最高でCore i9-12900HXにRTX 3080 Tiも搭載可能で、ほぼ最高スペックの本機種は、ゲームだけじゃなく画像編集などのクリエイティブワークもしやすいスペックになっています。
ディスプレイが2.5Kと高解像度で色域がsRGB 100%と広く、USB4も搭載と使いやすさ満点ですね。
当サイトの評価は、この様になりました。
スペック | [usr 4.9] |
---|---|
総合評価 | [usr 4.9] |
・2022年9月5日 追記)新しいスペックになったので、情報をアップデートしています
・2023年6月30日 追記)13世代CPUとRTX 40シリーズが追加されたので、情報をアップデートしています
こちらの割引クーポンもどうぞ。[広告]【提供:株式会社日本HP】 ・12/9まで最大50%オフのBlack Friday第2弾はこちらをどうぞ ・金土日月開催の週末セールはこちらをどうぞ。
Contents
OMEN 17-ckのスペックレビュー
CPU | Core i7-12700H/12800HX Core i9-12900H/12900HX Core i7-13700HX Core i9-13900HX |
---|---|
メモリ | DDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大2TB |
グラフィックス | RTX 3070 Ti RTX 3080 Ti RTX 4080 RTX 4090 |
ディスプレイ(17.3型) | QHD IPS 非光沢 sRGB 100% |
リフレッシュレート | 240Hz |
キーボード | RGBライティング、キーロールオーバー、アンチゴースト |
無線 | Wi-Fi 6E、Bkuetooth 5.3 |
有線 | 内蔵ギガビットLAN(10/100/1000) |
オーディオ | Bang & Olufsen |
生体認証 | なし |
寸法(幅x奥行きx高さ) | 397.1 × 262 × 29.5㎜ |
重さ | 2.78㎏ |
バッテリー | 最大5.5時間 |
電源 | 330W |
保証 | 1年間 |
価格 | 29.8万円~ |
<性能評価>
パソコンの頭脳であるCPUは最新のインテル第12世代で、最高峰のHシリーズかHXシリーズが搭載できます。CPU Markのスコアが3万オーバーのものもあります!最高峰のCPUですね。
インテル第13世代HXシリーズが追加され、かなり性能が上がっています。
メモリも最新のDDR5で、メモリスロット2つ・最大32GBが搭載、SSDも最新のPCI Express 4.0×4が搭載で、最大2TBになっています。
GPUはハイエンドモデルのRTX 4080かRTX 4090で、現行最高のグラボです。
ディスプレイは大きな17.3インチで、高精細2.5K解像度、IPS液晶、そしてリフレッシュレートは165Hzとぬるぬるです!また、色域も広いsRGB 100%で、クリエイティブワークにも合うし、ゲームをやっていても色鮮やかなので没入感が高いです。
その他のスペックはWindows 11 ProにWi-Fi 6E対応、最新のBluetooth 5.3にも対応しています。バッテリー駆動時間は最大約5.5時間と短く、2.78㎏とヘビー級です。
旧モデルとの比較
<左/本機種・右/旧モデル>
旧モデルのOMEN 17-ck0000との比較です。(メモリ・SSD・バッテリーは最大値)
OMEN 17-ck0000 | 本機種(ck-1000) | |
CPU | Core i7-11800H Core i9-11900H |
Core i7-12700H/12800HX Core i9-12900H/12900HX |
メモリ | DDR4 32GB | DDR5 32GB |
ストレージ | PCIe 4.0 SSD | PCIe 4.0 SSD |
GPU | RTX 3070 Laptop RTX 3080 Laptop |
RTX 3070 Ti Laptop RTX 3080 Ti Laptop |
ディスプレイ | QHD IPS 165Hz | |
通信 | WiFi6、最大1Gb LAN | Wi-Fi6E、最大1Gb LAN |
電源 | 330W | |
重量 | 2.78㎏ | |
価格 | 22万円~ | 29.8万円~ |
変更点です。
・CPUが11世代→12世代に
・メモリがDDR4→DDR5に
・グラボが上位モデルに
・Wi-Fi 6→Wi-Fi 6Eに
プロセッサーの性能を表すPassmarkスコアです。
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・旧モデル
Core i9-13900HX | |
---|---|
Core i9-12900HX | |
Core i7-13700HX | |
Core i7-12800HX | |
Core i9-12900H | |
Core i7-12700H | |
Core i9-11900H | |
Core i7-11800H |
OMEN 17-ckの特徴
旧モデルのOMEN 17-cbから筐体が変わり、特徴的な形から通常のノートパソコンになったので、より一般受けしやすいと思います。下のベゼル(画面の黒い枠)は、細くなりましたね。
