ASUS Vivobook Go 15 OLEDの実機レビュー 色彩豊かなディスプレイが搭載

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普段使いPCでは珍しい、OLEDディスプレイが搭載した機種です。

全体的なスペックは低めですが、普段使い用途であれば十分サクサク動く機種で、ディスプレイが鮮やかな色彩を描写できます。

また、15.6インチで1552gとかなり軽量で、持ち運びが多い人にも向いています。

当サイトの評価は、このようになりました。

スペック [usr 3.5]
コスパ [usr 4.5]
総合評価 [usr 4.0]

レビュー機はASUS様から借りており、Ryzen 5 7520U、メモリ16GB、SSD 512GBになります。

サクッと概要をつかみたい方は、こちらの動画をどうぞ。

 ASUSではChromebookやノートパソコンなどのセールがあっており、安く購入できる機種があります。 ・週末セールはこちらChromebookセールはこちら

Vivobook Go 15 OLEDのスペック

CPU Ryzen 5 7520U
メモリ 16GB
ストレージ SSD 512GB
グラフィックス 内蔵グラフィックス
ディスプレイ(15.6型) FHD OLED
OS Windows 11 Home
無線 Wi-Fi 6E
生体認証
WEBカメラ HD Webカメラ
寸法(幅×奥行×高さ) 360.3 × 232.5 × 18.5㎜
重さ 約1.63㎏(実測1552g)
バッテリー 約10時間
標準保証 1年間
価格 7.4万円~

<性能評価>

 

パソコンの頭脳であるCPUは最新のRyzen 7000シリーズが搭載で、Ryzen 5 7520Uになります。下2桁が「20」の下位モデルなのでそこまで性能は高くないですが、第10世代のCore i7並の性能があるので、普段使い用としては十分です。

メモリは、なんと最新のLPDDR5-5500MHz 16GBが搭載です!十分な容量がありますが、処理速度はLPDDR5にしては遅めでした。

ストレージはSSD PCIe 3.0×2で、こちらも普段使い用としては問題ない速度です。パソコンの起動は平均で約11秒と速いです。

本機の最大の特徴であるディスプレイは、15.6インチのFHDでOLEDになります。このスペックのPCにOLEDディスプレイは珍しいですね。通常、画像編集や動画編集をする、クリエイター向けのPCに搭載されることが多いです。

本機の場合はクリエイティブワーク用と言うよりも、色鮮やかなディスプレイで動画をみたり、写真を見たりするのに合います。

その他のスペックはWindows 11 Homeに、最新のWi-Fi 6Eに対応、WebカメラはHD解像度の92万画素です。

指紋センサーなどの生体認証はなく、インターフェイスもミニマムな構成になっています。結構スペックを削っているので、15.6インチにしてはかなり軽い1552g(公称値1.63㎏)でした。持ち運びが多い人にも向いていますね。

バッテリー駆動時間は実測約10時間なので、外出先でも十分使えます。

総合的に見て、本機はビジネス用途じゃなく、学生や普段使い用のPCをお探しの人に合います。

 

公式サイト

 

2023年のトレンドと比較

2023年のノートパソコンのトレンドをまとめたので、本機がどのくらい満たしているか比較してみます。(〇/標準搭載、△/モデルによってはあり、×/なし)

Ryzen 7000 DDR5 PCIe 4.0 アスペクト比16:10
× ×
Wi-Fi 6E sRGB 100%以上 輝度300nit以上 1080P Webカメラ
×
生体認証 バッテリー14時間以上
× ×

本機はディスプレイに重点を置いているので他のスペックが若干低いですが、普段使い用PCとしては普通くらいかなと思います。

 

 

Vivobook Go 15 OLEDの特徴

ASUS Vivobook Go 15 OLED 正面

15.6インチの大画面ですが、筐体は思ったほど大きくないです。ベゼル(画面の黒い枠)が比較的細いので、コンパクトに見えると思います。

 

