最新スペックを搭載したハイエンドワークステーションで、現行最高峰のスペックになります。
17.3インチ・3㎏と横綱級のサイズですが、その分エアフローも良く、高いパフォーマンスを維持しやすい機種です。
現場で大画面で作業をする必要がある人や、メイン機種になりうるほどの性能を持ったノートパソコンをお探しの方に合います。
Contents
ZBook Fury 17.3inch G8のスペックレビュー
CPU | Core i7-11800H Core i7-11850H Core i9-11950H |
---|---|
メモリ | 最大128GB |
ストレージ | 最大SSD×4 |
グラフィックス | NVIDIA T1200 NVIDIA RTX A2000/3000/4000/5000 |
ディスプレイ(17.3型) | UHD IPS 非光沢 DCI-P3 |
無線 | WiFi6、Bluetooth 5 |
内蔵マイク | トリプルマイク |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
セキュリティ | TPM、HP Endpoint security Controller、HP Sure sense、HP BIOSphere、HP Sure Clickなど |
寸法(幅x奥行きx高さ) | 398.4 x 267.1 x 26.9㎜ |
重さ | 3㎏ |
バッテリー | 最大10時間12分 |
電源 | 150W/200W |
保証 | 3年保証 |
価格 | 42.6万円~ |
CPUには最新のインテル11世代 ハイパフォーマンスモデルが搭載で、最大でCore i9-11950Hが搭載です。現行最高峰のパワフルプロセッサーですね。
メモリは大容量・最大128GBまで搭載でき、ストレージは最大でSSD 4枚、もしくはSSD 2枚+HDDと言う構成もあります。ノートパソコンでメモリ128GBもあれば、使い方によってはデスクトップじゃなく本機をメイン機種として購入してもいいと思います。
一番重要なグラフィックボードは、エントリーモデルのNVIDIA T1200からRTX A5000のハイエンドモデルまで選べます。電源もそこそこ大きめの150Wか200W(グラボにA3000以上搭載モデル)になっています。
ディスプレイは4K UHDディスプレイで視野角が広くコントラスト比が高いIPS液晶に、そして画面が反射しにくい非光沢パネル、色域はデジタルシネマ規格のDCI-P3 100%となっています。兄弟モデルの15.6型は、FHDディスプレイのみだったのでちょっと残念でしたが、本機では映像編集や画像編集など何をするにしても正確な色を見ながら作業ができます。
他には、指紋センサーや顔認証、高速通信のWiFi6に対応、Thunderbolt 4も2つあり、全方位トリプルマイクも搭載しているので、オンライン会議中も声が相手に伝わりやすいですね。
ほとんど「完璧」と言ってよいワークステーションだと思います。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/ZBook Fury 15 G7>
旧モデルのZBook Fury 15 G7との比較です。(メモリ・SSD・GPU・バッテリーは最大値)
本機種 | ZBook Fury 15 G7 | |
CPU | Core i7-11800H Core i7-11850H Core i9-11950H |
Core i7-10750H Core i7-10850H Core i9-10885H |
メモリ | 128GB | 128GB |
ストレージ | SSD ×4 | SSD×4 |
GPU | RTX 5000 | Quadro RTX 5000 Max-Q |
ディスプレイ | UHD | UHD |
無線 | WiFi6 | WiFi6、4G LTE |
バッテリー | 約10時間12分 | 約15時間45分 |
重量 | 3㎏ | 3㎏ |
価格 | 42.6万円~ | 39.1万円~(販売終了) |
CPUとグラフィックボードが最新モデルになり性能が上がりましたが、その分消費電力も上がりバッテリー駆動時間は減っています。また、LTEモデルもなくなっています。
こちらはCPUの性能を計るPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Core i9-11950H | |
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Core i7-11850H | |
Core i7-11800H | |
Core i9-10855H | |
Core i7-10750H | |
Core i7-10850H |
15.6インチモデルとの比較
本機種 | 15インチ | |
CPU | Core i7-11800H Core i7-11850H Core i9-11950H |
|
メモリ | 128GB | |
ストレージ | SSD ×4 | |
GPU | NVIDIA T1200、NVIDIA RTX A2000/3000/4000/5000 | |
ディスプレイ | UHD DCI-P3 | FHD |
無線 | WiFi6 | WiFi6、4G LTE |
バッテリー | 約10時間12分 | 約10時間18分 |
重量 | 3㎏ | 2.5㎏ |
価格 | 42.6万円~ | 35.8万円~ |
