HP(ヒューレットパッカード)は個人向けPCのPavilionやEnvyなどが有名ですが、ビジネス用PCもラインアップが豊富で、個人向けとは違ったより高いセキュリティや耐久性を兼ね揃えた機種があります。
HPのビジネスモデルって「法人向け」と言うイメージがあるかもしれませんが、個人でも購入は可能なんですね。昨今、セキュリティに関するモラルが高まっているので、「安心して使えるPC」として人気がありますね。
ビジネスモデルと言っても堅苦しい外観じゃなく、最近は個人向けモデルの様におしゃれな機種も増えてきたので、購入もしやすくなっています。
HPビジネスノートの特徴
左の機種はビジネスモデルのHP ProBookで、右は個人向けのHP Pavilionですが、外観だけじゃどっちがどっちか、ほぼ判断できないですよね。以前は性能や機能、耐久性などがメインで、見た目は二の次だったのですが、ここ最近は機能や耐久性に加え「おしゃれな外観」を取り入れた機種が増えてきています。
以前テレビでCMを流していたので一番有名なのはDragonfly だと思いますが、こちらは画面比3:2と縦に長い13.5インチで、重さは1000gとなっています。モビリティに優れた機種もありますね。
また、これはビジネスモデルに限った話じゃないですが、HPは世界のノートパソコン出荷台数がNo.2の会社で、世界全体のノートパソコン約5台に1台はHP製となっています。
<Gartnerより引用>
世界1位はLenovoで約5972万台、HPは第2位で約5289万台、シェアは21.9%となっています。
<参考資料・MM総研>
こちらは、2023年度の国内出荷台数で、1位はNECレノボで2位はHPで17%です。それに続きFCLL(富士通クライアントコンピューティング)などがあります。アップルのmacは人気ですが、出荷台数から見るとそこまで人気のメーカーではありません。意外ですね。
ビジネスモデルの種類
HPのビジネスモデルは、基本的に「サポート」と「セキュリティ」に力を入れており、各モデルは以下のような特徴があります。(性能の項目はCPUやメモリ、ストレージなどの総合評価です)
性能 | ビジネスサポート(日本) | ビジネスセキュリティ | 特徴 | |
HP ビジネス | [usr 3.0 text=”false”] | あり | 無し | 徹底的にコスパ重視の機種 筐体は樹脂素材 |
ProBook | [usr 3.8 text=”false”] | あり | 有り | 天板とキーボード面にアルミニウム素材の機種もありで、 MILスペック、セキュリティも堅牢 |
Elite | [usr 4.3 text=”false”] | Elite Premiumサポート | 有り | ハイエンドモデルで、セキュリティやサポートも万全 アルミニウム合金を使った筐体 |
ZBook | [usr 4.9 text=”false”] | あり | 有り | ハイエンドワークステーションで、ピカ一の性能。 アルミニウムを使用 |
性能の星評価を見てもわかる通り、HPのビジネスモデルはそこまでハイスペックじゃないんですね。どちらかと言うと、そつなくビジネスで使える程度のスペックで、耐久性やセキュリティ、サポートに力を入れています。(2021年以降、スペックが高いものが使用されるようになりました)
ビジネスモデルは新機種が出る頻度も少なく、若干型遅れの印象を受けるかもしれませんがこれはZBook以外のことで、ZBookは日本で一番売れているワークステーションで、性能もサポートも最高クラスです。
素材
上の比較表に記載しましたが、各モデルで筐体の素材に違いがあります。
HPシリーズの樹脂素材とは「プラスチック」のことで、分かる人が見たら「プラスチック」と分かります。まぁ、コスパ重視の機種なので、妥当な素材だと思います。
その他の機種は基本的にアルミニウムが使用されていますが、機種によっては天板だけアルミだったり、天板とキーボード面のみに使用されていたりします。
また、環境への取り組みのため「オーシャンバウンド・プラスチック(簡単に言うと海に廃棄されたプラスチック)」も使用しています。
東京生産モデル
HPビジネスノートの中には東京生産モデルがあり、日本品質で作られた機種になります。また、国内発送のため比較的短時間での配送が可能、輸送時の機体への影響も最小限なので人気があるし、安心ですね。
東京生産モデルは特定の機種のみになり、すべてのビジネスモデルと言うわけじゃありません。
セキュリティ
HPのビジネスモデルを購入するメリットの大部分は、このセキュリティにあると思います。世界で一番安全なビジネスPCをうたっているだけあり、ここまで多くの独自セキュリティを搭載したパソコンは見たことがありません。
以下に紹介するセキュリティは主なもので、機種によっては増減します。
- HP Sure Sense・・・ディープラーニングを活用したリアルタイム検知機能があり、悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、ゼロディ攻撃、ランサムウェアなどからPCを守るセキュリティ機能
- HP BIOSphere Gen5・・・ウイルスやマルウェアによる不正なBIOSの書き換えや、破損からシステムを保護