ベゼル幅は左右6.8㎜、上11.1㎜、そしては下は13.9㎜です。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 横から

寸法は

・幅 360.3㎜
・奥行 232.5㎜
・厚さ 18.5㎜

と、奥行きが小さいですね。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 質量

重さは実測1552gとかなり軽く、公称値である1.63㎏よりも約80gも軽いです。15.6インチでこの軽さは、最軽量クラスと呼んでいいほどです。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 背面

筐体は樹脂素材で、天板とパームレストはツルツルでツヤツヤの手触りです。一瞬、アルミニウムかと思いました。おしゃれです。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 背面上から

大きなヒンジ部分は、ちょっと安っぽい素材です。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 筐体側面

筐体側面はインターフェイスがある部分のみ大きくしており、その他の部分は薄くなっています。下部分は、macみたいに薄いです。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 左斜め前から

指紋センサーなどの便利な機能はないですが、OLEDディスプレイで7.4万円という価格を考えると、悪くないと思います。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED ディスプレイを180度開いた状態

ディスプレイは約180度開くことができるので、いろいろなシチュエーションでも使いやすいです。

 

 

排熱性能

ASUS Vivobook Go 15 OLED 底面カバー

通気孔は底面カバーにあり、排気口はヒンジ裏にあります。ASUSはデザイン性が高い機種が多く、こだわりのデザインと言った感じです。

プロセッサーは省電力モデルだし、性能も高くないので発熱は低いかと思いましたが、意外に温度が上昇しました。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED CPU温度計測結果

Cinebench R23と言うCPUをフルパワーで使うベンチマークを計測時に、CPU温度を測りました。

温度がケルビンで表記されているので摂氏にすると、平均91°(ケルビンでは364)、最小はスタート時の40°、最大は96°になっています。CPU温度は高いですが、クロック数も落ちずに安定しており、キーボード中央右側がちょっと暖かくなるくらいなので、排熱はうまくできていると思います。

 

 

WEBカメラ周り

WebカメラはHD 92万画素で、プライバシーシャッター付きです。物理シャッターなので、カメラが映っているかどうかすぐに確認できます。

 

左が本機のWebカメラで、右は別機種のFHD 207万画素のWebカメラで撮影したものです。

ズームで見たら顕著に差が出ますが、一般的にFHD WebカメラはビジネスPCに搭載していることが多く、普段使いPCではHD解像度が多いです。

オンラインレッスンなどのプライベートユースであれば、問題ないと思います。

 

スピーカーは大きめの2Wが2つ搭載しており、マイクはAIノイズキャンセリング機能が搭載したものになります。普通のスペックです。

 

 

キーボード

ASUS Vivobook Go 15 OLEDのキーボード

キーボードは102キーで、テンキー付きです。キーはちょっと安っぽい素材で、触り心地は良くないですが、使いにくいというわけでもないです。

キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は19.1 × 18.8㎜と大きく、余裕をもってタイピングできます。キーストローク(キーを押し込む距離)は1.0㎜と浅いので、軽めのタイプで入力しやすいですね。

タッチパッドは10.4㎝ × 7.4㎝で、縦に長いですが横は若干短めです。ただし、指を動かすのに十分な横幅は確保されています。

 

 

CPU

Ryzen 5 7520U
製造プロセス 6nm
アーキテクチャ Zen 2
コア/スレッド 4/8
L3キャッシュ 4MB
ベースクロック 2.8GHz
ブーストクロック 4.3GHz
GPU AMD Radeon 610M
GPUコア 2
TDP 15W

プロセッサーは最新のRyzen 7000シリーズですが、Ryzen 7000シリーズでは最下位のモデルになります。スペック的には2020年のハイエンドモデル並で、2023年モデルと比べるとかなり低く感じますが、普段使い用途であれば十分な速度です。

上位モデルと比べると、Web閲覧などはそこまで違いもなくスムースですが、重たいアプリの立ち上げなどは顕著に差が出ます。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED CPU Mark計測結果