15インチモデルのZBook Fury 15.6inch G8はほぼ同じスペックですが、ディスプレイがFHDで、LTEモデルがあります。また、若干軽いので、持ち運びが多くLTEが必要な人は15.6インチモデルを検討してもいいかもしれません。ただし、17インチの色域はDCI-P3なので、より正確な作業がしやすいです。
ZBook Fury 17.3inch G8の特徴
ワークステーションにしてはベゼル(画面の黒い枠)が細く、画面比率は84%となっています。17.3インチ画面でこの比率なら、ディスプレイも大きく見やすいですね。
ただし、17.3型で拡張性が高くエアフローも良い機種なので、筐体は大きいです。
寸法は
幅398.4㎜(≒一万円札2.5枚分/400㎜)
奥行267.1㎜(≒一万円札1.5枚分/240㎜)
高さ26.9㎜(≒500円玉/26.5㎜)
になり、全体的に大きいですね。持ち運びはしにくいですが、外部モニター無しでもしっかりした作業ができますね。
<左・17.3型/右・15.6型>
ちなみに、17.3インチディスプレイと15.6インチは一回り近く大きさが違います。大きいということは、ディスプレイが大きいだけじゃなくエアフローも良くなるので、高いパフォーマンスを長時間維持しやすくなります。
底面の吸気口はかなり大きくとられています。
ヒンジ部分にある排気口も大きいですね。
筐体内部を見るとかなりすっきりまとめられており、ベイパーチャンバーという熱を分散するヒートパイプもあるし、「Z ベイパーフォース」サーマルソリューションは、Z 予測ファンアルゴリズムなどにより冷却性能、静音性とシステム性能を状況に応じて最適化するそうです。
薄い液晶ポリマー製のファンが2つあり、これまでで最も高性能な冷却ソリューションとのことです。
ディスプレイ開閉部分は「くの字」になっており、指1本で開閉が可能です。指1本で開けれるノートパソコンって、ほとんどないんですよね。
天板にはZBookの「Z」のロゴがあるだけで、シンプルですね。CNCアルミニウム筐体で、高い強度と耐久性がありながら軽量化も実現でき、塗装カーボンファイバーと比較して5倍の耐摩耗性を持ちます。
また、筐体は一般的な家庭用の消毒液などを使って、クリーニングできるように設計されています。コロナの影響でパソコンを掃除することも多いと思いますが、簡単に消毒できるので助かりますね。
堅牢性・耐久性
<MIL規格のテスト>
12万時間以上に相当するHP独自の品質基準テストをクリアし、MIL-STD 810Hという米軍の物資調達規格のテスト(落下・衝撃・振動など)もクリアしており、高い堅牢性があります。
東京生産でサポートセンターも東京なので、安心感がありますね。
プライバシーシャッター
本機はWebカメラに物理シャッターがあるので、カメラを使用していないときやオンライン会議の離席中などに閉じておくと、プライバシーも完全に守られます。
キーボード
キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18.7×18.7㎜で、余裕をもってタイピングできる幅があります。また、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.5㎜~1.7㎜とノートパソコンでは普通なので、入力しやすいと思います。
画像①は、好みのアプリやファイルを設定できるショートカットキーで、②は電源ボタンになります。個人的にキーボードの中に電源があるのは好みじゃないですが、気にならない人もいると思います。
CPU
Core i9-11950H | Core i7-11850H | Core i7-11800H | |
製造プロセス | 10nm SuperFin | ||
---|---|---|---|
コア/スレッド | 8/16 | ||
キャッシュ | 24MB | ||
グラフィックス | UHDグラフィックス | ||
基本クロック | 2.6GHz | 2.5GHz | 2.3GHz |
ブーストクロック | 5.0GHz | 4.8GHz | 4.6GHz |
最大TDP | 45W |
CPUは最新のTiger Lake・インテル11世代モデルで、ハイパフォーマンスのHシリーズが搭載です。現行最高峰のCPUだし、筐体も大きくエアフローも良いので、性能を発揮しやすいと思います。
こちらはCPUの性能を表すPassmarkスコアです。
スコアの目安
- 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
- 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 10000~・ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-11950H | |
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Core i9-11900H | |
Ryzen 9 5900HX | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11850H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 5600H | |
Core i5-11500H | |
Core i9-10980HK | |
Core i9-10855H | |
Core i5-11400H | |
Core i7-10750H | |
Core i7-11370H | |
Core i5-11300H |
一般的なビジネス用途に必要とされる目安が約7000、クリエイティブワーク向けは1万以上なので、本機はかなり高い性能になります。
こちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。マルチコア性能は総合性能で、シングルコア性能が高いとゲームやクリエイティブワークもしやすくなります。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Ryzen 9 5900HX | |
---|---|
Ryzen 7 5800H | |
Core i9-11950H | |
Core i9-11900H | |
Core i7-11850H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 7 5700U | |
Core i5-11500H | |
Core i7-10750H | |
Core i7-1165G7 | |
Core i5-1135G7 | |
Core i7-11370H | |
Core i5-11300H |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-11950H | |
---|---|
Core i9-11900H | |
Core i7-11850H | |
Core i7-1165G7 | |
Core i7-11800H | |
Core i5-11500H | |
Ryzen 9 5900HX | |
Ryzen 7 5800U | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i5-11400H | |
Core i5-11300H | |
Ryzen 5 5600H | |
Ryzen 5 5700U | |
Core i7-10750H |
インテルはシングルコア性能が高いので、クリエイティブワークがしやすいですね。
グラフィックス
業務用のAシリーズは以前はQuadroと言う名称で販売されていましたが、今回の新製品から「A」となっています。また、このクラスのワークステーションを購入するので、RTX A2000以上を選ぶ人が多いと思います。簡単に判別するなら、CUDAコアとメモリ容量に注目するといいです。
RTX A5000 |
RTX A4000 |
RTX A3000 |
RTX A2000 |
T1200 | |
アーキテクチャ | Ampere | Turing | |||
CUDAコア | 6144 | 5120 | 4096 | 2560 | 1024 |
RTコア | 48 | 40 | 32 | 20 | – |
Tensorコア (TFLOPS) |
192 | 160 | 128 | 80 | – |
単精度性能 (TFLOPS) |
21.7 | 17.8 | 12.8 | 9.3 | 3.7 |
Tensor性能 | 174 | 142.5 | 102.2 | 74.7 | – |
メモリタイプ | GDDR6 | ||||
メモリ帯域 | 448GB/秒 | 384GB/秒 | 264GB/秒 | 192GB/秒 | 192GB/秒 |
メモリ容量 | 16GB | 8GB | 6GB | 4GB | 4GB |
TGP | 80-165W | 80-140W | 60-130W | 35-95W | 35-95W |
TFLOPS・・・単精度浮動小数点演算性能で、例えばA4000の17.8TFLOPSだと、32bit小数の乗算、または加算を1秒間に17.8兆回実行できる速度
RTXシリーズはVR Readyなので、VR・ARなどの高負荷なこともできます。
本機はISV認証と言う「主要なソフトウェアベンダーの認証を受けた機種」になり、一部ですがソフトをご紹介します。
・データサイエンス・・・Keras、TensorFlow、PyTorch、RAPIDS等
・プロダクトデザイン、エンジニア・・・Ansys、Unity、Unreal、NX、VRED、Creo、Catia、SOLIDWORKS等
・メディアエンターテイメント・・・Premier Pro、Avid、3DS Max、Autodesk Maya等
ISV認証があるので、安心して使えますね。
ディスプレイ
右にスライドできます↓
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 | 色域 |
UHD 3840×2160 |
なし | IPS | 550nit | DCI-P3 100% |
UHD | ウルトラハイディフィニション、いわゆる4K解像度 |
---|---|
FHD | フル・ハイディフィニション、一般的な画質 |
光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい |
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い |
nit | 明るさを表す単位。通常250nitが標準 |
ディスプレイはほぼ満足のいく品質だと思います。4K解像度で、視野角が広くコントラスト比が高いIPS液晶が搭載、色域はデジタルシネマ規格のDCI-P3を100%カバーしています。画像編集・動画編集・映像作成など何をするにも正確な色を表現できます。
贅沢を言えば、この価格なのでOLED液晶があっても良かったかもしれません。
また、ディスプレイの輝度は550nitとかなり高く、通常、室内用は250nit~300nit、屋外向けは300~350nitくらいなので、本機の輝度はいかに高いか分かると思います。日中の太陽光が当たる場所でも使いやすいです。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