- HP Sure Click・・・Web閲覧のセキュリティ強化で、タブを閉じるだけでマルウェアが消滅する
- HP Sure Run・・・OSの重要な機能や設定を構成時の状態に維持し、万が一設定が無効になった場合は再起動し、安全な状態に戻す
- HP Sure Recover・・・OSがウイルス感染しても自動的にリカバリーする
- HP Sure Start・・・自動復旧機能で攻撃を受けても自動でリカバリーする
- HP Client Security Software・・・パスワード関係などのセキュリティ機能
- HP Secure Erase・・・BIOSの中のSecure Eraseを使って内蔵ドライブのデータを完全に削除することが出来る
- ナノセキュリティロックケーブルスロット・・・盗難や持ち運び防止用のセキュリティワイヤーを使うスロット
- TPM・・・独立して機能するチップで、パスワードなどの重要情報を格納できる
- Windows Defender・・・Windows搭載のセキュリティ機能で、マルウェアなどのウイルスからパソコンを守ってくれる
多くの「HP独自のセキュリティ」があるので、堅牢性がかなり高いです。ビジネス用途ではもちろん、個人でも情報が漏洩することは避けたいので、有益だと思います。
ただし、HPシリーズには上記セキュリティは付いていません。
サポート
HPのビジネスモデルは「日本でのサポート」になり、ここ最近海外のコールセンターを使う会社が多い中、日本品質での対応は助かりますね。
通常のコールセンターよりもつながりやすく、何といってもたらいまわしがないというのが嬉しいです。時間は、月~金が朝9時から夜21時まで、土曜日が朝9時から夕方17時までになっています。
また、保守拠点は国内に420以上あるので、修理対応も迅速に対応できます。
ビジネスモデルの中には「Elite Premiumサポート」もあり、より上のサポートが受けられます。こちらは朝8時から夜21時まで(月~金)、土曜日は朝8時から夕方17時30分までになります。
保証
HPのビジネスモデルは1年間引き取り修理サービスが標準で付いており、万が一の際も安心です。引き取り修理サービスとは、HP指定業者が自宅、または会社にPCを引き取りに来てリペアセンターに配送、修理後、郵送してくれるサービスです。期間内であれば、パーツ代や輸送費はHPが負担します。
また、保証のアップグレードもでき、オンサイト修理もあります。
オンサイト修理は、PC設置場所にエンジニアが来て現場で修理対応するものです。セキュリティの観点からも、時間の観点からも都合がよいですね。
他にも「標準保証ではカバーしない」水漏れや落下による破損、盗難などにも対応するHP Care Packというサポートもあります。
サポートや保証はとにかく充実しているので、企業としてもそうですし、個人としても安心して購入できると思います。
HPシリーズ
以前はかなり低い性能で、テキストワーク用に大量購入するのに合う機種が多かったですが、2022年くらいから徐々にスペックが上がってきて、まともになりました。まともと言うか、普段使い用PC並みの性能になってきています。
インターフェイスが少なく、アダプタなどを購入しないといけない可能性があります。
本項では公式サイトで販売されている機種のみ紹介しており、公式サイトでは販売終了だが楽天などで販売されているモデルや旧モデルは「法人向けHPシリーズ全機種のレビュー」でご紹介しています。
HP 255 G10
高性能Ryzen 7000シリーズ搭載で、 15.6インチで1.58㎏と軽量モデルです。持ち運びがしやすい大画面PCで、バッテリー駆動時間もそこそこあります。ただし、ちょっと中途半端な機種で、輝度が低く屋外ではちょっと使いにくく、RJ45がないので、据え置き用としてはアダプタが必要になると思います
CPU | Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(15.6型) | FHD UWVA 光沢なし |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | 指紋センサー |
重さ | 1.58㎏ |
バッテリー | 最大約12時間17分 |
価格 | 7.1万円~ |
HP 245 G10
14インチで1.36㎏と軽く、CPU性能も高い機種です。インターフェイスが少ないので、ビジネス用と言うよりも、持ち運びが多く屋内で使うことが多い学生に合うと思います。もしくは、社内移動や持ち運びが多いけど屋外では使用しないという社会人向けです
CPU | Ryzen 5 7530U Ryzen 7 7730U |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(14型) | FHD UWVA |
無線 | Wi-Fi 6 |
生体認証 | 指紋センサー |
WEBカメラ | 720p HD |
重さ | 1.36㎏ |
バッテリー | 最大約12時間17分 |
価格 | 7.1万円~ |
HP 250 G9
