる

POCO PAD 最大8GBの仮想メモリを拡張できる

本機はストレージを占有してメモリの仮想拡張ができます。デフォルトでメモリ増設4GBが選ばれていますが、最大で+8GBにできます。

2つの設定でメモリ処理速度を測ってみました。

メモリ+デフォルトの+4GB時は5.52GB/秒、+8GB時は5.48GB/秒でした。拡張しても処理速度は変わりませんが、ストレージの読み込み速度が2.17GBから3.07GBに爆上がりしていました。

Redmi Pad SE 8.7で計測したときもメモリの処理速度はあまり変わりませんでしたが、シーケンシャルリードの速度が上がっていました。

メモリ拡張はストレージの読み込み速度が上がり、より快適になる?という不思議な現象です。

他のタブレットの比較です。

メモリ速度

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

ThinkPhone/8GB  12.23GB/秒
Tab P12 Pro/8GB  10.34GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2/6GB  6.79GB/秒
Tab Plus/8GB  5.94GB/秒
POCO PAD 8GB+4GB仮想メモリ  5.52GB/秒
Tab P12/8GB  5.26GB/秒
Redmi Pad SE 4GB+3GB仮想メモリ  4.99GB/秒
Tab P11 Pro/6GB  4.84GB/秒
Redmi Pad SE 8.7  4.77GB/秒
XiaoXin Pad/6GB  4.44GB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  4.34GB/秒
Tab M11  4.01GB/秒
Lenovo Tab M9 /4GB  3.76GB/秒
Blackview Tab 90 Wifi/4GB  2.18GB/秒
Tab M7 (3rd Gen)/2GB  1.52GB/秒
Lavie T8 2023/3GB  1.44GB/秒

Xiaomiのタブレットはメモリが小さくても処理速度が速いという特徴がありますが、本機は8GBメモリで平均的な速度ですね。まぁ、速いことは速いですが、Xiaomi製品にしては速くないという意味です。

 

超爆速のストレージ!最大1.5TBのmicroSDカードを増設可能

POCO PAD 最大1.5TBのmicroSDカードを搭載可能

本機は最大1.5TBのmicroSDカードを搭載できます。

元々あるストレージは256GBと大きいので、ほとんどの人は増設をする必要はないと思いますが、大量にデータ保存をする人や重たいゲームをする人には助かります。

筆者の所有のSanDisk製カード256GBを増設したら、しっかりと読み込まれました。

POCO PAD microSDカードを増設

 

POCO PAD シーケンシャル速度計測結果

ストレージのシーケンシャル速度を計測したらリード2170MB/秒、ライト463MB/秒とかなり速いです。

 

POCO PAD メモリ拡張8GB時のシーケンシャル速度計測結果

また、メモリの項目でお話ししましたが、拡張メモリを8GBにしたら、ライトは下がったものの、リードは3070MB/秒まで上がりました。速すぎ!!

こちらは他のタブレットとの比較です。

シーケンシャルリードシーケンシャルライト

シーケンシャルリード

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

POCO PAD.拡張メモリ+8GB  3.07GB/秒
POCO PAD  2.17GB/秒
Tab P11 Pro Gen 2  1.32GB/秒
Tab P12 Pro  1.15GB/秒
Tab P12  668MB/秒
Tab P11 Pro  491MB/秒
Tab Plus  464MB/秒
XiaoXin Pad  420MB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  354MB/秒
ALLDOCUBE X Game  334MB/秒
Lenovo Tab M9  253MB/秒
Redmi Pad SE  244MB/秒
Redmi Pad SE 8.7  237MB/秒
Tab M7 (3rd Gen)  220MB/秒
Tab M11  190MB/秒
Chromebook CM14 Flip  153MB/秒
Lavie T8 2023  105MB/秒

シーケンシャルライト

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Tab P11 Pro Gen 2  778MB/秒
Tab M10 Plus 3rd Gen  555MB/秒
Tab P12 Pro  504MB/秒
Tab P12  465MB/秒
POCO PAD  463MB/秒
Tab Plus  378MB/秒
Tab M11  179MB/秒
Lavie T8 2023  178MB/秒
Tab P11 Pro  168MB/秒
XiaoXin Pad  154MB/秒
Lenovo Tab M9  149MB/秒
ALLDOCUBE X Game  115MB/秒
Redmi Pad SE  95MB/秒
IdeaPad Duet Chromebook  93MB/秒
Redmi Pad SE 8.7  84MB/秒
Tab M7 (3rd Gen)  64MB/秒
Chromebook CM14 Flip  50MB/秒