寸法は
- 幅397.1㎜(≒一万円札2.5枚分/400㎜)
- 奥行き262㎜(≒一万円札1.5枚分/240㎜)
- 高さ29.5㎜(≒500円玉の直径/26.5㎜)
になり、やはり17型なので大きいですね。
特に高さ(厚さ)は29.5㎜と、500円玉以上(26.5㎜)で分厚いですね。
天板のロゴはシンプルだけど「The・ゲーミングPC」と言った感じで、かっこいいですね。電源は330Wと大きいので、より高いパフォーマンスを発揮できます。
ユニボディを採用した堅牢性の高い機種で、高級感もあります。ユニボディとは、つなぎ合わせのない1つのパーツで作られたボディです。
OMEN Gaming HubからRGBライティングやマクロキー、オーバークロックの調整などができ、以下のような設定もできます。
ネットワークブースターから通信の振り分けができ、例えば、ゲームは有線LANに接続し、ゲーム以外のブラウザなどは無線LANに繋いで通信をするなどと設定できます。
パフォーマンスコントロールからファンの速度や、CPUパフォーマンスの設定もできます。
OMEN Tempest クリーンテクノロジー
筐体底面の大きな吸気口に、3方向排気による合計5方向のエアフローの冷却により、高いパフォーマンスを長時間発揮しやすくなっています。
ファンブレードは旧モデルから40%増しになり、背面排気口は14%拡大したおかげで、エアフローは格段に良くなっています。
キーボード
<出荷されるのは日本語キーボードです>
メカニカルスイッチキーボードを搭載で、5000万回の打鍵に耐えるキーボードで、キーピッチ(キーの中心から次のキーの中心までの距離)は18.7×18.7㎜、キーストローク(キーを押し込む距離)は1.3㎜と浅いですが、押下圧65g +-10gでタクタイル感(キーを押下した時に「キーを押した」と言う感触)のあるキーボードです。
応答速度は0.2msと速めです。
また、全てのキーがロールオーバー(複数キーを押しても押された順序に従って認識される)とアンチゴースト(複数キーを押して入力可能)に対応なので、思い通りの操作が可能です。
OMEN Gaming Hubから、キーのバックライトの色も設定できます。
CPU
Core i9 12900H |
Core i7 12700H |
|
Pコア | 6 | |
Eコア | 8 | |
スレッド | 20 | |
キャッシュ | 24MB | |
ターボブースト時 | 5.0GHz | 4.7GHz |
Pコア最大周波数 | 5.0GHz | 4.7GHz |
Pコア基本周波数 | 2.5GHz | 2.3GHz |
Eコア最大周波数 | 3.8GHz | 3.5GHz |
GPU実行ユニット | 96 | |
ベースパワー | 45W | |
最大パワー | 115W |
Core i7- 12800HX |
Core i9- 12900HX |
|
Pコア | 8コア | |
Eコア | 8コア | |
スレッド | 24 | |
キャッシュ | 25MB | 30MB |
ブーストクロック | 4.8GHz | 5.0GHz |
Pコア最大周波数 | 4.8GHz | 5.0GHz |
Eコア最大周波数 | 3.4GHz | 3.6GHz |
GPU実行ユニット | 32 | |
ベースパワー | 55W | |
ターボパワー | 157W |
CPUはPコア(Performance Core)とEコア(Efficient Core)の2つを搭載しており、高負荷な作業はPコアで処理を、低負荷な事はEコアで処理することによって、パワフルでも省電力性を兼ね揃えたCPUになっています。
また、Intel Thread Directorというハードコアが、命令をより効率よくPコアとEコアに割り当てて実行できるので、性能もかなり上がっています。
スコアの目安
- 7000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
- 10000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
- 14000~・ハイエンドPCに搭載される
- 15000~ゲーミングPCや編集など専門的な機種に搭載されることが多い
Passmarkスコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-13900HX | |
---|---|
Core i9-12900HX | |
Core i7-12800HX | |
Core i7-13700HX | |
Core i9-12900H | |
Core i9-12900HK | |
Core i7-12700H | |
Ryzen 9 6900HS | |
Core i5-12600HX | |
Ryzen 9 5900HX | |
Core i5-12500H | |
Core i7-1280P | |
Core i7-1260P | |
Core i5-1240P | |
Core i7-1165G7 |
こちらはCinebench R23のスコアで、CPUの3DCGレンダリング性能を測定します。一般的に、3Dレンダリングやエンコードはマルチコア、モデリングやCAD、編集中、ゲームはシングルコアを重視します。