CPUの性能を測るCPU Markを計測したら、本機は8900と低調なスコアでした。

その他のCPUとの比較です。

スコアの目安

  • 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 15000~・ハイエンドPCに搭載される
  • 18000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い

CPU Markスコア

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 5 7535U  17123
Core i3-1315U  13755
Ryzen 3 5425U  10946
Core i7-1065G7  9063
Ryzen 5 7520U  8900
Core i5-1035G1  8010

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED Cinebench R23計測結果

こちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。

本機はマルチコア4976、シングルコア1150となりました。ディスプレイが高品質なのでもったいないですが、画像編集などの作業には向いていません。

その他のCPUとの比較です。

マルチコアシングルコア

マルチコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較 

Ryzen 7 7840HS  16854
Ryzen 9 PRO 6950H  14670
Ryzen 7 6800H  14135
Ryzen 7 7735U  8013
Ryzen 5 7520U/Vivobook  4976

シングルコア性能

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7840HS  1815
Ryzen 9 PRO 6950H  1662
Ryzen 7 7735U  1509
Ryzen 7 6800H  1498
Ryzen 5 7520U/Vivobook  1150

 

 

PCMark10

ASUS Vivobook Go 15 OLED PCMark10計測結果

こちらはPCMark10の計測結果で、Essentialは「通常用途(Web検索やビデオ会議、アプリの起動など)の性能」、Productivityは「Microsoft Office(事務系のアプリ)使用時の性能」、Digital Content Creationは「コンテンツ作成(画像・動画編集など)のしやすさ」を表しています。

総合性能の目安は以下になります。

・5000以上・・・ハイスペック
・4000以上・・・中位モデル
・2000以下・・・エントリ―クラス

本機種のスコアです。

  • 総合性能は4136→ギリギリミドルクラス
  • Essentialは7546→通常用途やビデオ会議などに使える
  • Productivityは6952→高速に使える(このスコアだけなぜか高いです)
  • Digital content creationは3660→低い性能

その他のCPUとの比較です。

EssentialProductivityDigital Contents

Essential

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  9744
Core i5-1240P  9728
Core i7-1165G7  9553
Core i5-1340P  9549
Core i5-1135G7  9502
Core i5-1335U  9383
Core i5-1355U  9176
Core i7-1355U  9110
Ryzen 7 5700U  8951
Ryzen 3 5425U  8743
Core i5-1235U  8197
Ryzen 7 7735U  7590
Ryzen 5 7520U  7546
Core i5-1235U  7399

Productivity

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7735U  8540
Ryzen 3 5425U  8193
Ryzen 7 5700U  8065
Core i7-1355U  7619
Core i5-1355U  7227
Ryzen 5 7520U  6952
Core i7-1165G7  6643
Core i5-1340P  6632
Core i3-1215U  6570
Core i5-1235U  6532
Core i5-1335U  6452
Core i5-1135G7  6300
Core i7-1260P  6187
Core i5-1240P  6167
Core i5-1235U  5542

Digital Content Creation

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Ryzen 7 7735U  7159
Core i7-1260P  6406
Core i5-1240P  5875
Core i5-1355U  5839
Core i7-1355U  5572
Ryzen 7 5700U  5282
Core i7-1165G7  5150
Core i5-1335U  5141
Core i5-1235U  4818
Core i3-1215U  4796
Core i5-1235U  4716
Core i5-1340P  4661
Ryzen 5 5500U  4445
Ryzen 3 5425U  4240
Core i5-1135G7  4189
Ryzen 5 7520U  3660

 

 

