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仕事を辞めたくなる瞬間はどんなとき?理由からエピソードまで大調査

仕事を辞めたくなる瞬間はどんなとき?理由からエピソードまで大調査

「仕事を辞めたくなったときっていつ?」
「いつもだよ。」

入社した時はあれだけ希望に満ち溢れていたのに、何だかんだ働いているうちに、こんな会話が飛び出してしまう方も少なくないでしょう。

退職を検討する原因は様々考えられますが、基本的には職場で働いている方々との人間関係、もしくは”残業が多い”や”有給が取りにくい”などの労働環境に関わることがほとんどではないでしょうか。

今回、GMOリサーチが運営する『アンケートサイト infoQ』で調査してみたのは、まさに「仕事を辞めたくなる瞬間」についてです。

今現在仕事で悩んでいる方には同じ悩みを抱える方々のご意見を、仕事で悩んでいる部下をお持ちの管理職の方には、部下がどんなことで悩んでいる可能性があるのかという対処法の材料にしてみてください。

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【年代別】仕事を辞めたくなる瞬間は?

仕事を辞めたいと思う瞬間はどんなときかと質問して得た回答を、世代別に集計したグラフが以下となります。

Q.あなたが最も仕事を辞めたくなる瞬間を1つ教えてください(単一回答)
Q.あなたが最も仕事を辞めたくなる瞬間を1つ教えてください(単一回答)

「Q.あなたが最も仕事を辞めたくなる瞬間を1つ教えてください(単一回答)」のアンケート結果1位は、20代~50代まで全世代共通で「理不尽な事で怒られた時」でした。

全世代で、他の項目を抑えてダントツの第1位です。もはやこの世で仕事を辞めたくなるときには、多かれ少なかれ「理不尽なことで怒られた」経験が関わっていると考えても差し支えないでしょう。

・課長から指示された仕事をこなしたのに、やり方が間違っていたらしく、私が怒られた。悪いのは指示ミスをした課長なのに…
・上司の機嫌の機嫌が悪く、特にミスしたわけでもないのに急に怒鳴られた。

このような状況に心当たりのある管理職の方はいらっしゃいませんか?大切な部下がやめてしまう前に、理不尽な怒り方をしていることに気づいてくださいね。

■「仕事を辞めたくなる瞬間」世代別の特徴

世代別の特徴で言うと、20代は「大きなミスをしたことに気付いた時」がやや高めです。自責の念をしっかりと持つピュアな20代とも捉えられますし、ミスしたことからの逃避行動と読み取れば、社会人としてはまだまだ未熟とも取れます。

30代~40代は「給与明細を見た時」が多めです。お子様にお金のかかる子育て世代、働き盛りとも言われる年代ですから、少しでも条件の良い転職先が見つかれば、即行動に移すという方も少なくないのでしょう。

50代は「仕事内容が評価されない時」と「経営層がイケてないと思った時」が他世代より高めです。”評価する側=経営層”と年代が近いということもあり、同年代に対する怒りも読み取れます。「俺が社長なら~」なんて聞こえてきそうです。

ただ、どれもこれも「理不尽」には遠く及ばない数値です。やはり理不尽に怒られる時ほど、”仕事を辞めたくなる”に直結することは無いということでしょう。

人間、誰しもミスはしてしまうものです。そのミスに対して怒るというのは当然のようにも思えますが、その怒りが理不尽であってはいけません。あくまでも冷静にミスを指摘し、今、何で怒られているのかということを明確に伝えましょう。理不尽に感じられて、大切な人材に仕事を辞めたくなると思われないためにも。

それでは、皆さんに仕事を辞めたくなったときのエピソードも伺っていますのでご覧ください。

「仕事を辞めたくなる瞬間」についてのエピソード

■理不尽な事で怒られた時

「自分の気分で怒られたりしたことがあるので、そんなときは辞めてやる!と思った。しかもそんなことが何回もある。」
(40代:女性)

誰でも機嫌が良い日や悪い日はありますが、それを部下に八つ当たりされては、たまったもんじゃありません。八つ当たりをグッと堪えるからこそ、部下よりも良い給料をもらっている訳ですから。何回もあるってことは、完全に部下に甘えちゃってますね。

■仕事内容が評価されない時

「成果主義と言いながら、仕事の結果だけで評価されるわけではなく、様々な要因が複雑に絡み合って昇給・昇進が左右される現実に絶望した時、つくづく仕事を辞めたいと思う。」
(50代:男性)