Cinebench R23 マルチコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-12900HX | |
---|---|
Core i7-12700H | |
Core i9-12900H | |
Ryzen 9 PRO 6950H | |
Ryzen 7 6800U | |
Ryzen 9 5900HX | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i9-11950H |
Cinebench R23 シングルコア
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
Core i9-12900H | |
---|---|
Core i9-12900HX | |
Core i7-12700H | |
Core i7-1260P | |
Ryzen 9 PRO 6950H | |
Ryzen 7 6800U | |
Ryzen 7 5875U | |
Core i7-1165G7 | |
Ryzen 9 5900HX |
シングルコアもマルチコア性能も高いですね。ノートパソコンでは最高峰です。
グラフィックス
グラフィックボードは最新のRTX 30シリーズで、現行最強のRTX 3080 Tiも搭載可能です。
RTX 3070 Ti | RTX 3080 Ti | |
アーキテクチャ | Ampere | |
プロセス | 8nm | |
CUDAコア | 5888基 | 7424基 |
RTコア | 46基 | 58基 |
Tensorコア | 176基 | 232基 |
ブースト周波数 | 1485MHz | 1590MHz |
メモリタイプ | GDDR6 8GB | GDDR6 16GB |
メモリ帯域幅 | 448GB/s | 512GB/s |
メモリバス幅 | 256bit | 256bit |
TGP | 80W | 80W |
こちらは追加されたRTX 40シリーズです。
RTX 4080 Laptop | RTX 4090 Laptop | |
コードネーム | Ada Lovelace | |
CUDAコア | 7424基 | 9728基 |
RTコア | 第3世代 58基 | 第3世代 76基 |
Tensorコア | 第4世代 232基 | 第4世代 304基 |
ベース/ブーストクロック | 2280MHz | 2040MHz |
メモリタイプ | GDDR6 | |
メモリ容量 | 12GB | 16GB |
メモリバス幅 | 192bit | 256bit |
メモリ帯域幅 | 432GB/s | 576GB/s |
TGP | 175W |
グラフィック性能が高いと画像・動画編集やゲームがしやすく、上位モデルになればゲーム制作やVR・ARなどの高負荷な事もしやすくなります。
RTコアは第2世代に、Tensorコアは第3世代になり、レイトレーシング性能やDLSS性能が高くなっていますね。動画・画像編集をする人は、RTX 3070でもVRAMが8GBもあり、RTX 3080は16GBとかなり大容量なので安心ですね。
RTX 40シリーズは世代が変わり、より高性能です。
- レイトレーシングとは、光線(光)がどのように動くか追跡して表現する技術で、これを「リルタイム」でシュミレートし描写する機能
- DLSSは、fpsを落とさずに画質を上げることができる機能
Fire Strike Graphics
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
DirectX 11で動作するFire Strikeのスコアです
RTX 4090 | |
---|---|
RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
Radeon RX 6600M | |
RTX 2070 Super | |
RTX 3060 | |
RTX 2060 Max-Q | |
GTX 1660 Ti |
DX12で動作するWQHD(2K/2560×1440)向けのTime Spyです。
Time Spy
オレンジ色・・・本機種 青・・・比較
RTX 4090 | |
---|---|
RTX 4080 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RTX 2080S | |
RTX 2070 Super | |
RTX 3060 | |
RTX 2060 Max-Q | |
RTX 3050 Ti |
ゲームのベンチマーク
こちらは各ゲームのベンチマークスコアで、単位はfps(1秒間に更新されるコマ数)になります。通常、60fps以上が「快適」で、それ以下はカクツキがあったりします。また、ベンチマークはFHDでのスコアで、状況やスペック、回線によって変わるので参考値としてみてください。
RTX 3080 Tiゲームベンチマーク
青・・・FHD 赤・・・QHD
Watch Dogs Legion | |
---|---|
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends |
RTX 3070 Tiゲームベンチマーク
青・・・FHD 赤・・・QHD
Watch Dogs Legion | |
---|---|
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends |
RTX 4090ゲームベンチマーク
青・・・FHD 赤・・・QHD
Watch Dogs Legion | |
---|---|
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends |
RTX 4080ゲームベンチマーク
青・・・FHD 赤・・・QHD
Watch Dogs Legion | |
---|---|
Horizon Zero Dawn | |
Red Dead Redemption 2 | |
Assassin’s Creed Odyssey | |
Monster Hunter World | |
Far Cry New Dawn | |
Cyberpunk 2077 | |
Apex Legends |
ディスプレイ
右にスライドできます↓
解像度 | 光沢 | 液晶 | 輝度 | リフレッシュレート | 色域 | 応答速度 |
QHD | なし | IPS | 300nit | 165Hz | sRGB 100% | 3ms |
QHD | クワッド・ハイディフィニションでいわゆる2.5K解像度(2560 x 1440) |
---|---|
光沢 | 光沢ありは発色が良い反面、自分や背景が映り込みしやすい。光沢無しは映り込みがしにくい |
IPS液晶 | コントラスト比が高く、視野角も広い |
nit | 明るさを表す単位。通常250nitが標準 |
リフレッシュレート | 1秒間に画面を更新できるコマ数 |
色域 | 色空間の規格 |
応答速度 | キーを押したときのディスプレイの反応速度。3msは0.003秒 |
Eyesafe | ブルーライトをカットする機能 |
NVIDIA G-Sync | テアリングやスタッタリングが起こらないようにする技術(RTX 3080モデルのみ) |
※)テアリング(ティアリング)は映像が乱れる現象。スタッタリングはカクつく現象
ディスプレイは2種類あり、ほとんど同じですが、CPUがHシリーズ(HXじゃない方)のみNVIDIA G-Sync対応ディスプレイになっています。
また、2.5Kディスプレイなので解像度も高く迫力のある画面ですね。リフレッシュレートも高いし、言うこと無しの高品質ディスプレイです。
色域もクリエイター向けのsRGB 100%なので、より深い色合いが描写されます。
sRGB 100% | NTSC 45% |
全然色が違いますね。
メモリ
メモリはデータを一時的に保存する部分で、メモリが大きいと多くの(大きな)データを処理しやすくなります。
搭載メモリはDDR5-4800MHzで、メモリスロット2つ・最大32GBが搭載です。
旧モデルよりも帯域幅が50%増しになっており、より高速にデータ処理ができます。
ストレージ
SSD(PCIe NVMe) | HDD | |
最大データ転送速度 | 最大64Gbps | 最大6Gbps(SATAの場合) |
平均起動時間 | 10秒~15秒 | 30秒~2分 |
温度 | 熱くなりにくい | 熱くなりやすい |
価格 | 高い | 安い |
ストレージはデータを保存するだけの場所じゃなく、パソコンの起動やWebサイトの表示速度にも影響があります。
搭載ストレージは最新・最速のPCIe 4.0×4が搭載で、PCIe 3.0のスロットに空きがあるので増設も可能の様です。PCIe 4.0×4はPCIe 3.0に比べ、帯域幅が倍なので超高速データ移動が可能です!
ゲームのロード時間も短縮になりますね。
こちらはシーケンシャル速度の、おおよその速度です。
シーケンシャルリード
オレンジ色・・・リード 青・・・ライト
PCIe 4.0×4 | |
---|---|
PCIe 3.0×4 | |
HDD |
LAN
対応周波数 | 速度 | |
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E) |
2.4/5/6GHz | 9.6Gbps |
無線LANは次世代通信規格のWi-Fi 6Eに対応しており、現在主流のWiFi5より約40%最大通信速度が上がっています。今まで5GHzにしか対応していなかった周波数が、2.4GHzと5GHz、そして6.0GHzと3バンドに対応しており、また、一度に多くのデバイスに電波を飛ばせるようになったので、カフェなどの混雑した回線でも安定した通信が可能になっています。
内蔵ギガビットも搭載で、有線LANの接続も可能です。
バッテリー駆動時間
バッテリーは大容量6セルで、最大5時間のバッテリー駆動時間になります。
NVIDIA Advanded Optimusと言う「グラボを非アクティブにして、不要な時は内蔵グラフィックを使用し、バッテリーを節約する機能」にも対応しているので、ゲーム以外をしているときは比較的長めのバッテリー駆動時間になります。
電源は330Wと大きめなので、高いパフォーマンスを発揮しやすいです。
インターフェイス