メモリは最大128GB・4スロットで、各モデルにより搭載メモリが変わります。
- ベーシックモデル/スタンダードモデル・・・16GB(8GBx2)
- パフォーマンスモデル・・・32GB(16GBx2)
- ハイパフォーマンスPlusモデル・・・64GB(32GBx2)
- プレミアムパフォーマンスモデル・・・64GB(32GBx2)
- エクスクルーシブモデル・・・128GB(32GBx4)
エクスクルーシブモデル以外はスロットに空きがあるので、自分で増設も可能です。
搭載メモリはDDR4-2933MHzなので、増設する場合はDDR4-3200MHzを購入したらいいです(2933MHzはほとんど販売していないため)。ただし、動作周波数は低いものに合わせられるので、2933MHzでの動作になります。
周波数が高い方が処理速度が速いのですが、何故あえて2933MHzのメモリを搭載しているんでしょうね?あと、ECCメモリが必要な人もいると思いますが、本機は通常のメモリのみです。
ストレージ
SSD(PCIe NVMe) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大16Gbps~32Gbps | 最大6Gbps(SATAの場合) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分 |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージは高速データ転送速度があるM.2 PCIe NVMeで、最大4つのSSDが搭載できます。ただし、ベーシックモデルとスタンダードモデルは、仕様書ではSSD 2基+2.5インチベイとなっています。
増設
底面カバーはスライドするだけで開けることができ、ツールフリーでカスタマイズやメンテナンスができます。
赤枠はメモリスロット、緑はSSD、青は2.5インチHDDになります。仕様書を見るとベーシックモデルとスタンダードモデルにのみ2.5インチベイとあるので、他のモデルにはないかもしれません。
セキュリティ
HPは世界で最も安全なワークステーションと宣伝しており、それに見合った多くのHP独自のセキュリティが搭載しています。
- HP Endpoint Security Controller・・・BIOSに改ざんがないかどうか知らべる機能
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Run・・・OSの重要な機能や設定を構成時の状態に維持し、万が一設定が無効になった場合は再起動し、安全な状態に戻す
- HP Sure Recover・・・OSがウイルス感染しても自動的にリカバリーする
- HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリーする
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
- ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
WiFi6
次世代通信規格のWiFi6に対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHzと2バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
バッテリー駆動時間
8セル94Whの大きなバッテリーが搭載で、最大バッテリー駆動時間は10時間12分になります。実際にGPUも使った作業をしているとここまで持つこともないので、長時間外出する時は充電ケーブル持ち運びが必須です。
また、高速充電機能に対応しているので、30分で約50%まで充電できます。
インターフェイス
右側面インターフェースはSDカードリーダー、HDMI 2.0、Mini Display Port 1.4、Thunderbolt 4が2つに電源コネクタになります。
左側面インターフェースはRJ45、ナノセキュリティスロット、USB-Aが3つ、ヘッドフォン/マイクジャック、スマートカードリーダーになります。
多くの人はThunderbolt ドッキングコネクタを使うと思いますが、使わないとしてもインエーフェースは十分だと思います。
サポート・保証
標準で3年保証が付いており、翌日オンサイト修理になります。オンサイト修理とは、エンジニアが自宅や会社に訪問してその場で修理するもので、最長5年まで延長できます。
サポートはワークステーション専用テクニカルサポートが東京にあり、土日祝日を含む毎日朝8時から夜9時まで対応しています、
HPはサポートも保証も手厚いですね。
まとめ
良い点
・高性能
・増設が簡単にできる
・メモリやストレージの最大容量が大きい
・WiFi6対応
・DCI-P3 100%
・ディスプレイの輝度が高い
残念な点
・メモリが2933MHz
・ECCメモリがない
・この価格なのでOLED液晶があっても良かった
総合評価
はっきり言って、メモリが2933MHzと言う以外は何も言うことはないと思います。そのくらい、完成された機種だと思います。
筐体が大きくエアフローもよいので、高いパフォーマンスを維持しやすいというのもポイントですね。
持ち運びが多い場合は兄弟モデルの15.6インチが移動はしやすいと思いますが、大画面で作業をしたいという場合は本機種が、やっぱり使いやすいですね。
スペックだけでなく、保証やサポートも手厚く、東京生産なので安心して購入できると思います。