グラフィックス

ASUS Vivobook Go 15 OLED Graphics Mark計測結果

グラフィック性能が高いと、Officeを使った作業や複数画面での作業などがしやすくなります。

CPUの性能が低いので、CPU内蔵グラフィックスの性能もかなり低いです。ただし、Youtubeや動画配信を見たりなどは大丈夫です。

その他のCPUとの比較です。

3D Graphics Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

Core i7-1260P  3263
Ryzen 5 5500U  2326
Core i3-1215U  2258
Ryzen 7 5700U  2251
Core i5-1235U  2196
Ryzen 5 5625U  2021
Ryzen 3 5425U  1859
Ryzen 5 4500U  1818
Ryzen 3 5300U  1606
Ryzen 5 7520U  1046

 

 

ディスプレイ

ASUS Vivobook Go 15 OLED 正面

解像度 光沢 液晶 輝度
15.6型 FHD(1920×1080) あり OLED
コントラスト比 色域 視野角 その他
DCI-P3 100%

ディスプレイは標準的な15.6インチ・FHD解像度ですが、OLEDを搭載しており、広色域のDCI-P3 100%と鮮やかな色彩を描写できます。

OLEDは完全な黒を描写でき、コントラスト比も高く視野角も広いので、よりくっきりとしたシャープな映像が楽しめます。

DCI-P3の色域はデジタルシネマ規格に準拠しており、動画編集をするクリエイター向けの色域なんです。スペック的に本機では趣味レベルの動画編集しかできませんが、映画を見たりと言った用途に合います。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLEDの色域を計測した結果

いつものようにi1 Display Proで色域と輝度を計測しようとしたのですが、なぜだか本機では開くことができなかったのでCalibriteという代替ソフトウェアで計測をしました。

ただし、この場合はsRGB比しか計測できなかったので、公称色域であるDCI-P3 100%かどうかは確認できませんでした。sRGB比は100%以上のようです。

 

 

メモリ

ASUS Vivobook Go 15 OLED Memory Mark計測結果

メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。

搭載メモリは最新のLPDDR5-5500MHzで、大容量16GBになります。普段使い用PCで16GBもあれば今後5年は困ることもないと思います。

Memory Markで計測したら、スコアは2262とLPDDR5にしては低いスコアでした。

その他のメモリとの比較です。

Memory Mark

オレンジ色・・・本機種 青・・・比較

DDR5-4800MHz平均  2774
LPDDR4-4266MHz平均  2735
LPDDR5平均  2703
Vivobook Go 15 OLED/LPDDR5-5500 16GB  2262
DDR4-3200MHz平均  2151

 

 

ストレージ

ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。

搭載ストレージはSSD PCIe 3.0×2で、512GBと大容量です。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED シーケンシャル速度計測結果

シーケンシャル速度を計測したら、リード(読み込み速度)は1760MB/秒、ライト(書き込み速度)は1552MB/秒と低いスコアでした。

こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。

シーケンシャル速度

オレンジ色・・・リード 青・・・ライト

本機種  1760MB/秒
 1552MB/秒
PCIe 4.0×4  ~約7000MB/秒
 ~約5000MB/秒
PCIe 3.0×4  ~約3000MB/秒
 ~約2000MB/秒
HDD  600MB/秒
 200MB/秒

 

起動時間を計測しました。シーケンシャル速度が遅いのに、起動時間はかなり速いです。

1回目 11秒17
2回目 11秒41
3回目 10秒44
4回目 10秒16
5回目 10秒33
平均 10.7秒

 

 

Wi-Fi 6Eに対応

対応周波数 速度
IEEE802.11ac
(Wi-Fi 5)
5GHz 6.9Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6)
2.4/5GHz 9.6Gbps
IEEE802.11ax
(Wi-Fi 6E)
2.4/5/6GHz 9.6Gbps

次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWi-Fi5より約40%最大通信速度が上がっています。また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6のExtended(エクステンディット)版で、6GHz帯(高速通信)での通信ができるのですが、執筆時現在の日本では6GHz帯はまだないので使えません。最大で5GHz帯になります。

 

 