左側面インターフェースは電源コネクタ、RJ45(有線LAN)、USB-A、Mini Display Port、HDMI 2.1、USB4(Thunderbolt 4)、ヘッドフォン/マイクジャック、SDカードリーダーになります。
Mini Display Portもあるので、240Hz対応モニターを持っているなら、ガチのFPSプレイヤーにも合いますね。
右側面インターフェースはUSB-Aが2つになり、全てのUSB-Aの最大データ転送速度は5Gbpsになります。
新規格のThunderbolt 4(USB4)には、こういった機能・性能があります。
- Power delivery対応、DisplayPort出力機能付き、DC-in機能付き
- 最大データ転送速度40GB/秒が2mのケーブルでも出る(以前は0.8mまで)
- PCIeの転送速度は32GB、ストレージ転送速度は最大3000Mbps
- 4Kディスプレイ2台同時に出力可能
- 8K出力にも対応
- 給電100Wまで対応
サポート・保証
HPでは「1年間の使い方サポート」と「1年間の引き取り修理保証」が標準でついていて、電話やLINE、ツイッターでもサポートをしています。購入時に詳しく書かれた「パソコン入門」もあるので、初めてパソコンを買う人でも設定から使い方まで、分かりやすいと思います。
また、保証は最長3年まで延長でき、引き取り修理じゃなく出張修理もあります。
- 引き取り修理・・・指定業者がパソコンを引き取りに来て修理工場に配送、修理後配達される(期間内はパーツ代や配送代など無料)
- 出張修理・・・家や事務所に来て現場で修理。期間内は交換パーツ代など無料
また、CAFE DE OMENという「技術的サポートと修理受付窓口」があり、1年間利用でき、受付時間は月~金・9時~21時、土曜日は9時~17時、日曜は休みです。LINEでの自動サポートは24時間365日です。
このサポートの特徴として「サポートスタッフ全員が熟練プレーヤー」で、みなさんマニアックらしいです。普通に「ゲーム用語」を使っても理解できる人たちなので、話が速いですね。また、自分に合ったアクセサリ、例えばディスプレイやVR用ヘッドセット、マウス・・・など、HP製品に限らずアドバイスをくれます。
ライバル機種
OMEN 16 AMD(2022年モデル)
超高性能のRyzen 7 6800HにメモリはDDR5、そしてSSD PCIe 4.0搭載と高い性能です。グラボは2種類から選べ、最大でRTX 3070 Tiが搭載でき、重量級ゲームもプレイできます
CPU | Ryzen 7 6800H |
---|---|
メモリ | DDR5 16GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 1TB+空きスロット1つ |
グラフィックス | Radeon RX 6650M RTX 3070 Ti |
ディスプレイ(16.1型) | FHD/QHD IPS 光沢なし 144/165Hz |
無線 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 |
有線 | ギガビットイーサネット |
重さ | 約2.41㎏ |
バッテリー 電源 |
最大9.5時間 280W |
価格 | 20.8万円~ |
Legion 770i
OMEN 17と似たようなスペックですが、画面アスペクト比が16:10と縦に長く、16インチでも17インチ並みの情報が表示されます。Webカメラが高画質FHDだったり、有線LANがワークステーション並みの2.5ギガビット対応だったりと、より高いスペックです
CPU | Core i7-12800HX Core i9-12900HX |
---|---|
メモリ | DDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大2枚 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti |
ディスプレイ(16型) | WQXGA IPS 光沢なし 500ニト |
リフレッシュレート | 165Hz |
OS | Windows 11 Home/Pro |
無線 | インテルKiller Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1 |
有線 | 2.5GBASE-T |
生体認証 | 指紋センサー |
Webカメラ | FHD 1080p |
重さ | 2.3㎏ |
バッテリー | 最大約11時間 |
電源 | 300W |
価格 | 30.6万円~ |
まとめ
良い点
・高解像度、広色域で、クリエイターにも合う
・最新スペック満載で、現行最高性能
・USB4(Thunderbolt 4)搭載
・キーボードが高品質で押しやすい
残念な点
・特になし
最新、そして最高スペックが満載で、言うことなしだと思います。17.3型と筐体も大きく、5方向のエアフローの冷却により、熱もこもりにくいと思います。
ディスプレイも高精細2.5K解像度で、広色域のsRGB 100%と、ゲーマーにもクリエイターにもうれしいスペックです。
これだけのスペックなので価格が若干高いですが、それだけの価値がある機種だと思います。