 

 

超ハイスペックディスプレイ

POCO PAD ディスプレイ

このディスプレイ、やばいんですよ。ここまでやるかってくらいスペック上げちゃってます。

12.1インチの大画面で、解像度は2560×1600ドットの2.5K、そして有機ELではないですがLCDを採用しています。

すごいところが多いので、箇条書きしますね。

・2.5K
・12 bit 68.7億色
・Dolby Vision
・リフレッシュレート最大120Hz
・最大輝度600ニト/標準で500ニト(4096段階の明るさ調整)
・コントラスト比1500:1
・低ブルーライト
・Corning Gorilla Glass 3

いや~、コレなんでしょ?12 bitなんて。一般的な、と言うか価格が高くても普通は8bitの1670万色の出力、クリエイター向けのPCには時々10bit 10.7億色が採用されていますが、12 bitはほとんど見ないですよね。

これは色深度で、色深度が高いほどより多くの色と明るさの階調を表現できます。

 

Lenovo Tab PlusとPOCO PADのディスプレイを並べて比較

左は同じくらいの価格のLenovo Tab Plus(2K 400ニト NTSC 72% 色深度は不明)で、右が本機です。画像は圧縮しているので色が失われていますが、右の本機の方がより明るくシャープな描写になっています。

Dolby Visionと言うHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しているので黒もしっかりと表現できているし、すごくきれいです。

リフレッシュレートは状況に応じて変動する「アダプティブシンク」を採用し、最大120Hzと一般的な60Hzよりもスムーズに動きます。高速スクロールをしても、カクツかないです。

左は本機で色域の記載はなし、右は2万円ほどのRedmi Pad SEでNTSC 70%になります。12bitなので色彩が豊かで、色域もDCI-P3くらいになると思います。

 

POCO PAD 色域チェック

コントラスト比は1500:1と高く、すっきりとしたシャープな描写になり、輝度は通常時で最大500ニトと明るく、屋外モードでは600ニトで直射日光が当たってもある程度見やすいです。

220ニト 室内ならなんとか使える。明るい室内では暗く見える
250ニト 室内向け。屋外では日陰ならギリギリ使える
300ニト 屋外の日陰でも見える
400ニト 屋外でも使いやすいが、直射日光が当たるとちょっとくらい
500ニト 屋外向け
600ニト 画面に直射日光が当たっても比較的見える

 

POCO PADをサブモニターにして使用

Space Deskを使い、POCO PADをPCのサブモニターとして使っているところです。画面が大きいので、何でもできますね。

 

 

Widevine L1対応

POCO PAD Widevine L1対応

DRM InfoというアプリでPOCO Pad SEの情報を調べると、セキュリティレベルがしっかりとL1になっていました。

これはWideVine L1に対応ということで、動画配信サービスも高画質のHD画質で見ることができます。

ディスプレイが高品質でスピーカーもそこそこ良い音なので、動画視聴にもってこいの機種です。

 

外観

POCO PADの箱

POCO PADが送られてきて開けたら、「おしゃれなスニーカーの箱」みたいなのに入っていて驚きました。かっこいいですよね。

 

POCO PAD 箱の中

ここは普通です(笑)。

 

POCO PAD 付属品

付属品は33WアダプタにUSBケーブル、説明書・保証書、そしてその下にmicroSDカードトレーを開けるピンが入っています。

33Wのアダプタなので、充電が速いです。

 

POCO PAD ディスプレイ

ベゼルも太くもなく、普通の外観です。

 

POCO PAD 背面

背面です。結構指紋がつきやすいですね。使っているときは気にしませんでしたが、写真を撮ると目立ってます。

 

POCO PAD メタルのユニボディ

ボディはメタルのユニボディで高級感もあり、耐久性も高いです。ユニボディとは1つのパーツから作られたボディで、一般的なタブレットのように継ぎ接ぎがありません。高価格帯のタブレットやPCに採用されています。

 

POCO PAD メタルのユニボディ

ユニボディなので触り心地も良く、メタルのひんやり感が良いですね。

バッテリーは10000mAhと超巨大で、最大バッテリー駆動時間は約16時間(動画再生時)になります。

 

