HPのサマーセールでVictus 16(AMD)が、10.8万円から販売されています。
スペックはRyzen 5 6600H、メモリ16GB、SSD 512GB、RTX 3050で2022年モデルで、軽いゲームに向いています。また、本機は「ゲーミングPC」っぽくない外観なので、画像編集や動画編集をするクリエイターPCとしても使いやすいです。
Victus 16(AMD)の特徴
CPU | AMD Ryzen 5 6600H AMD Ryzen 7 6800H |
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メモリ | DDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 512GB+空きスロット1つ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop |
ディスプレイ(16.1型) | FHD IPS 非光沢 |
リフレッシュレート | 144Hz |
無線 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
有線 | 内蔵ギガビットLAN(10/100/1000) |
オーディオ | Bang & Olufsen |
生体認証 | なし |
寸法(幅x奥行きx高さ) | 370 x 260 x 23.5㎜ |
重さ | 最大2.48㎏ |
バッテリー | 最大9時間 |
電源 | 最大200W |
保証 | 1年間 |
価格 | 10.9万円~ |
パソコンの頭脳であるCPUは最新のRyzen 6000Hシリーズで、性能は旧モデルのRyzen 5000Hシリーズよりも大きく性能がアップしていますが、バッテリー駆動時間が伸びたので、省電力性も上がっています。
メモリはDDR5-4800MHzが搭載で、メモリスロットが2つの最大32GBになります。ストレージは最新のPCIe 4.0が搭載で、もう1基スロットがあるのでデュアルストレージにできます。
グラフィックスは旧モデルから下がり、RTX 3050とRTX 3050 Tiのみになっています。以前はRTX 3060も搭載できたのですが、より「初めてのゲーミングPC」モデルになっていますね。(RTX 3060モデルはインテルモデルに搭載)
もちろん、ゲームだけじゃなく画像編集などのクリエイティブワークもできる性能になっています。
ディスプレイは「初めてゲーミングPCを購入する人」にも使いやすいように、FHD解像度でリフレッシュレート144Hzになります。こういったエントリーモデルのゲーミングPCは、リフレッシュレートが60Hzのものが多く存在していますが、本機では「ぬるぬる」プレイできる144Hzなので安心です。(リフレッシュレートとは1秒間に更新できるコマ数。60Hzの場合は1秒間に最大60回だが、これは「快適にプレイできる最低レート」)
リフレッシュレートも高いので、ちらつきや残像も少ない映像描写が可能です。
また、16.1型と大きな画面で、視野角が広くコントラスト比も高いIPS液晶なので単純に見やすい=プレイしやすいですね。
その他にはWi-Fi 6E対応、有線接続も可能とインターフェースは問題ない程度にあります。
エアフロー
筐体底面面積比43%の大きさがある底面給気口に、3方向の排気口があり、筐体内部は4本のヒートパイプを使用しており、冷却効果を高めた仕様になっています。
キーボード
キーボードはテンキー・バックライト付きで、キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は縦横18.7×18.4㎜、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜と若干軽めで、ゲーミングPCとしては普通に押しやすいと思います。
ベンチマーク
こちらはCPUの性能を測るPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-12900H | |
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Core i7-12700H | |
Ryzen 7 6800H | |
Ryzen 9 5900HX | |
Core i5-12500H | |
Core i7-1280P | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 9 5900H | |
Ryzen 5 6600H | |
Core i7-1270P | |
Core i7-1260P | |
Core i9-10855H | |
Core i7-1165G7 |
次はこちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
マルチコアは6000以上で高性能、8000以上でかなり高性能、シングルコアは1500を超えるとかなり高い性能です。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i7-12700H | |
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Ryzen 7 6800H | |
Ryzen 9 5900HX | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i9-11900H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 6600H | |
Ryzen 5 5600H |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-11900H | |
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Core i7-11850H | |
Core i7-1165G7 | |
Ryzen 7 6800H | |
Core i5-1240P | |
Ryzen 9 5900HX | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 5 5600H |
DirectX 11で動作するFire Strikeのスコアです
Fire Strike
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 3080 Ti | |
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RTX 3070 | |
RTX 2080 | |
RTX 3060 | |
RTX 2070 Max-Q | |
RTX 2060 Max-Q | |
GTX 1660 Ti | |
RTX 3050 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1650 |
ゲームのベンチマーク
こちらは各ゲームのベンチマークスコアで、単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)になります。通常、60fps以上が「快適」で、それ以下はカクツキがあったりします。また、ベンチマークはFHDでのスコアで、状況やスペック、回線によって変わるので参考値としてみてください。
RTX 3050 ベンチマークスコア
オレンジ色・・・低画質 青・・・標準 赤・・・高画質
Fortnite | |
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The Witcher 3 Wild Hunt | |
PUBG | |
Call of Duty: Warzone | |
Battlefield V | |
Apex Lengends | |
Rainbow Six Siege |
RTX 3050 Ti ベンチマークスコア
オレンジ色・・・低画質 青・・・標準 赤・・・高画質
Fortnite | |
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The Witcher 3 Wild Hunt | |
Cyberpunk 2077 | |
PUBG | |
Red Dead Redemption 2 | |
Battlefield V | |
Apex Lengends | |
Rainbow Six Siege |
サポート・保証
HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついていて、電話やLINE、ツイッターでもサポートをしています。購入時に詳しく書かれた「パソコン入門」もあるので、初めてパソコンを買う人でも設定から使い方まで、分かりやすいと思います。
保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
また、CAFE DE OMENという「技術的サポートと修理受付窓口」があり、1年間利用でき、受付時間は月~金・9時~21時、土曜日は9時~17時、日曜は休みです。LINEでの自動サポートは24時間365日です。
このサポートの特徴として「サポートスタッフ全員が熟練プレーヤー」で、みなさんマニアックらしいです。普通に「ゲーム用語」を使っても理解できる人たちなので、話が速いですね。また、自分に合ったアクセサリ、例えばディスプレイやVR用ヘッドセット、マウス・・・など、HP製品に限らずアドバイスをくれます。
関連リンク