HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)のレビュー・初めてのゲーミングPCにおすすめモデル

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公式サイトでの販売が終了し、街の電気屋さんやアマゾンで販売されています。もしくは、その他のHP ゲーミングPCで全モデルを確認できます!

 

HP Pavilion Gaming Desktop TG01にはインテルモデルとAMDモデルがありますが、どちらもおしゃれですね。

15Lの筐体なので「机の下にパソコンを置けない」と言う人にも設置しやすく、机上に置いても圧迫感がないサイズです。

グラフィックボードはAMD Radeon RX 5500というエントリークラスなので、ライトユーザーや軽いゲームをする人、簡単な動画・画像編集をする人向けの機種です。

HP Pavilion Gaming Desktop TG01-0000jp(AMD)のレビュー

HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)

CPU AMD Ryzen 5 3500
メモリ 16GB(最大32GB)
ストレージ SSD 256GB+HDD 2TB
OS Windows 10 Pro
グラフィックス AMD Radeon RX 5500
冷却方式 空冷
無線 WiFi5(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
有線 10/100/1000 Mbps
電源 500W 80PLUS GOLD
Office 搭載可能
重さ 約5.7㎏
寸法 155x321x338㎜
サポート 電話、LINE、ツイッターサポート
保証 1年間
価格 9万5480円~

プロセッサーはミドルクラスのRyzen 5 3500で、性能を表すPassmarkスコアは1万2000オーバーとなっています。良くも悪くもない標準的な性能です。

販売機種はメモリ16GB(8GBx2)なので、ゲーミングPCでは標準的なサイズです。重たいゲームをする人は32GBに増設してもいいと思いますが、グラフィックス性能がそこまでないのでゲームによってはあまり変わらないかもしれません。

ストレージは大きめのHDD 2TB+SSD 256GBです。3.5インチベイが1つ空いているのでストレージの増設もできます。PCI Expressx1も1つ空いているので、キャプチャボードなんかも使えますね。

ゲーミングPCとしての性能はローエンドモデルですが、画質調整をすれば中量級のゲームも出来ます。本機種は「スペースの関係上、普通サイズのパソコンが置けない人」に小型で省スペースのゲーミングPCを使ってもらおうという趣旨の機種だと思うので、発熱も少ないようにロースペックに抑えられています。

とは言っても、機能的には3画面表示もできる優れものです。

初めてのゲーミングPCや、Photoshop、Premiere Pro CCなどの編集ソフトを使ってみたいユーザーにおすすめです。

公式ページ

2021年4月5日に公式サイトでの販売が終了し、現在はAmazonでHPストアから販売されています。

アマゾン

HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)の特徴

HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)<本体以外は別売り>

筐体はかっこいいですね。紫のLEDライティングが特に妖しさを醸し出しています。

寸法は幅155㎜、奥行き321㎜、高さ338㎜の15Lのコンパクトな筐体です。

  • 幅は、1000円札(長辺150㎜)
  • 奥行きは、1万円札(長辺160㎜)2枚分
  • 高さも、1万円札2枚分+1.8㎝

とほぼ同じサイスです。

HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)の筐体

シンプルな外観ですが前面が尖っている感じで、左側面にも排気口があります。

HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)のLEDライティング

LEDライティングは紫で、怪しいです(笑)。このLEDライトはOMENコマンドセンターから消したり、ゆっくり点滅させたりできます。

HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)外観

前面上部にも吸気口があります。

公式ページでは「主張しすぎないデザインで、オフィスにも最適」と記載されているのですが、会社のオフィスで使うにはちょっとゲーミングPCっぽいかなと思います。(オフィスで使えないことはないですが・・・)

HP Pavilion Gaming Desktop TG01の背面 インターフェイス<これはインテルモデルの筐体です>

電源ボタン
ヘッドフォン / マイクコンボジャック
USB 3.1 Gen 1 x2
USB 3.1 Gen 2 x2

メディアカードリーダー×1
USB Type-C ×1
ライン出力/ライン入力/マイク入力
USB Type-A 2.0×4
RJ-45×1 (有線LANポート)
HDMI×1
DisplayPort×2

インターフェイスはUSB-Aは多いですが、USB-Cが1つだけ、光学ドライブが無しとなっています。光学ドライブが必要な場合は、こう言った↓外付けのものが必要になります。

小さな筐体なので空きベイはほとんどなく、3.5インチベイが1つ空いているのみです。ストレージの増設ができます。

全体的にきれいにまとまっているスペックで、あまりハイスペックな機種が必要ないゲーマーや動画編集を趣味でやるなら問題ないくらいの性能です。

CPU

Ryzen 5 3500
コア/スレッド 6/6
ベースクロック 3.6GHz
ブーストクロック 4.1GHz
キャッシュ 16MB
メモリの種類 DDR4-3200
TDP 65W