インテル第12世代CPUが搭載で、メモリは最大16GBと、そこそこ使えるモデルです。ただし、多くの部分でコストカットのために微妙になっていますが、インテルCPU搭載で8万円からと、安めです。
CPU | Core i3-1215U Core i5-1235U |
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メモリ | 8/16GB |
ストレージ | HDDもしくはSSD |
ディスプレイ(15.6型) | FHD UWVA液晶 光沢なし |
通信 | Wi-Fi 5/6、イーサネットコネクタ |
生体認証 | 指紋センサー |
重さ | 約1.74㎏ |
バッテリー | 最大約8.2時間 |
価格 | 8.1万円~ |
HP Pro/ProBookシリーズ
HPシリーズより格段にまともなスペックになっており、筐体も小型軽量になっています。本シリーズはHP独自のセキュリティがあるので、本格的な「ビジネスモデル」になります。
本項目では公式サイトで現在販売されている機種を記載しており、旧モデルなどは「ProBook全機種の比較レビュー」でご紹介しています。
ProBook 445 G11
CPUには高性能Ryzen 7000シリーズが搭載で、メモリは最大32GBと大きく、パワフルにできる機種です。14インチで1.44㎏と持ち運びに向いていますが、RJ45も搭載しており据え置き用としても使いやすいです
CPU | Ryzen 5 7535U Ryzen 7 7735U |
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メモリ | DDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6E、LTEあり |
生体認証 | 指紋センサー |
セキュリティ | HP Wolf Security |
重さ | 約1.44㎏~ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約10時間 |
価格 | 10.9万円~ |
ProBook 465 G11
1つ前に紹介した445シリーズとほぼ同じスペックで、画面サイズが違います。CPUには高性能Ryzen 7000シリーズが搭載で、メモリは最大32GBと大きく、パワフルにできる機種です。16インチと大きな画面なので、据え置き用としても活躍します。
CPU | Ryzen 5 7535U Ryzen 7 7735U |
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メモリ | DDR5 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(16型) | WUXGA |
通信 | 1ギガビットイーサネット、Wi-Fi 6E |
生体認証 | 指紋センサー |
セキュリティ | HP Wolf Security |
重さ | 約1.818㎏~ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約9時間18分 |
価格 | 10.9万円~ |
ProBook 450 G10
これと言って特徴はないですが、最大メモリ容量が32GBと大きく、ヘビーユーザーにも使いやすい機種です。ちょっと重たく輝度も低いので、据え置き用として使いやすいです
CPU | Core i3-1315U Core i5-1334U/1335U Core i7-1355U |
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メモリ | DDR4 最大32GB |
ストレージ | SSD 最大1TB |
ディスプレイ(15.6型) | HD/FHD UWVA、非光沢 |
LAN | Wi-Fi 6E、ギガビットイーサネット |
生体認証 | 指紋センサー |
重さ | 約1.79㎏~ |
バッテリー | 最大約10時間8分 |
価格 | 9.6万円~ |
HP Eliteシリーズ
全体的に波のないスペックになっており、どのモデルを買っても失敗はないシリーズです。若干価格は上がりますが、ビジネスモデルと考えると妥当な値段だと思います。また、ProBookやHPシリーズに比べ、ベゼルが細くおしゃれな機種が多いです。
旧モデルや公式サイトで販売が終わった機種は削除しているので、全てを確認したい人は「Elite全機種の比較レビュー」をどうぞ。
EliteBook Ultra G1q AI PC
2024年に注目を集めているAI+PCです。NPU性能はかなり高く、Aiウィ使った機能が満載しています。PCとしての性能も高いのですが、CPUはSnapdragonでWindowsはArm版なので、いつも使っているソフトやアプリが使えるか確認をしてから購入したほうが良いです
CPU | Qualcomm Snapdragon X Elite X1E-78-100 |
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メモリ | DDR5 16GB(オンボード) |