LTE

LTEはないので、必要であればスマホのテザリングで使うことになります。

格安SIMなら大手のIIJmioか、楽天最強プランおすすめです。筆者はIIJmioでドコモ回線20GB/月 約2000円と、楽天最強プランを契約していますが、月に20GB以上使うのであれば楽天がお得です。

 

 

バッテリー駆動時間

公式サイトではバッテリー駆動時間は計測中となっており、当サイトの方でYoutubeを再生し、何時間再生できるかを計測しました。Youtubeは5分ほどの曲で、1つ終われば新たにページを読み込みし、新しい曲が再生されます。

約5時間でバッテリーが50%減り、このままいくと最大で約10時間は連続再生ができると思います。

 

 

インターフェイス

インターフェイスは最低限のものが搭載しており、普段使い用途としては困ることもないと思います。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 右側面

右側面にはマイク/ヘッドフォンジャック、USB 3.2 Type-C Gen 1、USB 3.2 Gen 1、HDMI、そして電源コネクタになります。ちなみに、Type-Cは映像出力機能はありません。

 

ASUS Vivobook Go 15 OLED 左側面

左側面はUSB 2.0のみです。

先述したように、ポートがある部分のみ大きく、その他は細くなっているので、おしゃれです。

 

 

サポート・保証

ASUS サポートと保証

ASUSでは購入から1年以内であれば、絶対にサポートをしてもらえます。これはすごいですね。

また、メールやLINE、電話(朝9時から17時まで)でのサポートもあり、サポート体制はばっちりだと思います。

 

 

ライバル機種

ライバル機種は、同じく普段使いモデルでOLEDディスプレイが搭載している機種です。本機と違い全体的なスペックが高いですが、価格も高めです。

 

IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型

Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型第13世代CPUが搭載で、ハイエンドビジネスノート?と思うほど、全体的に高いスペックです。水濡れや落下に耐える設計で、MIL規格に準拠、画面比は16:10と縦に長いので、15インチ並みの情報が表示されます

CPU Core i5-1340P
Core i7-1360P
Core i5-13500H
Core i7-13620H
メモリ 16GB
ストレージ SSD 最大1TB
ディスプレイ(14型) WUXGA IPS 光沢なし 300ニト
WUXGA OLED 光沢あり 400ニト
無線 Wi-Fi 6E
生体認証 顔認証
WEBカメラ FHD 1080p
重さ 1.46㎏
バッテリー 最大約15時間
価格 9.8万円~

レビュー

 

ASUS Vivobook Go 15

ASUS Vivobook Go 15 E1504FA

液晶がIPS液晶と言う以外は全く同じスペックの機種で、機種名に「OLED」と記載されていないモデルです。通常価格はOLEDモデルが89,800円に対し、IPSモデルは79,800円と1万円安いです。

ディスプレイにこだわらない人は、こちらがより安いです。

 

公式サイト

 

 

まとめ

良い点

・ディスプレイが美しい
・筐体が細く見える
・Wi-Fi 6E対応
・15.6インチで実測1552gとかなり軽い
・バッテリー駆動時間が実測10時間と長い
・PCの起動時間が速い

 

残念な点

・CPUやメモリ、ストレージの性能が低い

 

総合評価

PCの需要なスペックであるCPUやメモリ、ストレージは低い性能ですが、普段使い用PCとしては十分だと思います。

具体的に言うと、例えばエクスプローラーを開けるとワンクッションあってから開いたり、重たいアプリを開くのに少し時間がかかったりします。ただし、このくらいのちょっとしたものであれば気にならない人が多いと思うし、ネットサーフィンくらいであれば遅いと感じることもないと思います。

筆者が驚いた点は、やはり軽さと起動速度、そしてこの高品質なディスプレイです。Wi-Fi 6Eに対応しているのも、すごいですね。

本機はPCの持ち運びが多い学生や、家で動画視聴をよくするような人に合うと思います。鮮やかな色彩なので、没入感も違いますね。

 

 

公式サイト