Dolby Atmosとクアッドスピーカーオーディオ

POCO PAD ドルビーアトモス+クアッドスピーカー

オーディオはDolby Atmosで、両サイドに2つずつの計4つのスピーカーが搭載しています。

通常、Xiaomiのタブレットは低価格モデルでも音質が良いのですが、本機は意外にも普通でした。悪いわけじゃないんですが、先日購入した価格が半分以下のRedmi Pad SE 8.7とほぼ同じ音でした。

ドルビーアトモスは立体的な音を表現でき、臨場感あふれる音になり、音楽鑑賞や動画視聴に合うオーディオです。本機の音が悪いわけじゃないですが、この価格にしては普通だなって感じです。

マイクは2つ搭載しており、普通にしゃべることができます。

 

インターフェイス

POCO PAD メタルのユニボディ

インターフェイスはUSB 2,0で、3.5ミリジャックもあります。USBはDisplayPort映像出力機能はありません。

 

POCO PAD ボタン

電源ボタンとボリュームボタンです。

 

カメラ

POCP PAD フラッシュ付きカメラ

カメラはフロント/リア(フラッシュ付き)共に800万画素で、意外に悪くない出来ですが、800万画素なのでスマホで撮ったほうがきれいです。

 

POCO PADで撮影した写真

リアカメラで撮影した本機の箱です。悪くないと思います。

 

POCO PAD カメラのドキュメントモード

たまたま撮影時にRedmi Padのカバーが映り込んだのですが、Xiaomiタブレットはカメラにドキュメントモードがあり、字を読み込んでくれます。英語などで読めないときは文字起こしをして、翻訳するなどの利用法がります。

POCO PAD カメラのドキュメントモード (2)

撮影時に表示される黄色枠部分のみカットされます。右上の丸3つ「・・・」をタップすると「テキストを認識」とあるのでタップ。 POCO PAD カメラのドキュメントモードで読み込んだ文

このように文字を読み込んでくれます。

 

ミドルハイクラスのSoC

Qualcom Snapdragon 7s Gen 2
プロセス 4nm
コア 8コア
最大クロック 2.4GHz
GPU Qualcom Adreno GPU
AI Engine Next-Gen Qualcomm® Hexagon NPU

Socはbig.Littleで、パフォーマンスの高いコアと、省電力のコアの2種類を搭載しており、低負荷なことをしているときは省電力コアで作業をするため、バッテリー駆動時間が長くなるという特徴があります。

また、AIエンジンが搭載しているので、今後ますますNPU対応アプリが増えていくので楽しみな機種です。

 

POCO PAD Antutuベンチマーク計測結果 Antutuベンチマークは556,722となかなか良いスコアです。目安として40万以上あれば重たいゲームをする以外であれば困ることのないスコアですが、GPUスコアが61,606と低く、ほかの項目の足を引っ張っていますね。

MEMはメモリとストレージの読み書きの速度で133,786、UXはアプリ動作の速さのスコアで158,542と高いです。

 

POCO PAD Geekbench 6計測結果

Geekbench 6はクロスプラットフォームのベンチマークで、CPUやGPUコンピューティングのスコアを計測できます。計測スコアはマルチコア3042、シングルコア1039と、かなり高いスコアでした。

マルチコアシングルコア

Geekbench 6 マルチコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8+ Gen 1  4596
Snapdragon 870  3538
Snapdragon 7s Gen 2  3042
MediaTek Kompanio 1300T  2864
MediaTek Dimensity 7050  2440
MediaTek Helio G99  2036
Snapdragon 695  1958
Snapdragon 750G  1940
MediaTek Helio G99  1875
Snapdragon 690 5G  1873
Snapdragon 7c Gen 2  1629
Snapdragon 730G  1625
MediaTek Helio G90T  1622
MediaTek Kompanio 520  1534
Snapdragon 680  1453
Helio G88  1449
Helio G85  1405
Snapdragon 662  1397
Unisoc T610  1213
Unisoc T606  1158
MediaTek Helio P60T  928
Helio G80  786

Geekbench 6 シングルコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8+ Gen 1  1781
Snapdragon 870  1047
Snapdragon 7s Gen 2  1039
MediaTek Dimensity 7050  967
Snapdragon 695  886
MediaTek Kompanio 1300T  739
MediaTek Helio G99  736
Snapdragon 750G  644
MediaTek Kompanio 520  619
Snapdragon 690 5G  610
MediaTek Helio G99  565
Snapdragon 7c Gen 2  553
Snapdragon 730G  551
MediaTek Helio G90T  495
Snapdragon 680  413
Helio G85  403
Unisoc T606  354
Unisoc T610  339
Snapdragon 662  314
Helio G80  306