ストレージ | SSD 最大512GB |
ディスプレイ(14型) | 2.2K タッチディスプレイ |
OS | Windows 11 Pro |
通信 | Wi-Fi 7 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
重さ | 1.319㎏~ |
バッテリー | 最大約26時間59分 |
セキュリティ | HP Wold Security |
価格 | 23.6万円~ |
Elite X360 830 G11
Evoプラットフォーム認証に準拠したハイスペック機種で、LTEモデルやvProモデルもあり企業でも管理しやすいです。2 in 1 PCでどこででも使いやすく、コンパクトな筐体で持ち運びにも向いています。13.3インチでも14インチ以上の情報が表示されるWUXGAで、作業効率もアップします
CPU | Core Ultra 5 125U |
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メモリ | DDR5 16GB(オンボード) |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA タッチディスプレイ |
OS | Windows 11 Pro |
通信 | Wi-Fi 6E、LTEモデルあり |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
重さ | 1.319㎏~ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約19時間36分 |
セキュリティ | HP Wold Security |
価格 | 23.6万円~ |
EliteBook 635 Aero G11
Aeroシリーズは本当に軽いですね。13.3インチで最軽量モデルは1㎏切りです。スペックも高く、どちらのCPUもNPUを搭載しており、今後ますます使いやすくなる機種です。コンパクトで軽量ですが、画面比は16:10と縦に長いので14インチ並みの情報が表示でき、MILスペックにも準拠し、満員電車などにも負けない耐久性があります
CPU | Ryzen 5 8640U Ryzen 7 8840U |
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メモリ | LPDDR5 16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
Evo | 〇 |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA |
OS | Windows 11 Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 5MP、IRカメラ |
オーディオ | Poly Studio |
寸法(幅×奥行×高さ) | 約 297.3 x 211.2 x 15.1mm |
重さ | 990g~ |
バッテリー | 最大約11時間30分 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 18.3万円~ |
EliteBook 830 G11
マグネシウム合金を使用した高級感のあるボディで、Evoプラットフォーム認証に準拠したハイスペックPCです。NPUも搭載しており、全体的に穴のないスペックで、WEBカメラは500万画素と高画素です。
CPU | Core Ultra 5 125U/135U Core Ultra 7 155U/165U |
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メモリ | LPDDR5 16GB |
ストレージ | SSD 最大512GB |
Evo | 〇 |
ディスプレイ(13.3型) | WUXGA |
OS | Windows 11 Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 5MP、IRカメラ |
オーディオ | Poly Studio |
寸法(幅×奥行×高さ) | 300.1 × 215 × 19.2mm |
重さ | 1.288㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約22時間28分 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 18.3万円~ |
EliteBook 840 G11
830シリーズとほぼ同じスペックですが、14インチでメモリスロットが2つあるので、増設も可能です。マグネシウム合金を使用した高級感のあるボディで、Evoプラットフォーム認証に準拠したハイスペックPCです。NPUも搭載しており、全体的に穴のないスペックで、WEBカメラは500万画素と高画素です。
CPU | Core Ultra 5 125U/135U Core Ultra 7 155U/165U |
---|---|
メモリ | DDR5 16GB(メモリスロット2つ) |