Ryzen 5 3500はもともと中国・インド向けの低価格プロセッサーで、人気だったので日本でも発売になりました。価格を抑えた分、低性能なプロセッサーの位置づけですが、標準的な性能です。

スコアの目安

  • 2000~・ネットサーフィンでもストレスを感じるほど
  • 5000~・web閲覧・動画視聴・Office資料作成があまりストレスなくできる
  • 7000~・ビジネス用途でがっつり使ってもストレスを感じることはほぼ無い
  • 10000~・ゲーミングPCなど専門的な機種に搭載されることが多い

↓グラフをタップすると数値が表示されます↓

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スコアが1万2000台の、ゲーミングPCではミドルクラスの性能です。グラフィックボードがローエンドモデルなので、バランスの取れたプロセッサーだと思います。

グラフィックス

AMD Radeon RX 5500
演算ユニット 22
ストリーミングプロセッサー 1408
ブースト周波数 1845MHz
メモリ帯域 224Gbps
メモリタイプ GDDR6
メモリ容量 4GB
電源 150W

下のグラフは3Dグラフィック性能を測るFire Strike Graphicsのスコアです。グラフをタップすると数値が表示されます。

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GTX 1650以上GTX 1660未満と言った性能ですね。ローエンドですが中量級のゲームもプレイできるので、ライトユーザーなら問題ない性能です。ビデオメモリも4GBあるので、簡単な3DCADや動画編集も出来るくらいの性能です。

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ゲームベンチマークスコア

グラフはゲームのベンチマークスコアで、設定はFHD 低画質・中画質・高画質です。単位はfps(リフレッシュレート)で60以上が「快適」にプレイできる目安です。

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画質調整すればそこそこ多くのゲームがプレイできますが、基本的に中量級クラス以下のゲームになります。

メモリ

メモリはDDR4-2666MHzで、メモリスロットが2つあるので最大32GBに増設できます。Ryzen 5 3500は、DDR4 3200MHzまで対応しています。

ストレージ

ストレージはSSD M.2 PCIe NVMe 256GBと、HDD SATA 2TBになります。

比較的大きな容量なので困らないかと思いますが、3.5インチドライブベイが1つ空いているので、ストレージの増設ができます。

OMENコマンドセンター

通常はOMENについている機能ですが、本機種にも搭載されています。LEDライティングの設定や、ネットワークブースターなど役に立つ機能が満載です。

OMEN Commandcentre・ライトニングの設定<LEDコントロール> OMEN Commandcentre・オーバークロックの設定<オーバークロック>
OMEN Commandcentre・ネットワークブースター<ネットワークブースター> OMEN Commandcentre・ファンの設定<ファンコントロール>

 注)オーバークロックは対応パーツを搭載しないと利用できません

ネットワークブースターとは、例えばゲームは有線ネットワークで接続し、他のブラウザはWiFi接続をする、と言うようにネットワークの割り当てができます。

ファンコントロールはその名の通りファンの速度を変更できるので、ゲームをしていないときはファンの速度を落として、より静かにすることが出来ます。

電源

パソコンの電源の種類

電源には種類があり、StandardからTitaniumまであります。電源効率が違うんですね。

  • 80PLUS STANDARD・・・80%
  • 80PLUS BRONZE・・・82%~85%
  • 80PLUS Silver・・・85~88%
  • 80PLUS GOLD・・・87%~90%
  • 80PLUS Platinum・・・90~92%
  • 80PLUS Titanium・・・92~94%

変換効率が良いと発熱も抑えられ、電気代も若干ですが安くなります。

本機種搭載の電源は500WでGOLDだと思いましたが、GOLD相当とのことです。

HP Pavilion Gaming Desktop TG01(AMD)の電源

相当って(笑)。相当とのことなので、GOLDではないけどGOLD相当の変換効率があるという意味だと思います。

とにかく同じくらいの変換効率であれば、良い品質のものです。

サポート

HPはサポートが手厚いと有名で、初心者でも購入しやすいのが特徴だと思います。

1年間の電話サポートに、LINEやツイッターでもサポートをやっています。また、保証も1年間あるので安心ですね。

まとめ

スペック的に「初めてのゲーミングPC」と言った位置づけで、良くも悪くもないスペックです。価格も税・送料込みで10万円以内に収まるので、購入しやすいゲーミングPCです。

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