こちらのエピソードを見ていると、この国にしっかりと「成果主義」が根付くのは難しいのかもしれませんね。…「成果主義」の是非はさておき。昇給や昇進は働いている方にとって最大のモチベーションですから、それが閉ざされたとなれば、仕事を辞めたくなる気持ちもわかります。ただ、辞めたくても辞められない年代、というのもありますよね。

■給与明細を見た時

「新卒で入った会社を辞めるとき、高給料でもブラックで私生活を充実できない会社なんて辞めてやる!と思っていましたが、いざ転職して3年たっても、その会社の初任給にも満たない給与明細を見ると、転職したくなります。
やりたかったことだし、やりがいはあるのですが、さすがに・・・。」
(30代:女性)

「高給料、でもブラック企業で私生活なんて全く無し」か、「仕事にやりがい有、でも低給料でこれまた私生活充実せず」の天秤ですね。”仕事にはやりがいが必要”というのはわかるのですが、ある程度の給料が無ければただのキレイごとのようにも聞こえます。どこか丁度良い”間”の条件の職場が見つかれば良いのですが…。

■大きなミスをしたことに気付いた時

「上司の叱責から逃れたい気持ち半分、そんなミスをしてしまった自分が嫌になる気持ち半分。」
(20代:男性)

学生時代には笑って済まされていたことが、社会人になったら済まされないというのはよくある話。仕事を辞めようと思った瞬間として、この内容で逃げたくなる気持ちは痛いほどよくわかりますが、”自分の始末は自分でする”というのも社会の大事なルールの一つです。こちらの方であれば、自己嫌悪が次のステップに繋がるでしょう。

■経営層がイケてないと思った時

「会議中の上の人間の発言があまりにも的を射てなく、それを恥ずかしげもなく言っており、こんな人間が自分達の3倍以上の給料をもらっていると思うと、あほらしくなってしまう。」
(30代:女性)

「経営層は常に人と違った視点を養っておかねばならない!」ということはわかるのですが、「いや、今はその話じゃなくて…」なんてこと、よくありますよね。経営層の方は、常に部下や社員からこのような目で見られている、ということを自覚して欲しいものです。

「仕事を辞めたくなったとき」はどうすれば良い?

今実際に「仕事を辞めたいと思っている」という重大なお悩みを持つ人の中でも、自分と同じ理由で辞めたいと思っている人が多い事を知り、このアンケートをきっかけに「退職」を真剣に考える方もいるかもしれません。

もし本気で「仕事を辞めたくなったとき」はどうすればいいのか?
まずは、今の仕事を辞める前に、次の仕事を考える上でビジョンを明確にしてみてください。

・「したいこと」を明確にし、現地点で知識が足りなければ勉強する、資格を取得する
・今よりもやりがいのある仕事に転職する
・今よりも給料が良いところに転職する

など、なんでも良いのです。
”次に繋がる何か”を見つけてから退職すれば、転職活動もしやすくなります。

お金に余裕がある場合はすぐに辞めてしまっても問題ありませんが、そうでない場合は働かない期間(ニート期間)は出来るだけ短い方が良いはず。
スムーズに転職活動ができるように、次の職業に関する目星をつけてから今の仕事を辞めることをおすすめします。

「続けなければいけない仕事」なんて何一つありません

皆さんの仕事が辞めたくなる瞬間について見て頂きましたが、いかがでしたか?「わかるわかる!」という内容や、「私よりヒドイ…」なんてこともあったのではないでしょうか。ホントに会社の数だけ”仕事を辞めようと思った瞬間”があるということがわかります。

多くの方は”仕事を辞めたい”を抱えながら、仕事を続けています。同僚や友人にグチを言うことで発散出来ているうちは良いのですが、それもままならなくなって、場合によっては心の病になってしまわれる方も少なくありません。

極端にいえば、この世の中に「続けなければいけない仕事」なんて何一つありません。プライベートを犠牲にして、自分の健康を犠牲にしてまで続けなければいけない仕事なんて何一つ無いのです。仕事を辞めたくなったら、辞めれば良いのです。

本気で退職を検討するなら、最後に紹介した「次のビジョン」を明確にしてからパッと辞める事も一つの選択肢でしょう。

誰もが自分らしく働ける場所で仕事ができることを、強く願います。

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調査データ

有効回答数:3,659名
調査期間:2018年2月27日~2月28日
調査対象:(エリア)全国(性別年齢) 男女20歳~59歳
調査媒体:アンケートサイト infoQ

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