ストレージ | SSD 最大512GB |
Evo | 〇 |
ディスプレイ(14型) | WUXGA |
OS | Windows 11 Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 5MP、IRカメラ |
オーディオ | Poly Studio |
重さ | 1.417㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約14時間56分 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 18.3万円~ |
EliteBook 860 G11
830/840シリーズとほぼ同じスペックですが、16インチでメモリスロットが2つあるので、増設も可能です。16インチで1.82㎏と重たいので、基本的に据え置き用として合いますが、時々持ち運ぶ人も問題ないと思います
CPU | Core Ultra 5 125H Core Ultra 7 155H |
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メモリ | DDR5 16GB(メモリスロット2つ) |
ストレージ | SSD 最大512GB |
Evo | 〇 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA |
OS | Windows 11 Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 5MP、IRカメラ |
オーディオ | Poly Studio |
重さ | 1.827㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 最大約16時間44分 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 18.3万円~ |
EliteBook 1040 G10
マグネシウム筐体で高級感があり堅牢性も高く、14インチでたったの1.18㎏からと超軽量機種です。13世代CPUに最大64GBのメモリ、そしてWi-Fi 6Eに対応しLTEモデルもあります。Core i7モデルはEvoプラットフォーム認証に準拠しており、欠点らしき欠点がない機種です。
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | 32GB(最大64GB) |
ストレージ | SSD 512GB |
ディスプレイ(14型) | WUXGA UWVA HP Sure Viewあり |
無線 | Wi-Fi 6E、LTEあり |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
重さ | 1.18㎏~ |
バッテリー | 38Whr/51Whr 最大13時間16分(JEITA 2.0) |
価格 | 19.7万円~ |
Elite Dragonfly G4
Evoプラットフォーム認証
画面アスペクト比が4:3と縦に長く、13.5インチで1.0㎏と超軽量モデルです。軽いだけじゃなくスペックもしっかりしています。500万画素の超高解像度Webカメラに、人感検知機能もあり、HP Wolf Security(オプション)もあります
CPU | Core i5-1335U/1345U Core i7-1355U/1365U |
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メモリ | LPDDR5 16GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
ディスプレイ(13.5型) | WUXGA+ UWVA |
無線 | Wi-Fi 6E、4G LTE/5Gあり |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
重さ | 約1.0㎏~ |
バッテリー | 最大14時間32分 |
価格 | 21.4万円~ |
HP ZBook
13年連続で国内シェアNo.1のワークステーションです。すごいですね。
中身を見ると納得の結果ですが、スペックが凄いですもんね。ワークステーションならHP!っていう人も多いです。
ワークステーションのみ保証は3年間・オンサイト修理になっています。
本記事では公式サイトで販売されている新しいモデルのみ紹介しているので、旧モデルなどは「Zシリーズ全機種の評判と比較」に記載しています。
ZBook Firefly 14inch G11 /G11 A
エントリークラスのワークステーションで、インテルモデルはRTX A500搭載、AMDモデルは内蔵グラフィックスになっています。メモリは最大64GBと大きく、快適に使う場合は32GB以上がおすすめです。
CPU | Core Ultra 5 125H/125U/135U Core Ultra 7 155H/165H/155U/165U |