 

POCO PAD Geekbench AIの計測結果

Geekbench AIでAI性能を測りました。Single Precision(単精度)は739、Half Precision(半精度)は660、Quantized(量子化スコア)は1456となかなか良いスコアでした。

単精度スコア半精度スコア量子化スコア

Single Precision Score/単精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8+ Gen 1.ThinkPhone  1240
Snapdragon 7s Gen 2/POCP PAD  739
Helio G99/Tab Plus  516
Helio G80/Tab M9  392
Helio G88/Tab M11  390
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7  379

Half Precision Score/半精度スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8+ Gen 1  1260
Snapdragon 7s Gen 2  660
Helio G99  515
Helio G80/Tab M9  396
Helio G88/Tab M11  383
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7  380

Quantized Score/量子化スコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 8+ Gen 1  2819
Snapdragon 7s Gen 2  1456
Helio G99  942
Helio G88/Tab M11  757
Helio G80/Tab M9  717
Helio G85/Redmi Pad SE 8.7  712

AIエンジン搭載ですが、MiキャンバスでAIアートは使えません。残念です。

 

PCMark for Android

POCO PAD PCMark for Android計測結果

次はPCMark for Androidで、アプリケーション実行時の総合的なパフォーマンスを計測します。

計測スコアは11604と高いスコアで、本機にキーボードを接続して使ってもある程度のビジネス用途で使えるほどです。

Work 3.0

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

ThinkPhone/Snapdragon 8+ Gen 1  15388
Tab P12 Pro/Snapdragon 870  13047
Tab P11 Pro Gen 2/MediaTek Kompanio 1300T  12242
POCO PAD/Snapdragon 7s Gen 2  11604
Tab P12/Dimensity 7050  11412
Tab P11 Pro/Snapdragon 730G  8343
Redmi Pad SE 8.7/Helio G85  7963
Redmi Pad SE/Snapdragon 680  7172
Tab M10 Plus 3rd Gen/Snapdragon 680  6892
Tab M10 FHD PLUS(2nd Gen)/MediaTek Helio P22T  5430
Tab M7 (3rd Gen)/MediaTek MT8166  4585

 

 

3Dグラフィックス性能

POCO PAD Sling Shot計測結果 POCO PAD Sling Shot Extreme 計測結果

POCO PAD Wild Life 計測結果

POCO PAD Steel Nomad Light 計測結果

Sling Shot(メインストリームのスマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.0) 6226
Sling Shot Extreme(高性能スマホやタブレットの性能を測る、OpenGL ES 3.1とVulkan) 4781
Wild life(最新モバイルデバイスの性能を測る) 2989
Wild Life Extreme 表示されず
Steel Nomad Light(レイトレを使用しないゲームへの性能を測る) 252

全体的に悪くないスコアでしたが、もうちょっと性能が高ければよかったです。

Sling shotSling Shot ExtremeWild Life

Sling Shot

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 Maxed Out
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 8440
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 6226
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 5026
MediaTek Helio G99  3502
Snapdragon 730G
Lenovo Tab P11 Pro
 3475
MediaTek Kompanio 520  2240
MediaTek Helio P90
X Game
 2212
Snapdragon 680
XiaoXin Pad
 2130
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 1849
Helio P60T
IdeaPad Duet
 1820
Helio G80
Tab M9
 1752
Helio G88 Tab M11  1746
MediaTek MT8166
Tab 7 3rd Gen
 523
MediaTek MT8166B
Lavie T8 2023
 515

Sling Shot Extreme

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 Maxed Out
ThinkPhone
Snapdragon 8+ Gen 1
 Maxed Out
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 Maxed Out
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 4781
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 3994
MediaTek Helio G99  2603
Snapdragon 730G
Tab P11 Pro
 2439
MediaTek Kompanio 520  1482
Helio G80
Tab M9
 1376
Helio G88 Tab M11  1358
MediaTek Helio P90
X Game
 1217
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 1171

Wild Life

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

ThinkPhone
Snapdragon 8+ Gen 1
 Maxed Out
MediaTek Kompanio 1300T
Lenovo Tab P11 Pro Gen 2
 4337
Snapdragon 870
Lenovo Tab P12 Pro
 4242
Snapdragon 7s Gen 2
POCO PAD
 2989
MediaTek Dimensity 7050
Lenovo Tab P12
 2185
MediaTek Helio G99  1171
Snapdragon 730G
Tab P11 Pro
 738
MediaTek Kompanio 520  735
Helio G88 Tab M11  698
Helio G80
Tab M9
 694
Snapdragon 662
XiaoXin Pad
 377

 

 

原神はできる?

