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2018年の大晦日、「紅白歌合戦」見る?

2018年の大晦日、「紅白歌合戦」見る?

かつて大晦日の過ごし方といえば、家族そろって“紅白歌合戦“でしたよね。
なぜ若者は知りもしない演歌を我慢して見せられて、おじいちゃんは顔をしかめながらロックミュージシャンの音楽を聞かなければならないのか、哲学的な疑問を引きずりながらみんなで夜更かしをしたものです。

そんな中「日本の風物詩“紅白歌合戦”の現在はどうなっているのか」GMOリサーチが運営する『アンケートサイト infoQ』でそこんところを迫ってみました。

■紅白歌合戦、見る?

【男女】Q.あなたはNHK紅白歌合戦を年末に見ますか(単一回答)
【男女】Q.あなたはNHK紅白歌合戦を年末に見ますか(単一回答)

「ええ??!」と思いませんでした、これ。
だって、1番紅白を見ているのが10代で、しかも43%と突出して多くなっているんですよ。
「何?知らないうちに10代の若者の間で紅白歌合戦ブームが再燃してるの?」と思ったのですが、よくよく考えると、自由選択ができないってことも大いに影響しているのかもしれませんね。
自分の部屋にテレビもパソコンもなくて、ぶつくさ言いながらみんなで紅白歌合戦見る以外には選択肢がないという状況…きっとそういうことでしょう。

若年に限らず、今や毎年見ている人は60代でも3人に1人。
かつてトリを飾っていた演歌歌手が出演しなくなったり、出演者の若年化が進んでいたりして、少しずつ遠ざかってしまっているのかもしれません。

■なんで紅白歌合戦を見るんですか?

【男女】Q.あなたがNHK紅白歌合戦を見る理由を1つ教えてください(単一回答)
【男女】Q.あなたがNHK紅白歌合戦を見る理由を1つ教えてください(単一回答)

いいですね、前のグラフを見て予想した考察を優雅に裏切ってくれるこの展開。

10代の人たちが紅白歌合戦を見るダントツの理由、それも飛びぬけてトップなのは「見たいアーティストがいる」からだったんですね。
紅白歌合戦のコンテンツとしての魅力で見ているというわけです。
たしかに、最近のアーティストってテレビで歌わないですもんね。そんな時代背景からか、いつもはテレビに出ない好きなアーティストを見ることができるというのは大きいかもしれないですね。

■みんなの心の紅白エピソード

ではここからは、みなさんの紅白歌合戦のエピソードを見ていきましょう。

「演歌を歌っている人を初めて見たのがNHK紅白歌合戦で、いつも聞いているようなテンポの速く、ノリが高いような歌ではなかったので、すごく衝撃を受けたのを覚えている。日本の伝統的な歌のひとつがこのような曲だとわかり、伝統を将来へ繋いでいくために大切な番組だと思った。」
(10代:女性)

お、おぅ。
えっと最近の10代は、こんなことを思いながら紅白歌合戦を見ているのでしょうか?
40代の私としては、演歌が日本の伝統的文化という感覚も薄いので(子供の頃演歌は、ただの流行歌でしたからね)頭の下がる思いです。
最近はなくなりましたが、日本の伝統文化を舞台装置の一部になって歌う小林幸子さんを見たら、この方驚くだろうなぁ。

「昨年の安室奈美恵の出演シーンは感動しました。家族でテレビに釘付けになり、見いってしまいました。紅白歌合戦を見ると1年が終わったのを実感し、新しい気持ちで新年を迎えますが、この時ばかりは寂しい気持ちでいっぱいになりました。」
(20代:女性)

ああ、確かに感動しましたよね。
個人的には安室奈美恵さんが結婚するときの出場もかなり感動したんですが、こういう引退する歌手の最後の舞台としても、紅白はかなり大きな役目を果たしてきましたよね。
ひとつの時代が、今年とともに終わるなぁって感じで、風情があります。

「NHK紅白歌合戦は、大掃除をした後に見ると一年が終わるような気がします。歌手が様々な演出するのも、紅白ならではだと思います。番組終了後に“ゆく年くる年”の画面になるのも雰囲気があります。番組は歴史があり、数々のアーティストが年末を飾りました。」
(40代:男性)

なんだかNHKの広報の方みたいな感じですが笑
でも確かに、紅白で蛍の光が流れた後に、テレビの画面から除夜の鐘の「ゴーン」が流れてきてゆく年くる年が始まるイメージですもんね。
今年も終わるなぁ感が、盛り上がる瞬間です。

「車の免許を取った最初の年末。友達と鶴ケ丘八幡宮に初詣に行くことになった。当時は、埼玉県に住んでいたので、早めに車で鎌倉に向かった。その時に、ラジオで、紅白歌合戦を聞いていたが、その時の司会進行のアナウンサーが出演の歌手の名前を何度も間違っていたのを覚えている。「美空…美空」と。 」
(50代:男性)

懐かしい!子供心にちょっと覚えています笑
いわゆるミソラ発言事件ですよね、その年に引退を表明していた都はるみさんを紹介するのに、ミソラ……と美空ひばりさんと間違えるような発言をしたあれです。
確かに、こういう歴史的な出来事も紅白の中では起こりましたよね。

「大みそかの夜を夫婦二人で、紅白を見ると、今年も無事一年を過ごせたのだなあと、感無量になります。子供たちもそれぞれの家族を持って暮らしているのだなあと、すこし涙ぐむこともあります。知らない歌のほうが多いですが、紅白以外にこの夜を過ごすことは考えられません。」
(60代:男性)

ああ、なんかしみじみ心に染み入るお言葉です。
最近は見ないこともある紅白歌合戦は、日本人の心に強く根差している年末の行事のひとつなんでしょうね、
なんだかこの方のこのご意見だけで、今年はしっかり見てしまいそうです。
20年近く若輩ではありますが、知らない人が多いというのは、まったく同意見なんですけどね笑

■歌は世に連れ世は歌に連れ

時代とともに歌謡曲の意味合いやラインナップは変わっていきます。
毎年年末に、その年に流行った曲を振り返る、この紅白歌合戦の風情はこれからもずっと続いていくのでしょうね。
そういえば、紅白の司会や顔ぶれ発表自体年末の風物詩ですもんね。
今年は、そばを食いながら、紅白でも見ようかなぁ、なんて気になってきました。

調査データ

有効回答数:2,924名
調査期間:2018年11月8日~11月15日
調査対象:(エリア)全国(性別年齢) 男女15歳~69歳
調査媒体:アンケートサイト infoQ

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