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APU | Ryzen 5 PRO 8640HS Ryzen 7 PRO 8840HS Ryzen 9 PRO 8945HS |
メモリ | DDR5-5600 最大64GB |
ストレージ | SSD PCIe 4.0 最大2TB |
グラフィックス | RTX A500 内蔵グラフィックス(AMDモデル) |
ディスプレイ(14型) | WUXGA 、タッチあり |
OS | Windows 11 Pro |
無線 | Wi-Fi 6E、LTE(AMDモデルのみ) |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
オーディオ | Poly Studio |
寸法(幅×奥行×高さ) | 315.6 × 224.3 × 19.2mm |
重さ | 約1.5㎏ |
バッテリー | 最大約16時間53分 |
標準保証 | 1年間 |
価格 | 20.6万円~ |
ZBook Fury 16 G11
現行最高性能を誇る機種で、メモリスロットは4つ、M.2 SSDスロットも4つと、デスクトップの様なノートパソコンです。大きく重たいので移動は大変ですが、どこででも本格的な作業ができる機種です。底面カバーは簡単に取り外しができ、クリーニングや増設換装時に工具なしで簡単にできます
CPU | Core i7-14700HX/13850HX Core i9-13950HX/14900HX |
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メモリ | DDR5 最大128GB |
ストレージ | SSD ×4 |
グラフィックス | NVIDIA RTX 1000/2000/3500/4000/5000 Ada |
ディスプレイ(16型) | WUXGA 非光沢 |
通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、LTEあり、RJ45 |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | HPプライバシーカメラ(5MP)、IRカメラ |
重さ | 約2.6㎏ |
電源 バッテリー(JEITA 3.0) |
230W 約10時間 |
価格 | 59.7万円~ |
ZBook Power 16 G11/G11 A
最大でCore Ultra 9 185Hにメモリ64GB、RTX 3000 Adaを搭載できるミドルクラスワークステーションです。中規模な3Dワークフローや小規模レンダリングシミュレーションなどに合います
CPU | Core Ultra 5 135H Core Ultra 7 155H/165H/ Core Ultra 9 185H |
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APU | Ryzen 5 PRO 8640HS Ryzen 7 PRO 8840HS Ryzen 9 PRO 8945HS |
メモリ | DDR5 最大64GB |
ストレージ | SSD×2 |
グラフィックス | NVIDIA RTX 500 Ada NVIDIA RTX 1000/2000/3000 Ada |
ディスプレイ(16型) | WUXGA/WQXGA タッチ |
無線 | Wi-Fi 6E、LTEあり |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
重さ | 約2.1㎏ |
バッテリー(JEITA3.0) 電源 |
約12.5時間 約150W |
価格 | 34.4万円~(G11) 22.5万円~(G11 A) |
ZBook Firefly 16inch G11 Mobile Workstation
16インチの大型機種で、据え置き用として合うローエンドワークステーションです。簡単なCADや画像・動画編集などに合います。NPUも搭載しており、今後使い勝手が上がります
CPU | Core Ultra 5 125H/125U/135U Core Ultra 7 155H/165H/155U/165U |
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メモリ | DDR5 最大64GB |
ストレージ | SSD 最大2TB |
グラフィックス | NVIDIA A500 |
ディスプレイ(16型) | WUXGA 非光沢 |
OS | Windows 11 Pro |
無線 | Wi-Fi 6E |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
WEBカメラ | 500万画素、IRカメラ |
重さ | 約1.9㎏ |
バッテリー(JEITA 3.0) | 約17時間44分 |
価格 | 20.9万円~ |
まとめ
エントリークラスから、超ハイスペックなワークステーションまで細かに分かれていますが、HPシリーズ以外は基本的な性能も高く作業効率も上がる機種が多いですね。
また、セキュリティとサポートが手厚いので、安心して仕事に専念できる機種です。