POCO PAD 原神ができるか検証

ちょっと重ためのゲームである原神をやってみましたが、普通にサクサクできました。ただし画面設定は低(デフォルト)、30FPS(デフォルト)です。画質などを上げようとすると、警告が出るのでここが限界です。

複数の敵がいてもカクツかず、普通にプレイできます。

 

Wi-Fi 6に対応

無線はWi-Fi 6になります。

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

 

Wi-Fi速度を計測しました。計測時は雨風が強く、通常PCでは300~400Mbps出ている速が76Mbpsだったので、全体的に遅くなりました。数値よりも数値の差をご覧ください。

PC Wi-Fi 7 本機 Wi-Fi 6 本機 Wi-Fi 6
ルーターから10m
76Mbps
ルーターから10m
20Mbps
ルーターの目の前
70Mbps
比較Wi-Fi速度 POCO PAD ルーターから10メートルの距離でWi-Fi速度を計測 POCO PAD ルーターの目の前でWi-Fi速度を計測

 

 

ライバル機種

 

Tab Plus

Lenovo Tab Plusの購入レビューこれ、ドルビーアトモスにJBLのスピーカーが8つも搭載して、音がめちゃくちゃ良いんです。こんなタブレット今までないってくらい音にこだわった機種で、しかもSoCの性能も高く、無線がWi-Fi 5と言う以外は欠点もないと思います。いや~、本当に音が良くて手放せません

SoC Helio G99
メモリ LPDDR4x 8GB
ストレージ UFS 2.2 256GB
ディスプレイ(11.5型) 2K(2000×1200)
WideVine L1
OS Android 13
無線 Wi-Fi 5
生体認証 顔認証
オーディオ ドルビーアトモス(JBLスピーカー×8)
重さ 650g
バッテリー
ACアダプタ
最大約12時間
45W
標準保証 1年間
価格 4.4万円~

レビュー

 

Tab P12

Lenovo Tab P12の実機レビューLenovoでは上位モデル、全体を見渡すとミドルハイスペックに近い機種です。画面が12.7インチと大きく、解像度も高く広色域です。動画視聴が多い人や、ビジネス用PCのお供に合います。WidevineはL1に対応しており、高画質で動画配信サービスも見ることができます

SoC MediaTek Dimensity 7050
メモリ 8GB
ストレージ SSD 128/256GB
ディスプレイ(12.7型) 3K (2944×1840) LTPS液晶 60Hz
OS Android 13
無線 Wi-Fi 6
生体認証 指紋、顔認証
オーディオ ドルビーアトモス、JBLスピーカー×4
重さ 615g
バッテリー 最大約10時間
価格 49,830円~

レビュー

 

まとめ

良い点

・でかいので見やすい
・メタルのユニボディで洗練された外観
・メモリの拡張が可能
・大容量ストレージ+増設も可能
・SoC性能は高い性能だがグラフィック性能は普通
・ディスプレイが高性能で約68.7億色の発色
・顔認証付き
・カメラが意外に使える品質
・バッテリー駆動時間はそこそこ長い

 

残念な点

・スピーカーが意外にも普通だった
・グラフィック性能のみ普通(他のSoC性能は高い)

 

総合評価

ディスプレイがすごく高品質で、映画を見たり写真を見るのに合う機種です。また、PCMark10のスコアも高めで、本機は外出用のPC代わりにしたり、サブモニターとして使っても生産性がアップしますね。

ディスプレイは標準で最高500ニトもあるので明るい屋外でも使えるし、ピーク時は600ニトもあるので安心です。

グラフィック性能が思ったよりも高くなく、スピーカーには過度な期待をしていたので(通常Xiaomiタブレットはスピーカーが価格以上に高品質だから)残念でしたが、映画を見ていても気にならない音だし、原神もできるほどの性能なので普通以上ではあります。

それにしても、よいディスプレイです。

 

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