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逆パワハラとは?定義・認知度から上司へのパワハラエピソードまで!

上下関係に異変!?「逆パワハラ」の波はもうすぐソコ!

近年、パワハラという言葉が一般的に認知され始めています。上司から部下へ、正社員からアルバイトへと言ったように、会社での地位が高いの人から地位が低い人に対し、地位の高さを利用して精神的苦痛を与えたり、いじめ・嫌がらせ行為を行うのがパワハラです。

しかし、いま会社で問題視されているのはパワハラだけではありません。昨今、パワハラを盾に部下が上司に対して嫌がらせを行う「逆パワハラ」も重大な問題となってきています。

今回は、話題の逆パワハラについてGMOリサーチが運営する
アンケートサイト infoQ』で調査してみました。

…その前に、まずは簡単に”逆パワハラ”について知っておきましょう。

逆パワハラとは?定義と事例

逆パワハラとは、職場での地位や経験、知識量等の優位性を利用して、主に地位が低い人が地位の高い人に対して精神的・身体的苦痛を与える行為、または職場内の環境を悪化させる行為のことを指します。

具体的な逆パワハラの事例で言うと、

「今のってパワハラですよね?」
「あなたは部長失格だと思います」

など。業務上で行われた注意や、残業の相談・依頼などに対して「今のはパワハラだ!」と言って上司や企業に訴えたり、地位を持つ上司に対して「失格」などと言葉を浴びせ、脅迫してくることが「逆パワハラ」です。

…さて、逆パワハラの定義・例が分かったところで、「逆パワハラ」についてのアンケート結果を見ていきましょう。

■50代の3人に1人は逆パワハラを知っている結果に

Q.あなたは逆パワハラを知っていますか(単一回答)
Q.あなたは逆パワハラを知っていますか(単一回答)

「あなたは逆パワハラを知っていますか(単一回答)」のアンケート結果は、男女共、全世代共通で「知らない」という回答が第1位でした。

やはり、まだまだ認知度は低いということがわかります。ただ、職場で逆パワハラを受けやすい管理職や上司を務めている40代~50代男女の3割近い方が「知っている」という回答になっています。部下を教育する上で知っておくべき「パワハラ」について、リスク管理の観点から理解を深めていらっしゃるのかもしれません。

続いて、具体的に逆パワハラの被害状況を見ていきましょう。

95%以上が「被害を受けていない」と回答

Q.あなたは逆パワハラの被害を受けていますか(複数回答)
Q.あなたは逆パワハラの被害を受けていますか(複数回答)

「あなたは逆パワハラの被害を受けていますか(複数回答)」のアンケート結果1位は、男女共、全世代共通で「被害を受けていない」でした。

全ての年代において、95%以上の方が「被害を受けてない」と回答しています。現地点では、まだ逆パワハラを受けている方というのは非常に少ないようです。
ただ、逆パワハラの認知度が低い現在の状況を考えれば、逆パワハラとは認識せずに、甘んじて逆パワハラを受けているというケースが密かに存在している可能性が十分にあります。

それでは、逆パワハラの被害を受けていると回答した方に、その内容を伺ってみました。

もはやイジメに近い、逆パワハラ事情

Q.あなたはどんな逆パワハラを受けていますか(単一回答)
Q.あなたはどんな逆パワハラを受けていますか(男性、女性)

「あなたはどんな逆パワハラを受けていますか(単一回答)」のアンケート結果1位は、「何か注意すると、『パワハラ』だと脅迫される」(37.9%)でした。

パワハラという言葉自体が社会問題になっている今、上司部下に関わらず「パワハラ」というワードに敏感になっている事と思います。「今の発言はパワハラですよ!」と言った部下も、自分を守るための発言だったのかもしれません。しかし、安易に「パワハラだ!」と上司に伝える行為は逆パワハラだということを、もっと認知されると良いですね…。
その他、会社内で無視される、ランチや飲み会に誘われない、等は地位に関わらず相手へのいじめ・嫌がらせに該当する行為です。暴力を振るわれたなんて問題外…

ただ、上司が逆パワハラに対して過敏になっているという場合もあります。管理職や上司というのはどうしても孤独になりがちです。上司の愚痴を肴にお酒を飲む、という部下の楽しみもありますので、一概に逆パワハラと言いきれない部分もあります。そこがこのパワハラ問題、逆パワハラ問題の難しい部分でもありますね。

それでは、実際にあった逆パワハラエピソードについて見ていきましょう。

身近に存在する、逆パワハラエピソード

「新入社員に良かれと思って少し厳しく仕事を教えたらわざと連絡事項を回さなかったり新入社員同士でコソコソと悪口を言ったり(たまたま悪口を言っているところを通りかかって聞くハメになってしまった。)さすがにチョット落ち込んだ。
その後は、私が意地悪をしているかのように言いふらし度重なり、所属部署の上司が若い子好きで風当たりがきつくなりやめるように仕向けられ精神病んで会社やめる羽目になってしまった。」
(40代女性)

良かれと思った行動が、部下に届いていないというのは悲しいですね。
ましてや、無視や悪口という行為で返されたら、トラウマものです。

「新入社員なのに、自分の仕事もせず私に仕事を押し付け、注意をすると仕事の邪魔をされたり、因縁をつけてきたり、だんだん恐ろしくなり、毎日恐怖に怯えていた経験があります。」
(50代女性)

この新入社員の方は、何を思ってこんな行動に走ったのでしょうか。恐怖です。

「2歳年下の本部長の仕事が遅く質も悪いので、仕事の進め方を提案&指示までは良かったが、あまりにも理解力にかけるので『あんた、まさか私より年収多いの?こんな事も出来ないなら降格願いだすべきでは?』といじめた。」
(50代男性)

逆パワハラをしたエピソードですね。
立場が上と言えど、仕事の進め方や指示が悪いと部下はストレスが溜まります。
とはいえ、いじめはよくないですね・・・。

まずは逆パワハラについて把握しましょう/h2>

そもそも「逆パワハラ」という言葉が生まれた原因は、パワハラという言葉の一人歩きです。仕事上、どうしても行う必要がある指示や注意であるにもかかわらず、部下に対するパワハラに繋がるという誤った認識がされ、上司が委縮しがちになり、部下は権利を過剰に主張して増長するという悪循環の中で生まれた言葉が、逆パワハラなのだと感じます。パワハラ行為についてまず理解を深めることで、お互いに気持ちよく仕事ができるようになるかもしれません。

ただ、もし耐え難いほど精神的苦痛な行為をされている場合、無理に相手を理解しようとして我慢するのは、ただストレスが溜まり悪循環につながるだけです。
これって逆パワハラかも?パワハラかも?と思ったら、まずは社内の然るべき窓口に相談しましょう。社内窓口が無ければ、逆パワハラについて相談を受けられる厚生労働省管轄の相談窓口もあります。事態の深刻さによっては、弁護士相談なども有効です。

上司であっても部下であっても、社員であってもアルバイトであっても。
不当な扱いに対しては、毅然とした態度で臨むことが大切です。

そして、会社で働く人すべてが快適に過ごせるよう、あなた自身が上司や部下に対してどのような言動をしているのか、一度見直してみてください。ぜひ、パワハラ・逆パワハラのない良い職場環境を作って下さいね。

調査データ

有効回答数:2,908名
調査期間:2018年1月22日
調査対象:(エリア)全国(性別年齢)20歳~49歳男女
調査媒体:アンケートサイト infoQ

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